京都・舞鶴かまぼこ嶋七の今日の笑顔

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舞鶴伝統的な火祭り「吉原万灯ろう」に感動。(8/16)

2023-08-16 | 舞鶴観光ガイド~ふるさと舞鶴だより

 8月16日 は、嶋七かまぼこの生まれ育った
 吉原の夏の伝統行事、 「吉原 万灯ろう」。

 我が家も、都会から帰ってきた友人、
 舞鶴へお嫁にきて初めて見るという友人なども交えて、
 家族と大勢で連れ立って、見物に出かけました。

 「吉原万灯籠」は、昔クラゲが大発生し、
 漁ができなくなり、海神様の怒りを静めるために
 始まったと伝わる伝統祭り。

 魚型の万灯籠に神火を点火し、川の中に立てて、
 火のついた万灯籠をぐるぐる回転させる勇壮な火祭り
です。

 朝代神社から、ご神木の真っ赤に燃える松明をかかげて、
 若者たちが大和橋を走ってきます。

 川に入り、魚型の万灯ろうに神火を点火すると、
 万灯ろうをそっと立てていきます。


 その間も火の粉が落ちてきて、熱そう。
 「がまんや、がまん!」という掛け声が聞こえてきます。

 観客一体となった掛け声で、万灯ろうを持ち上げ、
 ゆっくりと回転させていきます。
 
 

 容赦なく降り注いでくる火の粉から身を守るため、
 廻りの少年たちが、万灯ろうを支える人たちに
 川の水をかけるのです。 

 
「がんば~れ!がんば~れ!」の観客の声援の効果もあってか、
 今年は、かなり長い間、まわっていました。

 
これで、今年も豊漁間違いなしですね。

 最後は、この燃えさかる 万灯ろうに、
 勇敢な3人の青年が上っていき、万灯ろうを倒します。




 写真で、3人上っていく姿を撮影したのですが、分かりますか?

 この後、万灯ろう
が川の中に倒れ、終了です。

 今年も、本当に、見ごたえのある「吉原万灯ろう」でした!

 若者が少なくなっている吉原地区で、
 この伝統行事を大切に続けてくださっている
 保存会の皆さん、吉原の青年少年たちに、
 大きな拍手を贈りたいと思います。

  感動を ありがとうございました
!!!

 また、この行事を安全に行えるよう
ご尽力いただいている 消防団や消防署の皆様にも
感謝いたします。

いつまでも、この伝統行事が続いてくれたらうれしいなと思いました。

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