今日は通院のために休みをとった。
歯科の受診を終えてからは整形外科、二つの受診が終わってから、近くのショッピングセンター内のお店で昼食。
その後は川に向かった。(笑)
数日前に半日くらい小雨が降ったものの、ここ1ヶ月くらいは雨らしい雨は降っていない。
渇水はひどく、この辺りのダムは治水容量はどこも0%、利水容量も5%を切っている。
少しばかり降った雨、上流にダムがなく山に保水力のある川であれば少しはいいだろう。
どこに行くかは悩んだが、どうせ釣れないのならワンチャンあるX川にした。
渇水でも上流に行きさえすれば、イワナなら間違いなく1つ2つ釣れるだろうが、どうせたいして期待できないのなら元気のいいヤマメを狙うことにした、わざわざ自分から難易度を上げてもワンチャンならヤマメのファイトを楽しみたい。
川はもちろん渇水だが、それでも川の流れる音が少しはするくらい流れていた。
取水口からは田んぼに水を引いているだろうからその下は期待できない、取水口ちょっと下流で川に下りれる部分から川に入った。
少しすると木っ端ヤマメが出た、しかし掛からない。
そもそも木っ端が出てくること自体あまりない川だが、木っ端が先に出てくることからして大きいのはエサを獲る場所以外に隠れているんだろう、普段ならなにも出てこないのが普通の川だ。(一般にヤマメの習性上、木っ端ヤマメはエサがたくさん獲れるいい場所には入れてもらえない、いいエサ場にいるヤマメは、この川のはすごくスレているので、基本的にいつもなにも出てこない)
案の定、たま~に出てくるのは木っ端ヤマメ。。。しかし、それとて渇水で警戒心が強いのだろう、フライに反応して出てはいるが喰っていない感じだ。
ようやく1つ釣れたのは、出てきていた木っ端よりはちょっと大きいかな?15㎝のヤマメ。(今日はボウズを免れた 笑)
その後もほとんど沈黙の中、出てくるのは木っ端ばかりで、それも掛からない。
喰っていないのを確認できたのは、その後に掛かったちょっと大きめの木っ端ヤマメ、やっぱりスレで釣れてきた。
その後も、たま~に木っ端ヤマメが出てくるくらい。
釣れね~な。。。そう思いながら釣り上っていたときに、なにかが川から石に上がった。
ん!?ヘビ?なにヘビだろう?と近づいてみると、マムシ!?にしちゃ細いけど、やっぱりマムシだ。(久しぶりにマムシを見たけど、やっぱヘビの中では模様やフォルムが一番カッコいい)
あんまりマムシが川に出てくることはないし(ヤマカガシは川にいることも多いけど、そもそもこの川でヘビはあんまり見ない)マムシにしちゃ細い方(痩せてる)だ、日照り続きでエサのカエルが陸場に少なくて、カエルを探して水のあるところまで来たんだろうか?
捕まえてもマムシ酒とか作れないし、焼いて食べたりもしないんで(笑)観察だけ。
それにしても釣れない。。。心が折れかかる(普通の人なら心は折れてる 笑)が、僕はこの川のポテンシャルを信じている。
夕方になって日が低くなってきた「必ずくる!」そう信じてキャストする、それにしても魚たちはこの状況でいつなにを喰っているんだ?
釣り上っている間に1度だけ20㎝くらいのが浮いてきて、また戻ったことがあったのを見てからフライを替えた。
いつものアダムスとほぼ変わらないが(結局変わんない 笑)パラシュートでなくハックル多めのソラックスに巻いたヤツにした(パラシュートよりデカく見える)その魚は出なかったがそのまま釣り上った。
すると、少し釣り上ったところでライズ、反射的にアワセを入れた。
キタ!やっぱり来た!こいつを待ってた、いいファイトで走り回る、楽しい!(^_^) なかなかいい重さのヤマメだ。
全長は25㎝ コンディションはよく、丸々してる。(ということは、ヤマメはこの状況でもちゃんとエサは食べている)
「ワンチャン」モノにしたし、満足。(^_^)
川を少し下って川から出るか、足早に上って川から出るか、どっちにしようかと思ったが、まだ十分明るかったので、足早に釣り上って川から出ることにした。
少し釣り上ったところで、流れの中からもう1尾出た。
さっきのよりは小さいなという感じでファイトしていたが、取り込んでみるとヤマメでなく22~23㎝くらいの太ったイワナだった、写真も撮る前 全長も測る前に 自分で暴れて川に帰って行った。(笑)
足早に適当に釣っていたのもあるが、その後はなにも出なかった。
日中の気温は、車の外気温計で38℃を表示していた猛暑、夕方でも30℃はあるだろうが、季節は秋に向かっている。
アブはもう出てこないし、虫の鳴き声はセミやキリギリスからスズムシやコオロギに変わった。