ご存じ宮藤官九郎が脚本をしたTBSの人気ドラマ
「木更津キャッツアイ」の映画版。
ドラマは2002年の1月から放映、
映画は2003年11月公開。
って、もうそんなに経っていたんですねーーー。
この年末、同じくクドカン脚本のテレビドラマ
「マンハッタン・ラブストーリー」を
DVDで一挙に観てしまい、調子に乗って
正月は「木更津キャッツアイ」の一挙に観たうえの、
そのシメということでこの一本で . . . 本文を読む
「大阪物語」の市川準監督作品。
村上春樹の短編小説「トニー滝谷」を映画化したもので、
坂本龍一のせつない音楽をバックに、
イッセー尾形と宮沢りえが好演している。
ナレーション、せりふ回し、映像美、シーンのタメなどなど、
「良い映画」と断言できる仕上がりでございます。
孤独な半生を送ってきたトニー滝谷の本名は、
本当にトニー滝谷だった・・・。
彼が初めて愛した女性は、服を着ることを愛し、
二 . . . 本文を読む
アメリカの青春コメディ。
夢見がちなおバカな高校生、
その名もナポレオン・ダイナマイトのまわりで起きる、
ほろ苦くも滑稽な人間模様が秀逸だ。
邦題はたぶんナポレオンのノリがオタクっぽいのと、
通学にスクールバスを使っているので、
「電車男」にちなんで「バス男」と安直につけたのだろう。
方向性としては「天才マックスの世界」と同じ位置にあると思う。
登場人物は嫌なやつもいるけれど、
みな共感でき . . . 本文を読む
スカレーット・ヨハンソンとユアン・マクレガーの
近未来クローン映画。
ビジュアル的には(まぁお金をかけているんでしょうが)、
なかなかの世界観を作り出しています。
クローンたちの白いトレーニングウェアがいいですね。
老いも若きも、みんなピチピチのその白い衣装を着ているのが、
「これは良い」と感じた。
振り返ってみると、
世界が汚染されたという偽情報を刷り込まれ、
地下の施設で生活させられている . . . 本文を読む
アルゼンチン発のSFアニメ。
キャラは『ガロ』っぽいイメージで、
人が殺されてバラバラになる感じも、
わからないけれど、ひさうちみちおや、根本敬みたいな感じのような気がする。
行きすぎた科学文明に警鐘をならす作品といってしまっていいのでしょうか。
仮想現実に埋没する人びとの姿、
科学と欲がからみつき暴走していく上層部の汚らしさを描いている。
(って、特筆する必要もないレベルだけど・・)
バ . . . 本文を読む