怪人クン、鎖国圏乱入！

＜６月１８日（日）＞

日本の首都東京も、怪人クンの住む静岡も雨が降った日曜日。遠く離れたヨーロッパ、ドイツの空はジャパン・ブルーと同色に晴れ渡っていた。鮮やかなグリーンが目に眩しいピッチの上は３０度を超えている。その中を走り抜ける２２人の戦士たち。
テレビの前でサッカーを前後半合わせて９０分間、フルで見たのはおそらく２度目くらいだろう。それだけ怪人クンが普段からこの競技には興味を示さないということなのだ。
「あんなに興奮するスポーツなのになぜ？」と言われると困るが、それについてハッキリと答えられる理由はない。嫌いというんじゃなく、あくまで興味がない。世間が騒ぐほど関心がないのである。
そうは言っても見てしまったのだ。２１：３０からテレビ朝日で放送されたワールド・カップの「日本ＶＳクロアチア」戦を、一瞬も目を離さず最後まで…。やっぱり心のどこかでは気になっていたのだろうか？まぁ、細かいことはどうでもいいや（笑）。

結果はみなさんご存知のとおり、０－０のドロー。ＧＫ・川口の好セーブをはじめ、中田英のシュートなど見せ場はいくつもあった。惜しいなぁ。次戦の相手は“最強”ブラジル。この一戦、２３日（金）朝の４時（日本時間）キック・オフという。こんな時間でもテレビの前にかじりつく人はかじりつくんだろうなぁ。そこは理屈抜きに“サッカーが好き！”“日本がんばれ！”なのである。今回の試合、負けなかったことで１ポイントが付いた。現時点で日本はＦ組の最下位。諦めるのはまだ早いが、自力での決勝リーグ進出はますます苦しくなったといえる。
そういえば、前半残り１０分を切ったところで解説を務めていた元日本代表監督の松木安太郎氏が積極的に攻める日本代表にマイクを通じてこんな激励を飛ばしていた。
「そうそう、いいですよ。いいですよぉ。ボールは疲れませんからね。どんどん打ったほうがいいですよ！」
うん、まったくそのとおりだ。人間はスタミナを消耗するが、ボールはいくら蹴られても疲れない。ピンピンしてる（笑）。

サッカーの話はそのくらいにして。ちょっと「ハッスル」の高田総統気分でしゃべらせてもらうとしよう。
インターネットでブログを書く。やるんなら世界に発信しろ、といいたいよ。限られた人間だけで楽しんで何が世界だ？有料サイトならともかく、そこは無料サイトなんだろ？公開するならいつなんどき、誰もが見れてこそじゃないのか？公開のキーワードは“無条件”である。それが本来の情報発信というものじゃないのか？ネットの原点だと思うのだ。
「ミクシー」でブログを立ち上げた“イモ”の諸君、君たちは鎖国集団だ！守られた世界に身をおいて何をやってるんだい？と言いたいよ。それぞれに考えはあるだろうが、怪人クンから言わせればそうなる。君たちが扉を開けてくれないのなら、こちらから飛び込むまでだ。蹴破ってやる。すでに手は打った。
ここに怪人クンの“鎖国圏乱入”を宣言しよう。近日中にそれをする。覚悟はいいかい？ムフフフ…。
オイオイ、最後は結局それなのか？高田総統というか、猪木じゃないか…。


※雨が上がった午後のひととき。時刻は１４：３０。“オヨヨ”の署長といつものドトール。人で賑わう店内で夜の話に花を咲かせておりました。
※テレビ画面よりケータイで撮影。ジーコ・ジャパンに声援を送るスタンドのサポーター（写真）。