「アメリカン・ビューティー」のサム・メンデス監督、2015年の作品。ご存知007シリーズ通算24作目にして、ダニエル・クレイグ版ボンドの4作目となるスパイ・アクションムービー。
前作の「スカイフォール」が僕の007シリーズ初体験だったわけですが、
こんなにハチャメチャな感じのアクション映画だったのかと目からウロコもので、
渋いアクションもの、といった勝手に作っていた僕の007へのイメージが完全に崩壊したのを記憶しております。
(しかし内容はほとんど記憶に残っておりません。。。)
さて今回、オープニングエピソードはメキシコシティ死者の祭典でどっかん大爆発、
そしてオープニングロール、
タコをモチーフを随所に配した、ナルシスティックに編集された映像が、
なんか知らんエモーショナルな主題歌とともにねっとり本編が始まるまで長く刺しはさまっております。
(昔ながらのテレビのドラマやアニメとかと同じ構成ですね)
ボンドの肉体、そこにシンメトリにしなだれ掛かる美女たち。
そしてタコ!
冷めた気持ちでいようにも、自ずと笑みが湧き、
ボンド祭りの始まりを、嫌が応にも期待させられてしまいます。
まだ初心者なもんでいわゆるお約束ごととか知らないけれど、
とにかく「ボンドは最終的に勝つ」とか「ボンドはおっさんだけどモテる」いうセオリーがあるせいか、
かなり無理がある展開があっても、
ド派手にどーんと決められれば、わっしょいキタキターといった感じで、
すべて許してしまえるのがこの作品の一番の愛すべきポイントなのでしょう。
「James Bond will return」
また、ボンド氏には、スクリーンに帰ってきてほしいですよね。
ストーリーはお祭り的で、あんまり真剣に追ってはいなかったですが、
今回のボンドガールのフランス人女優レア・セドゥはかなり私好みで、
彼女のシーンにはかなり真剣に食いついて見ておりました。
(モニカ・ベルッチはちょっと出てきただけでしたね)
マドレーヌちゃん、死ななくてよかったね。
映画『007 スペクター』最新予告編
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