都市部に人口が集中するようになり地価が上昇 戸建住宅も2階建て
から3階建てが多くなりました。
木造3階建ての建設ラッシュは1996年(平成8年)4万棟/年だった
そうです。
その後は不況で徐々に減少しましたが 2002年(平成14年)からまた
増え始めたそうです。
都市部に木造3階建てを購入した方も 高齢者の仲間入りする年齢になると
3階部分の利用法が変わり 物置状態になっている家庭も多いようです。
地価が高いので敷地は狭く 1階は車庫利用 2・3階が居住スペースで
暮らしの変化に合わせた内部の模様替えも簡単にはできません。
何れ今まで通りの生活が出来なくなると考え 中古住宅として売却を検討
している方も多いと思われます。
先日の新聞に 国土交通省が木造3階建て戸建て住宅の転用がしやすくなる
建築基準法改正案を今国会に提出する動きが載っていました。
増え続ける空き家の活用を促すため 3階建て戸建て住宅を福祉施設や旅館
に転用する際 警報設備の設置などを条件に耐火構造にしなくてすむように
なるようです。
現行制度では 3階建て戸建住宅を転用する場合耐火構造にする必要があり
建て替えと変わらない費用がかかりました。
立地条件が良ければ 中古3階建て住宅の値上がりが期待できそうです。
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