「スナッチ」のガイ・リッチー監督、2009年の作品。
ホームズのイメージをもともとのアーサー・コナン・ドイルの原作に回帰させようと、ある意味「再定義」「新説」に力を注いでいる意欲作。
そのホームズには、ベン・スティラー監督の「トロピックサンダー」の劇中劇で白人なのに皮膚移植までして黒人軍曹に扮するという役者バカな役所で名演技を見せていたロバート・ダウニー・Jr。また今まではホームズに従う助手的なイ . . . 本文を読む
「攻殻機動隊S.A.C.」シリーズの神山健治監督、2009年の作品。
公開されて比較的早い段階で見てきました。
早くあのモヤモヤ感を解消したかったので!
しかもこの作品の聖地である豊洲で見て参りました。
しかし、映画館検索したら、
ずいぶん公開映画館少ないのですね。
まぁ、前作のクオリティでは納得ですが。
で、劇場版第二弾ですが、
そうですね、テレビ版のワクワク感が復活していてまずは安心し . . . 本文を読む
テリー・ギリアム監督、2009年の作品。バットマンの「ダークナイト」で渾身の怪演をなしたヒース・レジャーの遺作でもある。
ギリアム監督の夢のような世界観はこの作品でも健在で、
彼独特のこういったジャンルは「ダークファンタジー」とでも表現したらいいのですかね。。。
ただそういうとなんとなくティム・バートンを連想しちゃうけれど、
ギリアム監督の作品はあれほどまできれいなまとまり感はなく、
ちょっと変 . . . 本文を読む
80年代の初頭にメタルの先駆者として様々なバンドに影響を与えつつも、いつしか忘れ去られていったカナダのバンド・アンヴィルの今を追うドキュメンタリー。2009年の作品。
スティーヴ・“リップス”・クドロー、
アンヴィルのギターボーカル担当、職業は給食配達員。
ロブ・ライナー、
アンヴィルのドラムス担当、職業は建築作業員。
二人とも年齢50をこえる。
しかし30年以上も、再びビッグになることを夢見 . . . 本文を読む
「マルコヴィッチの穴」のスパイク・ジョーンズ監督、2009年の作品。モーリス・センダックの世界的なロングセラー絵本「WHERE THE WILD THINGS ARE」を下敷きに、一人の男の子の冒険を描く。
この作品については、スパイク・ジョーンズが監督をするということと、事前に見ていたかいじゅうの造形に惹かれ、ずいぶん公開を心待ちにしていた。
しかしキュートな作品と思いきや、これは見ると心 . . . 本文を読む
劇団ポツドールの主宰の三浦大輔監督の2009年の長編映画デビュー作。花沢健吾の同名コミックを銀杏BOYZの峯田和伸主演で映画化した。
「アイデン&ティティ」以来、
峯田くんの直視できないほどの熱い演技を、怖い物みたさでチェックしているような気がする。
今回の不器用な主人公・田西も彼にうってつけの役所だ。
仕事にしても、恋愛にしても、人間関係にしても、
それが、よいか、わるいかの評価なんて、
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「攻殻機動隊S.A.C.」シリーズの神山健治監督、2009年の作品。
コンビニで偶然この作品のポスターを見て、
その監督が神山健治氏であることを知り、
まずはDVDで全5巻のテレビシリーズを見てみました。
テーマに9・11以降の世界全体が抱える将来的不安みたいなところがあって、さすが神山監督と感心させられました。
「攻殻機動隊S.A.C.」で見られた圧倒的な情報量や、スピード感あふれるハラハラ . . . 本文を読む
「リンダリンダリンダ」「空気人形」のペ・ドゥナ主演、2003年の作品。
粗雑な言動のせいでなかなか恋人ができないヒョンチェの不思議な恋の物語。英題は「Spring Bears Love」。
「がんばれグムスン」にひき続き、ペ・ドゥナということで借りてみた作品。
ラブコメディとしては、こちらのほうが佳作だったかな~。
恋の展開としましては、
父親の頼みで図書館に美術書を借りに言った主人公が、
そ . . . 本文を読む