明日は明日の風が吹く

明日の事を今日悩んだって何にも解決しない
まぁ何とかなるさ!

ニュースからの視点

2015-07-22 08:46:28 | 日記
動物防護柵の電源線が川に浸かって家族連れが7人死傷した事故は痛ましい限りであるが、その中から読み取れることを何点か・・・・

・ニュースに感想やコメントを述べるときはしばらく間を置いたほうが良い

最初は家族連れが防護柵に感電死して自業自得みたいな感想が目立った。
もちろん私有地に勝手に入り込もうと柵越えを試みての結果だったらその通りだが、
ニュースは第一報から断片的に入ってくる。
決めつけで物言えば、外せばそのHNでの発言に信用がおけなくなるだけでなく、場合によっては法的責任を問われることがある。
おおよその全体像をつかんでから何かを述べても遅くはない。
何かを述べるにあたっては、ただただ事実関係に対してのみ忠実であるべきであって、自分の思い入れや思想などに忠実である必要などどこにもない。


・僻地の農作業の苦悩を知ろう

昔に比べ狩猟をする人が減ったと思う。
で、限界集落の農地なんか夜になったら鹿がたべほーだいw
ホタルなんかを見に行って奥地に入ると農地で草を食んでいる鹿の数のスゴイこと
今回の事故は当然、、電源の管理と人様が死ぬような電圧設定は責められるべきであるが、
僻地の高齢化した農家の苦悩にも思いを致すべきと思う。

時に鹿であるが、ちょっと野生動物特有の臭みと硬さがあるが、
薄く切って焼いたり、煮込むと上質の赤身肉が実にウマイ。

アマゴ釣り場でオヤジが鉄砲で撃ち殺した鹿肉のおすそ分けにあずかることがあるが、
牛・豚・鶏・羊にはない趣があって料理が楽しくなる。

ってことで狩猟をどんどん取り入れて、鹿を適切に駆除して鹿肉料理を広めることは
僻地の活性化とヘルシーな肉料理という一石二鳥の効果がある
高たんぱく低カロリー万歳

・感電した人をすぐに助けてはならない

これは高圧の電気を扱う人には常識であるが、感電した人を直ちに助けようと触れようものなら、
感電している人が帯びている電位がモロにやってくる
電源を落とすなどして感電している人の電位を落としてから助けるのが基本
ディスコン操作棒のように絶縁のしっかりしたもので引き離すのも手であるが、
感電している人はしびれて硬直して自分で動いたり棒などを握ったりできないことを踏まえておく必要がある。

特高圧の線なんかに感電している人がいたら、電力会社に頼んで線路停止してもらうしかないでしょうなぁ・・
特高圧で受電してる設備の電気主任技術者なんかは給電制御所の電話番号が携帯に入ってるけど、
(ディスコンの点検が入るときは線路停止してもらうので、遮断機操作や線路停止、ディスコン操作を給電制御所と連絡を携帯で取り合いながら行うことになります)
一般に連絡先を見つけるのに時間がかかるし、
焦って触れて助けようものならたちまち道連れにされるのは目に見えている。




ま、一番言えることは分かりきっている危険を回避しても、世の中には予期せぬ危険に満ち溢れてるってことを弁えるべきなんでしょうなぁ・・・・・



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