「東京通訳アカデミー」司法通訳士・通訳案内士講座ご紹介(概要)

2009-06-09 16:46:35 | Weblog
「東京通訳アカデミー」司法通訳士・通訳案内士講座ご紹介(概要)

平成21年6月7日 日曜日

瀬口寿一郎(JFG創業・初代理事長)

1.司法通訳士コースについて
  a.受講者の英語学力としては英検準2級以上の学力を保有し、且つ最低限の日
   常英会話が可能であること。
   ただし、基本コースを終了して実務コースを受講する頃には英検準1級以上
   の学力の保有者に成長していることが望ましい。
   通訳案内士国家資格の保有者のように既にかなりの英語学力を有する者は有   利であるが、法学知識とりわけ刑事訴訟法に関連する知識が必要なため、基   本・実務のいづれのコースも大いに役立ちますから、それらを共に受講され   ることをお勧めします。
  b.講座は「基本コース(初級)」と「実務コース(上級)」との2種類としま   す。
   この差は、法律学関連知識におけるレベルの差です。    
  c.使用教材:いずれのコースもその基本書としては「司法通訳、Q&Aで学ぶ通   訳現場」共著者:渡辺修・長尾ひろみ・水野真木子、及び「法の基礎的理    解」立山龍彦・安藤 博共著を使用し、その他補助教材として講師の私が作   成する「刑事訴訟上の重要基本用語(日本語)の意味とその対訳英語」を併   用し受講者の理解を促進します。
  d.司法通訳士とは何かその意義、使命等については募集要項に簡潔に記す予定   です。
   我が国でのその存在理由としては「刑事訴訟法第13章・通訳及び翻訳」の   個所に「第175条(通訳)国語に通じない者に陳述をさせる場合には、通   訳人に通訳をさせなければならない。以下略」との明文規定があることで    す。
   このために通訳人には公正妥当な料金が支払われています。

2.国家資格の通訳案内士受験コース
 a.受講者の英語学力としては英検準2級以上の学力を保有し、且つ最低限の日   常英会話が可能であること。これは前記の司法通訳士コースと全く同じで
   す。
b.目下、日曜日のみに集中講座(10A.M/4P.M.).を開設予定ですが、教室の使用   状況が許せば、平日の時間帯において複数回の実施が可能となります。
現在検討中です。
 c.使用教材:基本書としては「日本・その姿と心」(和英対照・学生社)及び
「対訳:英語で話す日本経済Q&A」(講談社インターナショナル)、そして補
助教材として「英学事始」小川富二著(ナビ出版)。その他、邦語科目用と
して「観光日本地理」及び「日本文化・外交小史」共にJGA刊行のガイド試験
用定番参考書です。
d.ガイド試験の受験指導に関しては、既に神田外語キャリアカレッジにて約8    年間の経験を有し、当時においてかなりの実績を挙げていましたので、自信   を持って皆さん方に受講をお勧めします。
以上