「東京通訳アカデミー=T.I.A.」(後援:神田外語アソシエイツ)入学案内その(4)

2009-06-18 10:26:10 | Weblog
[東京通訳アカデミー]
学費等について
(2009年9月開校時)

平成21年6月12日 金曜日
JGC事務局・岡村寛三郎

《司法通訳士・医療通訳士・貿易通訳士講座》
入学金・・・1万円
(受講する講座数にかかわらず定額です。また、一度収めれば、次の学期に
受講する場合も,翌年度に受講する場合も不要ですが、この特典を他人に譲渡することなどはできません。)

教材費・・・1万円
(1科目につき1万円です。ただし、一人の方が同時に2科目以上を受講される場合は、2科目目からは半額の5,000円に減額の割引制度が適用になります。
ただし、お渡し予定の市販の各種の教材は、1科目当たりで合計金額が1万円以内になります。随時、教師の作成したテキストやプリントなどを補充的にお渡しする予定だからです。それらの合計費用合計が1科目当たりで1万円という意味です。なお、次の学期や年度に同じ科目を受講する場合、教材等が全く同じであれば重ねて1万円を支払う必要はありませんが、教師作成のテキストやプリントなどが変更になっている場合は、実費分をいただくことになります。)

授業料・・・1講座(週5時間・月20時間・5月間100時間)15万円です。
(ただし、《フランス産業研究》講座は、週1回2.5hにつき半額の7.5万円です。大学の医歯薬学部や大学院進学受験講座も別途費用です。)

(a)通学生向けコースでは、授業の総時間数は、4ヶ月で80時間を予定しています。そして5ヶ月目には、毎週1回の模試を1ヶ月間で計3回実施し、4週目に本番の技能検定試験を実施します。これら4回の受験に要する時間数と解説等に要する総時間数は、計20時間を予定しています。そこで、5ヶ月間で合計100時間を予定しています。そこで、1時間当たり1,500円の単価になります。

(b)通信制コース受講の場合は、毎週1回の通信添削を教師と受講生との間で直接に行います。当アカデミーの事務局を介在させないのは、往復通信に掛かる余分な時間や日数などを省くためです。その代わり、教師より毎回の実施状況の報告を事務局に行います。4ヶ月間の通信添削授業が終了すれば5ヶ月目は、通学生コースと同じく、模試と本番の技能検定試験を受験していただきます。それらの会場には、東京・名古屋・大阪・福岡の4会場を用意します。仙台や札幌会場については各地での受講生数等が20名を越える場合に用意いたします。これ等が、通信コース受講生向けのスクーリングを兼ねていますが、実施日程等は、会場により若干異なることが予測されますので、後日に詳細な実施要領を公表します。

★2名以上の団体で同時入学される場合の特別割引制度・・・同時に友人や知人同士2名以上で団体受講の申し込み手続きをされる場合、入学金は無料となります。
更に、教材費は、その団体の構成員誰もが1科目当たり5,000円となります。

★支払い方法・・・(a)入学金・教材費・授業料の一括前納制を原則とします。受講初回日より3日以前に当アカデミーが指定します銀行口座への振込み入金を確認できない場合は、受講をお断り致しますのでご注意ください。ただし、初回受講日に必要な全額を現金で事務局窓口へ持参の場合は受付いたします。

(b)分割払い制度をご利用希望の場合は、初回に入学金・教材費・月別授業料(手数料込み)33,000円の合計金額を、初回受講日3日前までに当アカデミーが指定する銀行口座にお振込みください。次回以降は、前月の25日までに翌月の授業料(手数料込み)33,000円をお振込みください。各回各月毎に所定金額の振込み入金を事務局が確認できない場合は、次回・次月以降のご出席をお断り致しますのでご注意ください。ただし、次回出席日に現金で所定金額を事務局の窓口に持参の場合は、受付いたします。 ただし、フランス産業研究講座受講の場合は、15,000円の10%増し=16,500円でよろしくお願いします。

★途中退学の場合・・・一旦納入いただいた入学金と教材費については返金できませんが、授業料については、月単位で計算して残余の月数分を返金致します。
また、このときは、上記の分割払い制度の利用時と同じく1ヶ月当たり33,000円(手数料込み)の授業料計算となりますので予めご了承ください。ただし、フランス産業研究講座受講の場合は、15,000円の10%増し=16,500円計算になります。
なお、返金は受講生が指定される銀行口座に向けて、振り込み手数料を引かせていただいた金額で返金致します。よろしくお願いします。


《医学部進学受験指導講座(定員4名)》
  土曜日・・・①「単語力&語法の講座」、②「志望大学・過去問徹底研究」
        入会金1万円、講座別に教材費5,000円
        授業料・・・講座 ①20,000円 ②25,000円
        前納制・・・前月の25日までに翌月分を指定の講座にお振込みく              ださい。
        その他・・・社会人向け講座の場合に準ず
  日曜日・・・大学院(修士・博士課程)進学向け、過去問又は医療論文読解指        導
        入会金1万円、教材費:5,000円
        授業料・・・35,000円
        前納制・・・前月の25日までに翌月分を指定の講座にお振込みく              ださい。
        その他・・・社会人向け講座の場合に準ず

                                  以上




入学申込書

「東京通訳アカデミー」様
下記の通り入学を申し込みます。
尚、入学資格の英語力については、現在、英検(   級)、又はTOEICその他のテストで(テスト名と得点/            )、又は(       )試験に合格しており、いづれにしても英検準2級以上の実力を十分に所持しています。

  振り仮名(             )
氏名(                 )
生年月日:西暦(     )年(   )月(   )日
性別 (   ) 
国籍(        )
在籍学校又は最終学歴(             )(   )年生
職業(              )
自宅電話(    ―    ―     )
携帯電話(               )
メールアドレス:

★受講講座の選択=下記より選んで番号を記入してください。
  →→(      ) 

《通学講座》
★入学金\10,000、教材費\10,000、授業料\150,000(分割なら\33,000/月)
①司法通訳士・月木週2回講座(6:30pm~9:00pm)神田外語学院6号館
②司法通訳士・土曜集中講座(10:00am~4:00pm)T.I.A.駿河台校舎
②医療通訳士・火金曜日週2回講座(6:30pm~9:00pm)神田外語6号館
③医療通訳士・火曜日集中講座(10:00am~4:00pm)T.I.A.駿河台校舎
④医療通訳士・日曜日集中講座(10:00am~4:00pm)T.I.A.駿河台校舎
⑤国家資格・通訳案内士・日曜日集中講座(10:00am~4:00pm)T.I.A.駿台
⑥貿易通訳士・月木週2回講座(6:30pm~9:00pm)神田外語学院6号館
⑦フランス産業研究・金曜日週1回講座(6:30pm~9:00pm)神田外語6号
   入学金\10,000、教材費\10,000、授業料\75,000(分割なら\16,500/月)
⑧大学の医歯薬学部受験[単語力&語法強化]講座(土曜日・4:30pm~7:00pm)
(入学金\10,000、教材費初回のみ\5,000、\20,000/月)T.I.A.駿河台校舎
⑨大学の医歯薬学部受験[志望大学の過去問徹底研究]講座(土曜日・7:30pm~10:00pm)
(入学金\10,000、教材費初回のみ\5,000、\25,000/月)T.I.A.駿河台校 舎
⑩医歯薬学部の大学院修士課程受験講座(日曜日・4:30pm~7:00pm)T.I.A.駿河台校舎
(入学金\10,000、教材費初回のみ\5,000、\35,000/月)T.I.A.駿河台校舎
⑪医歯薬学部の大学院博士課程受験(日曜日・7:30pm~10:00pm)T.I.A.駿河台校舎
(入学金\10,000、教材費初回のみ\5,000、\35,000/月)T.I.A.駿河台校舎

《通信講座》
入学金10,000円・教材費10,000円、
通信添削料150,000円(但し、分割なら33,000円/月)        
⑬司法通訳士講座
⑭医療通訳士講座
⑮通訳案内士講座
⑯貿易通訳士講座
⑰フランス産業研究講座

★入学金(     )円+教材費(     )円+授業料{ 一括前納・月別初回金 }(      )円=学費総額(        )円を、下記の口座に(   )月(   )日までに振り込みます。(注:振り込み手数料は受講生側でご負担ください。)
但し、下記の特記事項あり
(例:団体申込 / 複数講座受講 /                    ) 
 
学費等の振り込み先
三菱東京UFJ銀行 姫路支店 普通口座 口座番号 0017123 東京通訳アカデミー

★問い合わせ相談窓口
 「東京通訳アカデミー」事務局・岡村寛三郎
  Email:okamura3@oksemi.co.jp
  携帯電話:090-9097-7613
  事務所:8月17日まで、
〒101―0054東京都千代田区神田錦町2丁目4番地13号 錦和ビル4階
電話/Fax番号 03-3233-7518
8月17日以降、 〒101-0062 東京都千代田区駿河台3-7 百瀬ビル新館4階
                  電話/Fax番号 (未  定)
重要!情報の更新・・・ブログ記事(タイトル)「通訳案内士業界ニュース」を
適宜チェックしてください。よろしくお願いします。

「東京通訳アカデミー=T.I.A.」(後援:神田外語アソシエイツ)入学案内その(3)

2009-06-18 10:12:41 | Weblog
国家資格《通訳案内士》受験コース
平成21年6月7日 日曜日
瀬口寿一郎

a.いわゆる民間外交官(ガイド)として、戦前からその社会的使命や地位が高く評価されており、語学関連では唯一の権威ある国家試験制度として今日まで続いています。
受講者の英語学力としては英検準2級以上の学力を保有し、且つ最低限の日常英会話が可能であること。これは前記の司法通訳士コースと全く同じです。

b.目下、日曜日のみに集中講座(10A.M/4P.M.).を開設予定ですが、教室の使用状況が許せ平日の時間帯において複数回の実施が可能となります。現在検討中です。

c.使用教材:基本書としては「日本・その姿と心」(和英対照・学生社)及び「対訳:英語で話す日本経済Q&A」(講談社インターナショナル)、そして補助教材として「英学事始」小川富二著(ナビ出版)。その他、邦語科目用として「観光日本地理」及び「日本文化・外交小史」共にJGA刊行のガイド試験用定番参考書です。

d.受講者の個人的な実力を把握し、それを確実に伸ばすために模擬試験における英文和訳・和文英訳等の解答に対しては、単なる採点のみではなく綿密な解説を施します。この丁寧な手法がかなりの好結果をもたらすことは、神田外語キャリアカレッジでの講師の約8年間にわたる指導歴において既に実証済みです。

★講師の経歴については、司法通訳士講座のP.16をご覧ください。

通訳案内士試験の参考資料
試験科目(平成20年度)筆記(第1次)試験
1. 外国語についての筆記試験 (記述式)
英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、中国語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、韓国語及びタイ語のうち、受験者の選択する1ヶ国語。(ただし、今年度外国語の英語科目が免除となり、併せて他の外国語科目の受験を希望する場合、または英語以外の外国語科目が免除となり併せて英語科目の受験を希望する場合は二ヶ国語の受験を可能とする。)
2.日本語による筆記試験 (マークシート方式)
(ア)日本地理 (イ)日本歴史 (ウ)産業、経済、政治及び文化に関する一般常識

3.口述(第2次)試験通訳案内の実務(筆記試験で選択した外国語による実践的コミュニケーション能力。人物考査を含む。)
                                以下省略



《貿易通訳士》養成講座のご案内
平成21年6月8日 月曜日
「東京通訳アカデミー」講師・仲谷準一

2008年の秋以降に全世界の経済・社会を震撼させている金融工学の技術や金融産業の大きな盛衰とその甚大な影響を正面から大きく受けたわが国の貿易立国の政策の当否については,賛否両論が渦巻いています。
しかし、物づくりに励んできた伝統と貿易立国の政策で発展を続けてきた日本の態勢は、この度の大きなうねりを蒙って、根本的な技術革新や社会運営のシステム改革までをも厳しく求められていますが、伝統的な生き方や習性はそう簡単には変えられないものです。
そこで、今後も無数の大小さまざまな企業が海外貿易に携わっていくでしょう。
ところがその貿易業務では、高度な知識・語学を必要としています。
そのため、専門的、実践的な英語力・語学力を上達させることは、海外の取引先を求める企業にとっても、仕事を確保したい個人にとっても、事業を成り立たせ生計を立てる上で極めて大切なことになります。
例えば、英語を活かす仕事を捜している人、会社の業務に即して英語力をレベルアップさせようとしている人、海外での活躍を目指してる人たちにとっては、貿易通訳に必要な基礎知識を学ぶことは、求職リクルート活動の分野において、とても有力な武器を手にすることになります。
他方、海外取引の業務をこなせる語学力や貿易関連の基礎知識を有する高度なレベルの人材を求めつつも、社員を研修させる機会を別途にはなかなか設けられない企業などにおいては、貿易通訳士養成の本講座は最適です。また、「東京通訳アカデミー」では、個別企業のニーズに応じての講義・指導も可能ですから、ご遠慮なくお問合せください。
 本講座の前半に当たる貿易英語編では、貿易の仕組みやリスクなどについて取引種類ごとに基礎的なことを勉強します。信用状の読み方、専門用語、取引トラブル対応などをケーススタディで勉強することにより、実践的な貿易英語の修得を目指します。
 そして、本講座の後半は、海外勤務での英語力の養成が主となります。現地社員とのコミュニケーションの方法、マネジメントの仕方を中心にケーススタディで実用的なビジネス英語などを勉強します。当然のことながら、英文法は勿論、レター・eメール・電話などのコミュニケーション方法等基本的なビジネス英語は随時講義のなかに入れ、より実践的な役に立つ貿易・ビジネス英語の修得を目指していきます。
 この貿易実務通訳士のコースに関しましては、入学時に受講希望者向けのレベル判定試験は、行いません。受講生のレベルは、入学申込書に①所持している資格、②主な学歴や職歴の申告、③とりわけ貿易実務経験や海外渡航等の申告記録をみれば大体は判るからです。
 では、よろしくお願いします。

履歴書

仲谷 準一

1973年      小樽商科大学経済学科(国際金融専攻)卒業
1973年      東海銀行入行
1980~1985年 東海銀行ニューヨーク支店
           ・資金ディーラーとして米投資銀行・証券会社等からの米ドル資金調達・
運用。
           ・輸出入・ローンオペレーションマネジャーとして約50人の米人スタ
ッフを統括。
1991~1998年 加州東海銀行ロスアンゼルス出向
           ・システム企画(商品開発等)・事務企画(事故対応等)担当。
           ・米国東海岸を中心とする日系企業への金融商品販売の後方支援。
・TRADE FINANCE部門の設立
           ・加州東海銀行本店のオフィス移転プロジェクト担当。 
2001年      城西大学エクステンションプログラム「TOEICスコアアップコース」
講師。
2002年      東海銀行退職。銀行の関連会社(国際業務)入社



貿易・ビジネス英語講義内容 Jyunichi Nakaya

< 国 内 >
  国内での海外業務(貿易英語) (参考資料)

 1、貿易取引
    ・取引形態・・・信用状の必要性
 ・信用状の種類 UCP600
  ①輸出取引
    1)信用状取引
・輸出取引の流れ 貿易用語
     ・輸出信用状の読み方
     ・船積書類
     ・銀行への持込・・・買取、取立
     ・書類不備・・・CABLE NEGO、LETTER OF GUARANTY等
     ・決済
     ・トラブル対応(ケーススタディ)

    2)信用状なし取引
     ・取引の流れとリスク
     ・決済とトラブル対応(ケーススタディ)

  ②輸入取引
    1)信用状取引
     ・輸入取引の流れ 貿易用語
     ・輸入信用状の読み方
     ・輸入信用状の発行
     ・輸入書類の到着
     ・船積書類ディスクレ
     ・決済
     ・トラブル対応(ケーススタディ)

    2)信用状なし取引
     ・取引の流れとリスク
     ・決済とトラブル対応(ケーススタディ)


 2、送金取引
     ・仕向送金
     ・被仕向送金
     ・トラブル対応(ケーススタディ)

 3、その他
     ・取引制限(OFAC、外為法、マネーロンダリング等) 米財務省OFACアクセス
     ・為替相場・予約 為替相場表の見方
     ・貿易ファイナンス 米国市場での資金調達

 4、銀行取引会話例 ~ 店頭での外国人顧客
    1)口座開設
    2)預金取引
    3)両替
    4)送金

 4、海外とのコミュニケーション
   1)海外からの電話 電話応対表現
   2)海外コレスポンデンス レターの書き方 
   3)eメール 英文作成上便利な表現
   4)ファックス、TELEX、SWIFT





< 海 外 >
  海外支店支社・現法・工場で使う英語(海外勤務)

 1、銀行取引
  ①自分の預金口座開設
  ②小切手取引 小切手の知識

 2、現地法人・工場・支店
  ①会社組織
   ・部課の英文名 英文部課名リスト 英文役職名リスト
  ②人事関係
   1)現地スタッフ採用面接
   2)現地スタッフからの相談
   3)現地スタッフ人事評価会議
   4)ボーナス支給・昇給時現地スタッフ面談
   5)ハラスメント(セクシャルハラスメント、パワーハラスメント)

  ③マネジメント
   1)会 議
     ・現地スタッフへの会議開催指示 会議用語
     ・現地スタッフとの会議事前打ち合わせ
     ・会議の進め方・発言
     ・会議終了後の内容確認と議事録作成依頼

   2)マネジメントへの報告
     ・各プロジェクト(課題)の進捗状況
     ・業況・事務量報告
     ・事故関係報告  ・・・・・原因、経緯、対応、今後の対策

  ④ 業 進
   1) セールス/出張 (取引先訪問)
     ・準備・・・現地スタッフ確認事項(資料準備、訪問先アポ確認等)
     ・現地スタッフのセールストークのフォロー
     ・先方条件(宿題)の確認・フォロー、カスタマイゼーション
     ・マネジメントへの報告・先方へのフィードバック

   2)プロジェクトの推進(ケーススタディ: 事務所移転)
     ・チーム・担当者へ本社・マネジメントの意向を伝える
     ・弁護士等への相談
     ・業者選定
     ・プロジェクトマネジャー・現地スタッフ責任者とも連携プレー
     ・進捗状況の報告作成指示
     ・邦人スタッフとの協議・本社報告
     ・プロジェクト完成後の確認作業
     ・プロジェクト参加現地スタッフの人事評価

  ⑤現地人とのコミュニケーション
   1)メールの活用
     ・メールでの現地スタッフへの依頼 PC用語
     ・文書作成上の注意点
     ・ケーススタディ

   2)仕事以外の現地スタッフとのコミュニケーション
     ・従業員のための会社主催パーティ(スピーチ、歓談時の会話内容) 面白いスピーチ表現
     ・常日頃からの現地スタッフとの会話 使ってはいけない表現
     ・家族同伴の会社主催ピクニック
     ・従業員参加のゴルフ大会 ゴルフ用語

  3、家族のケア
     ・家捜し、大家との交渉、家のトラブル(雨漏り、トイレの故障等)
     ・子供の学校(先生との面談等)
     ・車のトラブル(故障・修理・保険関係)

                                 以上

《フランス産業研究》講座ご紹介

(芸術・ファッション・料理・観光等)
平成21年6月17日 水曜日
「東京通訳アカデミー=T.I.A.」事務局・岡村寛三郎

太平洋戦争後において日本人が米国の文化に憧れる時代が長く続きましたが、ここに至って改めて、独自の立場を強固に貫き通して西洋文明の根源を象徴し続けるフランスの地力や活躍ぶりに世界中の目が注がれています。
そうした文明力と国力とを支える、正に世界に誇るフランスの産業の種類は数え切れませんが、それらのいずれもが世界の隅々において燦然と輝き続けている事実は正に驚異的です。筆者が自信を持って例示できる産業や文化分野だけでも次の通りです。
絵画や音楽・文芸書などの芸術、ファッション、化粧品やアクセサリー・バッグなどのファッショングッズ、ワインやチーズ等を含めてのフレンチ料理、農業産物や製品、航空機・鉄道・自動車・原子力産業、製薬産業、観光産業、美術館や博物館等の文化作品の展示施設の充実、上下水道施設産業・・・
そこで、これ等の中から貴方が興味を持った一つだけでも取り上げて深く学んでいけば、自ずからそれが「単なる物好き」から「本格的な趣味」へと高まり、遂には「一生の仕事や職業」へと昇華させていきたくなることを確信します。
当アカデミーでは、パリ大学を卒業した日本人・フランス語通訳案内士やネィティブ・フランス人を講師に迎え、駐日フランス商工会所の協力を得つつ、日本におけるフランス産業や文化の進出と活躍ぶりとを学びつつ、貴方のフランス文化への夢や憧れを、具体的な職業へと導くきっかけ作りやフランス企業への道案内を行います。
どうか、ご期待ください。
貴方の受講をお待ちしています。

フランス文化と産業を学ぶ
平成21年6月17日 水曜日
フランス産業研究講座:担当講師・関口元

 世界中の人々を魅了してやまない国フランス・・・フランスは、年間に国外から8千万人もの観光客を集める断トツに世界一の観光王国です。
 フランスの最大の魅力は何でしょうか。それは文化ですね。ファッション、ワイン、料理、映画、演劇、シャンソン、スポーツ、そして哲学から文学まで、その懐は深く、味わいは尽きません。
博物館、美術館、遺跡などでは、すばらしい資格ガイドがなるほどと思わせる説明案内をしてくれます。そして、その文化を土台にしている人々の生活も、バカンスを楽しみ、人生を味わい尽くす、ゆったりとした大河の流れのようです。
パリジャンの生活と田園地方の生活はまた別の世界のように違っています。フランスの地方文化は、ゆたかな歴史に彩られ、風光明美なうえに郷土料理やお祭りには、私たち外国人旅行客の魂を揺さぶるほどに素晴らしいものが数え切れぬほどあります。
フランスはまた豊かな産業の国でもあります。超高速鉄道、超音速旅客機などのハイテク産業から、ルイ・ヴィトン、エルメスなどに代表される有名ブランド商品、オートクチュール、洋菓子にミシュランで格付けされているレストランなどなどフランスならではの産業がたくさんあります。
そしていまやこうした産業で活躍する日本人も少なくありません。フランスの産業界で働くことは、違った考え方や生き方を学ぶことであり、きっと皆さんの生活や人生を薫り高く豊かなものにしてくれるでしょう。
世界の緊急医療活動をリードする国境なき医師団を生んだ国もフランスです。
大きく深い人間尊重の思想と友愛に裏打ちされた行動力は、私たちが是非とも学ばなければならないものです。
今では大勢の日本人が国境なき医師団に参加しています。それは医療関係者だけではありません。ロジスティックという医療を支えるための様々な作業や事務など、多くの種類の仕事もあるからです。本講座では、この国境なき医師団の活動についても紹介します。
本講座は、フランスの文化と産業について、フランス人の生活について学び、フランスの新聞で取り上げられている今の問題について考え、フランスを味わいつくそうという講座です。この講座で得られたフランス語の基礎やフランスに関する知識は、次のフランス旅行を何倍にも楽しいものにするでしょう。
また、フランスの産業で働くチャンスを引き寄せるためにも役立つはずです。日本の近代は、フランスから、法律や鉄道・航空、軍事技術など明治維新時の富国強兵政策を遂行するのに必要だったすべてのことを学ぶことから始まりました。
現代の私たちも、フランス人の生き方や暮らし方から学ぶべきことは数え切れないほど有ります。

講師:関口元氏のプロフィール
 ①昭和21年東京生まれ。
 ②パリⅠ大学(パンテオン・ソルボンヌ)法学部卒業
 ③フランス公益社団法人ユニオン・デ・ファブリカン東京事務所
  商標法・不正競争防止法違反事件の告発、日本における工業所有権の保護強化                                   活動
 ④財団法人世界野生生物基金日本委員会(現世界自然保護基金日本委員会・WW  F-Japan)事業部長、事務局長
 ⑤NPO国境なき医師団日本、専務理事、副会長
 ⑥国境なき医師団フランス、招待理事を歴任、
 ⑦現在、(1)有限会社ブループラネット社長、(2)横浜国立大学人間教育科学部非  常勤講師・前期、(3)フォトジャーナリスト

「東京通訳アカデミー=T.I.A.」(後援:神田外語アソシエイツ)入学案内その(2)

2009-06-18 10:10:12 | Weblog
《医療通訳士への4ステップ学習》
平成21年5月17日 日曜日
日本通訳案内士連合=J.G.C.理事長・岡村寛三郎

皆様のご清栄とご健勝をお慶び致します。
しかし、2009年の今日においては、年齢や性別・学歴等を問わず、私たちの誰にも極めて深刻な不況と就職難とが襲ってきています。人類は、あたかも第二次世界大戦前後に匹敵するが如き世界的規模での重大な試練の時代を迎えていると言わざるを得ません。
この様な厳しい時代において、我々はどう対処するべきでしょうか?
それは、先人の教えに従い『忍耐と自己練磨、情報と知恵、果敢な決断と行動力』を徹底的に追求することです。
具体的には、人類の永続的な生存に絶対に必要とされる衣食住や教育の機会の提供、そして個人の健康や社会治安の維持に関わる仕事こそが、不可欠なものとして扱われるでしょう。
しかもそれらの仕事は、徹底的に工夫され準備され、最低限のコストで効率良く生産提供され、一人でも多くの方々にその効果が行き渡るものでなければ、社会から評価されません。
そこで、通訳案内士の業界団体である日本通訳案内士連合=J.G.C.は、世界各国との間の人的・経済的交流を担う駐日・訪日外国人の健康維持に関わる医療分野や、彼らの日本での滞在生活中における様々な法的問題の解決に関わる司法分野において、困難な言語上のトラブルを解消するために、語学・医学・法学等に関してとりわけ強い興味を抱く人たち向けに、通訳・翻訳能力を一層向上させていただく最も効率的な学習方法を提供しようとするものです。
ここでは、医療と外国語(とりわけ英語)に強い関心を持つ貴方が「医療通訳士」になるためのテキスト数冊をご紹介します。
先ず、どれぐらいのレベルの英語力が必要であるかについては、英検準2級以上であれば、半年ないしは1年間の鍛錬次第で大きく伸びることが予測されますから、当「東京通訳アカデミー」に入学の資格を認めることができます。
入学後は講師の指導に従い、それらのテキスト内容と医療単語等をしっかりと理解し記憶し、活用できるレベルに至るまで辛抱強く学力を養ってください。
そして、4ヶ月間の講座終了後の3回の模擬試験を経て、「日本通訳案内士連合=J.G.C.」が運営する「司法通訳士医療通訳士技能検定協会」による医療通訳技能検定試験において、筆記試験・聞き取り試験の両分野共に60%以上の得点を得れば「医療通訳士2級合格」の資格を授与されます。筆記と聞き取り両分野において共に85%以上の高得点を得れば「医療通訳士1級合格」の資格を授与されます。
ただし、医療論文を日本語・英語双方向での翻訳を円滑にできる学力を養うなら、更に(少なくとも)「通訳案内士」(国家資格)取得を目指してください。
「東京通訳アカデミー」ではその様な高度な志を持つ方のために、通訳案内士業界でガイド歴や教育指導歴の最も豊かな瀬口寿一郎氏が指導される「通訳案内士試験受験指導講座」をも開設し、貴方が翻訳専門家への道を確実に歩んでいただけるように万全の用意をしています。皆様のご利用をお待ちしています。

①第1ステップ(起)=「医療通訳入門」(連 利博著・ 松柏社 ¥2,520)
内容:「医療通訳士」は、どんな仕事をどのようにするのですか?

②第2ステップ(承)=(a)「病院の中の英会話・第2版」(庄司道子他著・医学書院 \1,680)
(b)『医療スタッフのための英会話ハンドブック』CD付き
(ルーサーリンク他著・研究社 \1,800)
     内容:窓口や診察室などでは、どんな会話が行われるのですか?

③第3ステップ(転)=(a)「クイズで学ぼう」(森茂著・MEDICALVIEW社 \2,000)
           (b)「メデイカル英語小事典(第2版)」(吉田聡共著・英光社\1,100)
     内容:医療通訳士として、基本的にどんな単語を知っておく必要が
ありますか?

④第4ステップ(結)=(a)「医学英語検定試験3・4級教本」(MEDICALVIEW社 \2,800)
           (b)「ハンデイ医学用語辞典」(第一出版\2,900+税)
     内容:医療通訳の仕事のみならず、高度なレベルの医療論文を翻訳する上で
知っておけば好都合な単語・略語とはどんなものですか?
又、それらを効率的に覚えるにはどうすれば良いでしょうか?


医療通訳現場からの報告
通訳案内士A.T.さんからの寄稿
平成21年5月30日 土曜日
JGC事務局・岡村寛三郎

皆様こんにちは、
この数日間は、ある国際イベントで通訳しているのですが、昨日は思いがけず夜間に訪日客が滞在するホテルから連絡をいただき、思いがけず医療通訳を体験することになりました。
国際イベントの参加者の一人(オーストラリア女性、年配の方)が、足がパンパンにむくんで、靴もはけないほど腫れてしまいまして、突然に夜間外来にお連れすることになったのです。
結局、夜10時過ぎまで検査など付き添い、診察や検査等の処置についての通訳をしました。
病状は、静脈血栓症の疑いでした。
clots がないかどうか(&肺にこないかどうか)を調べるために血液検査や超音波検査を経たのですが、幸い大事にはいたらず、強力なサポートストッキングをはいて様子をみることになりました。
このようにして、医療通訳の現場を初めて体験しました。

以下は、医療通訳の現場において感じたところです。
・女性の患者さんの場合は、女性の方が良い。
(ズボン脱いで超音波検査などという場面に付き合う、プライベートな空間での待ち時間が長い・・・などの理由から。)
・語学力より、気遣い。
(患者さんは異国の地で病院に行くことに対して非常に不安、看護婦や医師の話してることがわからないため、何を言われてるのか、悪い方に考えてしまったり、必要以上にナーバスになってしまいます。
今回は、その女性が怖がって泣いてしまいましたから、私はほとんど彼女のお母さん役のような立場でした。

・医療用語については、わからない言葉が幾つかでてきても、電子辞書を持っていればダイジョウブです。逆に、ちゃんとそれで調べているのを見せるほうが、お客様も安心されます。

・途中で、水がほしいか、おなか空いてないか、トイレは行かなくてもダイジョウブ?などと聞いたり、(もちろん、なにか飲み物や食べ物を差し上げるときは必ず医師に確認します!)
長い待ち時間をリラックスさせてあげたり、検査の時は肩を抱いてあげたり、360度の気配りが大事です。

・夜間外来の場合には事務局が閉鎖しているため、大きめの病院でもクレジットカードを使えないことが多いので、患者さんが現金を持っていない場合は、翌日に会計窓口でクレジットカードで支払ってもらうことになります。
そのため、患者の身元や宿泊先ホテルなどの事柄をきちんと調べメモしておくことも必要です。
・外国のお客様は通常、日本の保険に入っていないので全額負担になってしまうことから、初診料・検査料などについても、一つ一つおよそ幾らかかるのか、なぜ必要なのか、医師に明確に確認して、お客様に伝え了解を得ることが極めて大切です。

取り急ぎ、以上です・・・♪

御礼:高宮暖子さん、貴重な報告記事を本当に有り難うございました。
多くの点で適格な正しい対応をされていますね。後進の皆様にはとても良いアドバイスとなります。心より御礼を申し上げます。今後ともよろしくお願いします。
JGC事務局・岡村寛三郎



医療通訳士講座 担当講師:岡村寛三郎の学歴・職歴等
住所:姫路市北ハ代1-7-2
昭和39年3月・・・兵庫県立 姫路西高等学校卒業
昭和43年3月・・・中央大学 法学部法律学科 卒業
昭和45年3月・・・一橋大学大学院 経済法研究科 修了(学位論文:フランス法の研究)
45年4月~47年3月・・・(株)日立製作所社長室勤務
昭和47年4月・・・姫路市にて、岡村ゼミナール創業
昭和57年4月~平成18年9月・・・㈱岡村ゼミナール・代表取締役社長
平成18年10月1日~現在に至る・・・同社・代表取締役会長
岡村ゼミナール・グループ・・・兵庫県播磨全域に30有余の教場
❶岡村ゼミナール株式会社、 ❷株式会社岡村ゼミ東播
➌岡村教育センター株式会社、➍岡村英才学園株式会社
更に、10数年に亘り、下記同業者団体の結成・発展に従事
(1)社団法人・全国学習塾協会 理事・・・日本最大の学習塾の連合体(約660塾)
(2)日本教育者セミナー 理事長
全国規模の私立学校・学習塾・教育事業体による(約90団体)
(3)播磨民間教育ネットワーク 理事長
地域の民間教育事業者による《約20団体》、相互扶助と地域貢献を目指した団体

「通訳案内士」歴
平成19年2月9日・・・国家資格「通訳案内士」〔英語科〕取得(平成18年度合格)
平成19年2月26日・・・兵庫県にて「通訳案内士」登録NO.EN00458
平成19年3月~現在・・・研修受講および観光ガイド歴
 ❶JFGでの研修受講・・・関東地区〔東京タワー・成田空港・皇居・浅草・明治神宮・日光・箱根・鎌倉など〕での新人研修5日間
❷GICSS・・・(1)関西地区「京都・奈良・広島」についての新人研修4日間、
(2)インバウンド添乗業務研修
(3)テーマ別研修4種類(京都丹南市美山町研修、大阪城研修、
(4)米国プロ野球大リーグ研究、通訳研修
➌JGA・・・関東地区・新人研修2日間〔浅草〕
  ➍観光ガイド・・・米国人、フランス人、ドイツ人などの団体を、京都・奈良・姫路などで案内
➎高校生向け英語指導・・・㈱ISAさんからの依頼にて京都ノートルダム女学院にて
  ➏東大・京大などの難関大学受験生向け英語指導・・・平成15年~現在に至る。
平成19年8月・・・(国土交通省届出団体)日本通訳案内士連合=J.G.C.設立・理事長
平成20年・・・特定非営利活動法人日本通訳案内士連合・設立・理事長
平成21年3月10日・・・「司法通訳士医療通訳士技能検定協会」設立
平成21年9月1日・・・「東京通訳アカデミー=T.I.A.」開校(予定)
その他、NPO日本通訳案内士連合のグループ企業:CoolJapanExpo株式会社(平成20年設立)と“CoolWorldExpo株式会社(平成21年設立・「派遣業&職業紹介事業」)”の代表取締役
社長

❉子育て
(1)長男(岡村憲一郎)・・・昭和46年生、淳心学院中高等学校卒、東京大学経済学部卒
   大学在学中に、「公認会計士」試験に合格。6年後、米国の公認会計士試験にも合格
   その後、ニューヨークにて3年間、世界最大の監査法人・プライスウォーターハウスクーパーズに奉職
   ❉2007年(平成19年)8月、東京にて独立開業・・・㈱BizNext代表
(2)長女・・・昭和51年生。賢明女子学院中高等学校卒、津田塾大学卒、
東京在住(夫は、東京大学医学博士・耳鼻咽喉科医師)
(3)次男(岡村明)・・・昭和58年生、岡山中学・白陵高校卒、京都大学法学部卒業
三井住友銀行に勤務
                                 以上


法廷通訳士の養成に向けて


通訳養成は、質量共に不十分
(日本経済新聞5・8付けから抜粋)
法廷通訳
日本語が分からない外国人らの被告の裁判に立会い、証人の証言や裁判官らの発言などを逐一外国語に翻訳して被告に伝えると共に、被告の発言を日本語で裁判官らに伝える通訳。全国の裁判所は昨年4月1日現在で面接などで選んだ適任者3,982人を名簿登録しており、事件毎に各裁判所が選任する。国際化の進展で、2007年に刑事裁判で使用された外国語は37種類に達し、希少言語での通訳の確保が課題となっている。

通訳養成、質量共に不十分
被告の供述は、有罪無罪はもちろん量刑に直結する。それだけに捜査段階や法廷での通訳は高い厳密さが求められる。だが人材不足の問題もあり、通訳の養成は質量共に不十分という。
大阪地裁で今年1月にあった傷害致死事件の判決において、韓国籍の被告に執行猶予付きの有罪判決を言い渡した同地裁は、『捜査段階の通訳の誤訳で被告の真意とは異なる自白調書が作成された疑いが残る』と指摘した。
最高裁によると、2006年に判決を受けた被告約89,000人のうち、通訳がついた外国人被告は約7,200人だった。12人に1人の割合で法廷通訳が参加している。
法廷通訳を25年以上務める神戸女学院大の長尾ひろみ教授は「捜査や裁判の通訳は、法律の知識はもちろん、省略せずにすべての言葉を正確に訳す語彙力や同時通訳の能力が必要で、専門性が高い」と指摘しておられる。
しかし「質量共に人材不足で公的な養成制度など仕組みづくりが急務」であると訴えておられる。


JGCの取り組み
(特定非営利活動法人)日本通訳案内士連合=J.G.C.では、既に「司法通訳士医療通訳士技能検定協会」を立ち上げていますが、更に、本年9月からは[東京通訳アカデミー]を開校し、司法通訳士等の養成と共に、通訳案内士試験の受験指導にも取り組みます。
その詳細については、7月に発表予定です。
「東京通訳アカデミー」の中心となる講師は、次にご紹介の瀬口寿一郎さんです。
同氏は、約60年に亘る通訳案内士として、また業界唯一の組合結成とその指導者としての貴重にして豊富な経験等を通じて、司法通訳士や通訳案内士資格の取得を目指す後進の人たちに、極めて有益且つ実践的な指導をされることになっています。
お人柄の率直さや潔癖性、そして柔和で優しく後進の人たちの育成についての情熱や意欲の大きさは、当業界において最高レベルのものであることをお約束します。
そこで、語学や法律を通して身を立てたい、専門的学識と業務能力を身に付けたいと思われ方は、この貴重な講座開設機会を捉えてどうか御参加ください。
お待ちしています。

瀬口寿一郎氏略歴
①中央大学法学部法律学科卒業
②中央大学大学院法学研究科修士課程刑事法修士
③高校生時代に、(国家資格)通訳案内士試験に合格
④協同組合全日本通訳案内士連盟(JFG)を創設し、その初代理事長として活躍したのみならず平成21年2月まで長年に亘り同組合の理事を務めて、日本の通訳案内士業界の発展に尽くした功績の大きさは、当業界における不滅の金字塔である。
⑤「神田外語キャリアカレッジ」の通訳案内士試験(国家試験)通信講座の主任講師を8年間務め、その間に多数の合格者を輩出したのみならず、現在、実務で活躍中の優秀な通訳案内士の育成にも数々の実績を残してこられました。


「東京通訳アカデミー」
《司法通訳士》講座のご紹介
平成21年6月7日 日曜日
瀬口寿一郎

司法通訳士コースについて
  a.受講者の英語学力としては英検準2級以上の学力を保有し、且つ最低限の日常英会話 
 が可能であること。
ただし、基本コースを終了して実務コースを受講する頃には英検準1級以上の学力
の保有者に成長していることが望ましい。
通訳案内士国家資格の保有者のように既にかなりの英語学力を有する者は有利であるが、当アカデミーの講座では、法学知識とりわけ刑事訴訟法に関連する知識とそれを英語で表現する能力の養成とを目的にするため、基本・実務のいづれのコースも大いに役立ちますから、どちらかを受講されることをお勧めします。
b.講座は「基本コース(初級)」と「実務コース(上級)」との2種類とします。
この差は、法律学関連知識におけるレベルの差です。    
 c.使用教材:いずれのコースもその基本書としては「司法通訳、Q&Aで学ぶ通訳現場」共著者:渡辺修・長尾ひろみ・水野真木子、及び「法の基礎的理解」立山龍彦・安藤 博共著を使用し、その他補助教材として講師の私が作成する「刑事訴訟上の重要基本用語(日本語)の意味とその対訳英語」を併用し受講者の理解を促進します。
d.司法通訳士とは何かその意義、使命等については募集要項に簡潔に記す予定です。
我が国でのその存在理由としては「刑事訴訟法第13章・通訳及び翻訳」の個所に「第175条(通訳)国語に通じない者に陳述をさせる場合には、通訳人に通訳をさせなければならない。以下略」との明文規定があることです。
それ故に能力さえあれば、就業機会はかなりあるわけです。そしてまた、通訳人には、公正妥当な報酬が支払われており、その社会的経済的地位も高く評価されています。

                                  以上

「東京通訳アカデミー=T.I.A.」(後援:神田外語アソシエイツ)入学案内その(1)

2009-06-18 10:05:16 | Weblog
「東京通訳アカデミー」
(後援:神田外語アソシエイツ)

入学案内
目次

(1)始めに                      P. 1

(2)新学問のすすめ               P. 6

(3)医療通訳士への4ステップ学習        P.10

(4)司法(法廷)通訳士養成に向けて     P.15

(5)国家資格通訳案内士の養成講座    P.18

(6)貿易通訳士に向けての講座         P.19

(7)フランス産業研究の講座           P.25

(8)科目別・曜日別の講座一覧         P.27

(9)学費等について                 P.31

(10)入学申込書                     P.34


始めに

平成21年7月1日 水曜日
JGC事務局・岡村寛三郎

皆様のご健勝をお慶びいたします。
さて、大きな社会環境の変化の時代を迎えています。しかし、誰もが、新しい時代に向かって勇気を持って踏み出す必要があります。その場合の新しい自分は、今までに無い新しい分野の高い能力や強い意欲や情熱をもったハイレベルの社会人として、また高度な職業適応能力をもつ人材として登場することですね。
そのような希望を持たれるあなた方の変身や飛躍をお手伝いするために、私たち(NPO)日本通訳案内士連合=J.G.C.では、「司法通訳士・医療通訳士技能検定協会」と「東京通訳アカデミー=T.I.A.」を立ち上げました。しかし、「東京通訳アカデミー」の運営全般につきまして、「神田外語アソシエイツ㈱」様から多大なご支援をいただきます。ここにおいて厚く御礼を申し上げます。
ところで、「司法通訳士」や「医療通訳士」は、まだまだ世間に広く知られた分野ではありませんが、それぞれ司法手続きや裁判所、あるいは医療の現場において、国際化の大きな進展に伴い滞在する外国人や訪日旅行客の増加を受けて、とてもその必要性や需要が高まってきています。
また、産業・商業は言うに及ばず、教育文化等の分野等でも広く海外との貿易や人的交流が日常化している今日では、外国語での貿易関係等の業務をこなせる人材(=例、「貿易通訳士」)が、あらゆる職場において数多く求められています。
以上いずれの分野においても、全国的に人材が極めて不足していますから、不況のこの時代においてすらも極めて有望な職種といえるでしょう。
また、海外とりわけ世界一の観光国・フランスに注目してみれば、この国は明治維新の前後以来、日本に対して文化・社会・経済・軍事等の幅広い分野で、政治・教育思想や学問・技術等を通じて日本社会の発展を支援し続けてくれた極めて友好的な国です。
この国の誇る多くの文化や産業等に触れて、理解をしていけば、必ずこの国の社会的成熟度の高さや親切な国民性などに対して大きな共感を生じ、この国や国民を大好きになります。
のみならず、この国の文化や産業の優れた点を学んでいけば、きっとフランスやフランス国民をもっともっと知りたい、近づきたい、できれば一緒に活動したい・働きたい・・・と願うようにさえなるでしょう。
そう思い始めると、それはもうフランスに対して恋をしているともいえますね。必ず、フランスの文化や産業を知り研究し、それをもって自分の趣味とし、遂には生涯の職業へと高めて行きたいという願いに駆られるでしょう。
その様な思いを、あなた方の職業選択や獲得の場において現実化していただくことを目的に、「東京通訳アカデミー」では、日本では極めてユニークな「フランス産業研究講座」を設けます。

どうかこれ等の職種を、皆様方の職業選択の際の貴重な選択肢に加えていただけますようによろしくお願いします。

以上の事柄につきまして、以下において詳述します。
さて、日本通訳案内士連合=J.G.C.では、外国人が病気や怪我の治療目的でわが国に入国し、世界に誇る高いレベルの医療施設や技術を利用できるように「入国管理法」を改正していただきたいとの請願書(後掲)を公表し、関係各位にお願いしてきました。
お陰様でご理解とご支援をしてくださる各界の方々も次第に増えましたので、2010年春には、法律ないしはその運用等の改正について大きな希望を抱いています。
これに先立ち、(NPO)日本通訳案内士連合=J.G.C.では、今春3月において「司法通訳士・医療通訳士技能検定協会」設立を致しました。
更に、9月開校の「東京通訳アカデミー」では、関係者のみならず多くの方々から強い関心をもたれて開講が強く待ち望まれていました日本で初めての[司法通訳士]講座を始め、人気の高い[医療通訳士]の養成講座を開設します。
しかし、これを機会に、一人でも多くの皆さん方には、これ等の分野の他にも企業からの派遣依頼需要が最も大きい[貿易通訳士]講座や、わが国では全くユニークな「フランス産業」(芸術・ファッション・料理・観光等)研究講座などでの学習を始められて、就業機会を大きく確保・増進されますことを、ここにおいて改めてお勧めします。
ちなみに、司法通訳士の分野は、刑事訴訟法において外国人との関係で特定の場合に採用が保証されていますが、従来、医療通訳士の分野では法律などによる採用が保証されていませんでした。
しかし、既述の通り、近日中に外国人一般に対して、医療目的でのわが国への入国が原則的に認められるようになりますと、日本の高度な医療技術と施設の充実ぶりを信頼して、中東地域や中国・アジア各国などからの外国人患者の入国が始まり、日本の医療業界の顧客構成等がかなり大きく変わってくることが予測されます。
それに伴い、外国人とお医者さんとの間の橋渡し役=医療通訳士の必要性は、全国各地で急激に大きくなっていきます。しかし、現状では専門的な知識を有する医療通訳士の数は極めて不足しています。
そこで、JGCでは、全国の学生さん・社会人の方々・通訳案内士の皆さんなど、外国語に興味を持つ方々向けに、安価で、近づきやすく取り組みやすく、短期間(=いわゆる「安・近・短」)での医療通訳士養成講座を企画準備しています。
「医療通訳士」への道において、従来から難関とされてきました医療専門用語の英語等への翻訳や記憶作業については、①先ず、記憶の仕方や学習方法に良いコツがあることをお知らせします。合理的で体系的・効率的な習得法や覚え方をマスターすれば、決して難関ではありません。むしろ、とても興味深く、面白い学習へと変化します。
第②に、医療に関する幅広い知識の獲得は、自分の体や健康についての良い反省機会を与え、かつその維持向上にとても役立ちます。
このことは、進んで家族や友人・知人の体の仕組みや健康状態を知り、適切なアドバイスを与えることさえも可能にし、彼らとの人間関係の絆を強め深め、お互いの生活上の幸福と悦びを増進するという望外の大きな副次的効果さえ産み出します。
そのため、医療に関する用語の意味などを知ること・研究することについて興味が益々深まり、学ぶこと自体がとても楽しくなっていきます。正に学ぶことの興味と実際生活上での役立ち効果とが伴い合って、貴方のものの見方や生活態度さえ大きく変化し成長していきます。
「東京通訳アカデミー」の講座では、「医療知識についての難解な苦学を、興味津々の楽学」へと変化させることによって、貴方の変身と新しい職業次元への飛躍を現実のものへと変化させていただきます。
そこで、是非とも「東京通訳アカデミー」の9月開校をご期待ください。

問い合わせ・連絡先
「東京通訳アカデミー=T.I.A.」(後援:神田外語アソシエイツ)
事務局・岡村寛三郎
Email:okamura3@oksemi.co.jp
携帯電話:090-9097-7613


国会・政党・医療等関係団体様
《 病気治療目的での入国ビザ発給に向けての請願書 》
Sunday, April 26, 2009
特定非営利活動法人日本通訳案内士連合
理事長・岡村寛三郎

皆様のご清栄とご健勝とをお慶び致します。
ところで、日々の新聞記事を見ていますと、最近の国家財政の逼迫により、医療費をめぐる国の政策にはなかなか厳しいものがあるようです。そこで、大方の勤務医さんは言うに及ばず、一部の開業医の皆さんの経営上のご苦労も並大抵ではないと推測されます。
しかも、今後は少子化による人口減少等の圧力は大きくなる一方ですから、長寿や高齢者の増大による一部の恩恵を帳消しにして、医療業界における内需全体の縮小化傾向を避けられないでしょう。
このような昨今の窮状を緩和し、次第に目立ち始めた内需の減少傾向に対応するための対策として、とりわけ外国人による治療目的での訪日・入国受け入れ態勢の開始と充実が強く望まれます。しかし、現在の我が国のいわゆる入国管理法では、病気や怪我の治療目的での入国希望者向けビザ発給が認められていません。
他方、タイランドでは、医療面や施設面での高い水準の割には治療費等が安いとうことが魅力となっているのでしょうが、年々、中東諸国などを始めとして多数の外国人患者が治療目的で入国していて、病院のみならず国家経済までもが外貨獲得で大きく潤っているとの報道に度々接するようになっています。
現在の日本の医療業界は、外国人患者の受け入れという面において、正に江戸時代の[鎖国状態]と何ら変わるところが無く、国際親善や国際間の相互扶助・国際協調推進の理想にほど遠いばかりか、日本の医療業界の技術水準の高さや行き届いた医療施設の恩恵を世界中の人たちにあまねく広めるという点において致命的な欠陥を内在させているといわざるを得ません。
フランス人医師からの発信において誕生しノーベル賞を与えられた『国境なき医師団』の活躍とそれによる世界中の人たちの大きな恩恵を思えば、この我が国の「医療鎖国」の現状は、とても恥ずかしく悲しいばかりです。
かくて、医療鎖国の現状打破(法律改正)によって、治療目的での入国・訪日のビザ発給を認めることは、単に国内の医療業界の(多くの外国人患者を獲得し治療を本格化できない)経済的損失を補い、国家の厚生医療財政の貧窮の[助け舟]となるばかりか、益々国際化が進んでいる国際社会における親善と医療面での我が国の大きな[人道的立ち遅れ]を取り返し、国際共同社会の発展に大きく貢献することになります。
そこで、入管法の改正に向けて運動を起こしたいのですが、政党各位や法務省・厚生労働省を始め、日本医師会の会員の皆さんなどその他関連の機関・団体の皆さんのご理解やご支援を戴くことは可能でしょうか?
日々ご多忙の中でお過ごしのところ誠に恐れ入りますが、上記の件に関しまして大所高所からのご意見ないしはアドバイスをいただければ誠に幸せです。
尚、ついでながら申し上げますと、海外での日本の病院のPRや日本の国内での医師と外国人患者との間での医療通訳、入院病棟内での患者さんのお世話や介護面での通訳、更には、回復後の保養や観光旅行などについても、幅広く且つ丁寧に国家資格者の「通訳案内士」や民間資格者の「医療通訳士」がご支援・ご協力させていただける見込みであることを申し添えさせていただきます。
以上、どうかご配慮のほどを何卒よろしくお願いします。

添付資料 「賛同者からの声」
岡村様へ、
本日付の国会・政府・各省庁や医療関係者宛の貴信を拝受、拝読致しました。
素晴らしい説得力に富んだ内容で心からの賛意と感謝の意を表明致します。
ご指摘の「医療鎖国状態」はあらゆる見地から早急にこれを打破し、開国・国際化を実現すべきだと思います。具体例として挙げられているタイ国の医療状況は全く貴殿ご指摘の通りであり、私自身3年前にバンコック滞在中に眼病に罹りましたが眼科の専門病院で手厚い診察、治療を受けた経験があります。バンコックの一流病院ではどこも外国人対象に受け入れ態勢を完備しており、人道的見地からも賞賛されていますが国家経済上も重要な貢献を果たしております。
日本のような先進医療国がその人材、医療機器等を国際的に十分に活用していないことは誠に憂えるべき事態でしょう。
そこで、貴殿が意図されるように該当法令の改正に向けて、全政党・関係各省庁などの諸機関・諸団体などに請願書を提出してその回答を請うと共に協力を求めたら如何でしょうか。
医師会とか関係業界等の幅広い支持獲得に向けての努力や成果を基に、国会や全政党・関係官庁等への請願をつつがなく果たされることをお祈りいたします。
平成21年4月26日 日曜日
(英語)通訳案内士・瀬口寿一郎より















新「学問のすすめ」

《資格》=求職者の能力の証拠・シグナル
を獲得しよう!
平成21年6月5日 金曜日
JGC事務局・岡村寛三郎
《自己投資の手段は大学院だけではない》
・・・野口悠紀夫氏著『未曾有の経済危機 克服の処方箋』(ダイヤモンド社)を編集
シグナルとしての資格
いうまでも無いことだが、自己投資のための手段は大学院だけではない。
大学院に進学する条件が整っていない人や年齢的に見て大学院で勉強する時期を過ぎている人でも、自己投資は十分可能である。ではそうした自己投資の手段としては、どのようなものがあるだろうか?
多くの人が考えるのが、「資格」の取得だ。資格はシグナルとして機能するからだ。特に、(新規求職時のみならず)転職の時には有効なシグナルになる。
初対面の相手に自分の力を証明する手段としては、かなり有用な手段になるだろう。
日本経済新聞の『エコノ探偵団』(2009・3・1付け)は、最近において有料の自習室が増えていることを急増していることを報じている。
利用者は大学受験生などもいるが、オフィス街では会社員の利用が多く、国家資格を目指す人が多いそうだ。
資格が直接の意味を持つのは、弁護士・公認会計士・税理士など有資格者だけにその仕事が認められているようなものだ。独立して個人で仕事をする場合に、こうした資格が重要な意味を持つことは間違いない。しかし、資格の意味をその様に限定して考える必要は無い。シグナルと考えれば、どんな資格でも意味があるわけだ。
それに、弁護士・公認会計士・税理士などの資格を苦労して取ったところで、かつてのように必ず仕事があるわけではない。「これ等の資格を取れば安心」とは決して言えない。

本を読む人と読まない人との違いは大きい
本を読むことも極めて大きな自己投資の手段である。出版不況といわれる中でビジネス書が堅調であることが、それを示している。今の仕事が忙しくて、大学院はおろか資格取得のための時間を見出せない人でも、本を読む時間は捻出できるだろう。
読書の成果は、必ずしも資格や学位に結びつかなくても良い。資格や学位は、それ自体に意味があるというよりは、勉強を進めるための目標であり、インセンティブだと考えるべきだ。
社会が大きく変わるとき、それに流される人と、積極的に対応しようという人との間には、大きな差が生じる。
その違いは、読書をしているかどうかに先ず表れる。
内容の確かな本や新聞を読んで社会生活に有用な知識を高めている人のグループと、スポーツ紙や漫画に読みふけって時間を無為に過ごす人のグループの間では、将来に大きな違いを生ずるといわなければならない。
とりわけ今日のような大きな経済危機の中では、その差は極めて大きなものになるだろう。

問題を自分で探すことの重要性
受験勉強や大学での勉強は、そこで読む本にしても、往々にして受動的なものだ。
しかし、自己投資としての勉強は、もっと積極的であり、はっきりした目的意識に支えられたものだ。そこで重要なのは、『問題を把握する』ことである。
学校教育以降の時期の勉強において難しいのは、問題そのものを「探す」ことである。
社会が安定しているときは、問題は明確だ。新しい問題を探す必然性は無い。しかし時代が変わるときは、問題は何か?という発見が必要になるのだ。
何をやったら良いのか?は、自分で判断しなければならないのだ。

日本通訳案内士連合=J.G.C.からの提案
そこで、JGCでは、語学力を活かした多くの業種や資格の可能性を高く評価しています。
昨年の秋以降、わが国の輸出入が大きく減少し、外国人の入国さえも減少しています。
しかし、もはや日本が江戸時代のような鎖国をして生きては行けないことは、100%確実なこととして誰からも認められています。
一時的な落ち込みはあっても、大きなうねりとしての国際化現象は動かしがたい流れでしょう。世界人口が数十億人をも超えた今、この巨大な人口数を数える人々が生きていくためには、もはや一国の農業や工業生産だけでは到底賄いきれないことが明白なのです。
とすれば、ますます多くの国語や方言が飛び交う世界を予見せざるを得ず、その国境を越えての交流に欠かせないバイリンガルの能力を持つ人材は、不可欠です。
しかし、単に日常会話としての外国語を理解できる、使える・・・というだけでは、大きな生産的効果をもたらしません。すなわち、産業・工業や医療・法律交渉等の生産的・実務的な現場で効率的な処理を為しうる能力を持った実用的な言語能力が絶対に必要です。
そこで、上記の著者・野口悠由紀夫先生が言明しておられるように、そのような言語能力を持っていることを証明するシグナルとしての資格を取得する努力は、求職活動時において極めて大きな効果を発揮します。
その様な意味で、日本通訳案内士連合=J.G.C.では、9月開講の「東京通訳アカデミー」において、司法通訳士講座・英仏2ヶ国語での医療通訳士・貿易通訳士講座を始め、通訳案内士試験の受験指導講座・浮世絵江戸文化通訳士講座・医学部大学院進学指導英語講座・・・などを開講します。
どうか貴方も、この激変の時代において、実際の職場内でも転職に際しても、また個人の家族生活の場でも大いに活用できる上記の極めて有益な資格獲得を勉強の目標に加えてください。
受講をお待ちしています。
以上

三種の神器(The Three Sacred Treasures)
平成21年6月11日 木曜日
JGC事務局・岡村寛三郎
さて、この人類の歴史に残る大不況期をどうやって生きぬくかを毎日毎日考えて暮らしていますが、一つには、従来からのビジネスや戦法に固執して、競争相手を徹底的に粉砕するか自分が徹底的に粉砕されるかまで、攻撃は最大の防御なりとばかりに、最後の一兵に至るまでしつこくしつこく頑なに同型の攻撃を繰り返す・・・全軍の武器や人員そしてエネルギーの耐えるまで・・・という作戦があります。
他の一つは、時代の先端を行く新兵器を調達し、使用法を訓練し新しい戦法を創造し、総攻撃を掛けてくる敵に冷静に立ち向かう・・・という作戦があります。
もちろん、天・地・人に関わる種々の状況が錯綜するビジネス界や実際の戦場では、上記のように単純に攻撃・防御の作戦を選択し採用できるわけではありません。
しかし、今日のように環境的・客観的状況が激変する状況下においては、どんな新たな敵がどんな新兵器を携えて、しかもどんな新戦法でもって戦いを挑んでくるかは全く予想できません。
メガネ市場における今日の業界トップをめぐる熾烈な生き残り戦争を見ると、人ごとであるとは決して思われません。どの業界においても全く同じです。例外の業種はありません。
そうであれば、私たちも攻撃を受ける側に廻るだけではなく、攻撃をかける側に廻る準備もした方が良いことが明らかです。
もちろん、潤沢な軍資金があれば強力な新兵器の購入や堅固な陣地の構築も可能です。
しかしそれが無いのが我々庶民の苦しいところです。
となれば、後は自分に可能な最小限のコストで要領良く自分の心身の能力を強化・向上させ、最終的な肉弾戦に備えるしかありません。
先日は、野口悠紀夫先生の最近の著書を編集させていただいて(前掲の)「新学問のすすめ」を発表しました。
また、日本通訳案内士連合=J.G.C.では、国家資格の「ガイド資格」を持つか否かを問わず、9月開講の「東京通訳アカデミー」において、司法通訳士・医療通訳士・貿易通訳士・(国家資格)通訳案内士講座等の受講をお勧めしています。
それらの講座の名前は、ちょっと聞けば、相当なハイレベルの学科内容の講座であるかのように思われる方がおられるかもしれません。しかし、実際はそうではありません。要するに、食わず嫌いであるか、事情を知らないためにとても難しい学問の講座だと早合点・誤解しておられるのではないかと思います。
もちろん、片目をつぶって軽く口笛を吹きながら運転できる田舎道を走るようなわけではありませんが、素人の人たちでも、ベテラン教師の体系的な指導に乗っかり、巧妙に配置された教材に従って学んでいけば、意外に優しく目標レベルに到達できるものだという感じを持ってもらえるでしょう。
昔からよく言われてきたことですが、学問に適し優れた生まれつきの能力よりは、挑戦する勇気や続ける忍耐力や根性などといった人間性に磨きを掛けることの方が、遥かに大きな成果を生み出す原動力となります。
端的に言えば、単語でも何でも3回で覚えられなければ、覚えられるまでの10回を繰り返せば良いのです。たったそれだけのことです。
もちろん、合理的な記憶法はあります。先ず好きな科目や項目を選び、それらの内容を十分に理解してから記憶作業に入ったり、自分の好きな他の事柄との意味関連をつけたり・・・
かくて、自分が好きだったり得意だったりする科目や項目を中心にしつつ、一定の知識のベースが出来上がれば、それを新たな土台にしつつ周辺の科目や項目に手を広げていくようにしていけば良いのです。
ナポレオンが、「余の辞書には不可能という言葉は無い」とかいったそうですが、そこまでは保証できないにしても、一定の得意分野をマスターして何某かの陣地を築ければ、後は野火の広がるかのように得意分野を周辺に拡大していけば良いのです。
そうすれば、「東京通訳アカデミー」が用意する医療通訳士・貿易通訳士・司法通訳士・(国家資格)通訳案内士養成の4講座の内容が、実はバラバラに存在するのではなく、相互に深く関連しあっていて十分に隣接し合い、時には重なり合ってもいる分野同士であるとの大きな手ごたえを感じていただける日がきっと来ると確信しています。
そのとき、貴方の手には、少なくとも「三種の神器」が確保され、正に「鬼に金棒」の諺が実現されるでしょう。
一朝一夕には長城は築かれませんし、百里の道も一歩からという諺どおりですが、「学問の王道は、努力すること」という真理を体得し、自信をもって不況期をも乗り越えられるでしょう。
貴方のご健勝とご幸運とそして何よりもご努力を為されることをお祈り致します。
以上

「東京通訳アカデミー」《フランス産業研究》講座ご紹介

2009-06-17 06:10:38 | Weblog
「東京通訳アカデミー」
(後援:神田外語アソシエイツ)

入学案内

平成21年7月1日 水曜日
「東京通訳アカデミー=T.I.A.」事務局・岡村寛三郎

皆様のご健勝をお慶びいたします。
さて、大きな社会環境の変化の時代を迎えています。しかし、誰もが、新しい時代に向かって勇気を持って踏み出す必要があります。その場合の新しい自分は、今までに無い新しい分野の高い能力や強い意欲や情熱をもったハイレベルの社会人として、また高度な職業適応能力をもつ人材として登場することですね。
そのような希望を持たれるあなた方の変身や飛躍をお手伝いするために、私たち(NPO)日本通訳案内士連合=J.G.C.では、「司法通訳士・医療通訳士技能検定協会」と「東京通訳アカデミー=T.I.A.」を立ち上げました。しかし、「東京通訳アカデミー」の運営全般につきまして、「神田外語アソシエイツ㈱」様から多大なご支援をいただきます。ここにおいて厚く御礼を申し上げます。
ところで、「司法通訳士」や「医療通訳士」は、まだまだ世間に広く知られた分野ではありませんが、それぞれ司法手続きや裁判所、あるいは医療の現場において、国際化の大きな進展に伴い滞在する外国人や訪日旅行客の増加を受けて、とてもその必要性や需要が高まってきています。
また、産業・商業は言うに及ばず、教育文化等の分野等でも広く海外との貿易や人的交流が日常化している今日では、外国語での貿易関係等の業務をこなせる人材(=例、「貿易通訳士」)が、あらゆる職場において数多く求められています。
以上いずれの分野においても、全国的に人材が極めて不足していますから、不況のこの時代においてすらも極めて有望な職種といえるでしょう。
また、海外とりわけ世界一の観光国・フランスに注目してみれば、この国は明治維新の前後以来、日本に対して文化・社会・経済・軍事等の幅広い分野で、政治・教育思想や学問・技術等を通じて日本社会の発展を支援し続けてくれた極めて友好的な国です。
この国の誇る多くの文化や産業等に触れて、理解をしていけば、必ずこの国の社会的成熟度の高さや親切な国民性などに対して大きな共感を生じ、この国や国民を大好きになります。
のみならず、この国の文化や産業の優れた点を学んでいけば、きっとフランスやフランス国民をもっともっと知りたい、近づきたい、できれば一緒に活動したい・働きたい・・・と願うようにさえなるでしょう。
そう思い始めると、それはもうフランスに対して恋をしているともいえますね。必ず、フランスの文化や産業を知り研究し、それをもって自分の趣味とし、遂には生涯の職業へと高めて行きたいという願いに駆られるでしょう。
その様な思いを、あなた方の職業選択や獲得の場において現実化していただくことを目的に、「東京通訳アカデミー」では、日本では極めてユニークな「フランス産業研究講座」を設けます。

どうかこれ等の職種を、皆様方の職業選択の際の貴重な選択肢に加えていただけますようによろしくお願いします。

以上の事柄につきまして、以下において詳述します。
さて、日本通訳案内士連合=J.G.C.では、外国人が病気や怪我の治療目的でわが国に入国し、世界に誇る高いレベルの医療施設や技術を利用できるように「入国管理法」を改正していただきたいとの請願書(後掲)を公表し、関係各位にお願いしてきました。
お陰様でご理解とご支援をしてくださる各界の方々も次第に増えましたので、2010年春には、法律ないしはその運用等の改正について大きな希望を抱いています。
これに先立ち、(NPO)日本通訳案内士連合=J.G.C.では、今春3月において「司法通訳士・医療通訳士技能検定協会」設立を致しました。
更に、9月開校の「東京通訳アカデミー」では、関係者のみならず多くの方々から強い関心をもたれて開講が強く待ち望まれていました日本で初めての[司法通訳士]講座を始め、人気の高い[医療通訳士]の養成講座を開設します。
しかし、これを機会に、一人でも多くの皆さん方には、これ等の分野の他にも企業からの派遣依頼需要が最も大きい[貿易通訳士]講座や、わが国では全くユニークな「フランス産業」(芸術・ファッション・料理・観光等)研究講座などでの学習を始められて、就業機会を大きく確保・増進されますことを、ここにおいて改めてお勧めします。
ちなみに、司法通訳士の分野は、刑事訴訟法において外国人との関係で特定の場合に採用が保証されていますが、従来、医療通訳士の分野では法律などによる採用が保証されていませんでした。
しかし、既述の通り、近日中に外国人一般に対して、医療目的でのわが国への入国が原則的に認められるようになりますと、日本の高度な医療技術と施設の充実ぶりを信頼して、中東地域や中国・アジア各国などからの外国人患者の入国が始まり、日本の医療業界の顧客構成等がかなり大きく変わってくることが予測されます。
それに伴い、外国人とお医者さんとの間の橋渡し役=医療通訳士の必要性は、全国各地で急激に大きくなっていきます。しかし、現状では専門的な知識を有する医療通訳士の数は極めて不足しています。
そこで、JGCでは、全国の学生さん・社会人の方々・通訳案内士の皆さんなど、外国語に興味を持つ方々向けに、安価で、近づきやすく取り組みやすく、短期間(=いわゆる「安・近・短」)での医療通訳士養成講座を企画準備しています。
「医療通訳士」への道において、従来から難関とされてきました医療専門用語の英語等への翻訳や記憶作業については、①先ず、記憶の仕方や学習方法に良いコツがあることをお知らせします。合理的で体系的・効率的な習得法や覚え方をマスターすれば、決して難関ではありません。むしろ、とても興味深く、面白い学習へと変化します。
第②に、医療に関する幅広い知識の獲得は、自分の体や健康についての良い反省機会を与え、かつその維持向上にとても役立ちます。
このことは、進んで家族や友人・知人の体の仕組みや健康状態を知り、適切なアドバイスを与えることさえも可能にし、彼らとの人間関係の絆を強め深め、お互いの生活上の幸福と悦びを増進するという望外の大きな副次的効果さえ産み出します。
そのため、医療に関する用語の意味などを知ること・研究することについて興味が益々深まり、学ぶこと自体がとても楽しくなっていきます。正に学ぶことの興味と実際生活上での役立ち効果とが伴い合って、貴方のものの見方や生活態度さえ大きく変化し成長していきます。
「東京通訳アカデミー」の講座では、「医療知識についての難解な苦学を、興味津々の楽学」へと変化させることによって、貴方の変身と新しい職業次元への飛躍を現実のものへと変化させていただきます。
そこで、是非とも「東京通訳アカデミー」の9月開校をご期待ください。

問い合わせ・連絡先
「東京通訳アカデミー=T.I.A.」(後援:神田外語アソシエイツ)
事務局・岡村寛三郎
Email:okamura3@oksemi.co.jp
携帯電話:090-9097-7613

今回は
《フランス産業研究》講座をご紹介します
(芸術・ファッション・料理・観光等)

平成21年6月17日 水曜日
「東京通訳アカデミー=T.I.A.」事務局・岡村寛三郎

太平洋戦争後において日本人が米国の文化に憧れる時代が長く続きましたが、ここに至って改めて、独自の立場を強固に貫き通して西洋文明の根源を象徴し続けるフランスの地力や活躍ぶりに世界中の目が注がれています。
そうした文明力と国力とを支える、正に世界に誇るフランスの産業の種類は数え切れませんが、それらのいずれもが世界の隅々において燦然と輝き続けている事実は正に驚異的です。筆者が自信を持って例示できる産業や文化分野だけでも次の通りです。
絵画や音楽・文芸書などの芸術、ファッション、化粧品やアクセサリー・バッグなどのファッショングッズ、ワインやチーズ等を含めてのフレンチ料理、農業産物や製品、航空機・鉄道・自動車・原子力産業、製薬産業、観光産業、美術館や博物館等の文化作品の展示施設の充実、上下水道施設産業・・・
そこで、これ等の中から貴方が興味を持った一つだけでも取り上げて深く学んでいけば、自ずからそれが「単なる物好き」から「本格的な趣味」へと高まり、遂には「一生の仕事や職業」へと昇華させていきたくなることを確信します。
当アカデミーでは、パリ大学を卒業した日本人・フランス語通訳案内士やネィティブ・フランス人を講師に迎え、駐日フランス商工会所の協力を得つつ、日本におけるフランス産業や文化の進出と活躍ぶりとを学びつつ、貴方のフランス文化への夢や憧れを、具体的な職業へと導くきっかけ作りやフランス企業への道案内を行います。
どうか、ご期待ください。
貴方の受講をお待ちしています。

フランス文化と産業を学ぶ

平成21年6月17日 水曜日
フランス産業研究講座:担当講師・関口元

 世界中の人々を魅了してやまない国フランス・・・フランスは、年間に国外から8千万人もの観光客を集める断トツに世界一の観光王国です。
 フランスの最大の魅力は何でしょうか。それは文化ですね。ファッション、ワイン、料理、映画、演劇、シャンソン、スポーツ、そして哲学から文学まで、その懐は深く、味わいは尽きません。
博物館、美術館、遺跡などでは、すばらしい資格ガイドがなるほどと思わせる説明案内をしてくれます。そして、その文化を土台にしている人々の生活も、バカンスを楽しみ、人生を味わい尽くす、ゆったりとした大河の流れのようです。
パリジャンの生活と田園地方の生活はまた別の世界のように違っています。フランスの地方文化は、ゆたかな歴史に彩られ、風光明美なうえに郷土料理やお祭りには、私たち外国人旅行客の魂を揺さぶるほどに素晴らしいものが数え切れぬほどあります。
フランスはまた豊かな産業の国でもあります。超高速鉄道、超音速旅客機などのハイテク産業から、ルイ・ヴィトン、エルメスなどに代表される有名ブランド商品、オートクチュール、洋菓子にミシュランで格付けされているレストランなどなどフランスならではの産業がたくさんあります。
そしていまやこうした産業で活躍する日本人も少なくありません。フランスの産業界で働くことは、違った考え方や生き方を学ぶことであり、きっと皆さんの生活や人生を薫り高く豊かなものにしてくれるでしょう。
世界の緊急医療活動をリードする国境なき医師団を生んだ国もフランスです。
大きく深い人間尊重の思想と友愛に裏打ちされた行動力は、私たちが是非とも学ばなければならないものです。
今では大勢の日本人が国境なき医師団に参加しています。それは医療関係者だけではありません。ロジスティックという医療を支えるための様々な作業や事務など、多くの種類の仕事もあるからです。本講座では、この国境なき医師団の活動についても紹介します。

本講座は、フランスの文化と産業について、フランス人の生活について学び、フランスの新聞で取り上げられている今の問題について考え、フランスを味わいつくそうという講座です。この講座で得られたフランス語の基礎やフランスに関する知識は、次のフランス旅行を何倍にも楽しいものにするでしょう。
また、フランスの産業で働くチャンスを引き寄せるためにも役立つはずです。日本の近代は、フランスから、法律や鉄道・航空、軍事技術など明治維新時の富国強兵政策を遂行するのに必要だったすべてのことを学ぶことから始まりました。
現代の私たちも、フランス人の生き方や暮らし方から学ぶべきことは数え切れないほど有ります。

講師:関口元氏のプロフィール
 ①昭和21年東京生まれ。
 ②パリⅠ大学(パンテオン・ソルボンヌ)法学部卒業
 ③フランス公益社団法人ユニオン・デ・ファブリカン東京事務所
  商標法・不正競争防止法違反事件の告発、日本における工業所有権の保護強化
活動
 ④財団法人世界野生生物基金日本委員会(現世界自然保護基金日本委員会・WW
F-Japan)
  事業部長、事務局長
 ⑤NPO国境なき医師団日本、専務理事、副会長
 ⑥国境なき医師団フランス、招待理事を歴任、
 ⑦現在、(1)有限会社ブループラネット社長、(2)横浜国立大学人間教育科学部
非常勤講師・前期、(3)フォトジャーナリスト
以上


「東京通訳アカデミー=T.I.A.」
(Tokyo Interpreters Academy=T.I.A.)

2009年度9月1日開講
秋季・・・開講9月1日~翌年1月末、(講義4ヶ月間、模擬試験と検定試験1ヶ月間)
春季・・・開講3月1日~  7月末、(講義4ヶ月間、模擬試験と検定試験1ヶ月間)

入学説明会・・・2009年8月23日(土)・24日(日)・30(土)・31(日)
 説明会会場:東京都千代田区神田駿河台3―7・百瀬ビル新館4階(T.I.A.駿河台校舎)
 ★第1教室:午前10時~12時:貿易通訳士講座(仲谷準一)
午後1時~3時  : 医療通訳士講座(岡村寛三郎)
午後6時~7時 :大学・医歯薬進学・英語受験指導講座(岡村寛三郎)
午後8時~9時 :医学部大学院・修士~博士課程・英語受験指導(〃)
  ★第2教室:午前10時~12時:司法通訳士講座(瀬口寿一郎)
午後1~3時:国家資格「通訳案内士」受験対策講座(瀬口寿一郎)
午後4時~6時:「フランス産業(芸術・ファッション・料理等)」講座
(関口元)

貿易通訳の業務は、企業から最も派遣要望が多い職種

2009-06-15 05:29:56 | Weblog
貿易通訳士養成講座のご案内

仕事獲得の最短経路

平成21年6月8日 月曜日

「東京通訳アカデミー」(後援:神田外語アソシエイツ)

講師・仲谷準一

★派遣業や職業紹介事業において、企業より派遣スタッフの要望が一番多いのが、この貿易業務が出来る人材だといわれています。そこで、貿易通訳士は、仕事確保を願う多くの人たちにとって最も近道になる分野です。
貴方も是非ともこの人気分野の能力を身につけてご活躍ください。

★ところで、2008年の秋以降に全世界の経済・社会を震撼させている金融工学の技術や金融産業の大きな盛衰とその甚大な影響を正面から大きく受けたわが国の貿易立国の政策の当否については,賛否両論が渦巻いています。
しかし、物づくりに励んできた伝統と貿易立国の政策で発展を続けてきた日本の態勢は、この度の大きなうねりを蒙って、根本的な技術革新や社会運営のシステム改革までをも厳しく求められていますが、伝統的な生き方や習性はそう簡単には変えられないものです。
そこで、今後も無数の大小さまざまな企業が海外貿易に携わっていくでしょう。
ところがその貿易業務では、高度な知識・語学を必要としています。
そのため、専門的、実践的な英語力・語学力を上達させることは、海外の取引先を求める企業にとっても、仕事を確保したい個人にとっても、事業を成り立たせ生計を立てる上で極めて大切なことになります。
例えば、英語を活かす仕事を捜している人、会社の業務に即して英語力をレベルアップさせようとしている人、海外での活躍を目指してる人たちにとっては、貿易通訳に必要な基礎知識を学ぶことは、求職リクルート活動の分野において、とても有力な武器を手にすることになります。
他方、海外取引の業務をこなせる語学力や貿易関連の基礎知識を有する高度なレベルの人材を求めつつも、社員を研修させる機会を別途にはなかなか設けられない企業などにおいては、貿易通訳士養成の本講座は最適です。また、「東京通訳アカデミー」では、個別企業のニーズに応じての講義・指導も可能ですから、ご遠慮なくお問合せください。
 本講座の前半に当たる貿易英語編では、貿易の仕組みやリスクなどについて取引種類ごとに基礎的なことを勉強します。信用状の読み方、専門用語、取引トラブル対応などをケーススタディで勉強することにより、実践的な貿易英語の修得を目指します。
 そして、本講座の後半は、海外勤務での英語力の養成が主となります。現地社員とのコミュニケーションの方法、マネジメントの仕方を中心にケーススタディで実用的なビジネス英語などを勉強します。当然のことながら、英文法は勿論、レター・eメール・電話などのコミュニケーション方法等基本的なビジネス英語は随時講義のなかに入れ、より実践的な役に立つ貿易・ビジネス英語の修得を目指していきます。
 この貿易実務通訳士のコースに関しましては、入学時に受講希望者向けのレベル判定試験は、行いません。受講生のレベルは、入学申込書に①所持している資格、②主な学歴や職歴の申告、③とりわけ貿易実務経験や海外渡航等の申告記録をみれば大体は判るからです。
 では皆様の受講をお待ちしています。

講師の履歴書

仲谷 準一

1973年      小樽商科大学経済学科(国際金融専攻)卒業
1973年      東海銀行入行
1980~1985年 東海銀行ニューヨーク支店
           ・資金ディーラーとして米投資銀行・証券会社から米ドル資金調達・
運用。
           ・輸出入・ローンオペレーションマネジャーとして約50人の米人スタ
ッフを統括。
1991~1998年 加州東海銀行ロスアンゼルス出向
           ・システム企画(商品開発等)・ジム企画(事故対応等)担当。
           ・金融商品の米国東海岸・中東部日系企業への販売及び後方支援。
           ・加州東海銀行本店のオフィス移転プロジェクト担当。 
2001年      城西大学エクステンションプログラム「TOEICスコアアップコース」
講師。
2002年      東海銀行退職。銀行子会社MUインターナショナルビジネスサポート
(株)入社。
           ・海外とのコミュニケーション関係の業務に従事。



カリキュラム概要



貿易・ビジネス英語講義内容 Jyunichi Nakaya

< 国 内 >
  国内での海外業務(貿易英語) (参考資料)

 1、貿易取引
    ・取引形態・・・信用状の必要性
 ・信用状の種類 UCP600
  ①輸出取引
    1)信用状取引
・輸出取引の流れ 貿易用語
     ・輸出信用状の読み方
     ・船積書類
     ・銀行への持込・・・買取、取立
     ・書類不備・・・CABLE NEGO、LETTER OF GUARANTY等
     ・決済
     ・トラブル対応(ケーススタディ)

    2)信用状なし取引
     ・取引の流れとリスク
     ・決済とトラブル対応(ケーススタディ)

  ②輸入取引
    1)信用状取引
     ・輸入取引の流れ 貿易用語
     ・輸入信用状の読み方
     ・輸入信用状の発行
     ・輸入書類の到着
     ・船積書類ディスクレ
     ・決済
     ・トラブル対応(ケーススタディ)

    2)信用状なし取引
     ・取引の流れとリスク
     ・決済とトラブル対応(ケーススタディ)


 2、送金取引
     ・仕向送金
     ・被仕向送金
     ・トラブル対応(ケーススタディ)

 3、その他
     ・取引制限(OFAC、外為法、マネーロンダリング等) 米財務省OFACアクセス
     ・為替相場・予約 為替相場表の見方
     ・貿易ファイナンス 米国市場での資金調達

 4、銀行取引会話例 ~ 店頭での外国人顧客
    1)口座開設
    2)預金取引
    3)両替
    4)送金

 4、海外とのコミュニケーション
   1)海外からの電話 電話応対表現
   2)海外コレスポンデンス レターの書き方
   3)eメール 英文作成上便利な表現
   4)ファックス、TELEX、SWIFT





< 海 外 >
  海外支店支社・現法・工場で使う英語(海外勤務)

 1、銀行取引
  ①自分の預金口座開設
  ②小切手取引 小切手の知識

 2、現地法人・工場・支店
  ①会社組織
   ・部課の英文名 英文部課名リスト
英文役職名リスト
  ②人事関係
   1)現地スタッフ採用面接
   2)現地スタッフからの相談
   3)現地スタッフ人事評価会議
   4)ボーナス支給・昇給時現地スタッフ面談
   5)ハラスメント(セクシャルハラスメント、パワーハラスメント)

  ③マネジメント
   1)会 議
     ・現地スタッフへの会議開催指示 会議用語
     ・現地スタッフとの会議事前打ち合わせ
     ・会議の進め方・発言
     ・会議終了後の内容確認と議事録作成依頼

   2)マネジメントへの報告
     ・各プロジェクト(課題)の進捗状況
     ・業況・事務量報告
     ・事故関係報告  ・・・・・原因、経緯、対応、今後の対策

  ④ 業 進
   1) セールス/出張 (取引先訪問)
     ・準備・・・現地スタッフ確認事項(資料準備、訪問先アポ確認等)
     ・現地スタッフのセールストークのフォロー
     ・先方条件(宿題)の確認・フォロー、カスタマイゼーション
     ・マネジメントへの報告・先方へのフィードバック

   2)プロジェクトの推進(ケーススタディ: 事務所移転)
     ・チーム・担当者へ本社・マネジメントの意向を伝える
     ・弁護士等への相談
     ・業者選定
     ・プロジェクトマネジャー・現地スタッフ責任者とも連携プレー
     ・進捗状況の報告作成指示
     ・邦人スタッフとの協議・本社報告
     ・プロジェクト完成後の確認作業
     ・プロジェクト参加現地スタッフの人事評価

  ⑤現地人とのコミュニケーション
   1)メールの活用
     ・メールでの現地スタッフへの依頼 PC用語
     ・文書作成上の注意点
     ・ケーススタディ

   2)仕事以外の現地スタッフとのコミュニケーション
     ・従業員のための会社主催パーティ(スピーチ、歓談時の会話内容) 面白いスピーチ表現
     ・常日頃からの現地スタッフとの会話 使ってはいけない表現
     ・家族同伴の会社主催ピクニック
     ・従業員参加のゴルフ大会 ゴルフ用語

  3、家族のケア
     ・家捜し、大家との交渉、家のトラブル(雨漏り、トイレの故障等)
     ・子供の学校(先生との面談等)
     ・車のトラブル(故障・修理・保険関係)

「東京通訳アカデミー=T.I.A.」(後援:神田外語アソシエイツ)

2009-06-14 07:42:23 | Weblog
「東京通訳アカデミー=T.I.A.」(後援:神田外語アソシエイツ)
空き教室利用について

平成21年6月14日 日曜日
JGC事務局・岡村寛三郎

いつもお世話になり、誠にありがとうございます。心より御礼申し上げます。
さて、お陰様でガイドの皆様向けの仕事開発の有力手段としての「東京通訳アカデミー=T.I.A.」(後援:神田外語アソシエイツ)の開講準備も次第に整い始めました。
開校時の設置講座につきましては後掲の通りですが、教室を増設しましたので、まだ下記のように多くの空き教室があります。
そこで、もし空き教室を使って自分の講座を開設希望の[通訳案内士]の方があれば(ただし、JGC会員でない方は会員登録をお願いします)、共同事業の形態での御申し込みを受け入れご相談に乗りたいと思います。

★共同事業の相談日・・・6月22日(月)午後5時~
  場所:〒101―0054東京都千代田区神田錦町2丁目4番地13号 錦和ビル4階
  お問い合わせとお申し込み: 電話03-3547-5046、携帯電話:090-9097-7613
                      Email:okamura3@oksemi.co.jp

空き教室の状況
《神田外語アソシエイツ:内神田校舎》
   火・金曜日・・・夜(6:30~又は7:00~)

《T.I.A.駿河台校舎》20名定員の小教室
  1番教室・・・・月曜日・・・昼(例、10:00~16:00)・夜(例、19:00~21:30)
          火曜日・・・ 夜
水曜日・・・昼と夜
          木曜日・・・昼と夜
金曜日・・・昼と夜

  2番教室・・・・月曜日・・・昼(例、10:00~16:00)・夜(例、19:00~21:30)
          火曜日・・・昼と夜
水曜日・・・昼と夜
木曜日・・・昼と夜
金曜日・・・昼と夜

以上

「東京通訳アカデミー=T.I.A.」
(Tokyo Interpreters Academy=T.I.A.)

2009年度9月1日開講

秋季・・・開講9月1日~翌年1月末、
(講義4ヶ月間、模擬試験と検定試験1ヶ月間)
春季・・・開講3月1日~  7月末、
(講義4ヶ月間、模擬試験と検定試験1ヶ月間)

入学説明会・・・2009年8月23日(土)・24日(日)・30(土)・31(日)
 説明会会場:東京都千代田区神田駿河台3―7・百瀬ビル新館4階
(T.I.A.駿河台校舎)
 ★第1教室:午前10時~12時:貿易通訳士講座(仲谷準一)
午後1時~4時  : 医療通訳士講座(岡村寛三郎・関口元)
午後6時~7時 :大学・医歯薬進学・英語受験指導講座(岡村)
午後8時~9時 :医学部大学院・修士~博士課程・英語受験指導)
 ★第2教室:午前10時~12時:司法通訳士講座(瀬口寿一郎)
午後1~3時:国家資格「通訳案内士」受験対策講座(瀬口寿一郎)

通学コース(全講座)
通信添削コース(通訳案内士、司法・医療・貿易各通訳士講座)

《通学講座》
[講座別時間割:講師&教室割り]

(1)~(2)(英語) 司法通訳士講座:瀬口寿一郎
①月・木曜日7:00p.m.~9:30p.m. 週2回講座
(神田外語アソシエイツ:内神田校舎)
②土曜日 10:00a.m.~4:00p.m. 土曜集中講座(T.I.A.駿河台校舎)

(3)(英語) 通訳案内士講座:瀬口寿一郎
日曜日 10:00a.m.~4:00p.m. 受験指導講座
試験対策講座:第1次試験=筆記試験、第2次試験=口述試験
(T.I.A.駿河台校舎)

(4)~(6)(英語) 医療通訳士講座:岡村寛三郎
①火曜日: 10:00a.m.~4:00p.m. 火曜日・集中講座(T.I.A.駿河台校舎)
②火曜・金曜日:7:00p.m.~9:30p.m. 週2回講座
(神田外語アソシエイツ:内神田校舎)
  ③日曜日: 10:00a.m.~4:00p.m. 日曜日・集中講座(T.I.A.駿河台校舎)

(7)(仏語) 医療通訳士講座:関口元
       土曜日: 10:00a.m.~4:00p.m. 土曜集中講座
(T.I.A.駿河台校舎)

(8)(英語)貿易通訳士講座:仲谷準一
月・木曜日 7:00p.m.~9:30p.m. 週2回講座
(神田外語アソシエイツ:内神田校舎) 

(9)(英語)大学・医歯薬学部受験指導講座
 定員4名(T.I.A.駿河台校舎):岡村寛三郎
①単語力&語法・土曜日・4:30pm~7:00pm
②志望大学過去問徹底研究・土曜日・7:30pm~10:00pm

(10)(英語)医学部大学院(修士&博士)進学・医療論文読解指導
 定員4名:岡村寛三郎
日曜日・6:00pm~9:00pm(T.I.A.駿河台校舎)


                                以上

「東京通訳アカデミー」(後援:神田外語アソシエイツ)

2009-06-14 05:18:51 | Weblog
「東京通訳アカデミー」(後援:神田外語アソシエイツ)

司法通訳士・通訳案内士講座ご紹介

平成21年6月14日 日曜日
瀬口寿一郎

1.司法通訳士コースについて
 a.受講者の英語学力としては英検準2級以上の学力を保有し、且つ最低限の日常
 英会話が可能であること。
 ただし、基本コースを終了して実務コースを受講する頃には英検準1級以上の学 力の保有者に成長していることが望ましい。
 通訳案内士国家資格の保有者のように既にかなりの英語学力を有する者は有利で あるが、当アカデミーの講座では、法学知識とりわけ刑事訴訟法に関連する知識 とそれを英語で表現する能力の養成とを目的にするため、基本・実務のいづれの コースも大いに役立ちますから、どちらかを受講されることをお勧めします。

 b.講座は「基本コース(初級)」と「実務コース(上級)」との2種類としま
 す。
 この差は、法律学関連知識におけるレベルの差です。 
   
 c.使用教材:いずれのコースもその基本書としては「司法通訳、Q&Aで学ぶ通訳 現場」共著者:渡辺修・長尾ひろみ・水野真木子、及び「法の基礎的理解」立山 龍彦・安藤 博共著を使用し、その他補助教材として講師の私が作成する「刑事 訴訟上の重要基本用語(日本語)の意味とその対訳英語」を併用し受講者の理解 を促進します。

 d.司法通訳士とは何かその意義、使命等については募集要項に簡潔に記す予定で す。
 我が国でのその存在理由としては「刑事訴訟法第13章・通訳及び翻訳」の個所 に「第175条(通訳)国語に通じない者に陳述をさせる場合には、通訳人に通 訳をさせなければならない。以下略」との明文規定があることです。
 それ故に能力さえあれば、就業機会はかなりあるわけです。そしてまた、通訳人 には、公正妥当な報酬が支払われており、その社会的経済的地位も高く評価され ています。

2.国家資格の通訳案内士受験コース
 a.いわゆる民間外交官(ガイド)として、戦前からその社会的使命や地位が高く 評価されており、語学関連では唯一の権威ある国家試験制度として今日まで続い ています。
 受講者の英語学力としては英検準2級以上の学力を保有し、且つ最低限の日常英 会話が可能であること。これは前記の司法通訳士コースと全く同じです。

 b.目下、日曜日のみに集中講座(10A.M/4P.M.).を開設予定ですが、教室の使用状 況が許せば、 平日の時間帯において複数回の実施が可能となります。現在検討 中です。

 c.使用教材:基本書としては「日本・その姿と心」(和英対照・学生社)及び  「対訳:英語で話す日本経済Q&A」(講談社インターナショナル)、そして補助 教材として「英学
 事始」小川富二著(ナビ出版)。その他、邦語科目用として「観光日本地理」及 び「日本文化・外交小史」共にJGA刊行のガイド試験用定番参考書です。

 d.受講者の個人的な実力を把握し、それを確実に伸ばすために模擬試験における 英文和訳・和文英訳等の解答に対しては、単なる採点のみではなく綿密な解説を 施します。 
 この丁寧な手法がかなりの好結果をもたらすことは、神田外語キャリアカレッジ での講師の約8年間にわたる指導歴において既に実証済みです。
以上



三種の神器(The Three Sacred Treasures)

2009-06-11 21:28:48 | Weblog
三種の神器(The Three Sacred Treasures)

平成21年6月11日 木曜日
JGC事務局・岡村寛三郎

さて、この人類の歴史に残る大不況期をどうやって生きぬくかを毎日毎日考えて暮らしていますが、一つには、従来からのビジネスや戦法に固執して、競争相手を徹底的に粉砕するか自分が徹底的に粉砕されるかまで、攻撃は最大の防御なりとばかりに、最後の一兵に至るまでしつこくしつこく頑なに同型の攻撃を繰り返す・・・全軍の武器や人員そしてエネルギーの耐えるまで・・・という作戦があります。
他の一つは、時代の先端を行く新兵器を調達し、使用法を訓練し新しい戦法を創造し、総攻撃を掛けてくる敵に冷静に立ち向かう・・・という作戦があります。
もちろん、天・地・人に関わる種々の状況が錯綜するビジネス界や実際の戦場では、上記のように単純に攻撃・防御の作戦を選択し採用できるわけではありません。
しかし、今日のように環境的・客観的状況が激変する状況下においては、どんな新たな敵がどんな新兵器を携えて、しかもどんな新戦法でもって戦いを挑んでくるかは全く予想できません。
メガネ市場における今日の業界トップをめぐる熾烈な生き残り戦争を見ると、人ごとであるとは決して思われません。どの業界においても全く同じです。例外の業種はありません。
そうであれば、私たちも攻撃を受ける側に廻るだけではなく、攻撃をかける側に廻る準備もした方が良いことが明らかです。
もちろん、潤沢な軍資金があれば強力な新兵器の購入や堅固な陣地の構築も可能です。
しかしそれが無いのが我々庶民の苦しいところです。
となれば、後は自分に可能な最小限のコストで要領良く自分の心身の能力を強化・向上させ、最終的な肉弾戦に備えるしかありません。
先日は、野口悠紀夫先生の最近の著書を編集させていただいて(後掲の)「新学問のすすめ」を公表しました。
また、日本通訳案内士連合=J.G.C.では、国家資格の「ガイド資格」を持つか否かを問わず、9月開講の「東京通訳アカデミー」において、司法通訳士・医療通訳士・貿易通訳士講座等の受講をお勧めしています。
それらの講座の名前は、ちょっと聞けば、相当なハイレベルの学科内容の講座であるかのように思われる方がおられるかもしれません。しかし、実際はそうではありません。要するに、食わず嫌いであるか、事情を知らないためにとても難しい学問の講座だと早合点・誤解しておられるのではないかと思います。
もちろん、片目をつぶって軽く口笛を吹きながら運転できる田舎道を走るようなわけではありませんが、素人の人たちでも、ベテラン教師の体系的な指導に乗っかり、巧妙に配置された教材に従って学んでいけば、意外に優しく目標レベルに到達できるものだという感じを持ってもらえるでしょう。
昔からよく言われてきたことですが、学問に適し優れた生まれつきの能力よりは、挑戦する勇気や続ける忍耐力や根性などといった人間性に磨きを掛けることの方が、遥かに大きな成果を生み出す原動力となります。
端的に言えば、単語でも何でも3回で覚えられなければ、覚えられるまでの10回を繰り返せば良いのです。たったそれだけのことです。
もちろん、合理的な記憶法はあります。先ず好きな科目や項目を選び、それらの内容を十分に理解してから記憶作業に入ったり、自分の好きな他の事柄との意味関連をつけたり・・・
かくて、自分が好きだったり得意だったりする科目や項目を中心にしつつ、一定の知識のベースが出来上がれば、それを新たな土台にしつつ周辺の科目や項目に手を広げていくようにしていけば良いのです。
ナポレオンが、「余の辞書には不可能という言葉は無い」とかいったそうですが、そこまでは保証できないにしても、一定の得意分野をマスターして何某かの陣地を築ければ、後は野火の広がるかのように得意分野を周辺に拡大していけば良いのです。
そうすれば、「東京通訳アカデミー」が用意する医療通訳士・貿易通訳士・司法通訳士・(国家資格)通訳案内士養成の4講座の内容が、実はバラバラに存在するのではなく、相互に深く関連しあっていて十分に隣接し合い、時には重なり合ってもいる分野同士であるとの大きな手ごたえを感じていただける日がきっと来ると確信しています。
そのとき、貴方の手には、少なくとも「三種の神器」が確保され、正に「鬼に金棒」の諺が実現されるでしょう。
一朝一夕には長城は築かれませんし、百里の道も一歩からという諺どおりですが、「学問の王道は、努力すること」という真理を体得し、自信をもって不況期をも乗り越えられるでしょう。
貴方のご健勝とご幸運とそしてご努力をなされることをお祈り致します。
以上
資料
新「学問のすすめ」

《資格》
“求職者の能力の証拠・シグナル“を取ろう!
平成21年6月5日 金曜日
JGC事務局・岡村寛三郎
《自己投資の手段は大学院だけではない》
・・・野口悠紀夫氏著『未曾有の経済危機 克服の処方箋』(ダイヤモンド社)を編集
シグナルとしての資格
いうまでも無いことだが、自己投資のための手段は大学院だけではない。
大学院に進学する条件が整っていない人や年齢的に見て大学院で勉強する時期を過ぎている人でも、自己投資は十分可能である。ではそうした自己投資の手段としては、どのようなものがあるだろうか?
多くの人が考えるのが、「資格」の取得だ。資格はシグナルとして機能するからだ。特に、(新規求職時のみならず)転職の時には有効なシグナルになる。
初対面の相手に自分の力を証明する手段としては、かなり有用な手段になるだろう。
日本経済新聞の『エコノ探偵団』(2009・3・1付け)は、最近において有料の自習室が増えていることを急増していることを報じている。
利用者は大学受験生などもいるが、オフィス街では会社員の利用が多く、国家資格を目指す人が多いそうだ。
資格が直接の意味を持つのは、弁護士・公認会計士・税理士など有資格者だけにその仕事が認められているようなものだ。独立して個人で仕事をする場合に、こうした資格が重要な意味を持つことは間違いない。しかし、資格の意味をその様に限定して考える必要は無い。シグナルと考えれば、どんな資格でも意味があるわけだ。
それに、弁護士・公認会計士・税理士などの資格を苦労して取ったところで、かつてのように必ず仕事があるわけではない。「これ等の資格を取れば安心」とは決して言えない。

本を読む人と読まない人との違いは大きい
本を読むことも極めて大きな自己投資の手段である。出版不況といわれる中でビジネス書が堅調であることが、それを示している。今の仕事が忙しくて、大学院はおろか資格取得のための時間を見出せない人でも、本を読む時間は捻出できるだろう。
読書の成果は、必ずしも資格や学位に結びつかなくても良い。資格や学位は、それ自体に意味があるというよりは、勉強を進めるための目標であり、インセンティブだと考えるべきだ。
社会が大きく変わるとき、それに流される人と、積極的に対応しようという人との間には、大きな差が生じる。
その違いは、読書をしているかどうかに先ず表れる。
内容の確かな本や新聞を読んで社会生活に有用な知識を高めている人のグループと、スポーツ紙や漫画に読みふけって時間を無為に過ごす人のグループの間では、将来に大きな違いを生ずるといわなければならない。
とりわけ今日のような大きな経済危機の中では、その差は極めて大きなものになるだろう。

問題を自分で探すことの重要性
受験勉強や大学での勉強は、そこで読む本にしても、往々にして受動的なものだ。
しかし、自己投資としての勉強は、もっと積極的であり、はっきりした目的意識に支えられたものだ。そこで重要なのは、『問題を把握する』ことである。
学校教育以降の時期の勉強において難しいのは、問題そのものを「探す」ことである。
社会が安定しているときは、問題は明確だ。新しい問題を探す必然性は無い。しかし時代が変わるときは、問題は何か?という発見が必要になるのだ。
何をやったら良いのか?は、自分で判断しなければならないのだ。

日本通訳案内士連合=J.G.C.からの提案
そこで、JGCでは、語学力を活かした多くの業種や資格の可能性を高く評価しています。
昨年の秋以降、わが国の輸出入が大きく減少し、外国人の入国さえも減少しています。
しかし、もはや日本が江戸時代のような鎖国をして生きては行けないことは、100%確実なこととして誰からも認められています。
一時的な落ち込みはあっても、大きなうねりとしての国際化現象は動かしがたい流れでしょう。世界人口が数十億人をも超えた今、この巨大な人口数を数える人々が生きていくためには、もはや一国の農業や工業生産だけでは到底賄いきれないことが明白なのです。
とすれば、ますます多くの国語や方言が飛び交う世界を予見せざるを得ず、その国境を越えての交流に欠かせないバイリンガルの能力を持つ人材は、不可欠です。
しかし、単に日常会話としての外国語を理解できる、使える・・・というだけでは、大きな生産的効果をもたらしません。すなわち、産業・工業や医療・法律交渉等の生産的・実務的な現場で効率的な処理を為しうる能力を持った実用的な言語能力が絶対に必要です。
そこで、上記の著者・野口悠由紀夫先生が言明しておられるように、そのような言語能力を持っていることを証明するシグナルとしての資格を取得する努力は、求職活動時において極めて大きな効果を発揮します。
その様な意味で、日本通訳案内士連合=J.G.C.では、9月開講の「東京通訳アカデミー」において、司法通訳士講座・英仏2ヶ国語での医療通訳士・貿易通訳士講座を始め、通訳案内士試験の受験指導講座・浮世絵江戸文化通訳士講座・医学部大学院進学指導英語講座・・・などを開講します。
どうか貴方も、この激変の時代において、実際の職場内でも転職に際しても、また個人の家族生活の場でも大いに活用できる上記の極めて有益な資格獲得を勉強の目標に加えてください。
受講をお待ちしています。
以上




「東京通訳アカデミー」司法通訳士・通訳案内士講座ご紹介(概要)

2009-06-09 16:46:35 | Weblog
「東京通訳アカデミー」司法通訳士・通訳案内士講座ご紹介(概要)

平成21年6月7日 日曜日

瀬口寿一郎(JFG創業・初代理事長)

1.司法通訳士コースについて
  a.受講者の英語学力としては英検準2級以上の学力を保有し、且つ最低限の日
   常英会話が可能であること。
   ただし、基本コースを終了して実務コースを受講する頃には英検準1級以上
   の学力の保有者に成長していることが望ましい。
   通訳案内士国家資格の保有者のように既にかなりの英語学力を有する者は有   利であるが、法学知識とりわけ刑事訴訟法に関連する知識が必要なため、基   本・実務のいづれのコースも大いに役立ちますから、それらを共に受講され   ることをお勧めします。
  b.講座は「基本コース(初級)」と「実務コース(上級)」との2種類としま   す。
   この差は、法律学関連知識におけるレベルの差です。    
  c.使用教材:いずれのコースもその基本書としては「司法通訳、Q&Aで学ぶ通   訳現場」共著者:渡辺修・長尾ひろみ・水野真木子、及び「法の基礎的理    解」立山龍彦・安藤 博共著を使用し、その他補助教材として講師の私が作   成する「刑事訴訟上の重要基本用語(日本語)の意味とその対訳英語」を併   用し受講者の理解を促進します。
  d.司法通訳士とは何かその意義、使命等については募集要項に簡潔に記す予定   です。
   我が国でのその存在理由としては「刑事訴訟法第13章・通訳及び翻訳」の   個所に「第175条(通訳)国語に通じない者に陳述をさせる場合には、通   訳人に通訳をさせなければならない。以下略」との明文規定があることで    す。
   このために通訳人には公正妥当な料金が支払われています。

2.国家資格の通訳案内士受験コース
 a.受講者の英語学力としては英検準2級以上の学力を保有し、且つ最低限の日   常英会話が可能であること。これは前記の司法通訳士コースと全く同じで
   す。
b.目下、日曜日のみに集中講座(10A.M/4P.M.).を開設予定ですが、教室の使用   状況が許せば、平日の時間帯において複数回の実施が可能となります。
現在検討中です。
 c.使用教材:基本書としては「日本・その姿と心」(和英対照・学生社)及び
「対訳:英語で話す日本経済Q&A」(講談社インターナショナル)、そして補
助教材として「英学事始」小川富二著(ナビ出版)。その他、邦語科目用と
して「観光日本地理」及び「日本文化・外交小史」共にJGA刊行のガイド試験
用定番参考書です。
d.ガイド試験の受験指導に関しては、既に神田外語キャリアカレッジにて約8    年間の経験を有し、当時においてかなりの実績を挙げていましたので、自信   を持って皆さん方に受講をお勧めします。
以上