鈴木清順監督、1980年の作品。主な出演者は、原田芳雄、藤田敏八、大谷直子、大楠道代。原田演じる自由奔放な野性味溢れる中砂に夢とうつつで翻弄される男女の姿を描く。
「陽炎座」と一緒に観たけれど、
こっちのほうがかなりまとまっていて、
寝なかったし(笑)、長尺だったけど、あっというまだった印象です。
大谷直子の雰囲気いいですね。
原田芳雄も実際いたら軽蔑するけど、いでたちはかっこいいです。
釈 . . . 本文を読む
鈴木清順監督、1981年の作品。前作「ツィゴイネルワイゼン」に続く、大正浪漫3部作の第2弾。主演は松田優作。
不条理で脈絡なくどんどんと話が展開していくけれど、
映像が美しく、演出がアーティスティックで、まさに鈴木清順といった作品、であると思う。
今日はいささか眠く、途中若干、寝てしまったところがあるけれど、
とくに支障はございませんでした(笑)。
夫への恨みから、主人公と姦通した後妻の品子が . . . 本文を読む
「ラストエンペラー」のベルナルド・ベルトルッチ監督、1993年の作品。
チベットからアメリカに亡命した活仏が、亡くなったあと転生し、それがある一人のアメリカの少年かもしれないということで、ブータンに亡命していた活仏のノルブ・リンポチェは、果たして本当に師匠のドルジェ・リンポチェか、はるばるアメリカはシアトル、9歳のジェシーのもとへやってきた。。。
その金髪の少年は、興味津々で、なおかつその兆し . . . 本文を読む
ザ・ローリング・ストーンズの2006年秋ニューヨーク“ビーコン・シアター”での2日間のライブを、マーティン・スコセッシ監督撮りあげたライブ・ドキュメンタリー。
いやー、もしビデオなら早送りしてるだろうなと思われるようなところも数カ所あったけれど、全体的には盛り上がって、意識の引っ張られるつくりになっていておりました。
わかったことは、キースはライブでは何も考えていないとインタビューで答えてたけ . . . 本文を読む
「ショーン・オブ・ザ・デッド」のエドガー・ライト監督が、またもやサイモン・ペッグとタッグを組み、今度は刑事物にオマージュを捧げつくりあげたコメディ。2007年の作品。
いやいや、「ショーン・オブ・ザ・デッド」は僕の大好きな映画の一つですが、今度も彼らはやってくれました。
中盤までも面白いけれど、でもなんとなくユルユルした笑いできたのが、いきなり殺人事件の大きな謎がようやく解けたあとあたりからはま . . . 本文を読む
曹洞宗の開祖・道元禅師の生涯をフィクションを交え描いた伝記物語。2008年の作品。
前評判の悪さを聞いていたので、思ったよりマシだったなというのが、振り返ってみての感想です。
あと中村勘太郎の道元禅師はかなりよかったとは思います。
しかし、、、内田有紀が演じる遊女・おりんのエピソード、実在しないキャラクターの俊了のエピソードなどは一切なくてよかったな。
ならば、もっとじっくり、義介や懐弉、寂円 . . . 本文を読む