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好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

冬日の乗馬、手綱の短さを思い出す

2016-01-25 18:32:35 | 馬が好き
乗馬に行く。
先週休みだったんで、二週間ぶりである。
もっとも先週月曜は、練習があったとしても参加できなかったかもしれない。
夜のうちに降った雪のおかげで、朝出かける時間には、いつも使う高速道路は通行止め、その後もチェーン規制だったから、たどりつけなかったんぢゃないかと。
(ちなみに今日は、道路に障害物あって渋滞、って情報見て、早く出たんだけど、そんな渋滞なんか無かったんで、早く着いてしまった。)
そういえばあの日は、もう10時もまわったから電車もふつうに動いてるだろうと思って出かけたら、いつも8分くらいの4駅を30分もかかって往生したっけ。
さて、きのうおとといの土日は九州でも雪が降ったらしく、強烈な寒気が入ったせいで、今日も寒い。
朝は氷点下だったらしい。乗って動いてるあいだは寒いなんて言わない私だが、馬装してるときとかはさすがに寒い。
そういうときは、ついつい馬に手や指をくっつけちゃって、あったかいねぇなんて言って戯れるんだが、馬大迷惑である。

きょう乗るポートマジンはいいやつなので、そのくらいで文句言わないけど。
さて馬装したら馬場へ。さくさく歩く、きょうも元気だ。
馬場に入ったら、ほかの人馬を待つ間、広いところで手綱伸ばして常歩すると、とてもいい感じで歩く。なんかいつもよりストライドが広いような気までする。
んぢゃ、区画のなかで部班することに。
列の二番手につけて、軽速歩スタート。
速歩も、常歩に負けず劣らず、元気がいい。ジャマしないように、馬のリズムにあわせるように、乗ろうとする。
しばらくは手綱ユルユルで馬の好きなように歩かせていたが、それでももうすこし丸くなってほしいので、あれこれ働きかける。
手綱で引っ張ってはいけない、隅角で開き手綱を使い、外の壁にぶつけてくことくらいで、なんとかしてもらう。
手綱で働きかけるのは、馬が丸くなるきっかけをつくるだけ、力で屈服させるんぢゃない、ゆずってくれたら、すぐかえすように気をつける。

しかし、ポートマジンもたいがい速いんだけど、先頭の馬はもっと速い、距離開かないようにバンバン追いかける。
蹄跡を進んでるときは、長蹄跡で思いっきり前に出すからいいんだけど、輪乗りだとうまく伸ばせないから追いつかない。
あせると人間の腰がふわふわ浮くんだけど、逆だ逆、座って大きく揺れていくイメージで、それでストライド伸びたらいいなあという感じで。
んぢゃ、駈歩、馬場の形状の都合上、きょうは輪乗りぢゃなくて蹄跡行進で。
あいかわらず動きはとてもいいようなので、しっかりコントロールできるかを意識する。
馬のアタマが下がりすぎて伸びちゃわないように、あれこれやる。どうもうまくいかない、ウケてる感がない。
一旦常歩を挟んで、手前を替える。

そのとき突然思い出した。前回、思いっきり手綱を短く持ったんだった。
手綱短く持って、アタマ下げさせない、そこの位置でガマンする。あれだ、あれをやんなきゃ。
ということで、右手前では、手綱を障害飛ぶときくらい短く持つ。
馬が前に引っ張ろうとしてもこらえる。人の姿勢は変えないで、背中と腰で馬に対抗する。
しょーがねーなって馬がその位置でちょっと丸くなったら、すこしだけラクにする。いつもここでダラダラと手綱が伸びるんだけど、今日はそこ気をつける。
手綱短いままドンドン動かすようにする、前進気勢いっぱいのポートマジンだからできるのかもしれない、ほかの馬ぢゃジャマして止まっちゃうかも。
はい、そんなところで、練習終了。

よくできたとは言えないかもしれないが、ポートマジンの手綱の持ち方はわかってきたような気がする。
いままで、馬のアタマが前にいっちゃっても、それが馬のバランスだったら、そこにハミを置いてぶつけてくようにすれば、それでいいのかと思ってたんだけど、正解はどうやら違うみたい。
最初忘れてたんでエラそうなことは言えないが、言われてやったんぢゃなくて、自分で思い出してやったんで、次のときまで憶えてられそうな気がするし。

練習おわったあとは、お湯をバケツでやると、うまそうに飲む。
手入れがおわったら、リンゴやる。目キラキラさせて食うから、おもしろいさ、この馬。

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