「殯の森」の河瀬直美監督、2008年の作品。舞台を日本からタイに移し、主演に長谷川京子を迎えた意欲作。
この作品は彼女が本当に作りたかったものなのでしょうかね。
河瀬直美監督作品で見ていなかったので見てみたのですが、
なにやら散漫で、地に足がついていない感じで、
これなら奈良で、時代物の御伽草子的ファンタジーでもとったほうが、作品としては良作ができたのではないかと思う。
今までと比べるとぐんとスケールも大きくなって、明らかに意欲作なのだと思う。
しかし、それにはいろんなスタッフの意志を取り入れていくこととなり、
結果、まとまりきらないものになってしまったのではないかと思う。
ちなみに主演の女優がだれだったかはじめ全然わからなかったけれど、
長谷川京子だったんですね。
もしかすると僕はハセキョーをいままで一度もちゃんとみたことがなかったのかもしれない。
「七夜待」予告編
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