かむるち2号のらくがき

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失敗して当たり前

2020-01-30 20:42:00 | 雪遊び<スキー>
この間のアルペンスキーW/C シュラドミングSL、ヘンリック・クリストファーセンが久しぶりに優勝した。

結果を先に知っていて、その後に映像を見たのだが、1本目クリストファーセンは2位。
2本目に強いクリストファーセンだから、順当に勝ったんだろうと思いながら2本目を見た。。。

しかしクリストファーセンは、スタート直後に大きなミスをして0.16のマージンは一気に消え、それどころか+に転じた。

1本目2位だから2本目は29番スタート、先に28人もの選手が滑ったあとのコースではさすがのクリストファーセンでもそこから巻き上げるのは無理なんじゃないか?僕が聞いていた結果は実は間違いなんじゃないか?そんな風に思いながら見ていた。

絶対ムリだろう、そんなところからクリストファーセンはすごかった。。。
徐々にタイム差を詰め、最終の中間チェックでは0に戻した。


ゴールしたときには2位に0.34秒差をつけていた。(驚)

すごすぎる。。。そんなことが起きるんだ。

最近僕は「ミスをしてはいけない」といつの間にか思い込んでいたが「スキーは失敗して当たり前」ステンマルクだったかホピヒラー教授だったかが言っていた言葉を思い出した。



先日のアーデルボーデンGSでも、53番スタートから0.04差で1本目2位に入ったボルソッティを始め、50番台以降のハイナンバースタートから30番以内に残る選手が続出。

スタート順の遅い選手が上位にくるタイムを出す、アルペンスキーを知っている人ならそれがいかに難しいかを知っている。

スタートの早いときのきれいなバーン状況とは違い、たくさんの選手が滑ったあとのバーン。。。失敗を恐れていては、そこから好タイムを出すことはできない。

アーデルボーデンの最後の急斜面に果敢に突っ込んでいく選手を見ると、自分の安全第一 自動ブレーキの利いたスキーが情けない。。。
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