ついに0℃
昨夜は背筋が寒く、湯船に浸かっていてもなかなか温まった感じがしなかった。風邪でもひいてしまったかと思うぐらいだった。やけに星空がきれいだったので、放射冷却現象だな、だったら明日は1℃ぐらいまで下がるだろうと予想はしていた。
今朝家を出るとき、車のワイパーを動かすとゴリゴリというあの聞き慣れた音が・・・。
パラちゃんが「凍ってる!」
ああ、とうとうやってきたか、その季節が・・・。
いや、嫌なのではない。単に時間を食う、凍てつく風のフェイントと大丈夫だろうとの油断に気をつけなければならないだけの話だ。
家を出る5分前に車のエンジンをかけて車を溶かさなければならない。
ワイパーも窓も電気系統がいかれてしまうのか、動かなくなるからだ。
これから3月末までは毎日だ。
油断すると遅刻するはめになる。去年、遅刻した。
「車が凍って動かなかったんです。」
と言っても、誰も信用してくれなかった。同じ高槻市でも都市部と山間部ではこんなにも違うなんて、誰も信じてくれない。冬の朝夕は都市部と山間部では10度近くの差があるのではないかという気がする。
ちなみに高槻市は中核都市。
全国でも人口の多さでは7番目だったか25番目だったかの市である。皆さん高槻は都会のはずだ、車が凍って動けないなんて、そんなはずはないと思ってしまうのである。
しかし、高槻市は大阪府内では3番目に山が多い市だ(1番能勢、2番目河内長野)。
樫田では、猪・鹿が毎日犬猫並みに姿を現し、どうかしたら朝夕は9月末からストーブを焚き、5月の連休でも霜が降り、バスは1日数本しかない僻地指定区であり、テレビは映らなくて村の共同アンテナに加入しなければならないし、都市ガスや下水道はなく、上水道も無い家があって川や井戸水で生活していて、正月でもないのによくお餅をついては食べているなんてのはまさか、まさかなんである。
それでも高槻?
はい、私も知らなかった、ここに来るまでは。
しかし、これとて私はとても気に入っている暮らしである。
12月末と3月に2度ばかり大雪が降るので、そろそろスタッドレスタイヤに履き替えなくてはならない。
今朝の樫田校前の気温は6時30分で0℃だった。
ということは、最低気温は-1℃ぐらいにはなっていたのではないか。
ガラス資材に溜まった水が凍っていた。 デッキに置いたテーブルもこのような状態
そのうち、体が順応してくるだろう。