怪人クンのムフフ日記

ムフフ、ムフフ、時々オヨヨの〝怪人クンワールド〟炸裂!
あの大物も、この人も。愉快な仲間続々登場!

じれったい理由(わけ)

2006年06月05日 | Weblog
<6月4日(日)>

あっ、しまった!すでに時刻は昼。気がついた時には手遅れだった。8時に目覚ましをかけておきながら、そのままスイッチを切ってしまう。2度寝だ。
人間不思議なもので、こういう時が一番よく眠れる。いや待った。そんなのん気なことを言ってる場合じゃないだろう?この日は今月末発行予定の「合気道新聞」編集会議がある日。原稿の最終チェックをみんなでするのだ。怪人クンもほんの少し、紙面に記事を書いている。会議のことは、前日エロ茶からもメールをもらっていたのだ。そういえば土曜の深夜、彼女とは電話で会話したような気もするなぁ?それとも、あれは夢だったのかなぁ?エロ茶の声を誰かが真似してたとか?酒が入っていたので、その点が曖昧ないのだ。あの声は確かに彼女だった。
今回の会議。怪人クンがいようといまいと話は進むとか、そんなことは問題じゃない。以前の怪人クンならそう開き直っただろう。でも現在(いま)は違う。とにかく穴を開けてしまったことは事実だ。ここは素直に謝ろう。申し訳ない。スタッフ一同にはこの場を借りてお詫びいたします。

22時からTBSでサッカーW杯前哨戦「日本VSマルタ」を放送していた。相手チームの名前は初めて聞く。強いのだろうか?そんなことを思っていたら、前半開始早々に決めたゴール。日本がこの1点を守り切って勝った。怪人クンは本を読みながら観戦していたので、ほとんど中身は見ていない。「日本、日本、行った、行った!」アナウンサーの声が大きくなった時に、画面に眼を向けた程度だ。サッカーに興味がないと言ってしまえばそれまでだが、やはりそこは話題性があるものなのでチャンネルを合わせることにしたのだ。みんなが見るから、という日本人特有のアレだ。キッカケは何でもいいのだ。
聞いた話によると、日本はジーコを監督に招いたおかげでたくさんの国と練習試合ができるようになったとか。彼の影響力やカリスマ性は世界に通じる。日本と戦うすなわち、“神様”ジーコと戦うこと。あこがれの存在が率いる日本代表と戦えることはブラジルをはじめとするチーム各国にとっても光栄なことらしいのだ。英雄は崇拝され続ける。すごいんだなぁ、ジーコって。

話は変わる。
「怪人クンはピンク色の薔薇とこの先どうなりたいの?」という質問がコメント欄にあったが…。このブログに登場する彼女とのシーン。“書いてあることがいつも同じ”なのはなぜかって?その理由(わけ)はやっぱり書けることと、書けないことがあるわけで。ここで出せる技(ネタ)が限定されるというのが大きい。それからもうひとつ。たぶん読者が言いたいのはこのことだろう。発展なきストーリー。それがじれったい、と。
怪人クンと薔薇の新展開は待っても無駄だよ。怪人クンが現在(いま)以上も、それ以下も彼女とのカンケイを求めていないんだから。以前は、魅惑な薔薇の棘を呑んだとしても口説きたい、という気持ちがあったが、それは心にしまった。消した。
あれは1ヵ月ちょっと前だったか?彼女の中の“踏み込めない部分”を知った時、怪人クンはどう逆立ちしても永久にそこには立ち入れないことを知った。出る幕はない。エキストラにもならない。いや、ならないほうがいい。あまりにも舞台が巨大すぎる。

ネオン街を彷徨う男たちは、夢を見る。そこはフィクションの世界であると知りつつも、モードは常にリアルである。お客の立ち位置は100%現実なのだ。逆に、キャストはファンタジック・ワールドを出ることはない。疑恋空間の域を離れない。当然である。己の体は1つしかないのだ。ファンが群がるたびに客席に降りてきて、ご丁寧に1人1人手を差しのべていたらどうなる?身も心も持たないだろう。傷つけずはぐらかすこともテクニックなのだ。生きていくための術(すべ)。反則でも何でもない。
彼女はその術を使わなかった。「安倍藁」で交わす会話の中でも、怪人クンが恋愛対象にいないことをキッパリ言っている。前後のセリフの間に、「私にオトコができたらさぁ…」というように。恋愛対象にある相手を前にしたらこうは言わない。でもそれでいいのだ。
怪人クンに対する薔薇の気持ち。結論はとっくに出ているのだ。
彼女にとっての怪人クンは(細い)客でありながら、どこかで気を許せるというか安らげる存在のようだ。一緒にいて楽なんだろう。そんな彼女の怪人クンは1ファンでいい。会いたい時に会い、笑い語る。彼女が愚痴りたい時は好きなだけしゃべらす。訊く。それでいいのだ。
だから彼女がこのブログを読んでいるにもかかわらず、遠慮なく他の店で出会う嬢との出来事も書いている。薔薇もそれを楽しんで読んでいるという。時にはメールでこんなジョークも飛ばしてくる。
(××ちゃんのことばかり書いてないで、たまには薔薇のことも書いてよぉ!(笑))
オトコとオンナのカンケイだったらこうはできないよ…。


※6月23日(金)、次回の東京行脚でターザン山本!さん、新間寿氏のトークライブに参加します。お二人が語り合うのはコチラ。IWGP(インターナショナル・レスリング・グランプリ)。猪木の世界統一構想。乱立する世界のチャンピオンベルトを1本化するというもの。その優勝戦は、VSハルク・ホーガン。今から23年前の1983(昭和58)年6月2日、東京・蔵前国技館で行われました。TV画面より撮影(写真)。