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スポーツシューレについて2

2006-07-09 00:00:01 | 総合型地域SC・地域振興
ベルマーレSCのHPに川淵Cのスポーツシューレに対する思い出、思いが掲載されています。なかなか見られない内容です。抜粋して紹介してみましょう。
1960年にクラマー氏の推薦で、川淵氏は日本代表選手の一員としてドイツのデュイスブルク・スポーツシューレへ訪問したそうです。
まず、真緑の見事な芝生のグラウンドに驚かされたそうです。8つの芝生グランド、3棟の体育館、その真ん中に宿泊所と食堂、さらに教室、事務所もあり、それが実に清潔そのものだったとか。川淵氏が食堂から外を見ると周囲はみな芝生のグラウンドで、それが白樺の林に囲まれてまるで公園に来ている感じがしたとか。樹木が多く環境は最高だ。それに芝生も深く厚く、当時の日本では見られない光景とか。体育館で自転車のサッカー練習をしているのを見てカルチャーショックを受けたそうです。これらの施設はすべてサッカーの試合で儲けたお金でつくったそうで、ドイツの中に10以上もこのような施設があるとか。今のJリーグ構想はクラマーさんの紹介から始まったみたいですね。ありがとう。
ちなみに、ベルマーレ以外の説明も紹介してみましょう。『現在はメインスタジアムの他に、サッカーやホッケーなども行える陸上競技場、カヌーやレガッタコースの水上施設、さらには多目的体育館、ボウリング場、研修・宿泊棟などの屋内施設が揃い、使いやすいレイアウトで整然と設置されている。第7回ワールドゲームズの大半の競技が、ここで実施された』
デュイスブルク・スポーツシューレのような施設が日本にできるのは 20年、30年後と思っていたが、Jヴィレッジができました。 5千人収容のスタジアムが1面、天然芝の練習グラウンドが10面、トラック付きグラウンド、そのほかフットサルコートや雨天練習場、そして宿泊施設やコンベンションボールなども完備。現在は、日本代表の強化合宿や各地のスポーツ少年団の合宿、Jリーグをはじめとするスポーツ団体や企業の研修会、音楽コンサートなどにも利用されているとありましたが、Jヴィレッジはサッカー競技の色を強く感じますね。
本当に理想的な「スポーツシューレ」「総合型SC」とは何なのか、考えさせられます。まだまだ研究が足りません。
コメント
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