「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」のツイ・ハーク監督、2010年の作品。「判事ディーと幻炎の怪」、中国版シャーロック・ホームズ、判事ディーの探偵録。主演はアンディ・ラウ。
中国語もわからないし、字幕のフランス語もわからないけれど、
久々に中国映画を観たい! と、無理矢理に観てきました。
会話はまったく理解不能だったけど、、、面白かった気が、、するッ!
フランスの探偵映画「ヴィドック」を思 . . . 本文を読む
「ロード・オブ・ドッグタウン」のキャサリン・ハードウィック監督、2011年の作品。童話「赤ずきん」をモチーフにしたサスペンス・ロマンス。
森の端にある小さな村ダガーホーン。
ここの住民は、毎月満月の日に決まって、オオカミの被害を受けていた。
しかし、動物の生贄を用意することで、
オオカミはいつも立ち去ってくれていたのだが、
ある月、一人の娘がオオカミの犠牲になってしまった。
村人たちは恐怖におの . . . 本文を読む
「メリーに首ったけ」「愛しのローズマリー」のファレリー兄弟、2011年の作品。オーウェン・ウィルソンを主演に迎え、マンネリ化してきた中年夫婦の愛の行方を描く。仏題は「Bon à Tirer (B.A.T.)」(「楽しんで撃ってねー」って感じ?)。
前作の「ライラにお手あげ(THE HEARTBREAK KID)」が
主演がベン・スティラーだったにもかかわらず、イマイチだったので、
今回オーウェン . . . 本文を読む
スティーブン・アンダーソンとドン・ホールの共同監督、2011年の作品。ディズニー・クラシックスの第51作目、6年ぶりのくまのプーさんシリーズ。また短編「The Ballad of Nessie」が本編上映前に併映されている。
イギリスのA・A・ミルンの童話が原作なのですが、
原題は「Winnie the Pooh」。
そして、仏題は「Winnie l'ourson」。
あれ? なんでフランス語で . . . 本文を読む
『月に囚われた男』のダンカン・ジョーンズ監督、2011年の作品。「ドニーダーコ」のジェイク・ギレンホール主演でおくるSFサスペンス。
予告編を見て、
ジェイク・ギレンホールが再び名作「ドニーダーコ」のような作品に出てる! と、
ピーンときまして、これは押さえとかないとと劇場に足を運んだ次第です。
アフガンでアパッチの操縦をしていた
兵士コールターは気付くと
いきなりとんでもないミッションが与え . . . 本文を読む
マーク・オズボーン、ジョン・スティーヴンソン共同監督、2007年の作品。ドリームワークスのおくるアニマルカンフーアニメ―ション。メイン声優はジャック・ブラック。
ずっと見たかったのだけれど、見るタイミングを逃していました。
このたび、第2弾がもうすぐ公開とのことで、
これは早く見とかないとと、DVDを購入してみることに。
カンフーに憧れるうどん屋の息子、パンダのポーが主人公。
カンフーの長老 . . . 本文を読む
「エルム街の悪夢」のウェス・クレイヴン監督が手がけるスクリームシリーズ第4弾、2011年の作品。前作から10年、シリーズのメインキャスト、ネーブ・キャンベルやコートニー・コックスとともに、再び、お約束ホラー・サスペンスが繰り広げられる。
前三作は「3」がレンタルされるようになったころ
ビデオで立て続けに見たような気がします。
このシリーズはホラーのお約束を逆手に取って
笑いと恐怖のアンサンブルを . . . 本文を読む
「MON-ZEN」を撮ったドイツの女流監督、ドーリス・デリエ監督、2008年の作品。妻に先立たれた夫が、妻が生前あこがれていた日本を旅し、その影を追い求める。原題は「Kirschblueten - HANAMI」。
1999年のシュールな秀作「MON-ZEN」(英題 ENLIGHTENMENT GUARANTEED)が大好きだったのですが、
ドイツに行ったときにその話をしたところ、
現地の方にド . . . 本文を読む
「ウォッチメン」のザック・スナイダー監督、2011年の作品。原題は「SUCKER PUNCH」。
母親が亡くなり、
義父の虐待から逃れようとした主人公は誤って妹を殺してしまう。
そして自分は精神病院に放り込まれ……。
トレーラーで見てて、
これは観ないだろうなーと思っていたのですが、
映画館に行ったらちょうどいいのがなくて、迷いに迷い観てしまいました。
主人公のベイビードール。
このロボトミ . . . 本文を読む
ヴィム・ヴェンダース監督、2010年の作品。2009年にガンで急逝したダンサー、ピナ・バウシュのドキュメンタリー。
彼女が亡くなり、ヴェンダース監督も制作を諦めようとしたが、
ファンの要望に応えピナのヴッパータール舞踊団の全面的な協力のもと作品を完成させることができた。
この作品は3Dである。
基本、3Dが嫌いな僕だけれど、
今日は3Dであることに納得。
ヴェンダースが制作を再開させるにあた . . . 本文を読む
「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」「ショートバス」のジョン・キャメロン・ミッチェル監督、2010年の作品。ピューリッツァー賞を受賞したデヴィッド・リンゼイ=アベアー原作の同名舞台劇を映画化したもので、8ヶ月前に4歳の息子を交通事故で亡くした夫婦の姿を描く。
映画館の予告で2度ほど見たけれど、
主演のキッドマンさんがやっぱ年を取ったのなーって思ってしまったのと、
少し内容が悲しすぎる感じがし . . . 本文を読む
「キャンディマン」のバーナード・ローズ監督、2010年の作品。英国麻薬ディーラー、ハワード・マークスの自伝を映画化、同じウェールズ出身のリス・アイファンズが「Mr. Nice」を好演している。
「Mr. Nice」というのは、
ハワードが身を隠すのに使った偽名の一つである。
彼が経歴を拝借した本来の名前の発音は
これで「ニース」と読むのだが(フランス人だったのかな)、
ハワードはこれを「ナイス」 . . . 本文を読む
エマニュエル・ベンビイがプロデュースした都市をテーマに描くオムニバス映画の第1弾、2006年の作品。パリの様々な地区を舞台に、世界の様々な監督によって撮られた、1編、約5分のショートストーリー18編を紡ぐ。
一応、パリに住む身として、見ておこうと思い、
第2弾の「ニューヨーク、アイラブユー」と共に観てみました。
正直、5分というのは短いねー。
豪華なキャストや監督がそろっているけれど、
どうも . . . 本文を読む
「パリ、ジュテーム」のプロデューサー、エマニュエル・ベンビイの都市をテーマに描くオムニバス映画第2弾、2008年の作品。
11人の監督によりニューヨークの様々な地区で起こる、
少しだけ日常から飛び出た群像劇を切り取る。
日本からは、岩井俊二監督が参加し、
映画音楽家に扮するオーランド・ブルームと映画監督の秘書役のクリスティーナ・リッチのちょっとしたドラマを撮っている。
「パリ、ジュテーム」は . . . 本文を読む
「パイレーツ・オブ・カリビアン」のゴア・ヴァービンスキー監督、2011年の作品。ジョニー・デップが声を担当したカメレオン、お調子者ランゴが活躍する、西部劇風アニメ。
主人公がカメレオン?? ってことで
面白いのかなぁといささか不安もありましたが、
観賞後の感想としましては、かなりハイクオリティな作品であると言えます。
まず、アニメのクオリティがスゴい。
あまりリアルな爬虫類というのは見たくない . . . 本文を読む