明日は明日の風が吹く

明日の事を今日悩んだって何にも解決しない
まぁ何とかなるさ!

角度の表現方法

2021-03-26 20:41:19 | 電験2種への遠い道のり
角度と言えば水前寺清子さんの「🎵ぐるり360°~」なんて歌や小山ゆうさんの「俺は直角」なんて漫画を思い出しますが、今回は電気系では必須となるラジアンという単位について触れてみましょう。

角度の表し方としてよく知られるのが【°】別の表現で書くと【deg】です。後者はディグリーと呼ばれ度と同じことです。エクセルで三角関数の計算をするときは角度をどんな表現で入力するか確かめておきましょう。

別の表現方法として半径1の扇形を描いた時の円弧の長さで【rad】ってのがあります。これはラジアンと呼ばれる表現方法です。
度とラジアンの変換を公式の暗記に走る前にちょっと頭をひねってイメージをひりだしてみましょう。

半径1の円周の長さは2πですね。そして1周の角度を度であらわすとそれこそぐるり360°となります。
半周180度の円弧の長さはπですね。
ですからθ°はθ×π/180【rad】となるわけです。

じゃあ30度は?となると30×π/180=π/6ってなるわけです。
このイメージがつかめていれば度とラジアンの変換はすぐに間違えずにできるようになります。

図形を書いている分には度でもラジアンでも一緒なんですが、回路や制御で2次方程式を解いた結果として算出される位相などはどうしてもラジアンでないと計算が合わなくなります。
すぐには変換できないって方はいろいろな角度を当てはめて計算してみてください。電験で交流回路はラジアンを使うことを前提で出題されますから度しか分からんwでは後が苦しくなってきます。

次回は関数の本当に概念的なことを軽く触れることにしましょう。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 烏賊刺を造るとき | トップ | 季節は巡って »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

電験2種への遠い道のり」カテゴリの最新記事