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住宅用太陽光発電の結末

2018年09月25日 | 知って得する不動産情報

インターネット上では相変わらず住宅用太陽光発電の広告

で溢れています。

省エネ住宅として住宅用太陽光発電が標準装備されている

建売住宅も多く見かけます。

 

省エネ効果を謳っていますが 住宅購入者に太陽光発電設備

の本当の収支を正しく説明しているとは思えません。

 

今年 ある一般的住宅に太陽光発電設備を設置した事例では固定

価格買い取り制度が満了する10年後で約200万円の赤字が

想定されたそうです。

 

太陽光発電設備の耐用年数は20年以上は問題なく発電できるよう

ですが問題は売電価格です。

 

固定価格買い取り制度満了後 買い取り価格が急落するとは知らず

売込み営業マンの安易な収支計画を鵜呑みにしていたようです。

 

2009年から始まった固定価格買い取り制度の期限は2019年。

来年の11月から契約満了を次々迎えます。

 

契約満了後の選択肢は2通り

① 現在の電力会社もしくは他の小売電気業者と売電契約

  販電価格はかなり買いたたかれると思われます。

 

② 自家消費

  蓄電装置等の新規投資が必要(小規模でも約80万円~)

 

全国の住宅用太陽光発電固定価格買い取り制度満了は2019年末

までに53万件。その後も毎年続々と満了となります。

 

国策で始まった太陽光発電ですが 事業用はともかく住宅用はこの先

明るい未来はなさそうです。

 

住宅用太陽光発電の売込みには注意が必要です。


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