かむるち2号のらくがき

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安田新潟自転車道 かむるち2号的令和完全版

2020-06-07 22:44:00 | 山道遊び<MTB 自転車>

新潟に住んでいると、時に目にする「安田新潟自転車道」の看板。
実際には全線開通はしていないままの企画倒れの道であるし、すでに当時とは道路事情やその他環境も大幅に変わっているために、まずまともに走れることはない。

着手したのは僕が小学生の低学年の頃、もう45年以上前の話だ。
なぜ覚えているのかといえば、僕の小学校では児童だけでは公道で自転車に乗ってはいけない決まりで、信濃川沿いにできたばかりのそのサイクリングロードまで自転車を引いていけば、そこで自転車が乗れたからだ。
当初、信濃川沿いは、万代橋-昭和橋間しかなかったと記憶している。

この当時としては壮大な計画である自転車専用道路、インターネットなんかやる前にも何度かチャレンジしてみたが、ルートはさっぱりわからなかった。
インターネットが発達してからは、調べてみると、基本的なルートが出ていることもあって、探索してみたこともあるが、インターネットに出ている情報などアテにはならない。
実走してみたり、いろいろな発見があると、鵜呑みにできないことが明らかだった。

最近、安田新潟自転車道で検索すると出てくるこのサイトのルートは、ちゃんと実走したものに感じられる、ほぼ間違いないと思うが、僕が調べたり問い合わせたりしている時点で、コースは有明大橋-安田小松間であるから、安田側の起点がちょっと安易な場所すぎると思う。



僕自身が安田新潟自転車道について考察したりしたことを載せたこれまでの内容の記事は以下の通りだ。
https://purple.ap.teacup.com/0824/1041.html

https://purple.ap.teacup.com/0824/4111.html

https://purple.ap.teacup.com/0824/4113.html

https://purple.ap.teacup.com/0824/4501.html

https://purple.ap.teacup.com/0824/4802.html



そして、ほぼ自分なりにまとまってきた最近。。。天候もよかった今日、お昼くらいから「安田新潟自転車道 令和完全版」?(笑)としてチンタラと実走してみた。
距離は約50㎞を表示していたが、最初の看板のところでGPSにウェイポイントのマーキングを忘れ、500mくらい走って戻っているので、1㎞くらいマイナスに考えられる。

今回は、GPSでログを取りながら(以前実走時には忘れた)画像とすべての看板(取りこぼしはないと思う)の位置を確認している。

決して走っておもしろいコースではないし(笑)看板を見つけて走ったり、どこまで作ろうとしていたのかを推測しながらのオリエンテーリング的に楽しんで走ってみた。




スタートは、新潟側の起点 有明大橋 関屋分水路の右岸側。(撮影地点 A)



(看板以外の撮影地点は、看板位置と紛らわしくならないようウェイポイントとしなかったため、EXIFを元に書き込んでいるので若干のズレはあるかもしれない)

分水路を上流側へ、水門のところで左折。(撮影地点 B)


信濃川左岸を下流側へ、この辺りの路面は新しく補修されている。(撮影地点 C)


最初の安田新潟自転車道看板。(ウェイポイント 1)


2つ目の安田新潟自転車道看板。(ウェイポイント 2)






安田新潟自転車道の案内図、まったく案内になってないけど(笑)。(撮影地点 D)

この看板は、新潟県のマークや、NEXT21の表示があるところから、当時物の看板ではないと推測される。

どういう意味で五頭自然公園なのか?まったく意味が分からないし(だいたいそんな名称の公園はないと思う)、矢印方向もどこ向いてんだか?の看板(笑)。(ウェイポイント 3)


以前はそこから万代橋の上流側歩道へ通路を通って上がったが、いろいろ以前の様子を考えると、橋をくぐった少し先まで行けたところから、旧電電公社(現在はエプロン)のところを巻いて万代橋下流側歩道を通るのだろうと推測された。

現在は橋をくぐってすぐには道路の方に出れないために、ログでは少し先まで進んでいる。(撮影地点 E)


橋の下の階段のところの通路を通るのは少し疑問だし、巻いて上がるとすると、橋のたもとの上がる部分は、以前から自転車が通るにいい感じに作られているように思う。





万代橋を渡って、左側歩道(この記事の左右は新潟から安田に向かう方向で左右とする)を進み、東大通を明石通り方面へ左折。

そしてそのまま進み、跨線橋を越える。
以前は跨線橋上を通ったが、跨線橋下の自転車道を通る方がそれっぽい。(撮影地点 F)


他者のブログにあった画像だが、これは以前の跨線橋のところの画像。(アベック食堂のところ)
そういえばここに跨線橋に上がる側道があった(現在はない)、つまりその側道が自転車道だったということだ。


東新潟中学校のところで右折、右側に現れる新栗木川沿いの自転車道を通る。
そこにある安田新潟自転車道の看板。(ウェイポイント 4)


そして。。。ここから先の部分が、現在の状況からするともっとも理解しがたい部分。
自転車道が切れるところで旧道に突き当たる、一般的にはここで左折するというのが安田新潟自転車道の通説だ。

しかし。。。それではつじつまが合わないところが存在した。
今回はそれを踏まえて走っている。

この突き当たった先は、現在工事中だが、以前は派出所があって、その脇を自転車道が通っていた。(安田新潟自転車道の看板もあったようななかったような、そのへんは記憶が定かではない)
そこを通ったと仮定して、右折する。(撮影地点 G)


かろうじて残っている、以前の自転車道を通るが、すぐに工事で通れなくなるために、旧道へ追いやられる。(撮影地点 H)


線路をくぐって、残っている自転車道を通り、進む。
東来順のところで栗の木バイパスを渡る。

反対側にある自転車道を進む。
もっと手前に栗の木バイパスを渡れるところがあったじゃないかと思うが、なぜそこまで戻るのか?それはこの看板が存在するからだ。(ウェイポイント 5)


そして、その先にも安田新潟自転車道の看板が存在する。(ウェイポイント 6)

つまり、新栗木川沿いの自転車道が終わってすぐに左折すると、この案内看板を無視することになる。(追加>2024現在 ダイビングショップ脇のこの看板は、道路工事のために撤去されたのか、存在しない)

笹出線のところで、また栗の木バイパスを渡る。

今になれば無駄な感じがするが、看板をつないでいけばこれが本来のルートなんだろうと思う。
栗の木バイパス沿いの自転車道も東来順のところで栗の木バイパスを渡る部分まで両側存在する。

現在は栗の木バイパスを歩行者や自転車が渡れる部分は他にも存在するが、当時はそれがあったのか?はたまたまだバイパス部分は栗木川が流れていたことも考えられるし、埋め立てている最中だったかもしれない。

笹出線もそうだ、現在はその先は牡丹山の方まで通じているが、笹口-出来島間の道路の通称だ、以前は牡丹山の方に行くあんな立派な道路はなかったと記憶しているが、当時のその辺りがどうだったかなんて、子供の頃に当時その辺りに住んでいない僕には想像もつかない。

ただ、現状残っている看板をつないでいけばこうなると思うので、そこはあくまで推測だが、現在インターネットに出ているようなルートでは、この看板を無視することになる。

栗の木バイパスをまた渡った先。
ここには以前、栗木川沿いにサイクリングロードが存在したが、現在は工事のために取り壊されている。(撮影地点 I)






栗木川沿いの自転車道はなくなっているので、旧道を走ってこがね寿司のところを左折して、右側の歩道を走るとすぐに安田新潟自転車道の看板が現れる。(ウェイポイント 7)


ちょっと先にも安田新潟自転車道の看板がある。(ウェイポイント 8)
この泰平橋→の意味がよくわからないし、以前はその矢印の方向に進んでみたが、この矢印は無視してもいいものだと思われる。

その反対側からは万代橋→の矢印があるが、安田側から来てここで右折するとも思えないのもその矢印を無視してもいいと考える理由のひとつ。


右側の歩道が切れるところまで進み、線路を渡った先にある自転車道へ。
すぐに安田新潟自転車道の看板がある。(ウェイポイント 9)


自転車道を進み、ファミマのところにも安田新潟自転車道の看板がある。(ウェイポイント 10)


進んで、赤道にぶち当たるところにも安田新潟自転車道の看板がある。(ウェイポイント 11)


看板の自転車道の矢印に従って赤道を渡り、反対側にある自転車道のところにも安田新潟自転車道の看板がある。(ウェイポイント12)




自転車道を進んだ先、東総合体育館のところにある安田新潟自転車道の看板。(ウェイポイント 13)






自転車道、逢谷内の郵便局付近にある安田新潟自転車道の看板。(ウェイポイント 14)


自転車道が切れるところ、旧R7に当たるところにある安田新潟自転車道の看板。(ウェイポイント 15)


この看板のところで右折して、旧R7を泰平橋方向へ右側歩道を走る。

なぜ右側をルートと判断するのかというと、以前左側の方を通ったところ、バイパス下にあるこの看板を見落としたからだ。(ウェイポイント 16)


そのまま右側歩道を走っていくと、泰平橋手前のレッドバロンのところに安田新潟自転車道の看板がある、このことからも右側歩道が安田新潟自転車道と判断される。(ウェイポイント 17)






阿賀野川にかかる泰平橋を渡る、ようやくゴミゴミした街中から解放される。(撮影地点 J)


以前は橋を渡ってすぐに右折してしまったが、少し先のT字路(Y字路?)のところで右折するとすぐに安田新潟自転車道の看板がある。(ウェイポイント 18)


右折後に現れるY字路を右に進むと、線路のところに安田新潟自転車道の看板。(ウェイポイント 19)


線路をくぐって、自転車道を右折する。

ついつい間違ってそのまま上の土手道に出てしまったが、それは間違い。(撮影地点 K)


戻って、土手下の自転車道に。(撮影地点 L)


自転車道を道なりに、兄弟堀の水門のところを渡る。

進んでいくと、土手道に出る。(撮影地点 M)


土手道を渡って、反対側の土手下に続く自転車道。(撮影地点 N)






土手下の自転車道を進むと、野球場のところまで来る、以前Googleマップで安田新潟自転車道を検索すると、阿賀野川右岸のこの辺りの野球場が表示された(現在は表示されない)。(撮影地点 Q)


ここに車止めフェンスがあるが、その先にも道路はある。
野球場の終わりのところで道は2つに分かれるが、ここは直進ではなく右折だと踏んでいる。
直進の道は新しいが、右に折れる方は以前からあるような感じで、さらにこんな看板があるからだ。(ウェイポイント 20)


少し進むと古い休憩所が存在するので、明らかに以前にそういう目的で作られた道だと考えられる。(撮影地点 P)


進んでいくと、直進の道と合流する。
ここにも野球場のようなものがある、以前Googleマップで表示されたのが先ほどのものなのか、こっちのものなのかはわからない。(撮影地点 Q)


道はその先で切れて、土手道に上がることになる。(撮影地点 R)






この先しばらくは、自転車道の痕跡のようなものはなく、土手道を走ることになる(スポーツサイクルではもっとも快適に走れる区間となる 笑)。














この建物のところまではずっと土手道を走る。(撮影地点 S)


この建物のところを左に土手を下ると、ここまで作られた自転車道に上がるところがある。(撮影地点 T)


自転車道は土手上にもあって、信濃川のところの自転車道のように並行して2つあるが、下の方を通ってみた。


これを自転車道の痕跡と判断したのは、こういったトイレが2カ所ほどあるからだ。(撮影地点 U)


途中で、上の道と下の道が交差するところがあったので、今度は上の自転車道の方に行ってみた。(撮影地点 V)


上の道は、下の道より荒廃していた。(^_^;)

 
線路下をくぐって、進んでいくと土手道に出る。
出たところを渡ったところに自転車道らしいものが存在する。(撮影地点 W)









しばらくすると自転車道らしきものが切れる。(撮影地点 X)


自転車道らしきものの切れ方が、反対側に渡るような切れ方なのを不思議に感じて、左側の土手下を見ると、不自然に2段並行になっている、もしかしたらここに作る予定だったのか?そんなことを考えながら土手道を進む。(撮影地点 Y)






またしばらく土手道を走る。






進んでいくと、都辺田(ツベタ)川に当たる。
普通に阿賀野川沿いをトレースしようとすると、最初の橋で都辺田川を渡るが(僕も以前はそこで渡った)探索した結果、そこではなく次の橋で渡るのが正解ではないだろうか、その方が地図上でも変にコの字に曲がって川を渡らなくていいと考えた。

その理由は他にもあるが、とにかく2つ目の橋で都辺田川を渡る。

水路沿いの道を進んでいくと、下に下って道をくぐるところがある。(撮影地点 Z)


先に進んで、高速道の辺りの自転車道。(撮影地点 a)






自転車道。(撮影地点 b)


すぐに都辺田川を渡らずに2つ目の橋で渡ったのは、そこから自転車道が続いているというのと、この看板があることが理由。(ウェイポイント 21)


これはあくまで推測に過ぎないが、この自転車道を進めば、先には公園内を通るところがあるし(土手の側にも都辺田川脇に野球場があるのでなんともいえないが、野球場の方が新しくできたもののように感じる)ただの土手道のところを安田新潟自転車道と特定するのには疑問がある。(野球場のところの土手下にも自転車道らしい道が存在するようだが、上ったり下りたりするに戻るようになる)

そして、それだと安田側も何㎞も整備されていると発表されているのに、ほんの少ししか整備されていないことにもなると思う。
ただ、ここは一般的に考えられている阿賀野川沿いの道の方が正解なのかもしれないし、それはわからない。(だれがどう思おうがそれは勝手だし、自分がそう思うのなら好きな方を走ったらいいと思う)
僕がこっちを選んだ理由は、自転車道が長い、そして安田側唯一の自転車道の看板が存在するため。

以前見た安田新潟自転車道の紹介のwebページで、子供が自転車に乗っている画像があったのはこの辺りだと思う。(撮影地点 c)


ちょっと進むとこの看板があり、先に進んでも行き止まりになる。(撮影地点 d)

(この先にコースを作る予定だったかもしれない)

看板で左折して、杉の中の道を進むとR49に出る。
右側は広い歩道となっている(左側は狭い)これが整備された道なのだろうかと推測する。(撮影地点 e)



しばらく進むとこの歩道は切れる、自転車歩道通行可の表示もここまで。(撮影地点 f)






そこでR49を渡り反対側に渡ると、今度は左側が立派な歩道となる。(撮影地点 g)


そのまま真っすぐ進めないこともないが、橋のところは自転車で走るに???な感じもある。
以前はそのまま進んで、どこが起点なのかわからなかったのもあるし、最近は福島県にスキーで行くことが多く、よくR49を走っていて気になっていたところがあった。

馬下橋の手前でR49を渡ると、右側にある土手には道がある、それも舗装されているのはここからだ。(撮影地点 h)


その土手道を走る、この道は車が通れないようになっている。(撮影地点 i)


で。。。進んでいくと、道が終わった。(撮影地点 j)


道路の向こう側には「小松」の看板。


こうなると、安田側の起点が小松というのと重ね合わせることができる。

安田新潟自転車道については、これを「かむるち2号的 令和完全版」としようと思う。





クワハラ号、おつかれさまでした。(^_^)


家から出発して、帰宅までの総距離は100㎞ちょい。
上りもないのでたいして疲れないし、約半日の遊び。(^_^)

 
 
追加>  最近(2024)になって、このページの閲覧数が妙に多くなりましたが、 以前のブログが閉鎖されたために、リンク先の大きな地図が閲覧できません。
機会があれば、またはコメントがあれば、もう一度詳細にアップしたいとおもいますが、2024/6現在 栗の木バイパス付近は、この記事の頃ともすでに変わっています。
 
右上の「検索」のところに 安田新潟自転車道 と入れて、プルダウンで「このブログ内で」とすると、僕のこれまでの考察もあります。
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2 コメント

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Unknown (くまち)
2020-06-12 11:14:10
はじめまして。
自分もつい最近途中からではありますが同じ道を走りました。

以前より気にはなっており、特に市内中央区のあたりはどうなってんだ⁉と思っておりましたが詳細なレポートでクリアになりました!

新潟にももっと分かりやすくて、全工程走りやすいサイクリングロードがほしいものです。
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Unknown (かむるち2号)
2020-06-12 20:43:53
くまちさん、はじめまして。(^_^)
サイクリングロードというのは、企画した当初はいいのですが、どこにおいても結局は手つかずのようになってしまうものなんでしょう、昨年 信濃川を河口から源流までをやったときにも、多くの荒廃した自転車道をとおりました。
市内でも小阿賀野川沿いの自転車道なんかも整備されていない部類になってきています。

唯一、新潟市で救われているのは、今回も通った信濃川沿いの自転車道が新潟島一周コースとして生き残っていることでしょうか。

こういった自転車道は、決してスポーツサイクルがある程度のスピードで楽しむようなものではないということを踏まえないといけないと思います。

そこを理解できるのであれば、自転車歩道通行可の歩道をつなぐこのコースも、現在の市街地ルートの確立と阿賀野川沿いの土手下を広くなった新潟市ギリまで市が整備をしていただければ、家族で楽しめるコースになりそうです。
帰りには新潟交通の輪行バスがあれば完璧です。(笑)

なんであれ、この自転車道、気になっている人は多いと思います。
実際に走ってみようと思っている方の参考になれば幸いです。
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