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木造3階建て住宅の規制緩和

2018年02月11日 | 知って得する不動産情報

都市部に人口が集中するようになり地価が上昇 戸建住宅も2階建て

から3階建てが多くなりました。

 

木造3階建ての建設ラッシュは1996年(平成8年)4万棟/年だった

そうです。

 

その後は不況で徐々に減少しましたが 2002年(平成14年)からまた

増え始めたそうです。

 

都市部に木造3階建てを購入した方も 高齢者の仲間入りする年齢になると

3階部分の利用法が変わり 物置状態になっている家庭も多いようです。

 

地価が高いので敷地は狭く 1階は車庫利用 2・3階が居住スペースで

暮らしの変化に合わせた内部の模様替えも簡単にはできません。

 

何れ今まで通りの生活が出来なくなると考え 中古住宅として売却を検討

している方も多いと思われます。 

 

先日の新聞に 国土交通省が木造3階建て戸建て住宅の転用がしやすくなる

建築基準法改正案を今国会に提出する動きが載っていました。

 

増え続ける空き家の活用を促すため 3階建て戸建て住宅を福祉施設や旅館

に転用する際 警報設備の設置などを条件に耐火構造にしなくてすむように

なるようです。

 

現行制度では 3階建て戸建住宅を転用する場合耐火構造にする必要があり

建て替えと変わらない費用がかかりました。

 

立地条件が良ければ 中古3階建て住宅の値上がりが期待できそうです。


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