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黄帝内経素問 玉機真藏論篇 第十九 第六節 訳

2012-07-26 09:30:54 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 玉機真藏論篇 第十九

第六節

 帝瞿然而起、再拜而稽首曰。善。吾得脈之大要。天下至數、五色脈變、揆度奇恒、道在于一。神傳不廻、廻則不轉、乃失其機。至數之要、迫近以微。著之玉版、藏之藏府、毎旦読之。名曰玉機。

 

黄帝は驚きあやしみ立ち上がり、頭を地につくまで下げ再拝して申されました。「よかろう。私は脈の大要を得ることができた。天下を治める最高の原理、顔色と脈状の変化が五臓に応ずること、病の深浅と奇病についても道理は一に帰すという。

 人体の生理性徴候は、めぐるものであり、引きかえすことはないという。引きかえすようなことがあれば逆転するようになるという。もし逆転するようなことがあれば、生理性徴候は失われてしまうとのことである。

 人体の生理的、病理的道理は重要であり身近に迫り、微妙なものであるという。これを玉版(石の板)に著し、はらわたに蔵し(しっかり身につけて・鍼灸医学大系)、毎朝之を読むことにする。」名づけて玉機と曰う。

 

 

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黄帝内経素問 玉機真藏論篇 第十九 第六節 語句の意味

2012-07-25 09:43:33 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 玉機真藏論篇 第十九

第六節

 帝瞿然而起、再拜而稽首曰。善。吾得脈之大要。天下至數、五色脈變、揆度奇恒、道在于一。神傳不廻、廻則不轉、乃失其機。至數之要、迫近以微。著之玉版、藏之藏府、毎旦読之。名曰玉機。

 

五色脈變・・・著之玉版までの句は玉版論要篇第十五に同文がある。

 

柴崎保三著 鍼灸医学大系 黄帝内経素問 玉版論要篇 第十五

黄帝内経素問 玉版論要篇 第十五 語句の意味 揆度奇恒

黄帝内経素問 玉版論要篇 第十五 第一節 語句の意味1-2

黄帝内経素問 玉版論要篇 第十五 第一節 語句の意味2-2

黄帝内経素問 玉版論要篇 第十五 第一節 訳

 

語句の意味

瞿=ク。驚く・驚きあやしむ・「-然」。恐れる。にらむ。

 

再拜=ふたたびおじぎをする。手紙の末に書くあいさつのことば。

 

稽首=頭を地につくまで下げる敬礼。

 

大要=あらまし。およそ。おおもと。

 

五色脈變、揆度奇恒、道在于一。神傳不廻、廻則不轉、乃失其機。至數之要、迫近以微。著之玉版=玉版論要篇第十五第一節

 

藏府=臓腑・五藏六腑の総称。

  =くら。蔵府・臓腑。はらわた。

 

旦=タン。アシタ。朝。夜明け。オヤマ、シナ劇の女形

 

玉機

*玉機 「璿璣玉衡(せんきぎょくこう)」の略である。これは古代に天文を測量するための一種の儀器で、これによってわかりにくい天文を測知することができるものである。今、むずかしい人体の生理や病理現象を測知することのできる道理であるというところから、この原理は古の玉機にも比すべき重要なるカギであるという所から、玉機と命名したものであろう。「璿璣玉衡」という句は<書經・舜典>に見えている。

*王冰の注には「之を玉版に著わす。故に以て名と為す。言は是れ玉版生気の機なり」とあるが、前述の如き古事に依るものと見るべきであろう。鍼灸医学大系

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黄帝内経素問 玉機真藏論篇 第十九 第六節

2012-07-24 09:37:55 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

柴崎保三著・鍼灸医学大系 ④ 黄帝内経素問 玉機真藏論篇 第十九

第六節

原文

 帝瞿然而起、再拜而稽首曰。善。吾得脈之大要。天下至數、五色脈變、揆度奇恒、道在于(於)一神轉不廻(回)、廻(回)則不轉、乃失其機。至數之要、迫近以微。著之玉版、藏之藏府、毎旦読之。名曰玉機。

道在于一 東洋学術出版社素問=道在於一

神轉不廻、廻則不轉 東洋学術出版社素問=神傳不回、回則不転

訓読

 帝瞿然(くぜん)として起ち、再拜して稽首して曰く「善し。吾れ脈の大要を得たり。天下の至數、五色、脈の變、揆度奇恒、道は一に在り。神は轉ずるも廻らず。廻れば則ち轉ぜず。乃ち其の機を失す。至數の要は迫近にして以て微なり。之を玉版に著し、之を藏府に藏し、毎旦之を読む。名づけて玉機と曰う。

 

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黄帝内経素問 玉機真藏論篇 第十九 第五節 訳

2012-07-23 09:19:43 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 玉機真藏論篇 第十九

第五節

 帝曰。善。

 帝曰。四時之序、逆從之變異也。然脾脈獨何主。

 岐伯曰。脾脈者土也。孤藏以灌四傍者也。

 帝曰。然則脾善惡、可得見之乎。

 岐伯曰。善者不可得見、惡者可見。

 帝曰。惡者何如可見。

 岐伯曰。其來如水之流者、此謂太過。病在外。如鳥之喙者、此謂不及。病在中。

 帝曰。夫子言。脾爲孤藏、中央土以潅四傍。其太過與不及、其病皆何如。

 岐伯曰。太過則令人四支不擧。其不及則令人九竅不通。名曰重強。

 

黄帝が申されました。

「よかろう、春夏秋冬の序とは、春の脈は弦、夏の脈は鉤、秋の脈は浮、冬の脈は石である、その脈に背くもの、正常なもの、変異のものがあるという。然らば脾脈は独り春夏秋冬の何れに主るのであろうか。」

岐伯が申し上げました。

「脾の脈は五行で申しますと土に配当され、脾は五位(東西南北中央)で申しますと中央に配当されますが、春夏秋冬には配当されないのでございます。脾は孤臓ともうしまして四傍つまり心肝肺腎に栄養を灌ぐものでございます。」

黄帝が申されました。

「然らば其の脾の善悪つまり正常であることと、病気であることをみることを見ることができのであろうか。」

岐伯が申し上げました。

「その気が来るときが水の流れるように絶え間無いような脈でございまして、これを太過と申します、病は外にあるのでございます。脈は来る時は鋭く堅く、鳥の喙のようであるものを、此れを不及と申しまして、病は中にあるのでございます。」

黄帝が申されました。

「先生は、脾は孤臓であり、五位(東西南北中央)の中央であり、五行の土に配当され、四傍に栄養を灌ぐものであると申された。脾の太過と不及があるという、それぞれの病は如何様なものなのか。」

岐伯が申し上げました。

「太過の時には四肢つまり手足の動きが不自由になります。不及の時は九竅が通じなくなるのでございまして、それを名づけて重強と申すのでございます。」

 

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p92漢方薬は総合的に考えて配剤しなければならない!

2012-07-22 05:00:00 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

薬学博士渡辺武著『漢方が救う人体危機』

 

現代医療の誤りを正す

 

第2章 漢方はどう診断するか

 

体の中の熱と冷えで処方は異なる

 

p92漢方薬は総合的に考えて配剤しなければならない!

 

漢方薬として使われる薬は、二千年前から薬味、薬性が決められています。

薬味は「酸・苦・甘・辛・鹹(かん)」 の五つに分類されていることはたびたび述べました。

 

その中で「苦」という薬は心臓の薬です。

 心臓がオーバーヒートしたときに飲む心臓薬は、みな苦い薬です。

その苦みで心臓を冷やすのです。

心臓は昔から「苦い」という性質で冷やし、緩和できることがわかっているのです。

心臓薬は紫胡(さいこ)、黄連(おうれん)、黄芩(おうごん)、黄柏(おうばく)など、いずれも苦みの強い薬です。

天然の苦いものは心臓の薬になる――といわれるくらいです。

新薬にしろ洋薬にしろ、心臓の薬は、みんな苦いもののなかから発見されています。

 心臓は自動車でいえばエンジン、工場ではボイラーのような熱源です。

いわば人間の体のなかの火力です。

この火がいちばん弱いのが水です。

心臓の悪い人がむくんでいるということは、その分だけ水が体内にたまっているからです。

 せっかくボイラーが一生懸命に温めてみても、水滞で冷やしているようなものです。

心臓の薬にはみな、利尿作用があります。

まず、腎臓から水を出してやれば、心臓に水がかけられなくてすむのですから、楽になるはずです。

 心臓病の薬には、心臓に直接、ストレートに作用するものがありますが、この薬は心臓にとっては毒になるのです。

 ――こういう薬は、実は西洋薬です。

漢方薬の心臓薬は、毒性のない緩和剤で、心臓だけの直接の薬はあまりありません。

苦みの利用作用で、マイルドに冷やして、オーバーヒートを止めているのです。

 もう一つの鹹の例を上げましょう。

 これは北に当たります。北は寒いのですから温めなければいけません。

下痢とかリューマチは冷えて痛む病気です。

冷えているのですから、こんどは温める薬=熱剤を加えなければなりません。

が、熱があるのに、温める薬を与えたら熱しすぎます。

間違えると、心悸亢進(しんきこうしん)や心臓麻痺(まひ)を起こすこともあります。

 だから、ここが非常に重要なポイントなのですが、漢方薬は「冷え」と「熱」には、温めたり冷やしたりの反対薬を投与して「中和」するわけです。一筋縄(ひとすじなわ)にはいかないのです。

世界じゅうの薬で、この草根木皮を飲んで、冷やすとか、温めるとか――分類できるのは漢方薬だけです。

 話は少し変わりますが、東洋哲学では陰陽とか、五行(ごぎょう)説で天然現象をとらえています。

冬は寒く、夏は暑いに決まっているし、北は寒く、南は暖かいことも決まっています。

それを薬に応用しているのが漢方薬の薬性「寒・熱・温・涼・平」という分類です。

 体の熱と冷えを、冷たいのと熱いのと、暖かいのと涼しいのと正常、この五つに細分化しています。これを漢方では薬性といっています。

 漢方薬は、まず病気の部位、つまり心臓とか腎臓とかによって、その該当薬を五つの「酸・苦・甘・辛・鹹」に分類しますが、さらにその各病気の薬剤が、「寒・熱・温・涼・平」――寒くなる薬か、温かくなる薬か、によって五つに分類されているのです。

 

この点が、漢方医学が西洋医学とはっきり違う点です。

漢方は、人間の体の偏向を中和する薬物から出発した医学であった――ということです。

 

 もう少し、具体的に説明しましょう。「酸・苦・甘・辛・鹹」の薬味による分類は、この五つの位置づけを五角形で表わし、その序列、相関を前ページの(右)図のようにまとめることができます。

 

 その「五味」ですが、「酸」は肝臓をすっぱい薬で、「苦」は心臓と小腸と循環器をにがい薬で、「甘」は胃と脾臓と口唇を甘い薬で、「辛」は肺や鼻や大腸や皮膚をからい薬で、「鹹」は腎臓や膀胱や骨髄を塩っ辛い薬で、それぞれ守っているのです。

 この序列を漢方では「散々(さんざん)、艱難(かんなん)(酸-肝臓)苦心(苦-心臓・小腸)して、甘い(甘-胃・脾臓)こともなく、心配(辛-肺)ばかり、ああ勧進(かんじん)(鹹-腎臓)と覚え歌にしています。

 ところで、「鹹」というむずかしい字ですが、これは塩っ辛い薬のことで、水気を出し、腎臓を動かします。

皮膚から汗も出すので、心臓に負担がかかります。

ですから「鹹」はたんに腎臓だけの薬でもないのです。

同時に、心臓のほうの働きも考えなくてはなりません。

 このように、漢方薬はあれこれ総合的に考えて配剤しなくてはならないのです。

 漢方が救う人体危機西洋医学一辺倒からの脱出

ゴールド三養茶

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本体価格

250g 8,000円

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分包品1包1g入り60包3,500 円

1包60円