many books 参考文献

好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

戸川純ベスト

2009-04-21 20:00:01 | CD・DVD・ビデオ
「TWINS SUPER BEST OF JUN TOGAWA」 1997年アルファミュージック
戸川純をよく聴いていたのは、22、3のころだったかと思う。
その後、あんまり聴かなくなったんだが、2、3年前に、急に思い出したように聴きたくなったんで、2枚組のベストを買ってみた。
「諦念プシガンガ」、「玉姫様」、「蛹化の女」、「好き好き大好き」、「ヘリクツBoy」、「遅咲きガール」あたりが聴ければよかったんで、これで十分です。

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ビッグコミックセレクション名作短編集

2009-04-20 21:58:03 | マンガ
2009年 小学館
ビッグコミックの創刊40周年記念特別企画、だそうで。
なんで買ったかっていうと、ビッグコミックファンだからってわけぢゃなく、
諸星大二郎の単行本未収録作品が掲載されてるから。

『女は世界を滅ぼす』が、お目当てのそれで、1974年7月10日号だと。
諸星大二郎ファンにはおなじみの、ゼピッタシリーズなんだが、
絵柄が、まだ完成されてない感じで、その後に書かれたものとは、
ちょっと雰囲気が違うのがまた興味深い。

ちなみにこの本、雑誌掲載当時の味を出すために、
欄外の広告とかを含めて、その当時のまんま収録されてる。
つまり、雑誌のページをそのまま原稿にしてるんで、
ちょっと絵が粗く見えなくもないけど、おもしろい仕様になってます。

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実用青春俳句講座

2009-04-17 21:57:57 | 小林恭二
小林恭二 1999年 ちくま文庫
しつこく小林恭二ネタ。
これは、小説ではなく、俳句の入門書。

著者が俳句に出会ったときのことから、
俳句という遊びを楽しむための最大のポイントのひとつである「句会」の解説まで、
とにかく、俳句ってなんだろうって思う初心者が読んでも、わかりやすくて、ためになる本。

表紙には「春の宵 ライスカレーを 注文せり」という俳句が載っているが、
こうやって全てを5・7・5でものを考えるというのが、俳句の基本だそうです(?)

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半島記・群島記

2009-04-16 20:38:00 | 小林恭二
小林恭二 1988年 新潮社
というわけで、小林恭二の小説。
年代的には「ゼウスガーデン衰亡史」に続くものってことになるのかな?

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小説伝 純愛伝

2009-04-14 18:08:05 | 小林恭二
小林恭二 1986年 福武書店
このブログを始めてから、
いちばん好きな作家である小林恭二の本を読み返す機会が増えることになった。
この単行本には、タイトルどおり「小説伝」と「純愛伝」という2つが収められている。
純愛伝のほうは、「電話男」の続編のようなもので、文庫では電話男とカップリングになっているらしい。
小説伝のほうは、著者のあとがきにいわく「騒々しい作品」なんだが、電話男を読んだよきは、なんかフワフワーっとした感想しか持ってなかった私が、この2冊目の単行本でこれ読んだのが、小林恭二にはまるきっかけになったんぢゃないかという気がしないでもない。
おはなしは、西暦2064年に、もう人類のあいだでは長いこと書かれることも読まれることもなかった「小説」が突如発見される、しかも単行本にしたら500冊程度になろうかという長編。
というわけで、これを誰かが本当に読むんだろうかってことで、荘厳なばかばかしさをもって話は展開してくんだけど、とっても面白いです。

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