怪人クンのムフフ日記

ムフフ、ムフフ、時々オヨヨの〝怪人クンワールド〟炸裂!
あの大物も、この人も。愉快な仲間続々登場!

ブレンド人生に単品は不可!~“怪人クン”は究極のダシ汁~

2006年06月11日 | Weblog
<6月10日(土)>

止まない雨。ロイヤルホストの窓際の席に向かい合って座る男が二人。怪人クンとG・ヌマ。
「そろそろお開きにしようか」。ヌマが言う。黒かった空がだんだんと青みを帯びてきた。夜が明け始めたのだ。この時、11日(日)の早朝4:30にもう少しでなるところだった。伝票を握りレジへと向かう。勘定を済ませ入口を出る。
「ほなな。お疲れ」。
「じゃあな」。
さっきよりもさらに明るくなった空の下で二人は別れた―――。
寝たのが5時。起きたのが8時。事務所に出て、この日記に取りかかったのが10時という具合である。

時間を戻そう。ロイホに来る前は何をしていたかというと、街のちょっと外れにあるカラオケボックスへ行き、22時から2時間→延長→再延長。計4時間の2人カラオケを楽しんでいたのだ。料金は飲み放題も含めて約1万円であがった。これだけいてこの値段は安い。一人何曲ずつ歌ったのかはわからないが、ヒット・ナンバーあり、演歌あり、アニメソングありと、とにかく弾けた。発散した。おかげで声はガラガラだ。途中、ウチパクさんからのメール、うたさんからも電話があった。
「騒がしいねぇ。カラオケ?怪人クン23日さぁ…」彼の声が聴き取れず、廊下へ出ての会話になる。5分ほどで電話を切る。
それにしても、G・ヌマと会うのはいつ以来だろうか?歌に集中したのでボックスではまともに会話していない。せっかくだから場所を移してじっくり語ろう、となったのだ。
深夜2時。ロイホに入る。ヌマは大江千里のようなツンツン頭にふちなしメガネ。Tシャツの袖をまくってタンクトップ風に着こなしている。時折、ドリンクをストローですする。トイレに行ってはまた帰ってくる。飲んでは出し、飲んでは出しを繰り返す。それもそのはず。カラオケボックスではアルコールを数杯飲み、ここではお替り自由のドリンク・バーを注文しているのだ。それは、怪人クンも同じである。久々の再会で積もった話に花を咲かせる。彼の顔を見て思った。痩せたなぁ…。爆笑問題・田中裕二を彷彿とさせるその顔立ちが、そぎ落とされシャープに見えた。
「10キロ痩せたんや」。相変わらずのニセ関西弁で彼は言う。
「ブログも読んでるでぇ。ダシダシダシ」。ちなみに、この“ダシダシ音”は彼の笑い声である。読んでくれておおきに(笑)。

人は変わる―――ということをきのうは書いた。それについて少しだけ書き足したい。
人生はブレンドされていくもの。“成長”とはなにも立派になることだけを言うんじゃない。怪人クンの中では、誰かと出会うことこそ最大の“成長”だと考えているのだ。出会い=成長なのだ。
“怪人クン”というキャラクターは逃げ道でも何でもない。3年前ターザン山本!さん、うたさん、東京軍団の仲間ほか大勢の人たちと出会ったことによって本名の●●●の中にブレンドされた新たなダシ汁。これによって●●●に深みとコクが増したのだ。スープの味がより際立ち美味しくなったのである。究極のダシ汁は切り離せない。もはや、●●●と怪人クンは一体化したのだ。コトコト寝かせて何昼夜の世界である。
「●●●だけを単品で食べたい」と注文されてもそれは無理な話なのだ。単品注文は不可。●●●も怪人もそんな器用なことはできない。●●●と怪人クンをひっくるめて付き合ってもらいたい。もし、「そんなお前とは付き合えないよ」と言われたなら仕方ない。その時は、それを口にした人間との友情物語は「THE END」だ。なぜなら、ここにいる自分自身がこの“二人”とも好きで好きでたまらないのだから。否定されるならバイバイするしかないだろう?
そんなことで壊れるくらいなら、所詮はそれまでの薄っぺらい友情だったということじゃないのかなぁ?ちょんまげもDr.トドーもそんなちっちゃな人間じゃないよ。REIさん、毒舌Willowさん、大丈夫ですよ、彼らは。口はキツイけどね(笑)。
だけどさぁ、“怪人クン”ってそんなに悪いやつか?付き合いたくないか?逆に、●●●がそんなに素晴らしいやつか?どっちも一緒だと思うけどなぁ。違うかなぁ?
うたさんに言わせると、「東京に来た初日の怪人クンは付き合いやすいけど、2日目の怪人クンは“我(が)ままが度”がぐ~んと上がって半端じゃないんだよなぁ(笑)」とのことである。へぇ、そうなの?


※再び、東京競馬場のパドック(写真)。