ジャン=リュック・ゴダール、1965年の作品。20歳前後のマドレーヌ(シャンタル・ゴヤ)とポール(ジャン=ピエール・レオ)の恋人の姿と、その仲間、風景をスケッチしたような作品。
このころのゴダールは見やすくていいですねー。
主人公達も美男美女だし、かわいい作品でした。
シャンタル・ゴヤのほんわかした歌に癒されました。
Masculin Feminin (Trailer)
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短編『マリアの本』(LE LIVRE DE MARIE JE VOUS SALUE MARIE)と、『こんにちは、マリア』(HAIL MARY)が一緒なって一つの作品となっている。『マリアの本』に関しては、ゴダールの私生活上のパートナーでもあるアンヌ=マリー・ミエヴィルが監督をしている。1984年の作品。
『マリアの本』は
両親のケンカが絶えず
とうとう別居することになった少女マリーの揺れる心を . . . 本文を読む
「パビリオン山椒魚」の冨永昌敬監督、2009年の作品。太宰治の同名小説を映画化したもの。
「やっとるか?」「やっとるぞ」
「がんばれよ」「よーしきた」
結核患者の療養所“健康道場”での合い言葉。
この耳に残るフレーズが耳に新鮮だということは、
おそらく僕は太宰のこの作品を読んではいないのだろう。
この作品のもつ空気はいい。
「新しい男」たるべくつとめる
主人公の“ひばり”青年の悲劇と滑 . . . 本文を読む
「遠雷」「サイドカーに犬」の根岸吉太郎監督、2009年の作品。太宰治の男女の愛を描く複数の短編小説をもとに映画化した。駄目な小説家の夫・大谷を浅野忠信、献身的なその妻を松たか子が演じる。
身勝手で、妻子をほったらかしにしつつも、
それでも愛を求める男。
しかも自殺願望アリ。。。
面倒くさい男である。
しかし戦後のころ、家長は奉られるべきもので、
妻・佐知はそれでも夫を支え、
家族3人でいられる . . . 本文を読む