メディカルツーリズム管理者講座、7月4日、開講のご挨拶

2010-06-30 21:36:00 | Weblog
メディカルツーリズム管理者講座、7月4日
開講のご挨拶

平成22年6月30日 水曜日
東京通訳アカデミー・学院長・岡村寛三郎

皆様のご清栄をお慶び致します。
さて、わが国の医療の国際化、あるいはメディカルツーリズムについては、極めて重要な意味合いがあります。
即ち、単に医療分野での顧客拡大や収益構造の改善という経済的効果にとどまらず、国家に於いて国民向け社会福祉の向上とその財源確保が至上命題の中、医療と観光を組み合わせてのメディカルツーリズムが、外国人訪日者の絶対数や反復来日者数を持続的に増大させる原動力となり、国家の経済的発展への大きな貢献を為す可能性をも秘めていることは、1997年当時の東南アジア諸国の金融経済危機克服の有力手段となったばかりか、十余年を経て益々発展の兆しを見せている事実や経緯からも容易に推測できます。
ここに於いて、メディカルツーリズムは、単に産業の一分野のみにかかるビジネス現象ではなく、医療分野にかかる(1)科学技術や学問研究の発展をリードする力、(2)人類や国民の健康と幸福に貢献する度合の大きさ、(3)外国人の健康維持や増進面への貢献を通じての人道主義の実現と普遍化は、正にわが国憲法が謳う国際平和や国際親善促進への何よりの貢献となりうること、しかも(4)国家経済や国民生活費の中で占める経済的規模の大きさなどを思うとき、実に壮大な国家戦略としての位置づけを為すにふさわしい(夢のある)事業と言えるでしょう。
しかも、我が国の医療サービス水準については、施設面や道具面のみならず、医療技術に代表されるソフト面に於いても、一般的には世界でも最高レベルを実現しているのではないかと自負されることが少なくないことを思えば、この優れた技術や知識、医療スタッフ全員からなるサービスの良さなどを、未だ開発途上にある国々や、政治的・経済的には成熟していても、種々の社会的事情が絡み合って医療費が高騰し過ぎていたり、国家予算の都合上で病院数が少なすぎたりといった不都合のために安価で良質の医療サービスを直ぐには利用できない国々の人たち向けに、大いに公開し利用に供することは、多摩大学 教授 真野俊樹先生(医師・医学博士・経済学博士)が言われるように、国民への診療を十分に為した上で、なお診療余力のある民間病院などであれば何ら差し支えなく、積極的な外国人患者等の受け入れがむしろ望ましいことになるでしょう。
そうであれば、我が国の取るべき方向は明らかであり、メディカルツーリズムの推進に尽きるでしょう。
ただ問題は、その推進と功を焦る余りに、ツ―リズムのどこかの一部分に於いて重大なミスを犯し、全体として医療と観光面での大きな期待を持って訪日した外国人顧客の満足を得られないばかりか、深刻な医療トラブルや訴訟事件を起こしてしまうなら、日本全体への好印象を大きく傷つけてしまう不幸なことにもなりかねません。
一般の観光だけのツアーとは異なり、顧客の命や健康の維持や回復といった極めて重大な使命を帯びている医療サービスをも重要な要素とするツアーだけに、他国の事例をも参考にしての精緻なトラブル予防策や不幸にして生じてしまった場合の迅速かつ適正・公平な解決案提示などの善後策を講じられる周到な準備をしておく必要があるでしょう。
当アカデミーが、単にメディカルツーリズムを推進する役割を果たす医療通訳士養成をするのみに終わらず、メディカルツーリズムにおけるリスクをも思いやり、慎重にトラブル対策をリードする司法通訳士講座をも用意している由縁です。こういった周到な準備があってこそ、メディカルツーリズム推進が可能となります。
とはいえ、国内にある無数の医療情報を選別・加工しての海外への発信から始めて、見込み客との交渉、訪日ツアーのスケジュール化、訪日、ホテルへの付き添い、病院への案内と診療室内での通訳や立会い、そして後日の観光旅行への案内と帰国お見送り・・・・といった無数のつながりを持つ大小の作業をそつなく効率的に行うばかりか、顧客満足度を高める効果や結果をも伴わなければ意味がないと言う厳しい要求が、容赦なくメディカルツーリズム実施者側に突きつけられてきます。
なぜなら、メディカルツーリズムは単に一旅行業者やホテル業者、病院などによる国内レベルでの競争ではなく、言葉が通じず生活・文化習慣が大きく異なる外国人相手の市場に於いて、タイやシンガポール、インドなど名だたるメディカルツーリズム先進優良国との間での熾烈な顧客獲得競争だからです。
このことを真摯に思うとき、メディカルツーリズムは、相当な覚悟を持っての相当な準備をしてからでなければ、安易には手を出せません。準備不足で慌てて行って失敗すれば、元も子も無くすでしょう。そこで、このメディカルツーリズムの端から端までを徹底的に研究し尽くしてシステム化し、安全に行いうることを見極めてからスタートすることをお薦めします。
当アカデミーでは、そのような慎重派の方々のために、メディカルツーリズム管理者講座を通じて、メディカルツーリズムにおける各分担者・プレイヤーや作業に関する理論的根拠と実務上のノウハウを提供し、かつ共に議論し合って疑問点を解明し、実務上の効率性と安全性を高めて行こうとするものです。
では皆さん方との教室でのお出会いを楽しみにしています。
以上

英語・医療通訳士講座、お申し込み期限日!

2010-06-30 08:41:35 | Weblog
7月開講・英語・医療通訳士講座、本日がお申し込み期限!
米国正看護師による究極の英語通訳技術と医療知識の指導

平成22年6月30日 水曜日
東京通訳アカデミー・学院長・岡村寛三郎
7月3日(土曜日)開講に備え、通学講座の場合も、通信講座[同時生中継とビデオ・オンデマンドの2系統配信]受講生向けには、①テキスト5冊や②医療過誤トラブルに巻き込まれないための秘術「医療通訳の手引き」(瀬口寿一郎著、東京通訳アカデミー制作)の教材類を事前にお送りする必要があるため、6月30日(水曜日)中には必ずお申し込み書のEmail送信と学費(20万円)のお振込送金をよろしくお願いします。
さらに、通信講座受講者には、さらに、動画視聴のためのパスワードの準備が必要ですので、早めのお申し込みをよろしくお願いします。
(尚、お申し込み等が遅れ、初回授業に間に合わなかった場合でも、学費の減額はございませんので、ご了解をお願いします。)

≪資料≫
★お申込み:①お名前 ②〒と住所(教材の送り先) ③連絡電話番号 ④メールアドレス ⑤主な学歴・資格をEmailで、お送り下さい。Eメール:okamura3@oksemi.co.jp
★学費のご送金:振り込み=三菱東京UFJ銀行 姫路支店 普通口座 No.0017123 東京通訳アカデミー(=CoolJapanExpo株式会社)

★次回の中国語講座は、9月開講です。

≪講座概要ご紹介≫ 東京通訳アカデミー
Eメール:okamura3@oksemi.co.jp ☎03-3233-7518 Fax.03-3294-7410
〒101-0052東京都千代田区神田小川町2丁目6番12号 東観小川町ビル8階

≪(無料)説明会≫開催中・・・毎週・金曜日・午後6時~8時、当アカデミー教室
★申し込み必要(氏名・携帯電話・メールアドレス・得意な外国語・顕著な資格)
★申し込み先=JGC&TIA事務局・岡村寛三郎、Eメール:okamura3@oksemi.co.jp

(一)7月開講・・・通学講座・通信講座に原則共通
 (1)英語・「医療通訳士」講座(計5カ月)・・・世界中での勤務が可能
()講義=7月~10月の4ヵ月間、毎土曜日、10:00~16:00(昼食休憩含む)、
() )医療通訳士技能検定試験…11月、毎土曜日、3回の模試と1回の本番試験
★合否ランク・・・1級、準1級、2級あり
()全期間・・・7月3日(土)~11月28日(日)、計5ヵ月間
()全受講料・・・20万円
()講師=米国カリフォルニア州の正看護師&オンコロジー専門職資格、米国とガーナにて約10年間勤務、米国の「JCI認証」のハイ・ランクな勤務先病院にて
[年間最優秀看護師賞]その他を2回受賞、
★JCI 認証とは、国際医療機関評価委員会から全世界の医療機関を対象に、厳格な国際標準医療サービス審査を経て医療機関に発給する認証制度である。JCI 認証を受けるためには、患者の安全と良質の医療サービス提供を目的として、患者が病院に入る瞬間から退院までの治療の全過程に対し、11分野、1,033項目にわたる細密な評価を受けなければならない。
国際社会においてJCI 認証は医療サービスのグローバルスタンダードとして認識されている。診療過程で発生し得る危険を予防・改善し、患者の安全はもちろん医療サービスの質的保障まで体系的に管理されていなければ、認証を受けることができないからである。

 (2)「メディカルツーリズム管理者」講座
★医療情報の発受信から病院案内と代金決済までの業務一切の管理手法を学ぶ、
計6か月
()講義=7月~11月中旬の5.5月間、毎日曜日、10:00~16:00(昼食休憩含む)
()「管理士」技能検定試験…12月後半の毎日曜日、1回の模試と1回の本番試験
  ★合否ランク・・・1級、準1級、2級あり
()全期間・・・7月4日(日)~12月26日(日)
()主な学習項目=①メディカルツーリズムの仕組み、②経理処理、③情報発受信の技術
()講師=①東京通訳アカデミー・学院長・岡村寛三郎(通訳案内士)、②税理士、
③㈱キバンインターナショナル・西村社長
()全受講料・・・20万円

(3)中国語or英語≪司法通訳士講座≫
通信講座・・・7月開始!(生徒数が1名でもスタート)
    指導要領:(a)講師・生徒共にEメールで、毎週1回(月曜日)の通信添削指導
(課題賦与⇒解答⇒講評と添削)
         (b)4ヵ月間の学習、その後に1ヶ月間の復習と本番試験=計5カ月
★3回(3週)の(復習)模試、⇒最終の週に、本番技能検定試験

(二)9月開講・・・通学・通信講座に原則共通
(1)英語・「医療通訳士」講座(計5カ月)・・・世界中での勤務が可能
()講義=9月~12月の4ヵ月間、毎火曜日、10:00~16:00(昼食休憩含む)、
() 医療通訳士技能検定試験…翌年1月、毎火曜日、3回の模試と1回の本番試験
  ★合否ランク・・・1級・準1級・2級あり
()全期間・・・9月7日(火)~翌年1月25日(火)、計5ヵ月間
()講師=通訳案内士、看護師
()全受講料・・・17万円

(2)中国語・「医療通訳士」講座・・日本国内と中国にて勤務が可能
()講義=9月~12月の4ヵ月間、毎土曜日、10:00~16:00(昼食休憩含む)
() 医療通訳士技能検定試験…翌年1月、毎土曜日、3回の模試と1回の本番試験
  ★合否ランク・・・1級、準1級、2級あり
()全期間・・・9月4日(土)~1月29日(土)
()講師=中国の医師・日本の医学博士、
()全受講料・・・17万円

(3)中国語・司法通訳士講座
通学講座・・・9月開校!(但し、生徒数が3名以上の場合)
(a)平日講座・・・毎水曜日の午前10時~午後4時(昼食休憩含む)=5時間講義
(b)週末講座・・・毎土曜日の午前10時~午後4時(昼食休憩含む)=5時間講義
★4ヵ月間の学習、その後に1ヶ月間の復習と本番試験=計5カ月
★3回(3週)の(復習)模試、⇒最終の週に、本番技能検定試験
以上

米国正看護師指導による7月開講の
英語・医療訳士講座
授業要領・主要教材決定

皆さまのご清栄をお慶び致します。
さて、待望の米国正看護師による英語・医療通訳士講座が、いよいよ7月から始まります。
★6月18日、午後6時~9時に於いて講師自らが説明会(参加申し込み必要)
★通学講座もインターネット配信の通信講座も、可能な限り同一の受講条件です。
(1)7月3日の初回授業日から毎週土曜日(10:00~16:00)の講義等を経て、11月最終回での技能検定試験日までに於いてベースとして使用される主要教材は、末尾に掲載の5冊に決まりました。
(2)授業では、ハイレベルな通訳士養成目的で、英語が7割~8割、日本語が2~3割程度の比率で、2か国が随時・瞬時に転換して使用されます。受講資格は、英検準1級レベル以上が望ましく、そうでない場合は、同時進行で語学能力向上にもお励みください。
(3)12月24日・最終回(土曜日)での医療通訳士技能検定試験では、筆記試験とインタヴィユー試験の2科目が行われますが、普段の授業時に於いて、毎回インタヴィユー試験に備えてのロールプレイ・トレーニングも指導実践されます。
(4)筆記試験もインタヴィユー試験も共に、(ほぼ全問が)普段の授業時に於いて指導させて戴いた課題や問題等の中から出題されますので、毎回の授業の内容記録にご留意下さい。
(5)授業では、できる限りに診察室・検査室・薬局等に於いて医師と患者との間で頻繁に使用される会話例に基づいての実践的指導が行われます。単なる医療知識や科学的・学問的内容等の追求ではありません。
(6)暗記や修得を強要しません。社会人向けのハイレベルな講座ですから、受講生各自の積極的な学習意欲や情熱・辛抱強さなどの熱意ある学習姿勢を引き起こし刺激するような興味深い授業内容を目指します。
(7)7月から10月までの4か月間の講座期間中は、毎月4回(4週)の授業ですので、計16回の講義とレッスンになります。毎回、ほぼ均等の学習量で進みます。受講生には、学習スケジュールも公表しますので、参考に供して下さい。
(8)11月・最終月での毎週3回は、既習部分をほぼ3等分しての「復習」を兼ねての本番技能試験向けの模試実施になります。
(9)11月・最終回(土曜日)には、医療通訳士技能検定試験を行います。時間帯は、午前10時から午後4時まで。普段のスケジュールと全く同じです。試験委員団は、数名の当アカデミー講師と外部委託の医師とから構成されます。
(10)合否発表は、12月15日を予定しています。合格基準とランキングは、次の通りです。
1級・・・2科目とも85点以上、準1級・・・1科目が85点以上、他の科目が60点以上、2級・・・2科目とも60点以上85点未満、不合格・・・1科目又は2科目とも60点未満
(11)授業を受けないで、教材5点と補充教材等を15,000円で購入し、医療通訳士技能検定試験には受験料15,000円を支払って受験することもできます。
なお、(3点セット)教材類+模試3回+本番試験受験=50,000円となります。
(12)7月~11月=5ヵ月間…計100時間=200,000円(時間単価は2,000円)
他社の同趣旨の講座の時間単価5,000円に比較して僅かに40%の破格の安値です。
ですから、労働省の教育給付金支給を、煩わしい申し込み手続きを経て受ける必要など全くありません。
(13)お問い合わせとお申し込み
JGC&TIA事務局・岡村寛三郎、Eメール:okamura3@oksemi.co.jp
(氏名・〒と住所・携帯電話・Email ・得意な外国語・顕著な資格をご連絡ください。)
(14)学費等の振込先
三菱東京UFJ銀行 姫路支店 普通口座 No.0017123 東京通訳アカデミー(CoolJapanExpo株式会社)
(15)通学講座用教室
〒101-0052東京都千代田区神田小川町2丁目6番12号 東観小川町ビル8階
☎03-3233-7518 Fax.03-3294-7410

資料:主要教材・下記6点
(1)重要:当アカデミー開発教材「医療通訳の手引き」(医療過誤訴訟回避のノウハウ集)
(2)「医療通訳入門」連利博監修[日本パブリックサービス通訳翻訳学会理事長]
237頁、出版:松柏社、(定価2,400円+税)
(3) 「最新・検査のすべて」小橋隆一郎著、159頁、出版:主婦の友社(定価1,300円+税)
(4) オール図解「体の仕組みと病気がわかる事典」、浜松医科大学名誉教授・高田明和監修、319頁、出版:日本文芸社、(定価1,500円+税)
(5)「ちょっと一言MediTalk医療現場で役立つ英会話」CD3枚付き、高階経和・宮崎悦子、
193頁、出版:インターメディカ、(定価2,500円+税)
(6) 「メディカル英語小事典(第2版) 重要語句・基本会話・医療ミニ情報」
吉田聡・藤平英一共編著 155頁、出版:英光社 (本体1,100円+税)
以上


「医療通訳士」の法的・経済的地位
平成22年6月17日 木曜日
東京通訳アカデミー・学院長・岡村寛三郎
Eメール:okamura3@oksemi.co.jp
皆様のご清栄をお慶び致します。さて、医療通訳士の法的・経済的地位について説明いたします。
(1) 法的地位
2種類が考えられます。
(a)一つは、病院に雇用される場合です。将来的には、医師や看護師などと同じように、病院スタッフの重要なメンバーとして外国人向けの医療サービスを行うようになる場合です。現在でもこのスタイルを採用している病院はいくつもあります。例えば、G病院やN病院等です。これらの病院では、英語通訳が可能な人材が病院の正式スタッフとして採用され活躍しています。
医療通訳士という資格や地位につき、その重要性から判断して国家が関与する形で運営が図られるようになることは、十分に予測されます。このことは、政府の新成長戦略のうちの重要政策として掲げられていることですが、10年後には、アジアにおけるメディカルツーリズム需要の1割に当たる50万人を我が国で確保したいと言う目標を実現するに当たり、顧客の安心感を確保する上でも非常に重要なポイントになるからです。
この時、医療通訳士は、病院直属スタッフとなります。政府が将来の姿としてそのように考えていることは、有力な情報筋から入手しています。
(b)他の一つは、これから外国人受け入れを本格化しようとする多くの病院が採用すると思われる形態ですが、病院は治療等に専念し、医療通訳士の採用と報酬につき外国人顧客を病院に仲介し斡旋する業者に完全に任せるというスタイルです。
()この時、医療通訳士は、一般的には派遣という法的形態での業務遂行となりますので、派遣業法の適用を受けることになります。例えば、当アカデミーの派遣事業会社(=Cool World Expo株式会社)と雇用契約を結び、病院へ患者を送客する仲介斡旋事業者の指揮命令を受けながら、病院等で勤務することになります。
()例外的に、患者や仲介業者との法的関係で、独立事業者としての法的地位に立ちながら、業務上の指揮権の所在如何に従い「請負契約」又は「準委任契約」を結んで業務に従事することになるでしょう。

(2) 資格等級別の経済的地位
例えば、派遣会社のCoolWorldExpo株式会社と仲介斡旋事業者とは、派遣契約を結び、そこで派遣スタッフの給与(時間単価)を取りきめます。
原則として、(a)医療通訳士1級保持者は、5,000円/時の70%=3,5000円/時が手取り収入になります。独立的に医療通訳業務を引き受け、自らの判断と責任の下に(=単独で)遂行することができます。
(b)医療通訳士準1級保持者は、4,000/円時の70%=2,800円/時が手取り収入になります。
(c) 医療通訳士2級保持者は、3,000/円時の70%=2,100円/時が手取り収入になります。

(3) 業務上の過失責任
但し、準1級、2級保持者又は無資格者においては、知識やスキルの点で独り立ちして業務を安全に遂行する能力を持ち合わせていない場合が多いことが予想されますから、仮に医療トラブルに巻き込まれた場合、そのトラブル発生という結果を予見し、かつそのトラブル発生を回避しえたという状況が法的に認定されれば、業務上の故意または過失責任を問われることになるでしょう。
そこで、1級ライセンサーのアシスタントとして、その完全な監督と指揮命令下でのみ安全に職務を遂行できることになります。
以上


参考資料
人材派遣の法的な位置づけ [インターネット記事より編集]
人材派遣業という事業を行う会社は、1975年(昭和50年)頃から急速に増えた。これに対応し、1985年(昭和60年)6月に、派遣労働者の保護を目的とした「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律」(通称:人材派遣業法)が成立し、翌1986年(昭和61年)7月から施行された[3]。
人材派遣業法第2条では、労働者派遣を以下ように定義している[4]。
自己の雇用する労働者を、当該雇用関係の下に、かつ、他人の指揮命令を受けて、当該他人のために労働に従事させることをいい、当該他人に対し当該労働者を当該他人に雇用させることを約してするものを含まないものとする
この定義によって、人材派遣契約は従来の業務請負契約と明確に区別されることになった[4]という。
業務請負では、請負労働者は、自身が雇用関係を結ぶ会社(=請負業者)と注文主の会社との間で締結した請負契約にもとづいて労働を提供するという、直線的な関係があるのに対して、労働者派遣では、派遣労働者は派遣元の会社と雇用関係を結び、派遣先の会社とは使用関係になり、派遣元会社と派遣先の企業は派遣契約を結んでおり、言うなれば三角形の関係にある[4]。
言い換えると、業務請負では、労働者の指揮命令権は顧客企業ではなく、あくまでも請負業者のほうにあると定義されているのに対し、人材派遣制度では顧客企業(=派遣先企業)に労働者の指揮命令権が認められている[4]という特徴がある。
以上


東京通訳アカデミー(=CoolJapanExpo㈱)
NPO日本通訳案内士連合(J.G.C.)
CoolWorldExpo㈱ 
 業況ご報告

(1)東京通訳アカデミー=「医療通訳士・司法通訳士・メディカルツーリズム管理者」養成
(2)「NPO日本通訳案内士連合(J.G.C.)」=(国家資格)通訳案内士の観光案内関連での仕事開拓
(3)CoolWorldExpo㈱=派遣と職業紹介

≪メディカルツーリズムの新しいビジネスモデルの開発に成功≫
★次々と病院からの受注に成功する一方で、日本への外国人送客を専門に行う日本や中国の業者・機関とも提携関係が成立しています。

システム概要
(1) メディカルツーリズムの研究と推進に特化
(2) 医療通訳士・司法通訳士・メディカルツーリズム管理者の養成に特化
(3) 病院のホームページの英語・中国語(orロシア語)への翻訳を無料でおこないます。
(4) 国内の病院・医療情報等を効率的に全世界に向けてインターネット上で広告します。
(5) 病院に代わって、外国からの問い合わせにも無料で対応します。
(6) 外国人患者・健康診断希望者(=患者等)を、医療通訳士等の同伴で病院にご案内します。
(7) 患者等に代わり、病院での治療費の支払い責任を負い、医療通訳士等のサービススタッフへの報酬支払いも、自己の計算にて行います。
以上




メディカルツーリズム管理者業務の重要性

2010-06-30 07:32:41 | Weblog
メディカルツーリズム、最近の様子

平成22年6月30日 水曜日
JGC&TIA事務局・岡村寛三郎

全国で多くの旅行関連企業さんがメディカルツーリズムに取り組んでおられます。
以前とは異なり、最近はどの病院さんをご訪問させて戴いても、皆さんが外国人受け入れに向けて前向きな姿勢を示して下さるので、大変に話が進みやすくなっていますと言っておられます。
そういった民間での動きのみならず、政府や多くの地方公共団体での積極的な姿勢も追い風となり、実際、私ども東京通訳アカデミーへの医療通訳士派遣の引き合いについては確実に増加してきています。
ここにおいて、旅行業関連企業におかれて、メディカルツーリズムの管理者=実施責任者として名乗りを上げられる例が目立ってきているようですが、情報関連企業や日中友好推進の財団法人や民間企業もまた、メディカルツーリズム管理者としての名乗りを上げておられます。
そこで、「メディカルツーリズム管理者」業務推進を目指しておられる多様な企業・団体さんにご提案します。このツアーには、病院や医療通訳士などの異種類のプレイヤーを多数含むため、それら専門性が高い職種の業務についても相当な知識や指導・管理手法を身につけておかれないと、思わぬところでミスやトラブルを生じる可能性があります。
外国人顧客の健康や命が掛かっているだけに、慎重な姿勢でのツアー管理が望まれます。
経理処理や情報提供にしても、ツアー担当の各プレイヤー相手のみならず、当然のことながら外国人顧客向けの取り扱いも必要なため、一律・画一的な処理は全く通用しません。
更には、ツアー担当のプレーヤーの職種に応じ、異なる外国人毎の文化や生活習慣に合わせた細やかな配慮がより望ましいため、これらすべての相違に着眼しての肌理細やかな業務処理をする必要があります。
実際のところ、これらすべてを、一業種内での知識やスキルでもって解決するのは難しいため、隣接・異業種間での交流が是非とも望まれます。
そこで、当アカデミーでは、こういった異業種交流の場を兼ねて、メディカルツーリズム管理者講座を、7月4日から毎日曜日に開催しますので、是非ともご関心のある方はご参加戴けますようにとお誘いします。

お申し込み:氏名・〒と住所・携帯電話・Email ・得意な外国語・顕著な資格をお知らせください。
学費:6ヶ月間で20万円、
振込先:三菱東京UFJ銀行 姫路支店 普通口座 No.0017123 東京通訳アカデミー(=CoolJapanaExpo株式会社)

平成22年6月30日 水曜日
東京通訳アカデミー・学院長・岡村寛三郎
Eメール:okamura3@oksemi.co.jp
☎03-3233-7518 Fax.03-3294-7410

参考資料

メディカルツーリズム管理者講座、「管理者」の監督・指揮業務範囲

説明会要旨
平成22年6月25日 金曜日
東京通訳アカデミー・学院長・岡村寛三郎

(1)何故、メディカルツーリズム全体について徹底的に考察しなければならないか?・・・東南アジア諸国、世界中の病院・医療サービスとの厳しい競争が待っている。
(⇒⇒⇒末尾資料①)

(2)我が国メディカルツーリズム推進上のハード・ソフト両面にわたる問題点
()タイバンコク病院の田中耕太郎氏による多くの指摘(⇒⇒⇒末尾資料②)
()我が国の医療界では、今まで、取り立てては国際化の努力をしてこなかった、
メディカルツーリズム先進国に比べて、PR不足、とりわけボランティアテイア活動・災害時や戦争難民の救済活動等での存在感の不足を否めない(比較例:フランスの国境なき医師団)⇒⇒⇒世界の多くの医療関係者から、とりわけ一般の人々から、日本の医療の特徴や長所について、ほとんど何も知られていない。
()我が国医療における国際比較と強みの発掘とそのための医療における様々な分野の学習と医療関係者との旺盛な交流(膨大な資料や情報を個人では収集・整理しきれない・・・上手な収集法の開発と確保のため他の企業などとの提携が必要

(3)医療施設上の問題点・・・①建物の外装・構造=大方の病院は、超豪華なホテル並みではない、②内部設備・治療器具、健診設備=どこの国にも引けを取らない。 

(4)病院運営上の問題点
()窓口サービス、診察・検査・薬局、病棟管理、経営姿勢、スタッフ教育、スタッフ数等比較、
()JCI認証の有無⇒⇒⇒(a)医療サービス全体の問題、(b)患者が米国任意保険を利用できるかどうかの問題

(5)メディカルツーリズム顧客獲得のための宣伝力や手法上の問題点
・・・マーケットが、外国全体、大陸全体や地球全体に及ぶから、
(a)活動的・挑戦的なセールスマンの有無、その競争力(合理的組織/統卒)・活動力・資金力・語学力・人脈の有無と開発力・教育システムの有無)の有無とその程度、
(b)インターネット上の勧誘力、
(c)英語力、その他外国語力、
(d)人脈利用の口コミ作戦、人脈ネットワークの有無、
(e)とりわけ、インターネット上の情報処理能力・技術力の問題

(6)宣伝上・顧客誘引上のセールス・トークの内容と質の問題点・・・医療サービスの実態を(誇張しないで)正確に伝える真摯な姿勢が、後の医療過誤トラブルを起こさないために不可欠の重要性・・・医師が心配する「通訳に関わる医療過誤トラブル」はどのような場合に起こりやすいか?・・・医療通訳の専門家を採用するべき重要性

(7)医療費・ツアー全体に関する問題点・・・日本の医療費の世界との比較(⇒⇒⇒資料③)

(8)「ツアープランナー」養成と確保の問題、

(9)「医療コンシェルジュ」養成と確保の問題

(10)「医療通訳士」養成と地域的確保の問題、業務遂行上の問題点(人数・質・外国語の種類、安全性と確実性)=医療トラブルへの関わり回避のために。

(11)観光スポット・スポーツ・娯楽施設・ショッピング・健康~宿泊施設(ホテル・温泉・保養)等との選択と組み合わせの工夫・・・多様性と統一性、距離的・費用上の問題の解決策、受け入れ施設の質的・量的能力の問題

(12)観光通訳の確保の問題・・・質と量の問題

(13)多数の関係者間の経費と利益確保の問題・・・経理面での明確化と公平化、効率化と透明性

(14)司法通訳士:養成と確保の問題・・・主に言語上の問題
以上