２週に一度の乗馬では、馬の上にいるだけでやっとこさ

乗馬に行く。先週乗ってないので２週間ぶり。
２週乗ってないと、「乗りた～い！」を通り越して、ちゃんと乗れるか不安になる
週イチくらいでペースとしては丁度いいんだけど、それでも１週間ぶりに明日乗馬行こうかって前の日には、馬に乗りたくてウズウズする
でも、実は最近また技量としてはカベにぶち当たってる気がして、乗るとガックシ来て「もう上手くなんないから、しばらく間置こうかな～」と思うこと頻り
で、ヘンな話なんだが、土日に競馬とか見てると、またムクムクと乗りたい気持ちが湧きあがってくる
カッコいいなーって思うからぢゃなくて、「馬ってのは躓いちゃうときもあるし、どんなうまいひとが乗ったとしても、ゆーこときかないこともあるんだから、しょーがないぢゃない」とか思うと、また乗ってみっか？って気になるんである（私ごときにそんなこと思われる関係者にはスマナイけど）
ま、いいや。とにかく、きのう３センチ降ったという雪の残るなか、出かけてく。
５人来てて、てんでに馬をとっていく。どれでもいーんだけどなー、とナマイキなこと考える私。←ほんと馬のほうに騎乗者の選択権があったら、どうなることか？
ひさしぶりにキリーンにする。

私は乗るんだったらキリーンがいちばんいいと秘かに思ってるんだが、だからって毎回指名するわけぢゃない。だって、ラクしたら練習にならないよぉ
でも、キリーン、なんか最近ちょっとアブナイらしい。こないだ、ふだん歩ったことのない道を行くという特殊ミッションがあったとき、全幅の信頼をもってキリーンを指名しようとしたら、ヤメとけって言われたし
んで、今朝も「イケイケですよ」と言われた　唯々諾々って印象をキリーンに対しては抱いてんだけど、イケイケって何だよ？　ま、キリーンのイケイケなんてカワイイもんでしょ、たぶん。それにキリーンに限らず誰だって、元気いいほうが動かないよりマシよ
厩舎のまわり歩いてるときから、たしかに元気いい。でも言うこときかない感じはまったくないから安心して行く。

馬場はドボドボ。落ちたくないねーと思いながら常歩。サボッてるせいか自分の股関節とか固い感じがする。
速歩開始、輪乗りする。イケイケな馬を広いとこでラチに沿ってやるのはよろしくない。適当な一角で手前を頻繁に変えつつ輪乗り。

だいじょぶなんで、大きく馬場をまわって、長い直線上歩度を伸ばしてみる。ときどきグイって引っ張りそうになるんで、それには肩甲骨くっつけてこらえる
地上横木つかって前に出してみる。一歩ずつ、脚、脚、脚
また輪乗り。正反撞やってなかったんで、遅い速歩にしてしばらくやる、あーカラダが固い
常歩で輪乗り、発進、停止、後退。おもむろに駈歩　駈歩を発進させるとき上体が前に傾くなーと思う　わかってて直せないのはつらい。馬から離れるようにして、輪乗りで駈歩つづける。
左右何回かやったら、輪乗りを詰めて開いて、それから広いほうへ行って歩度を伸ばしてみる。ときどき巻乗り。前に出す、詰める、繰り返し。
幅広いほうの横木つかって駈歩で通過してく。通過したあと、手前を替えることを要求してみる、ポン
キリーンはお利口さんなんで、簡単に応じてくれるんだけど、人間のバランスが崩れてる　走ってきたそのままのペースで軽く手前が替えられず、バタバタっとするのや、ビュンって反応されちゃうのは、脚にムダな力が入ってるだけぢゃなくて、騎座がおかしいんだろうと自分では見当をつけている。ま、そもそもフライングチェンジに手を出すのが10年早いのかもしれないけど

駈歩いろいろやったあと、また速歩。ハミうけを意識して、重い人間背負ってキリーンには申し訳ないけど、正反撞を多めにグルグルと
ちっともできてないなー、中間速歩なんてとてもムリだよぉ、と思いつつ、ペース上げてみたりする。カカトがあがって、アブミが脱げちゃう　この一年、なにをやってたんだ？って感じ
適当なとこで練習おわり。意外と腕力使わされてしまった、あさってくらい（？）筋肉痛になるかも

洗い場にいると、モゾモゾちょっかい出してくるんで、そういうとこ写真撮ろうと試行錯誤したんだけど、うまく撮れない。ひとの手を上唇で探ってくるとこなんかカワイイんだけど、近過ぎて写せないし。