怪人クンのムフフ日記

ムフフ、ムフフ、時々オヨヨの〝怪人クンワールド〟炸裂!
あの大物も、この人も。愉快な仲間続々登場!

黄金の薔薇

2006年06月29日 | Weblog
<6月28日(水)>

怪人クンの中で、合気道に1つの区切りをつけた。
「何を、どういうふうに?なぜ?」その部分は心の中にしまっておく。この先は、以前のように毎週顔を出すことはないかもしれないし、あるかもしれない。ただ、合気道そのものが嫌いになったわけじゃないのだ。このまま引退とかいう大げさなものでもない。体は動かしたい。汗を流したい。楽しみたい。またそのうち道着に袖を通す時が来るだろうが、しばらくはわからない。今言えるのはそれだけだ。
そんなこんなで、19時すぎには体育館へ足を運んでいた水曜教室も今宵は行かなかった。こういう時は、あえて自分の気持ちに逆らわずにいることだ。

便利になることは、複雑になることでもある。
世の中、いろんなものが進化する。家電製品もしかりだ。より高度な機能が追加された“地デジ”の操作。簡単なようでこれがなかなか難しいのだ。22時すぎからいじってみた。テレビ番組を録画する方法も複数ある。アナログモードで録るのか?デジタルモードで録るのか?同時刻の裏番組を2つ重ねて録ることもできる。怪人クンのウチにあった今まででのビデオデッキや、テレビでは考えられなかったことが次々できるようになった。その代わり、セットの手順が増えたのだ。
あと5年。2011年にはアナログ専用の、現在のテレビ機器がただの箱になる。粗大ゴミになるのだ。お年寄りなどはますます機械離れしそうな気配である。でも、やり方させ覚えてしまえばこんなに便利なものもないわけで…。

23時、激しい睡魔に襲われた。『東京タワー』(リリー・フランキー著)の続きを読もうとしたが、1ページも進まなかった。というより、開くまでに至らなかったのだ。
この作品、まだ70ページ目あたりでまごついている。理由は、彼の人生がつまらないからじゃない。小説として読もうとするから悪いのかもしれない。要するに、小説にはサプライズがないと面白くない。もっとハラハラ、ドキドキしたい。ビックリしたい。泣き笑いはあるが、前者は今のところない。メリハリがないのだ。音楽で言うと、一定のテンポやリズムが流れているだけ。曲調が最初から最後まで変わらない。それゆえ退屈。ページがなかなか進まない。そういうことなのだ。だからといって途中放棄はしない。最後まで読破するつもりでいる。そのまま横になると、知らぬ間に寝てしまったらしい。

昼間はホントと暑い。まだ梅雨はあけていないが真夏の陽気だ。そういえば、ピンク色の薔薇から13時すぎにメールが届いた。数回やり取りする。
(とっくに働いてるよ!)
返信に書かれた言葉だ。え、そうだったの?来月からじゃなかったんだ?彼女はすでに六本木デビューを果たしていたのだ。だったら薔薇に言いたい。以下怪人クンからのメッセージである。
君は栄光の一歩を踏み出したのだ。前だけを見て進んで行け。てっぺんを目指すなら過去は振り返るな。頂点を掴んだら休息も時にはいいが、今はスタートしたばかり。後ろを見るな。一心不乱に突き進め。怪人クンを相手にしてる暇などないぞ。君は進化したのだ。夜を照らせ。東京という大都会で光り輝け。黄金の薔薇になれ!


※赤レンガ倉庫(写真)。