おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
半夏 №3-4
成分と薬効
半夏は古く『神農本草経』の下品に収載されていて、漢方では欠くことのできない重要生薬で、鎮嘔・鎮吐の要薬である。
嘔吐を鎮めるだけでなく、鎮咳、鎮静、去痰、利尿の作用もある。
胃内停水があって、その逆上のためにおこる悪心、嘔吐、咳嗽、心悸、目眩、頭痛、咽喉腫痛、妊娠悪阻(つわり)、不眠症、神経症などに幅広く賞用される。
ただし、そのまま服用するとえぐ味が強く、咽喉を刺激してかえって嘔吐を催すので、必ず生の生姜か乾姜と共用することを忘れてはならない。
一日の用量は、5~8gを煎用とする。
成分は澱粉、精油、粘液質、脂肪油、蓚酸カルシウムの針晶、無機質、グルコーゼ・ラムノーゼなどの糖類のほか、微量のアルカロイド様物質、コリン、ベータシトステロール、ベータントステリールグルコサイド、トリテルペノイド、グルクロン酸、微量のエフェドリンなどが知られている。
特異のえぐ味の成分はホモゲンティシック酸といわれていたが、最近、3・4ジヒドロキシベンツアルデヒドの配糖体が検出され、そのアグリコンにも強烈な刺激味のあることが報告された。
半夏の鎮嘔成分は、グルクロン酸の誘導体と、一種の水溶性配糖体と考えられている。
アルカロイド様物質は、中枢神経と運動神経末梢抑制作用、唾液の分泌促進作用が認められている。薬学博士 渡辺武先生 監修(平成薬証論 他)
半夏を含む処方:半夏厚朴湯・半夏白朮天麻湯・半夏瀉心湯・小半夏加茯苓湯・小青竜湯・柴胡桂枝湯・小柴胡湯・大柴胡湯・柴胡加龍骨牡蛎湯・六君子湯等があります。
ゴールド三養茶は発芽ハトムギを主成分として、特殊製法でエキスを抽出顆粒にした理想的な健康飲料です。
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本体価格
250g 8,000円
500g 15,000円
分包品1包1g入り60包3,500 円
1包60円