当ブログで尊敬し、リンクも貼らせていただいている日本協会傍士理事のコラムの一つの記事を紹介させていただきます。まだ、NPO時代の昔、クレドの上にあった勤務先へ、サポの方2人と一緒に岡山在住時代の同氏を思い切って訪問した事があります。ドキドキしながら行きましたが、「どうぞどうぞ」と優しく通してもらい、丁寧なお話を聞いた事を思い出しました。懐かしき限り。あの時に聞いたお話が当ブログのルーツです。
「1円の力」というテーマで草の根支援の事を説明されています。いい内容なので、抜粋して紹介させていただきます。
小規模な地域をホームタウンとしていて、Jリーグを目指し活動するクラブの中には、経営に苦しむところが少なくない。なるほど「大きいこと」も大切だが、そもそも個の存在や魂を忘れていないかと始まっています。
ノーベル賞受賞の小柴昌俊氏が平成基礎科学財団を設立されていますが、基礎科学をする楽しさを日本中に普及することを目的に作られたそうです。「基礎科学は、みんなのためのもの」という事で、小柴氏は、産業や経済団体の寄付だけに頼らず、景気・不景気に関わらず、1円の単位で賛助会員を募り、広く国民一人一人に自分たちの基礎科学を支えてもらいたいとして、自治体には、住民一人1円の単位で会員になっています。
中でも岡山県は人口のとおり、195万円を拠出しているようです。 そして、その賛助会員リストに「高貴な御二方、年間2円、102,004年度分迄払込済み」というものがあります。これは、2004年からに、1円を10万年先まで2人分で20万2円寄付しているそうです。面白い話です。
財団の公式HPを観てみました。岡山絡みではナカシマプロペラ㈱、内山工業㈱、カーツ㈱の企業名が出てきます。
スポーツと科学というので、ピンと来ない人も多いとは思いますが、思いが通じれば支援は集まると思うし、そういう小さい所からだんだん大きくしていくのが、まさに「草の根」だと思います。最初から太ければ根じゃないですから。傍士さんの伝えたい思いは、当ブログとしては何となくわかっているつもりです。
平成基礎科学財団公式HP:http://www.hfbs.or.jp/
Jリーグ百年構想のスローガンは、「スポーツで、もっと、幸せな国へ」。大きく財政が豊かな地域、大企業がいくつもある地域だけしかJクラブができない。そうではない。1円という最小単位から地域みんなが知恵を絞れば、日本中に存在するグラウンドの数だけホームタウンは生まれ、スポーツ文化を創ることができるはずである。地域社会の発展は「個の自立」。1人1円の精神が個の力として反映されると言われています。
先立つものはお金。確かに現実的には簡単ではありません。総合型地域スポーツクラブの運営も、過去に当ブログに登場した所でも苦しい話を聞いたことがあります。しかし、「夢」が原動力になり、地域住民の背中を押す。
貧乏な組織であっても、学校帰りにスポーツ教室に向かう子ども達を目にすると、頑張らねばと大人にパワーを与える。行政型の総合型地域SCは現実的には運営は困難を極めると認識していましたが、最近瀬戸町のクラブと交流が持つことができました。また紹介しますが、頑張って運営されています。
話をすればわかります。みなさん「夢」をお持ちなのです。「夢」というものが原動力になり、「個の自立」を促します。小さなクラブでも「いつか我が町からJを」「いつかうちの市からJの選手、代表選手を」という夢を持つってのはいいですね。何か最後はノスタルジックになってしまいました。
夢に向かうパワーがあるから、草の根の根っこもなかなか抜けないのかもしれません。ある意味今回は真面目な話題でした。
ちなみに傍士理事のコラムの記事は、社名や地名でよく岡山の名称が出てきます。東京へ行かれた後も、岡山を意識していただいているのかなと思う時あります。
「百年構想のある風景」該当記事:http://www.j-league.or.jp/document/hoji/0808-30.html
Jリーグ「百年構想のある風景」コラム:http://www.j-league.or.jp/document/hoji/


◇ロアッソ熊本
持株会員からの1口以上、最大9口までの拠出を受け、クラブの運営会社に出資することによって、熊本をホームタウンとする「ロアッソ熊本」の活動を支援していくものとしています。
ロアッソ熊本持株会:http://rosso-k.jp/team/motikabukai.htm
◇FC岐阜 個人支援の窓口として設立され、個人とクラブとの絆を深めてクラブを大きく育てる目的で活動されています。
FC岐阜個人持ち株会:http://www.yamanaka-seika.co.jp/info/fcgifumochikabu.pdf
草の根運動11(水戸関連):http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20080106
〃 8(札幌関連):http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20071223
いろいろと自分なりに勉強しましたが、何とも簡単には言えない印象です。個人とチームとの絆を深めて、支援ができる組織としてはいいと思いますが、不特定多数を対象にしている点が個人的に気になります。
先日、こういう分野に詳しい人に、いろいろと話を聞かせていただいた機会がありましたが、長い目で見るとリスクもあるのかなぁという感想・・・・いつも尊敬している方の話なので、なおさらリスクの大きさを感じてしまい、当ブログとしてはこの事例の紹介もここまでにしようと思います。事例は事例ですので。
どういう事を思っているのか気になる方がおられたら、個別におたずね下さい。現在、会を運営されているクラブさんには益々頑張って欲しいと思います。
本当はシーガルズ観戦記その2の予定でしたが、今日行った講演会の余韻が余りにも強かったため、忘れないうちにこちらを。1/15講演会:スポーツ文化編です。
今日夕方、ママカリフォーラムで開催された「スポーツによるまちづくり」というタイトルの講演会と「岡山球団設立の可能性」というパネルディスカッションに行ってきました。
主催はチーム岡山球団設立推進委員会(岡山商工会議所青年部員の方々で作られた組織)で、前半が、スポーツジャーナリストの二宮清純氏による講演。後半は、二宮氏と四国・九州アイランドリーグの鍵山社長、北信越BCリーグの村山社長の3人によるパネルディスカッション。コーディネーターは同委員会の梶谷社長です。
正直、今日はスポーツ文化を勉強しよう、プロ野球独立リーグはどのようにできるのかなという気持ちで会場に来ましたが、いやあ、半分以上がサッカーの話。スポーツによるまちづくりは、サッカーや「Jリーグ百年構想」と切って離れない関係だという事がよくわかりました。以下、二宮さんのお話の中で特に興味を引いた部分を今回は抜粋して紹介します。
・その昔、チームというものはあったが、クラブというものはなかった。チームは集団であり、解散する。それに対してクラブは解散しない、家庭(ホーム)である。チームからクラブへと移行している傾向にあると思う。
・ファン→サポーター(地元)→クラブメンバー という流れになる。 クラブメンバーとは、受益者負担であり、金銭提供して自らも利用する。
これはすなわち、総合型地域SCの概念です。自分達で支えるという形。
・コミュニティの再構築。
この街に生まれて良かった事を確認する事、地域を作り直す事である。
・今までスポーツをやってきたのは学校と企業ではないか。それは日本と一部の国のみ。「東アジアスタンダード」という表現をしている。少子化で部活が減少。スポーツを地域に返してもらって、みんなで支えあおう。
・Jリーグ百年構想はドイツの「ゴールデンプラン」がモデル。戦後社会保障コストとしての取り組み。体を動かして、健康になろうという政策であり、実際に医療費削減を達成した。
・日本もスポーツ文化が発展していけば・・・
交通機関が儲かる→温泉・宿泊施設が儲かる→観光スポット、商店街が儲かる→飲食店、レストランが儲かる→「スポーツは儲かる」という好循環が生まれる。
わが国で最初にそのプランの実現に動いたのが「Jリーグ百年構想」である。
・その成功例が新潟。娯楽がない地方から、若者が流出しなくなった。文化格差→地域格差→経済格差 であり、新潟は成功していると思う。
・県民がどうかかわっていくのかが課題。
という話が続き、1時間の講演時間のうち3/4がサッカーやJリーグ百年構想の話でした。思わぬ展開です。その後に野球独立リーグの話が出ましたが、地域に根ざしたチーム作りは、Jリーグとは切り離せないんだなぁという感想を抱きました。
元々アルビレックスで9年間スタッフとして関わっておられた村山社長も、サッカーの話をされました。
新潟はネガティブなイメージがあり、東京に対してコンプレックスがあった。引っ込み思案の県民性がある新潟の市民が、アルビレックスを応援しにビッグスワンに行きました。「愛してる新潟」の一言を4万人が言ってみたら、ちゃんと言えた。そこから新潟ストーリーが始まった。試合でこの「愛してる新潟」を必ず1回は歌っている。そこでみんな、アルビを応援しながら自分自身を応援している事に気づく。
帰って調べて、YouTubeを視聴して、「新潟の奇跡」の真骨頂を知った思いがしました・・・柏バカ一代とはまた違った世界がそこにあったんですね・・・素晴らしい。
愛してる新潟YouTube:http://jp.youtube.com/watch?v=RAEQzbjorNw
会場アンケートの質問の中に、ファジについて「このクラブを知っているか」「Jリーグ昇格を目指していることを知っているか」という文言があり、ファジの木村社長の祝電が最初に披露され、講演の中でもむしろサッカー色が強かったので、来る前のイメージと違った内容になり、正直驚きました。意外な展開という事で。
ディスカッションも佳境に入って、「Jリーグ百年構想とリンクさせて岡山を盛り上げていけるか?」「ファジと野球チームが両立が課題となるが、どう思うか?」とパネリストに意見を求めていかれます。皆さん3人とも具体的な話が出ないので、ファジについて知識がないのかなとも思えました。
どの県でもスポーツのまちづくりにはサッカー関係が絡んでくる。そういう展開で岡山のスポーツ文化を発展させていくためには、野球だサッカーだと、個々のスポーツを言うのではなく、組織づくり等、お互い手を取り合って協力していくべきである。
代表さんは「サッカーのファジアーノ岡山(JFL)などと一緒にスポーツによるまちづくりを進めたい」と話したと四国新聞に載っていたようです。楽しみです。
四国新聞該当ページ:http://www.shikoku-np.co.jp/sports/iblj/article.aspx?id=20080116000104
てっきり野球がメインの内容だと思って来ましたが、「岡山のスポーツ文化」という当ブログ的な展開(個人的な思いですいません)になって、正直うれしかったです。
市民運動が起これば行政、財界ももっと支援してくれる。地域に根を張る「草の根」を感じる事ができました。今日同席した方々は、スーツを来たおじさん世代ばかりでしたが、これも草の根だと思います。地元財界がパワーを発揮する「新しい波」が早く起こる事を期待しています。岡山YEGさんの今後のご活躍に注目。
これ以外にも、川淵キャプテンの話、独立リーグの話、各種事例も出ていました。またパート2等で紹介したいと思います。いやぁ面白かった。私もいろいろな講演を聞きましたが、最高に充実したお話でした。二宮さん、今度はサッカーの講演会でお話を聞きたいものです。この場を提供して下さったYEGさんにお礼申し上げます。
山陽新聞該当ページ:http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2008/01/16/2008011609435569005.htmlhttp://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2008/01/16/2008011609435569005.html
「二宮清純.com」公式サイト:http://www.ninomiyasports.com/
岡山商工会議所青年部公式HP:http://www.optic.or.jp/okyeg/
四国・九州アイランドリーグ公式HP:http://www.iblj.co.jp/
北信越BCリーグ公式HP:http://www.j-b-m.jp/
J2水戸の事例を紹介してみます。水戸も特に大きい企業の支援を受けない市民球団と言えるかもしれません。そのクラブに「水戸ホーリーホック支援持株会」という組織が存在します。
持株会の公式HPを観ると、「水戸ホーリーホックの市民球団としての地道な挑戦」というタイトルで説明文が続きます。
「地域の広く多くの皆様に支援されて、はじめて成り立つ球団です。これこそが市民球団の本当の姿であると考えます。特定の企業や組織のみに多くを頼らずに運営していくことは容易ではありません。でも、時間をかけてそのような球団になろうと、地道な活動を続けていきます」とあり、現在第6期の会員を募集しています。先月現在で2,554人で5,032口の支援が集まっているようです。
球団の株式の状況(H18年度)は次のとおり。
取得株式数 : 80口 4,000,000円(合計880口 44,000,000円)
球団発行済総株式数: 1,640口 82,000,000円(保有割合:53.65%)
わかりやすい内容です。「経営に口出しされる」「市民が経営に貢献できる」と見ている反応はいろいろだと思います。とりあえず当ブログでは事例紹介に徹したいと思います。
役員名簿を見ると、特別役員として顧問は市長、14人の参与には農協、市建設業(協)、市サッカー協会、役員には何と理事長に日本協会参与、副理事長に市協会、そしてNPO法人韋駄天の方々、地元で活躍されている方々が15人の理事として構成されています。この顔ぶれを見ても地元の気持ちが伝わってきます。
J2の他クラブの事例ではありますが、何か参考になる部分があるように、個人的に思いました。仕事で水戸には何度も行きました。当時の茨城県は鹿島だけで他には何もないように覚えていますが、県庁所在地に立派な市民球団が誕生していることを嬉しく思います。
宮田社長のプロフィールを見ると、2002年にNPO法人韋駄天を設立し、代表理事に就かれた方です。このNPO法人については、また紹介します。
水戸ホーリーホック公式HP:http://www.mito-hollyhock.net/
水戸ホーリーホック支援持株会公式HP:http://www.mito-hollyhock.net/motikabukai/
A HAPPY NEW FOOTBALL YEAR!
さあ、新しい2008年がやってきました。今年はどんな年になるでしょうか。昨日、5つの活動した事に触れましたが、今年はもっともっと新しい事がありそうです。
OSS委員会も必然的にパワーアップしなければなりません。またいろいろな出会いもある事でしょう。ホーム17試合になるファジのみならず、水島FCや湯郷ベルとも関係を保っていかなければなりません。公式HPを開設したいです。
第2回草の根講演会を準備しております。「面白くて、いい講演会だったなあ」と言ってもらえるような、そんな会を催したいです。近いうちに広報されるでしょう。
浅口市で芽生えた草の根の応援グループも更にパワーアップさせていきたいです。話の中で出た「応援基金」の話、面白いです。他の地区にも生まれないかなぁ。 フットサルの方ももっと定期的に、もっと大勢でやりたいですね。理想は月の前半がドレミ屋上、後半が浅口で。更に楽しく効果的な練習をやりたいです。そのうちに試合も出てみたいな(TEAM OSS?)。
という事で、今日は「草の根」について、私のイメージをお話したいと思います。
オカヤマFC(仮名)があります。ある日、県庁のある課の課長が若い部下に聞きます。
「おーい、オカヤマFCって知ってるか?時々名前を聞くが。野球のチームなんか?」
草の根発展途上の場合:
「さあ知らんすねー あの経営が危なくなった所じゃないかなぁ。男子バレーだったかな」
草の根先進地の場合:
「あれぇ、課長知らないんですか? 今ブームになってるのに、遅れてますね~ 年寄りから若い子まで、街のあちこちに溢れかえってますよ。うちの課にもファンクラブができて、若い職員みんな、毎週スタジアムまで応援に行ってますよ」
課長は「何!?知らんかった・・・」とカルチャーショックに打ちひしがれる。
家に帰った課長さんが、家族に「知ってるか?」と聞く。「何言ってるのぉ!」とみんなから猛反発。孫はジュニアスクールに通い、息子はクラブ主催のゴルフコンペ。嫁はママさんフットサル教室へ。妻が通う生け花教室も実は、スタジアムの部屋が会場で、元々の主催はクラブ。
「そうか・・・時々家族連れで市内へ楽しそうに行っていたのは、サッカーの試合だったのか・・・」知らぬは己だけなり。
出張で県北の県境の村へ。村役場の掲示板に「オカヤマFCを応援して語る会開催」の張り紙が。村の社交場的な存在のレストランで昨日(土曜)あったらしい。そして日曜の朝2台のバス到着。これからスタジアムへ行く応援バス。役場の助役さんに聞くと、社会現象になっていて、今や県下市町村のほとんどに下部組織やファンクラブがあるらしい。こんな離れた村でも・・・世の中そんな事になっていたのか・・・
課長はふと思いました。「よし、今度スタジアムに行ってみるとしよう。家族とともに」と。
個人的な空想・絵空事ストーリーを書いただけですから、気にしないで下さい。去年は「草の根の年」でしたが、まだまだ不満足。なので2008年は「もっと草の根の年」でいきたいと思います。ご協力下さい。
いよいよあともう少しで2007年が終わります。読者の皆様はどういう年であったでしょうか。やはりファジのJFL昇格がビッグニュースだったですね。
1月1日の記事で今年は「草の根の年」というスローガンを挙げていました。当ブログ的に、ちょっとこの1年を振り返ってみたいと思います。実績の報告というカッコイイものではなく、個人的にこれくらい協力・応援できたかなという日記のようなものです。
①OSS委員会 (2006年12月発足):
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/c/7c7b50d7a3073bbcd09eb74fd65e7104
OSS委員会公式ブログ:http://blog.goo.ne.jp/okayama-soccer-supporters/
2006年天皇杯岡山大会に合わせて、岡山県サッカー協会がボランティアスタッフ(岡山サッカーサポーティングスタッフ)を募集し、J4メンバーが参加。1年を通して、ファジ、水島FC、湯郷ベルの他、県協会主催試合を運営サポートしてきました。
3世代の親子さん、大学生から団塊の世代まで、男女問わずまさに「草の根」と言える幅広いメンバー(現在約50名)が参集し、「キチっと楽しく」岡山サッカーに貢献すべく活動を行いました。ボラ活動の他、J試合視察、懇親会、フットサル教室といろいろな行事を開催する事ができました。
2008年はファジのホーム17試合が待ち受けています。頑張らねば。
②草の根講演会(6月22日(金)開催):
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070624
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070625
OSS委員会主催で、岡山湯郷ベル本田監督にご講演いただきました。美作における「サッカーのまちづくり」、行政・市民の支援の様子を学びました。また本田監督のクラブに対する熱い思い、県サッカー協会(日本協会)の提唱する「サッカーファミリー」について、勉強できました。本田監督の素顔をよく拝見できました。格好いい女性でした。第2弾も早くやりたいですね。
③ファジ応援する会兼ヒデ後援会(6月8日(金)からほぼ毎月):
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/c/1556bd1214a32a21a87195dded76b82a
ファジの笠岡の試合を地元みんなで観に行こうから始まった、浅口市寄島の市民による私設応援団のようなグループです。福嶋リハ学院の方々を中心に地元の様々な人が参集しました。中には元選手の谷川氏も。クラブにも認めていただいて中川選手の後援会としての役割も果たしました。桃スタナイターには背番号8のユニレプを着たグループが行き、熱い声援を送りました。
④F.T.K(フットサルを応援してみる会)(7月22日(日)からほぼ毎月):
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/c/4e5a4911d3d7103ab73fbcb4bc0ecc2c
4月1日に浅口市フットサル場が開設され、また9月にFリーグが開幕した事もあり、とてもフットサルに関心が集まった年となりました。自然と「やってみよう」という声が出始め、「生まれて初めてボールを蹴る人大歓迎」という謳い文句でスタート。フットサルの練習等を通じてOSSやファジ等のPRを実施。ファジのフットサルパークで新たに「大人のフットサル教室」を開設するが、参加人数が不安というクラブ側の声を受けて、参加者募集に協力。チームレッスン第1号としても、語る会及びOSSのメンバーで開催。それぞれのPRと親睦が図れました。
⑤サッカーを語る会(2004年12月から毎月):
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/c/25fe20142b1343a2a26230951ea41391
当ブログのタイトルにもなっている会です。どうにか今年も毎月(基本的に)できました。上のカテゴリーで履歴を見ると、途中飛んでいる時期もありますが、ちゃんと開催してますので。単に事情で記事にしていなかっただけです・・・
元々はビギナー向けサポーターグループだったですが、ボランティアグループとなり、最近はOSSメンバーを中心に、一緒に楽しめる方ならどなたでもというスタイルになっています。長い会です。サッカー映像を観ながら、食べて飲んで語り合うというスタイルは貫徹していますが、語れなくてもOKです。どなたでもご参加下さい。
今朝の山陽新聞の全面広告に㈱シティライト社長と木村社長の「スポーツトップ対談」が掲載されていました。その中で、来年2月に2号線沿いにソフトボールやフットサルができる「シティライトボールパーク」がオープンするとあります。いい情報ですね。
㈱シティライト公式HP:http://www.city-light.net/
思うに2007年は、岡山サッカー界にとって歴史的な年だったような気がします。作陽高、湯郷ベルの日本選手権準優勝、そしてファジのJFL昇格といいニュースが続きました。
自然と年賀状にも「岡山からJリーグを」「ぜひファジを応援して下さい」という内容が増えました。ちょっとした友人・知り合いには結構出しちゃいました。普通の内容の年賀状の中で目立って、効果的かなと思いまして。さて、来年はどんな年になるやら。皆さん、良いお年を。
最近のサッカーニュースを見ていると、J2札幌(来季からはJ1)の記事が多いです。いろいろと見ていて、面白かったのが「サポーターズ持株会」です。他にもJ2水戸にもあるようですが、今回は札幌の事例を紹介します。
この会は、J2札幌へ出資することを目的に設立された団体で、1口(5万円)以上の拠出金を会員から集め、クラブ運営会社:(株)北海道フットボールクラブ(HFC)への出資を通して、市民チーム『コンサドーレ札幌』の活動を支援して行くものとしています。
ただ、持ち株会について、「株主というのは経営に口出しして来る」「乗っ取られる」「某Jクラブで昔あったように」という見方をする人がいるかもしれません。しかし、こちらの会を見るとそうは思えません。むしろ出資制度の良い面が多分に出ていると思います。最初から乗っ取られると決め付けて入るのではなく、ルール決めじゃないかと私は思います。
この札幌システムともいうべきやり方は、大口株主と違う点は、持株会会員(持ち株会に拠出金5万円以上を拠出した人)は議決権を持株会代表理事に一任するため、株主総会での議決に参加することができないことのようです。つまり株主のようでありながら、経営に発言できないということです。ただ、出資という形でクラブ経営の一翼を担っていることには変わりありません。持株会会員には株主総会への出席権や議決権はないですが、ホームゲーム無料招待券、イヤーブックの贈呈、イベントへの優待などの特典があるようです。
HFCは、このサポーターズ持ち株会、地元企業222社によって資本金を構成しており、クラブの経営は苦しいようですが、北海道の方々は、みんなの支援で成り立っているクラブを誇りにしていると思います。いいですねー これぞ市民クラブ。
参考に。'07年の現在ははわかりませんが、'01年の株主構成は・・・
1位:サポーターズ持ち株会(約1万口)
2位:石屋製菓(約8千口)・・・今もこれくらいなのかな。
3位:丸井今井(約5千口)
4位:札幌市と北海道(ともに約3千口)
6位:サッポロビール(約1,600口)
7位:以下省略
これも'00年の資料だそうですが、募集要項がありました。
・1口(5万円)から最高19口まで。
・個人・法人・団体のいずれの方でも入会できます。
※例えば、スポーツ少年団や各種サークル、職場や学校の仲間同士で構成する任意の団体でも入会OK。
J2札幌サポーターズ持ち株会HP:http://www.consadeconsa.com/team/mochikabu.html
J2札幌公式HP: http://www.consadole-sapporo.jp/
J2札幌北海道後援会公式HP:http://cs-support.jp/
J2札幌後援会関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20071009
サポサイトに一木会について触れた記事が出ていました。懐かしく見ておりました。ちょうど2年前に、第1回としてスタートした訳ですが、今にして思えばつたない司会でした。当時、2回目以降の事務局担当は貴公子氏。あの時の思いの1パーツは、OSS委員会に引き継がれていると思っています。
ファジの特番が放映されます。ぜひ皆さん、留守録をしてでも観ましょう!
12月25日(火) 17:30~18:00 OHK岡山放送
「走り続ける限り ファジアーノ岡山 ROAD TO JFL」
J2札幌の公式HPを観ていたら、なかなか内容の濃いページを発見しました。いくら北海道は土地が広いとはいえ、ここまでできるかという内容です。
コンサドーレ札幌には「北海道後援会」という組織があります。発足して10年目に当たるそうで、今年の4月で地区後援会は25を数えることになったそうです。
J2札幌(北海道FC)への経済的支援を目的に発足し、昨年度は1千万円、9年間で2億6,600万円を北海道FCに寄附してチーム強化に役立てていったとか。北海道FCの経営状態は、多額の債務超過を抱えており、ずっと不安定のままだそうで、この組織は頼もしい存在だと思います。今後も道内全域に後援会の裾野を広げていかれることでしょう。ファンクラブとは全く別の組織だそうです。
いろいろ読んでみると・・・伊達地区後援会は、「設立準備作業有志募集」を新聞で周知し、集まった10名程度の人で準備を進めていき、H12年に設立されたとか。やっぱ最初はそれくらいの人数なのですかね。
コンサドーレ札幌北海道後援会公式HP:http://cs-support.jp/
その25地区(事務所所在地)は以下のとおり。
1)北桧山地区(久遠郡せたな町) 2)鶴居村地区(阿寒郡鶴居村)
3)砂川地区(砂川市) 4)上ノ国地区(桧山郡上ノ国町)
5)オホーツク枝幸地区(枝幸郡枝幸町) 6)稚内地区(稚内市)
7)士別地区(士別市) 8)室蘭地区(室蘭市)
9)函館地区(函館市) 10)遠軽地区(紋別郡遠軽町)
11)恵庭地区(恵庭市) 12)帯広地区(帯広市)
13)中標津地区(標津郡中標津町)14)伊達地区(伊達市)
15)旭川地区(旭川市) 16)栗山地区(空知郡南幌町)
17)北見地区(常呂郡端野町) 18)当別地区(石狩郡当別町)
19)釧路地区(釧路市) 20)奥尻地区(奥尻郡奥尻町)
21)斜里地区(斜里郡斜里町) 22)浦河地区(浦河郡浦河町)
23)苫小牧地区(苫小牧市) 24)関東地区(神奈川県横浜市)
25)新得地区(上川郡新得町)
これぞまさに草の根ですね! 表面だけの活動ではなく、ちゃんと土の下に根を張る活動。傍士さんの「仲間からみんな」というお言葉にもあるとおり、一人でも多くの人の支援の結集が大切ですね。寄島での活動も大事にしたいですね。そういえば次はいつやるのだろう。聞いてみるとしよう。
後援会といえば、東の方のクラブで経営者が替わった時のエピソードを耳にしました。後援会活動について、「後援会を活性化させると、何かと口出ししてくるから手を出さないようにしてきた」という旧経営者に、「そんなケツの穴が小さい事を考えてやってきたから会員が少ないんだ。どっちを向いて仕事しているのだ!?」 と新経営者が一喝。
そんなものなんですかねぇ・・・勉強になりました。
以前に取り上げた「ファジアーノ岡山を応援する会・寄島」の情報が入りました。下記の内容で初会合が開催されるようです。行ってみようかな。何となく昔の一木会に行くような雰囲気です。
日 時: 6月8日(金)夜より
会 場: 浅口市寄島地区内レストハウス
参加料: 500円(学生無料)
内 容: 今回はコーヒーと茶菓子で歓談スタイル
浅口地域のファジアーノファンが集まるそうですが、どのような人がどれくらい集まるのか楽しみです。たぶんフットサル場や笠岡競技場で行われた教室に参加した小学生がらみ(父兄さん)とかが多いのかな。
ファジの事務局長さんに聞いた話では、地域でのこういうファンの集いは初めてではないかと・・・
応援する会関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070424
今朝の山陽新聞のスポーツ欄はファジアーノ岡山特集みたいになってます。ファジがらみの話題が何と3つも。1面の中でですよ。
・ジュニアユース来春設立
・サポーターリーダー記事
・岡山県体協「トップアスリート派遣」
昨日付けでジュニアユースチームを来春設立が決定されたそうです。下部組織はJ昇格条件の一つとして大変重要です。ジュニアユース(中学年代)に続いて、ユースチーム(高校年代)の立ち上げも視野にあるそうです。主務を務める協会理事は実は、以前あった一木会のメンバーさんです。あの時の状況と比べたらご本人も感慨無量ではないでしょうか。頑張って欲しいです。
今朝の号からまた「岡山発市民チーム 第3部支える」がスタートしました。今回はサポーター活動についてですね。ファジやベル、シーガルズではそれぞれの課題を抱えながらも、地元に根を張ってきた(これって『草の根』ですね)。第3部では様々な立場からチームを支える人々を取り上げていかれるとか。今後の記事が楽しみです。
そして「晴れの国トップアスリート事業」。以前より当ブログでは取り上げており、ファジとかも対象になればいいのになぁと思っていたら、ファジの他に水島FC、平林金属クラブと、当ブログでお馴染みのクラブが3つ加わりました。うれしいですね。ファジの選手も要請があった市町村へ行って、小学生達を教えるのでしょうか。
トップアスリート事業関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060928
平林金属クラブ関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060801
当ブログ(グループ)の今年のテーマは、「草の根」です。県サッカー協会のOSSSを礎に岡山サッカーファミリーを増やしていきたいと思っております。
今日の山陽新聞「岡山発市民チーム」にいい話が出ていたので、ちょっと紹介。
「会員は根っこ」という見出しで、「岡山シーガルズを応援する会」の会員は現在、法人約120団体、個人約2,000人と過去最大数になったことが載っていました。特にチーム名に「岡山」と入れた去年から急増したとか。
ここがすごいのが、V.プレミアリーグ女子で唯一の親企業がないクラブチームなのに、しっかりと他の企業チームと渡り合っていることです。2つ下の地域リーグに高松の「四国Eighty8queen」というチームがありますが、ここも似たようなクラブチームで、Vリーグ入りを目指して頑張っていますね。
クラブチームであるために年会費収入は貴重な財源でしょうから、この会員数は岡山の数字としては素晴らしいと思います。
湯郷ベルの黒田GMは「会員数はどれだけチームが浸透しているかを計る目安」「この根っこの部分がしっかりすれば組織は安定する」というコメントと、年会費を払うということは積極的にチームにかかわろうとする意思表示、チームを支える根幹という記事も載っていました。ベルの会員数は発足当時は1団体、個人22人だったのに、過去最多の昨年は45団体、911人だそうです。こちらも地域に根が張った素晴らしい数字です。県北という環境を考えたらいい数字でしょう。2クラブとも「草の根指標」といえるのか、地域密着の度合が会員数に如実に表れていますね。
岡山シーガルズ公式HP:http://okayama.v-seagulls.co.jp/
岡山湯郷ベル公式HP:http://www.yunogo-belle.com/
ファジもNPO時代に、郵便振込用紙と一体になった入会書(ベルを参考にしたそうです)で、岡山・倉敷市内のスポーツ店やスポーツバーに置かれていたのを覚えています。普通・賛助・団体会員の3つのカテゴリで、確か当時個人会員数が300人ちょっとでしたね。
昨年から新しい運営体制となり、オフィシャルファンクラブという形になりました。「クレジット機能付き、カードショッピングでファジアーノ岡山FCの応援ができる」カードとあり、17歳未満の人はジュニアカードへの入会となるそうです。
そのうちにファジも上の2チームに負けずに「過去最多の会員数●●団体、○○○○人」と発表される日が早く来るよう、大いに期待しています! 協力しますし、頑張って下さい。
ファジアーノ岡山公式HPオフィシャルファンクラブ:http://www.fagiano-okayama.com/archives/200610/05224358.php
※20日に567hitありました・・・語る会(まさか隣のお店?)と山陽新聞さんとどっちの反応なの??摩訶不思議。