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好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

DANGER

2011-03-20 19:26:52 | 忌野清志郎
どくとる梅津バンド&忌野清志郎 1994年 東芝EMI
岡崎京子の短編のタイトルから、「虹の彼方に」のつぎは、「三つ数えろ」かと思ったんだが。
いちどビデオで見たことあるんだけどね。
三つ数えろ 特別版 [DVD]
ワーナー・ホーム・ビデオ

なんだか難しい映画だなーってくらいしか憶えてない。
なんで「三つ数えろ」を見たかっていうと、私の好きな小説である『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』のなかで、主人公が『キー・ラーゴ』のビデオを観るとこがあって、
私は『キー・ラーゴ』のローレン・バコールが大好きだった。『三つ数えろ』のバコールももちろん良いが、『キー・ラーゴ』の彼女には何かしら他の作品には見られない特殊な要素が加わっているように私には思える。
という一節があるんで、私も観てみようと思ったんだが、なぜか(って当時レンタルになかったからなんだろうが)『キー・ラーゴ』のほうは観てなくて、いまだにみていない。

で、本日の主題は、ヲカザキの短編のタイトル「MELODY」つながりで、こっちへ。
キヨシローと、RCと一緒に活動してた梅津さんのバンドのコラボアルバム。このなかに『メロディー』って曲があるってだけのことなんだけど。
元はってえと、1982年と1985年に出たLP2枚なんだが、後年そのふたつを一緒にしたCDが出たんで、それをいま持ってる。
『メロディー』は、作曲が梅津和時なんで、ちょっと当時聴いてたRCとは違った感じで、記憶に残った曲。
シングルカットされたのは、『ダンスパーティー』で、これはRCのライブでもやってた。
でも、このCDんなかで一番気に入ってるのは、なんといっても『上品な猫みたいな』。
甘美なナンバーです。
RCのなかでも『夜の散歩をしないかね』とか、独特の曲調とキヨシローの声があいまって、ぐっとその世界に引き込まれちゃう好きな曲があるんだけど、これもそのひとつだぁね。
まるで上品な猫みたいなきみが よくぼくのベッドにはいってきてくれた
だなんて、聴いてるだけでゾクゾクします。

1 ポップアップ
2 メロディー
3 大いなる訣別(ナンデ、ナンデ、ナンデ)
4 夕陽に赤いカバ
5 チモール
6 ダンスパーティー
7 俺は悪くない
8 貴女のお嬢さんに
9 はたらく人々
10 あの娘とショッピング
11 おれは有名
12 上品な猫みたいな
1~8が「DANGER」で、9~12が「DANGER II」ですね。
コメント
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