goo blog サービス終了のお知らせ 

自燈明

Enjoy life !
It's not a competition !

六十九番 能因法師

2014年08月13日 | 百人一首
嵐吹く 三室の山の もみぢ葉は 竜田の川の 錦なりけり

嵐吹く  山から吹きつける激しい風。
み室の山の 「み室の山」は、本来は、神のおわす山という意味の普通名詞であり、同名の山が複数あるが、この場合は、竜田川の付近にある神南備山(奈良県生駒郡斑鳩町)。
もみぢ葉は竜田の川の錦なりけり 「竜田の川」は、奈良県の川で紅葉の名所。「錦」は、彩色の鮮やかな厚地の絹織物。もみぢ葉を錦に見立てている。「けり」は、今初めて気づいたことを表す詠嘆の助動詞。

のういんほうし (988~?)
橘永 (たちばなのながやす) 平安中期の歌人。橘諸兄の後裔。藤原長能に和歌を学ぶ。文章生となった後に出家。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 六十八番 三条院 | トップ | セクシー過ぎるオリックス2... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

百人一首」カテゴリの最新記事