旅の恥はかきすてです

旅行が好きです。
いままで行った国は41、都市は160以上。
世界遺産は140以上!
そんな旅行を書いていきます。

ナガルコットの初日の出とチャング・ナラヤンへのミニトレッキング

2015-01-01 | 2014年12月 ネパール旅行

1月1日 新年をナガルコットで迎えました。
今回の旅の2つ目の目的は「初日の出をナガルコットで拝もう!」なのです。

クラブ・ヒマラヤリゾートの屋上からは、障害物なく山が見渡せます。
展望台というのも歩いていけばあるそうですが、行かなかった。
朝は暗いうちからいかないと日の出は拝めないので、やっぱり暗いところを一人で歩くのはコワいし危険。
同じ理由で、夕日もここで見ました。
一応女性一人旅なので、こういう事も考慮する。

でも、雲海リゾートや展望台からみたほうが大きく見えるのかも、と思ってしまいます。
結局、ナガルコットではクラブ・ヒマラヤリゾートとその下にある商店がある範囲しか歩きませんでした。
木梨ノリタケに似ているネパール人がいる木梨コーヒー店とか、雲海リゾートのほうにも行ってみたかったけど、行かなかった。

屋上には、昨日同様日本人のツアーの人がたくさんいました。
同じツアー同士で「あけまして~」と言っている間にいると、ちょっと何とも言えないいづらさが。。。
日の出は6時50分。
昨日、ホテルの人に聞いていた。
暗いうちから屋上にいて、だんだん明るくなってきます。
かなりの寒さ。ずっといると冷えます。でも、前日の夕日の時のほうが寒かったかな。
Tシャツ,フリーズのプルオーバー,たためるダウンジャケット,その上にフリーズのジャケットという、持ってきたもの総動員のカッコです。
この日は雲が多めでした。
丸いオレンジの光が地平線から現れるというような、TVといかで見るような初日の出は拝めませんでした。
でも、雲の間が明るくなって、次々と山々の色が変わっていく光景はみれました。
まるっきり見れない曇りとか雨じゃないから、これでよしとしなきゃね。

ホテルの朝食は10$超えるので、バイキングの料理とそれに並んでいる日本人を横目にロビーを通り抜け、外の食堂へ。
クラブ・ヒマラヤはおいしいと評判だけど、高いです。

一軒の食堂に入り、メニューを見ると英字でBreakFirstの欄がありました。
オムレツ,トースト,ミントティーを頼みます。
ミントティー、おいしかったなぁ。
これで170Rp。
夜は暗くて入るの躊躇してしまいましたが、母とその娘さんがやっている、なかなかよい食堂でした。
メニューにはダルバールもありました。
クラブ・ヒマラヤから坂を下った先っぽのところにある食堂だけの店。たしか先っぽのとこには2件ならんでるけど、2件目のゲストハウス併設してないほう。

朝食の後、身支度してチェックアウト。
「地球の歩き方」には、ナガルコットからチャング・ラナンへのミニトレッキングの紹介があったので、トレッキングしようと。
4時間コースだそうだ。
「バス停の先の警察所の横の道から入る」みたいなこと書いてあったけど、警察署ってないじゃん。
私のガイド、古いので。。。
とりあえずバス停の先に横道はあったので、そこの家の人に聞いてみる。
聞いてみるといっても「チャング・ナラヤン?」
そしたら、この道だそうだ。
細い下り道をどんどん歩く。
天気もまあまあだし、周りの山々の景色もきれい。
村人とは結構すれ違う。
通学の少年少女もいる。
ネパールの学校は、日本と同ように制服があるようです。
グレーのブレザーと、女の子はスカート,男の子はパンツ。
そして中のセーターは朱色。
そのセーターの朱色がグレーで浮き上がり,彼女,彼らの褐色の肌で目鼻立ちのはっきりした顔にとっても生えています。
紺色上下の制服も見ました。


時々村人の家があり、子供の遊ぶ姿や生活する姿が目に入る。
写真好きにはたまらない光景だ。
でもむやみやたらに写真とってはいけません!!
わからなくなると、村人に「チャング・ナラヤン?」と聞きながら、歩いていく。
と、最初はこんな感じゆとりがあった。
ガイドの記載を見て、道に迷う事はないだろうと思ってた。
でも、方向音痴な私の事。どうなるかはわからないとも思っていた。
そんなに簡単にはいかかないだろうと。
ガイドにあるように、公道にでる。
ここからがわからなかったんだな~~~
最初はまっすぐ行けばいいかと思ってた。でもまっすぐっても、行動が続くだけだろうと、歩いててきずく。
どこかから、横のローカルな道に入らないといけないんじゃないかと。
いったいどこから横道に入れば、地球の歩き方に書いてある村に入れるんだろうか?
”自力で考えろ”なんだな。。。
わかりました、はい、方向音痴の私がいけないんです。
そのうえ雨がぽつぽつ落ちてきた。
今回、雨具持ってこなかった。というか、乾季だったので油断して忘れました。。。

仕方がないから、村人に聞いてみる。
公道から横に上がる石の階段があって、そこにいた村人に「チャング・ナラヤン?」聞いてみると、この階段を上がって行くとの事。
なんかガイドとちがうっぽいが、ここは村人を信じるしかない!
階段を上に行くことに。
そこからは、たまに会う村人に聞きながら行く。
これで村人がいなかったら、アウトだよ。

そのうち、舗装された長い下り階段が出てきて、村人に聞くとそこをさがるとの事。
どんどん、どんどん下がっていく。
そうするとまた公道にでた。
小型バスらしき車も止まっており、もしかしたらそのバスでチャング・ナラヤンかカトマンズまで行ってくれないかとも思った。
そこにも村人が複数いたので聞いてみると、ここを行けばいいと教えてくれた。
その道を歩くが、雨が強くなりそうだし、誰も歩いてない。。。。
なんだか不安でいっぱいになる。
「ほんとうにこの道でいいの?」「雨ザーザー降ってきたらどうでしよう。。。」「人があまり通らないから怖い。。。」「あの車で行かれないかなぁ」
そんな思いが走馬灯のように。。。
とりあえず、一度戻ろうと思い引き返す。

再度さっきのところで聞くが、「この道行け」みたいな。
「雨具ない?」と聞くものの、ないらしい。
そのうち、欧米人のサイクリングチームが来て、かれらはこの道をいった。
「ほら、この道だろ」てな村人。
どのぐらいでチャング・ナラヤンに着くか聞いたら、だいたい1時間との事。
ここは、この道行くしかないと観念する。

この道をどんどんあるく。
1時間という事だが、1時間半以上かかったかな。
最後のほうでは、欧米人とすれちがった。
山が見えるので、みなチャング・ナラヤンから上がってくるのかな?
という事は、この道で問題ないのね。
晴れていれば、山と配下に広がる畑などの広大な風景が展開されるんだろう。
ガスってて山はきれいには見えなかった。
少し残念な気がした。
でも、山はガスってても景色は広大だった。
そんなんでチャング・ナラヤンに到着した。
結局4時間以上かかったかな?
あそこの道で引き返さなかったら、4時間ぐらいで着いたかな。
チャング・ナラヤンは7つの世界遺産の最後!
という事は、カトマンズ盆地の世界遺産はコンプリートできました。

世界遺産だけあってか、参道も食堂もありました。
参道では、お土産屋さんが並んでいます。
チャング・ナラヤンのお寺は、ダルバール広場のように複数のネワール様式のお寺があるということではなく、そのうちの1つだけがあるという感じです。
お寺は、かなり古い感じがしました。

ここの境内でも、曼荼羅を買ってしまった。
本当はスワンプナヤートに行って、最初にいいと思ったものを買いたかったけど、再度スワンプナヤートに行く時間もなさそうだし。まあ、安いかなと。
ここで曼荼羅を買いました。

おなかがすいたので、ここで遅いお昼を食べようかと思ってた。
しかし、境内をでると小型バスが止まってて、ためしに「タメル?」「ニュー・バスパーク?」
と聞くと、行くとの事。
そのまま乗り込んでしまった。
しかし、私の場合、うまくいきすぎても不安が募ってしまうのです。
なにかの間違えじゃないか、ぜんぜん違うところに行ってしまうのではないかと。
まわりに聞いたら、行くとの事で安心する。
しばらく乗ってると、あの俳ガスの充満している歩道橋のある景色が見えた。
無事付きました。

昨日荷物を預かってもらったホテルに行き、ホテルにチェックインする。
既に4時過ぎ。
でも、おなかすいてたので軽食取れるところないかと探す。

ホテルの近くに「カフェ ちぐさ」という、日本名のカフェがありました。
地球の歩き方にも載っていた、コーヒー豆からコーヒーを入れるカフェらしいです。
このカフェ、まるで日本の都会の裏路地にある古いカフェのようです。
テーブル席が4席ぐらいで、あとはカウンターという小さなカフェ。
でも、働いている人はネパールの男性たち。
そのネパールの人たちも、エプロンかけてて、日本の古いカフェのマスターのようでした。
名前からして、オーナーは日本人なんでしょうか?
外には、「ちぐさカフェ」の上に「ちぐさ トレーディング」みたいな、株系の名前の看板が並んでしました。
なんだか不思議です。

かる~く食べようと思って、コーヒーとヨーグルトを頼もうと思ってた。
でも、ガイドの写真にあるホットケーキも食べたくなって、頼んでしまったのだ。
そのせい(自分のせい)で、夕食のダルバートのライス残しました。

おいしかったですよ。
ヨーグルトは自家製で、プレーン,はちみつ,ばなななんかの種類がありました。
プレーンを頼みましたが、程よい甘さがついています。
ぜんぜん酸っぱくないので、お砂糖を入れたりしなくてもそのまま食べれます。
お砂糖入ってるのかな?
結構な量が来ますが、おいしいのでペロリでした。
ホットケーキもおいしかった。
コーヒーはミルクコーヒを頼んだら、あっためたミルクとマグカップに入ったコーヒが来ました。
ミルクはたっぷりで、全部入れるとあふれるぐらい。
ネパールはコーヒーもとれるそうで、たぶんネパール産のコーヒーなんでしょう。
全部で270Rsでした。
ネパールという国は、それほどおいしいもの見つけられないけど、ヨーグルトとこの店
はお勧めです。

夕食までにおなかすこしでもすかそうと、ぶらぶらする。
タメル広場に行ってみました。
既に日が落ちて、真っ暗です。
世界遺産なんだから明るいかなとも思ってたけど、ダルバール広場は真っ暗だった。
ネパールは停電が多い。それほど電力事情が悪い。
私の泊まったホテルは中の上クラスだから、たぶん自家発電なんかがあるのだろう。
たまに電気が止まったが、瞬時だった。
真っ暗な世界遺産のなか、みな慣れているのか建物の上に座っている人もいた。

戻ってタメル地区。
ちなみに、ダルバール広場からタメル地区に行く道もガイドには一直線で書いてますが、広場には5本ぐらい放射状に道がでています。
私は迷いました。
チョーク(広場?)には放射状に道があり(といっても5本ぐらい)、どこの道に行くか悩みます。
こっちに行ってはちがいそう、って感じで地元民に「タメル?」と聞く。
それは私が方向音痴だからでしょう。
そう、それほど方向音痴なのに、よく一人で個人旅行で回るよな、って感じ。
ネパールといえば、タルバール(なのか?)だけど、まだ食べていなかった。
ネパール最後の夕食はタルバートを食べようと、また「MoMo Strta」へ入る。
前回入った時、前の席の日本人男性がダルバート頼んでて、食べたくなった。
そう、ネパールといえばダルバートよね、絶対1回は食べなきゃ、と。
で、もちろんダルバートを頼んだ。
メニューは机に貼ってあります。
ダルバートらしい名前がないんで、店員さんにダルバートと聞くと、これだと教えてくれました。
これもお肉が3種類ぐらい選べた。
私は鳥を頼みました。
あと、レモンジュース。

ライスと薄いおせんべいみたいなものと、カレーとスープ。
あとは、お肉の炒めものが1プレートに乗っています。
おいしかったことはおいしかった。
しかし、3時間もしない前にボリュームのあるおやつ食べてたのだ。
ライスの量がもともと多かったこともあり、ライスは残しました。
それなのに、店員さん「ライスもっとどうですか?」と。
ここはおかわりOKもたい。でも、もういりません。。。

そしてホテルに戻り、ネット見たりして、寝ました。
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