今、今年初めてアブラゼミの泣き声を聞いた。
今シーズン、立て続けにイワナとヤマメの交雑種が釣れた。
僕が20年以上も前(いや、30年くらい前か)に「つるや釣具店」のブランク「キャスタリア」7f6in #3のブランクで、ビルドしていてずっと使わなかったロッド。
数年前に#3のラインを巻くリールを用意して使い出したが、使い出したときからリールシートに不満があった。
付けていたリールシートは、今でもアングルから出ている2リングのタイプ。(リングバンドが僕のときとは違うけど)
このリールシート、リールフットが乗る部分が平らにされているが(上の画像だと正面側)その切り欠きが大きすぎてリールフットの薄いハーディのリールではよく止まらず、バンドが斜めになってすぐにリールシートのコルクに段ができてしまっていた。(コルクの質もあんまりよくない)
下側がエンドと一緒になっているポケットタイプのスライドリング式のウッドのリールシートに交換するのがもっとも手っ取り早いが、この手の軽い番手で軽量なロッドに2バンド式ってのは、リール位置を微妙に動かせるし軽量でいい。
現在、2バンドの既成のリールシートというのは、今まで付けていたアングルのものしか見つけることができなかった。
そこで、グリップ用に売っているコルクリング、それも昔のいいものをまだ在庫しているなじみの釣具店で購入した。
グリップと同じ長さ分コルクリングを接着して、なじみの釣具店で削り出し。(今までのバンドも無駄にならないし、最小限の出費で済む 笑)
僕が他のロッドに使っている2バンドのヤツは、リールフットが乗る部分というのが別にあるわけでなく、リールフットのRとほぼ同じRの丸い断面なので、リールフットとのなじみは非常にいいが、そのかわりにガイドとリールの位置関係が使っているうちに変わってくるのが難点で、時折リール位置を直しながら使っている。
今回は、2バンドのリングより若干小さい程度の丸断面に削った。
そのままではリールフットが入らないので、フットの乗る部分をまずは平らにして、ほんのちょっとリールフットが入るくらいのところからその平らにした両サイドをリールフットのRに合わせて削って作った。
元のリールシートを壊して外し、成形した新しいリールシートを接着。
今度はしっかり止まるので、リングも斜めになりづらい、コルクも傷みづらいだろう。
グリップも変えたらもっときれいにできるんだけど、僕にはめずらしく、オービスみたいな「巻き上げ」で作ったから、グリップ変えるとなるとまためんどくさいので。(^_^;)
師匠(スキー)の車を作業したお礼にと、師匠からいただきものをした。
帽子にジャージにノートPCなんかを入れれるバックパック。
いやいや、そんなつもりでやったんじゃないんですけど(^_^;) ありがとうございます。m(__)m
今日はどこの川に行くか悩んでいた。。。夜は雨が降っていたから、条件は行ってみないとわからない。
昨日行ったC川をもう少し探索するのもいいし、V川にも行ってみたい。。。
悩んだ挙句、X川の様子を見ることにした。
下で見るかぎり水量は安定していたし、取水の上でもさほど多くなさそうに見えた。
最近は下の方で釣ることが多いが、以前よく入ったヤマメが止まるまでの間を釣ろうと車を上に止めた。
準備をして下の方に歩いて行くと、僕が入ろうと思った橋のところから車が2台出てきた。
「あれ?橋のところに車はなかったけど?もしかして奥の方に車を止めていたのか?」。
しかし釣りの車ともかぎらない(でも釣り以外でここには入らないよな 笑)橋よりちょっと下から釣り始めた。
水量は思ったほどではないが、水流は強くドライフライが一気に流される流れが多い、さらにクモの巣がすごくて釣りづらい。
クモの巣が張ってるってことは釣りに入っていないのかな?と思ったが、絶対の集中力でこれなら出るという通しもすべて無反応。
一度だけ木っ端がつついただけでしばらく釣り上るが、どう考えてもこれだけ無反応ってのはおかしい。。。
途中であきらめて川を出た。
どこの川まで行こうかと考えて、V川に行ってみたが、すでに釣りの車が入っていた。
どこまで車を走らせるか。。。
ちょっとクマさんが怖いがZ川まで行った。
Z川は水がなかった。
それでもどうにかなるかな?と、車止めまで行ってそこから下り、いつもより少し短い区間を釣ることにした。(すでに13:00だったので、遅くなるのがちょっと怖かった 笑)
Z川でもクモの巣が多く釣りづらい。。。(虫も多くなって、この辺りの地域ではクモが巣を張るのが盛んな時期なんだろう)
それでも小さいとはいえ何度か反応があったが掛からない、一度だけ15~17㎝くらいのヤマメだろうというのが掛かったがバレた。
クモの巣に引っかかって、空中にあるフライに水面を割って飛び出てきたイワナもいた。(届かなかったけど 笑)
そういえば、ここまでボウズ。。。ちょっと焦った。(^_^;)
そしてようやくというか、喰ったのがわからなかったが掛かった(笑)上げた魚はイワナ。。。じゃない、この間V川で釣れたのと同じイワナとヤマメの交雑種 21㎝。(この間のよりサバっぽい模様が薄くてパーマークっぽいのが強い、よく見ると黒点がある)
その後にも20㎝くらいだろう魚が出たが、掛からなかった。
時間も15:00になっていた。
このまま海に行ってキス釣りするというのもいいが、ちょっとこれだけ釣れない上、内容がないのもおもしろくない。
また車を走らせてX川まで行った。
今度は僕が釣る一番下を釣ることにするが、すでに車が止まっていて車の脇でフライを振っている人がいる。
しかし、どう見てもしろーとだ。
あれじゃあ木っ端すら釣れないし、場所を荒らすだけだ。
ウェーダーも履いていなかったので、そこから動くことはなさそうだが、断ってから川に入ろうとすると向こうから妙になれなれしく話しかけてきた。
あんまりなれなれしくされるのもこれ以上場所を荒らされるのもいやなので、話しているうちに「ところで釣り券持ってます?」と振ってやると「え?あの・・・いや・・・今日は持ってなくて、様子見なんで、・・・釣れたら買おうかなと・・・」と言うので「釣れたら?・・・それじゃあダメですよね」と言ってやると「・・・帰ります」と逃げるように立ち去った。(嫌がらせみたいだけどルール違反を忠告しただけです 漁業権のある内水面で管轄の内水面遊漁券を持たずに釣りをすることは基本的には犯罪ですから犯罪者にさせないための助言です ・・・なんて気は毛頭ないですがそういうことにしときましょう 笑)
釣り場も確保したところで(やっぱり嫌がらせじゃねーか 笑)釣り始めるが、朝見たときより妙に水量が少なくなっている。
いつもはめったなことで出てこない木っ端ばかりがアタックしてくる。
#12や#10のフックなので、そうそう掛からないが、1尾釣れた。(^_^;)
そこからも水量が少なすぎるせいで、木っ端以外反応がない。
沢が入り込むところはちょっと水量もあるし、少し離れたところに位置を取って流せるので全集中した(笑)。。。と、思った通り20㎝くらいのヤマメが出てくるところから見えた。。。思った通り過ぎでさらに見え過ぎて、アワセが早かった、重さは乗ったものの皮一枚だった。。。(泣)
そこから上も水が少ない。。。上にある取水口を午前中は閉めていて午後から開けたのか?と上まで釣り上って取水口を見ると、やっぱり開いていた、午前中より水が減っているのはそのせいだろう、取水口より上は水がある。
取水口の上の流れも、よく出てくる流れだが、上手く流せても無反応だった。
やっぱり今日はダメなのかな?。。。
時間は16:00を回っていたが、もう少し釣ってみることにする、なにか釣れたらそこで終了しよう。
同じように水流があっても、午前中に釣った上の方と違い川幅もあるせいか、いい感じに思えた。
取水口上の流れから少し上がったところに、波立たずに平らに一定速度で長い距離流れる場所があった、立ち込んで真下から釣れば確実に最後までドラグは掛からないが、その位置に行けば下の方に魚がいたならば気付いて上に逃げる、そうすると上にいる魚にも気付かれるかもしれない。
斜め下の離れたところの浅瀬に位置を取って、膝まづいて魚に気づかれないようにして、必要分のラインを手元に置いて、パワーが伝わる分のラインをリーダーとフライごと下流に流す、水の抵抗を利用してロッドをしならせ、フォールをかけてフォルスキャストなしでラインを伸ばす、前方距離が少し遠く 後方や上方向キャスティングスペースが十分ないのにロールキャストだったりフォルスキャストをして魚に気づかれてしまうのを防ぎ 少し遠くから釣るときのテクニック。
上手く流れに乗ったフライが襲われた、バッチリとフッキングしたそいつは掛かったとたんにコンディション抜群のヤツだとわかった。
サイズはわからないが重い、ネットを用意しているとさらに突っ込みを見せた。
今日は内容的にボウズに近い、コイツはバラせない。
ネットに収まったのは、全長こそ21.5㎝だが、丸々としたヤマメ。
なんとかちゃんと内容を組み立てて「釣った」ってのが釣れたところで今日は終了した。
内容のない釣りのまま終わらなくてよかった。(^_^;)