京都・舞鶴かまぼこ嶋七の今日の笑顔

かまぼこ・さつま揚げのおいしい話題やレシピ、舞鶴旬の話題を京都・舞鶴かまぼこ嶋七の4代目女将がお届け

雨の中の夏まつり

2006-07-18 | 舞鶴観光ガイド~ふるさと舞鶴だより

待ちに待った 夏まつりの日。 ですが・・
朝から豪雨になったり、さっと晴れ間も覗いたりとおかしな天気です。

京都市内では、華やかな祇園祭りが開かれていましたが
京都府北部・舞鶴の嶋七のそばにある「住吉神社」でも、
地域の人たちに見守られた夏祭りが開かれました。

京都の海の玄関・舞鶴港のほとりにある神社のひとつ
「住吉神社」は、18世紀中ごろ
海の安全と商売繁盛を祈念し、たてられた神社で、
長年、魚屋の氏神として、まつられてきました。

ここで、1年に一度、7月の半ばに夏祭りが行われ、
子供たちの心待ちの日になっています。

お祭りは、昼間は、小学生を中心に、
小さな子供たちも一緒 山車をひいて、地域を練り歩きます。
魚屋 築地 大森海岸 と、かなり広い地域
2時間半も、歩かねばならず、かなりハード。

それなのに、今年は雨の降る中、
雨合羽を着てのスタートとなりました。

それでも、子供たちの和太鼓の音に誘われて、
沿道の民家やお店、会社から
次々に小さい子供たちからおばあちゃんまで出てきて、
「よう、がんばっとるなあ。。、ご苦労さま」と
声をかけていただき、元気がわいてきます。
小さな露地までくまなくゆったりと練り歩くことで、
地域にある1軒、1軒に、そしてそこに住んでいる人にまで
より愛着が沸いてきました。

公民館で毎日練習した和太鼓は、
子供たちのそれぞれの自宅の前まで来ると、
メインでたたかせてもらえます。

練習の成果を、自宅のおじいちゃんおばあちゃんや
お父さん、お母さんや妹弟たちに聞いてもらえるので、
真剣そのもの。。こういう温かい配慮にちょっと感動しました。
そして、夜祭りの準備も子供たちも率先になって参加して、
なんとも微笑ましい手づくりの温かいお祭りのよさを感じました。

みなさんの地域のお祭りは、どんなお祭りでしょうか?

 余談ですが、

山車の休憩・吸水所でビールやジュースと一緒に
出される おつまみやおやつとして、
蛸のひと口さつま揚げちぎり天 蛸」や


旬の天ぷら枝豆(枝豆のひと口さつま揚げ」が出されました。


ビールのおつまみと一緒にいただいている
おっちゃんたちだけでなく、

小さな子供たちから大きな子供たちまで
「おいしい、おいしい・・・」と
笑顔でほおばっている姿
を見ることができて
とっても とっても うれしかったです!

やっぱり、舞鶴っ子 
かまぼこや天ぷらが好きな子供が多いようです。

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2 コメント

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ご苦労さまでした (酒蟷螂)
2006-07-18 12:32:59
昨日、雨の中、京都の祇園祭も行われてましたね。私は昨日は身内の用事で、高松まで日帰りしてきました。 高松市内は雨が降ってなかったんですが、帰りに寄った屋島寺(四国八十四番礼所)で少しだけ雨に濡れました。

最近、京都府では食育に力を入れているようです。こうした地元の安心安全で美味しい食べ物をたくさん子どもたちに食べさせることで、間接的に健全な子どもたちの育成という社会貢献にもつながった活動をされていることになりますね。
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食育の委員会1回目 (かまぴ-)
2006-07-18 23:29:54
酒蟷螂さんは高松でしたか?



昨日は、地元小学校の食育についての会議の日でした。

主人(4代目)が学年の代表で出ていたのですが、

やはり「地産地消」が話の中心だったそうです。



農産物のことが中心でで、水産物の話題がほとんど出なかったのが残念だったそうです。



私も何人かの給食の先生と話したことがありますが、

海のものは、必要な量だけ

給食用への加工が納品までに

きちんと確保できるか不安を感じるのだそうです。

やはり、給食は計画的に確実に手に入ることが

前提ですから、大量につくるとなると

地物でも使えるものは限られてしまうのが

とても残念です。

それと同時に、舞鶴の水産物への知識も、

地元の若い給食の先生方は少なくなってきているのではないかという印象も受けました。

この点も地元の人へのPR不足も

あるかもしれませんね。



私は普段から地物や旬のものはかなり意識して

買い物をするようにしていますが、

(少し高くても、まわりもんより、

地のもんを買います)

これも田舎(舞鶴)に住んでいるからこその楽しみかもしれません。東京に住んでいたときは、こんな意識していませんでしたから・・・。



とにかく、普段の食事から子供たちへの

食への関心と地域へ関心を深めていきたいですね。
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