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続 TPP11

2018年11月06日 | TPP関連記事から

来年から外米の輸入が多くなり 米の値段が大幅に安くなると期待していた

のですがそれほど安くならないかもしれません。

 

理由は 今年から米の減反政策が無くなり 自由に米作りが出来るように

なったので米の大増産 ➡ 米の値段が下がる・・・・・更に外米が輸入

されるのでダブルの値下げ圧力と希望的予想。

 

ところが日本経済新聞の記事では 「今年の米増産は1%にとどまる」 

とのことで増産による値段の下げは期待薄となりました。

 

米増産にならなかった理由は 転作補助金制度や高齢化による生産意欲の

減退等が考えられます。

 

農家の高齢化が進めば米農家の廃業や転作が進み 高価なブランド米だけが

生き残り 庶民米は外米になるかもしれません。

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続 TPP11

2018年11月05日 | TPP関連記事から

年末の12月30日 「TPP11」 が発効するそうです。

 

日本への輸入品で価格が下がる品目は 米・牛肉・豚肉・小麦・

バター・脱脂粉乳です。

 

新春の安売り目玉でオーストラリア産牛肉が期待できそうです。

ニュージーランド産の乳製品も手ごろな価格になりそうです。

 

日本の畜産業は外国よりも生産規模が小さい施設が多く 生産

効率が低いため 輸入品より価格競争力が弱めです。

 

政府は国内農家への経営支援を講じるそうですが どんな部門に

バラマキ予算を組むのか 工夫の為所です。

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「TPP11」 が発効に向かって動き出す

2018年03月10日 | TPP関連記事から

8日 TPPに参加する11カ国が新協定 「TPP11」 に

署名したそうです。

 

11カ国の思惑はそれぞれ異なり 長~い話し合いの中で妥協や

譲歩しながら新協定をまとめ上げたようです。

 

署名式では 「自由貿易は生きている」 との宣言がされています。

 

国土の狭い日本は 明治時代から貿易立国として発展して来ました。

 

国内資源が少ない日本は外国から資源を輸入して 加工・製品化して

輸出 その利益で成り立っています。

 

人口密度の偏りで 自給自足で成り立つ国土の広さをもつ国はあまり

多くはありません。

 

各国が得意とするものを作り出し 貿易手段でお互いの足らないものを

補充し合うことは理に適っていると思います。

 

貿易の関税を減らし ほしい商品が求めに応じて自由に流通する世界が

望ましいと思います。

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TPP交渉大筋合意

2015年10月11日 | TPP関連記事から

各国間で2010年3月に始まったTPP交渉がやっと大筋合意できたようです。

 

実際に発効するのは2016年に入ってからの動きになるそうですが まだまだ

解決しなければならない問題が沢山残っているようです。

 

TPPのメリットを受けるのは大雑把に言えば輸出業者と我々消費者。

デメリットを受けるのは輸入品と競合する国内生産者。

 

国としてはメリット合計がデメリット合計を超えると読んでこの交渉を進めて

きました。

 

残された問題を解決しなければならない時の政府は まずデメリットを受ける

農家へのリップサービスに全力で取り組まないと政権運営が危うくなります。

 

自民党を信じ続けた農協や農家の一部で 最近の自民党の言動に不信感を

持ち始めてきました。

 

TPP発効で関税が即時撤廃になるブドウ農家やキウイ農家は対策が大変です。

 

我々消費者は スーパーで買うブドウやキウイが安くなるので大歓迎ですが

高齢者が管理しているブドウ園が荒れ果てる景観が目に浮かびます。

 

対策は取りあえず緊急補助金名目で税金をばらまき 農家のご機嫌を取ります。

2~3年もすれば農家も諦め めでたしめでたしの廃業となります。 

 

ブドウ園に限らず関税即時撤廃の農作物はいずれ輸入品にとって代わります。

 

我々消費者はこの流れを喜ぶべきか悲しむべきか将来何れ答えが出ます。

今は時の政府を信じるだけです・・・・・・・。

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優先するのは消費者か生産者か?

2015年08月09日 | TPP関連記事から

TPPの話し合いがなかなか進まないようです。

 

国益を考えつつ 投票権を持つ生産者のご機嫌を伺いつつ・・・

交渉担当者は苦労が絶えません。

 

TPP交渉は簡単に考えれば消費者を優先するか 生産者を優先

するかで決まります。

 

品薄状態のバターは国の輸入統制で高関税がかけられ 国内

価格と国際価格の差が拡大しています。

 

我々一般庶民は 少ない収入の中で国際価格の3.5倍の値段で

バターを買い 生産性の低い酪農家を支えています。

 

今回のTPP交渉ではニュージーランドが乳製品の大幅輸出枠の

拡大を強く希望し続け 交渉がまとまらなかった一因になった

ようです。 

 

政権を担当している人たちは投票権の多少で優先事項を判断して

いると思いますが 時のリーダーとしては国益も考慮して方向を

決めてほしいものです。

 

酪農家は決して楽農ではなく 狭い牧場で生産性の低い酪農を

営んでいることが多いと聞いています。

 

全国の現酪農家を一律に保護する政策では 効率状無理があり

生産性の高い酪農家を育てる政策が必要だと思います。

 

日本で消費される乳製品のうち 腐りやすく長距離輸送に向

かない牛乳はほぼ100%国産だそうです。

 

日本の牛乳の消費量は夏に増え 冬は減ります。

 

一方 乳牛が出す生乳の量は暑さで体力が弱る夏は減少し 冬

は環境状態が良くなり供給過剰気味となります。

 

これからの酪農の方向としては 生産地を比較的寒冷地に絞り

夏の生乳生産量が消費量をやや上回る位に設定し その他季節

で供給過剰となった生乳を腐りにくい・長距離輸送に向く製品

に加工すれば効率が良くなります。

 

生乳を確保できたら その他の加工乳製品は無理な生産を望まず 

安い輸入品でまかなうことも大事です。 

 

TPP交渉は痛み分け精神が無いと成立しません。

 

票のしがらみが有りますが 多くの消費者が喜ぶ商品は輸入して

価格を安くして頂きたいものです。

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