Masculin, féminin 男性・女性

2010-04-11 20:49:03 | ラブストーリー
ジャン=リュック・ゴダール、1965年の作品。20歳前後のマドレーヌ(シャンタル・ゴヤ)とポール(ジャン=ピエール・レオ)の恋人の姿と、その仲間、風景をスケッチしたような作品。 このころのゴダールは見やすくていいですねー。 主人公達も美男美女だし、かわいい作品でした。 シャンタル・ゴヤのほんわかした歌に癒されました。 Masculin Feminin (Trailer) . . . 本文を読む

Le livre de Marie ゴダールのマリア

2010-04-11 20:28:01 | ほか洋画
短編『マリアの本』(LE LIVRE DE MARIE JE VOUS SALUE MARIE)と、『こんにちは、マリア』(HAIL MARY)が一緒なって一つの作品となっている。『マリアの本』に関しては、ゴダールの私生活上のパートナーでもあるアンヌ=マリー・ミエヴィルが監督をしている。1984年の作品。 『マリアの本』は 両親のケンカが絶えず とうとう別居することになった少女マリーの揺れる心を . . . 本文を読む

パンドラの匣

2010-04-11 19:54:31 | オススメできる作品
「パビリオン山椒魚」の冨永昌敬監督、2009年の作品。太宰治の同名小説を映画化したもの。 「やっとるか?」「やっとるぞ」 「がんばれよ」「よーしきた」 結核患者の療養所“健康道場”での合い言葉。 この耳に残るフレーズが耳に新鮮だということは、 おそらく僕は太宰のこの作品を読んではいないのだろう。 この作品のもつ空気はいい。 「新しい男」たるべくつとめる 主人公の“ひばり”青年の悲劇と滑 . . . 本文を読む

ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~

2010-04-11 17:27:09 | ヒューマン・ドラマ
「遠雷」「サイドカーに犬」の根岸吉太郎監督、2009年の作品。太宰治の男女の愛を描く複数の短編小説をもとに映画化した。駄目な小説家の夫・大谷を浅野忠信、献身的なその妻を松たか子が演じる。 身勝手で、妻子をほったらかしにしつつも、 それでも愛を求める男。 しかも自殺願望アリ。。。 面倒くさい男である。 しかし戦後のころ、家長は奉られるべきもので、 妻・佐知はそれでも夫を支え、 家族3人でいられる . . . 本文を読む