「ミッドナイト・イン・パリ」のウッディ・アレン監督、2013年の作品。サンフランシスコが舞台、ケイト・ブランシェットを主演にむかえ、NYでの上流社会のステイタスを一気に失ったジャスミンのどん底な日々を描く。
最近、サンフランシスコに行ってきたので、
ゴールデンゲートブリッジとか、坂道とか、
そうね、こんな感じだったよねー、と見ておりました。
ワケもありありな主人公ジャスミンですが、
自己中 . . . 本文を読む
「トウキョウソナタ」の黒沢清監督、2013年の作品。乾緑郎の同名小説を映画化した愛のミステリードラマ。
意識を失って昏睡状態の続く恋人の意識に
“センシング”という最新医療技術で入り込んで、
意識を回復させようという内容。
前半、なんか奇妙な筋のミステリーって感じだったけど、
後半の謎が解け出してからの展開も、、、まぁ、あれって感じだった。(笑)
(アナグラムってなんだよ! そんなネタはい . . . 本文を読む
「N.Y.式ハッピー・セラピー」のピーター・シーガル監督、2008年の作品。1960年代のアメリカの人気TVシリーズ「それ行けスマート」をリメイクしたアクション・コメディ。
とにかくコメディを見たい気分になって、コレ。
スティーヴ・カレルだし、根性のすわったアン・ハサウェイも出ているし。
スティーヴ・カレルのエージェント“86”の意外にやるところが面白かった。
アン・ハサウェイ、
バット . . . 本文を読む
「ハート・ロッカー」のキャスリン・ビグロー監督、2012年の作品。米海軍特殊部隊によって遂行されたオサマ・ビンラディン暗殺の舞台裏を、CIAの女性分析官を主人公(ジェシカ・チャステイン)に描き出す。
いろいろ問題のある作品であると思う。
9.11後、すぐさまタリバーン勢力のいるアフガンへの攻撃を開始したアメリカ。
そして続くイラク戦争。
この映画でもそうだけれど、一人の男を殺すという目的 . . . 本文を読む
「無防備」の市井昌秀監督、2013年の作品。大人計画の星野源を主人公に、35歳のさえない童貞男の不器用すぎる初恋を描く。
歌を歌っている星野源はとても格好いい印象だったので、
今回のトコトンださい感じの演出には、
いささかやり過ぎ感を感じたが、
まぁ、でも思いかえせば、坂井真紀主演の「ノン子36歳(家事手伝い)」でもそんな感じの危ない役だったかな。。。
聴覚障害者で美人の奈穂子とお見合いで . . . 本文を読む
「修羅雪姫」の佐藤信介監督、2013年の作品。有川浩の同名ライトノベルズシリーズを映画化したもの。
パリで人から譲ってもらった本の中にあったため、
期せずして原作を読むことになったのですが、
どうもライトノベルズって世界観の描写よりも、
登場人物の会話がメインになってしまっていて、いまいち世界に入り込めないのだなーという感想を持っていました。
(なんでしょう、例えるなら、
背景の少ない、少女 . . . 本文を読む
「オールド・ボーイ」「親切なクムジャさん」のパク・チャヌク監督の2013年の作品。ストーカー家の忌まわしき過去を遡るサスペンス・ミステリー。
パク・チャヌク監督のハリウッド・デビューとなる作品、
主人公に「アリス・イン・ワンダーランド」のミア・ワシコウスカ、
母親役にはニコール・キッドマンさん、叔父役にはマシュー・グード、
なかなかすごい俳優陣で固めています。
淡々とした殺人、
淡々とした . . . 本文を読む
「デイ・アフター・トゥモロー」のローランド・エメリッヒ監督、2013年の作品。
テロリストに占拠されたホワイトハウスを舞台に、チャニング・テイタム主演でおくる超弩級アクションドラマ。
「エリジウム」でちょっと心に寂しい風が吹き込んでしまったので、
引き続き、本日の2本目に突入。
これは打って変わってエンターテイメントをひたすら追求したアクションドラマですね。
とんでもない状況でチャニング・ . . . 本文を読む
「第9地区」のニール・ブロンカンプ監督、2013年の作品。マット・デイモンを主演に迎えておくるSFサスペンス。
時代設定は2154年。
そのころ地球はゴミためのような街になっており、
貧困層だけがそこで地に這いつくばるようにして暮らしていた。
富裕層はというと、
400キロ上空に浮かぶペース・コロニー“エリジウム”で暮らしている。
そこには、美しい自然と街があり、
病気も一瞬で治す医療ポッド . . . 本文を読む
「焼け石に水」のフランソワ・オゾン監督、2013年の作品。17歳のイザベルの性のものがたり。
夏秋冬春、
17歳になったばかりのイザベルが一夏のバカンスで訪れた海辺で初体験し、
パリに戻った後、ネットを通して売春を行うようになっていく。
僕は男なので、
女性の初体験がどういったものなのかうまく想像できないけれど、
まず痛いというのがあるだろうから、
実際そんなに気持ちいいものではないのでは . . . 本文を読む