迷建築「ノアの箱家」

ひょんなことからNOAに選ばれし者として迷建築「ノアの箱家」に住むことになったKOKKOの笑ってあきれる自宅建築奮戦記

コンテナ接合部

2011-08-24 09:00:45 | 「ノアの箱家」工事進捗状況

CD棚にしてしまおう!

コンテナ接合部分について、何とか上手く役立てる方法はないかいな?と考え続けていた。

この部分は、可動式間仕切り(板製)で仕切ることによって、「どこでもワンルーム」を出現させれるようにするつもりではいたが、問題は、その上部。

うんうん唸っていて、はたと思いついた。

CDラック(25年以上使い続けてきた下駄箱の転用)を家の外に放り出してしまおう!で、上をCD棚と飾り棚にしてしまおう!そしたら、家が広なるやんか!

 

                

コンテナとコンテナの接合部に木枠を張り、長めの板を取り付ける。接合部から張り出した板を棚板とする。張り出しを15cmとしたが、これは後で後悔。CDは14cmなので、ピッタリサイズにすれば、地震で揺れても落下しにくかったはず。たかが1cmされど1cm。この差は大きい。したがって、滑り止めシートかバンド固定で対応することになる。写真には写っていないが、この後、立ち上がり約1cmの縁をつけたので、多少のことでは落ちにくくなったとは思うけど。

  

                 

 CD棚完成。コンテナの天井部分なので、周囲をぐるりと一周しても圧迫感はない。四つのコンテナのうち二つをこのようにした。棚板の取り付け工事は、ほぼ全部私の仕事。慣れるにしたがい、スピードがどんどんアップ、あっという間に出来上がる。私もなかなかやるじゃん!と悦に入る。

コンテナ接合部はかなり頑強な木枠に棚板を固定しているが、コンテナの壁部分については、補強のために、棚板の下に受け木と隠し釘を打った。勿論、ボンドも。

 

          

 コンテナ上部のコーナーについては、端材で覆った。壁板の端材には、10cm~20cmほどの小さなものがたくさん出たが、全てコーナーやコンテナ接合部の柱に使ったので、無駄は一切出なかった。1cmとか2cmほどの小さな切れ端以外は全て使いこなした。

  

                 

 コンテナ接合部分の柱。これが大変な作業で、私と中ちゃんとの二人がかりで丸一日中かかってワンコーナー仕上げるのがやっとだった。二枚の板の端を45度どうしに切り、それをピッタリくっつけていくのだが、1mmの狂いが隙間を開けてしまうことになるので、何度も何度も切り直しをしなければならないので、気の遠くなる作業だった。

 

「こんなん、いつまでもやっとれん!」と、中ちゃんも私も口々に文句を言う。

「KOKKOちゃんがワシの言うこと聞かへんからこうなったんや!」と兄ちゃん(大工)。

へい、さようで。

実は10分の一以下の労力で出来る工法があったにもかかわらず、私が兄ちゃんの言う意味を理解できず、頑固に自分の意見を押し通したので、こうなってしまった。残り2個のコンテナのコーナー処理については、兄ちゃんの言う簡単工法(普通行われている方法)でいくことに。

 


 


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