「気球クラブ、その後」の園子温監督、2005年の作品。監督をつとめた「自殺サークル」の前後の時間軸で起こったアナザーストーリー。
園子温監督の突飛な脚本と演出というのは
もう受け入れているし、
その実験的な作品の作り方には
いつも脱帽させられる。
今回も「そこまでするか、、、」と思わせられる場面と演出がいくつもあり、
それがこの作品を名作と言わしめる
園子温監督のこだわりとなっているような気 . . . 本文を読む
「アンナと王様」のアンディ・テナント監督、1998年の作品。
童話シンデレラの元となった実話という設定で、
父親を亡くしひどい継母に育てられたダニエルと、
フランスの王子ヘンリーとの恋の模様を描く。
主人公ダニエルを演じるのはドリュー・バリモア。
彼女は、変な言い方ですが、
コメディなどの、いわば内容はどうでもいい作品で、
抜群の安定感を発揮する女優さんですねー。
自由で、そして決める時はき . . . 本文を読む
「かぞくのひけつ」の小林聖太郎監督、2011年の作品。西原理恵子の同名マンガエッセイを、小泉今日子、永瀬正敏を主演に迎え映画化。
フリージャーナリストでカメラマンだった
西原理恵子の夫・鴨志田穣が亡くなったのは2007年。
当時インターネットのニュースでその記事を読んだことを覚えている。
西原理恵子の作品はちょこちょこと読んでいるけれど、
わからないものをわからないままにしておけるような、
ゆ . . . 本文を読む
ハリー・ポッターシリーズ最終章、「不死鳥の騎士団」から指揮をとっているデヴィッド・イェーツ監督、2011年の作品。
日本で滞在中のとき公開するということで、
うまく行けば観て帰りたいなーと思っていましたが、
買い出しの途中の時間にうまく合い、
日本語字幕付きで見ることができました~。
(前回、結構字幕なしだときつかったからねぇ。。。)
さて最終章、
謎解きの総決算というような感じで、
どんど . . . 本文を読む
「M:i:III」のJ・J・エイブラムス監督、2011年の作品。
自主ゾンビ映画を撮影中の少年少女が遭遇した列車事故を発端に、
街から紛失物と行方不明者が続出した。
事故現場には空軍が介入し、警察は閉め出し状態。
少年たちは撮影を続ける過程で、その事件の真実に近づいていくことになる。
「SUPER 8」って聞くと、
エミール・クストリッツァ監督の2001年の同名ミュージック映画を
僕は思い出 . . . 本文を読む
「銀河ヒッチハイク・ガイド」のガース・ジェニングス監督、2007年の作品。シルヴェスター・スタローンの「ランボー」がヒットした80年代のイギリスを舞台に、2人の少年の友情を描く。
これは名作ですね。
子供達の無条件に愛されたいという願望、
自分でもコントロールできないし、まだ理解できていない葛藤、
その一方での自由な夢と行動力などなど、
少年期の子供達の姿、
とくに少しアブノーマルな環境で育て . . . 本文を読む
「余命1ヶ月の花嫁」の廣木隆一、2010年の作品。宇江佐真理の同名時代小説を岡田将生と蒼井優を主演に迎え映画化。
いやいや、
なかなか良い役者陣が脇を固めているというのもあって、
身分が違うもの同士の報われぬ恋という、
下手をするとベタで内容が薄くなってしまいそうなテーマを
うまーく作品として作り込んでいました。
しかし、蒼井優のファンだと公言している僕だけれど、
やっぱ蒼井優はいいねーー。
. . . 本文を読む
「ゴーストバスターズ」のアイヴァン・ライトマン監督、2011年の作品。ナタリー・ポートマンとアシュトン・カッチャーの共演でおくるラブコメディ。
ポートマンちゃんのラブコメディっていうのと、
仏題はそのまんま「SEX FRIEND」というタイトルにしていたというのもあって、
公開中はどうも食指が動きませんでしたが、
飛行機で移動中、プログラムにあったので観てみることに。
ポートマンちゃん演じる医 . . . 本文を読む
ジェニファー・ユー監督、2011年の作品。2007年に大ヒットした「カンフー・パンダ」の続編。
このパート2の公開に先立ち、
遅ればせながら先日、DVDにて第一作を鑑賞したわけですが、
公開したらすぐ行くつもりが、もう2週間もずるずると観るチャンスを逃していました。
はてさて、今回はといいますと、
中国全土を火薬兵器で征服し、カンフーを根絶やしにしようとする
新たな敵、孔雀のシェンが登場します . . . 本文を読む
フランスのオリヴィエ・オルレ監督、2011年の作品。ギリシャの島に父親と暮す、少年ヤニスとペリカンのニコルのお話。
最近なかなか映画館に行けなくて、
ずいぶん知らない映画がたまってしまっていました。
いつもは映画館で本編上映まで15分はたっぷりある予告集を見て情報を得ているのだけど、
やはり行かないと、おのずと足が遠のくのが道理です。
今日は久々に時間が出来たので、
映画を観ようと、気になる . . . 本文を読む