怪人クンのムフフ日記

ムフフ、ムフフ、時々オヨヨの〝怪人クンワールド〟炸裂!
あの大物も、この人も。愉快な仲間続々登場!

お願い、スカパー!

2006年06月09日 | Weblog
<6月8日(木)>

フジテレビから突然の“放送打ち切り”を告げられた「PRIDE」が、13時から都内でマスコミとファンも参加OKの公開記者会見を開き、一連の問題について語ったという。詳細はあした(9日)の新聞各紙で確かめるとしよう。
無責任な言い方になるが、真相がどうであろうと関係ない。今までどおりに大会が継続して選手たちの熱いファイトが見れるならそれでいいのだ。これは怪人クンのみならず、ファンの正直な気持ちである。それ以上は細かいことを追求したところで、どうにもならないのだ。今後の成り行きを見守るしかない。
現段階ではテレビ放送が難しいとされるが、やっぱりスカパー!の中継だけでも残ってほしい。それも無理なら、ファンはライブのみでしか同イベントを楽しむことができなくなるわけで、チケット入手は今以上に困難となるだろう。どちらにしても、スカパー!の継続だけはお願いしたいものである。
18時すぎ。日記をアップさせたあと「PRIDE」のオフィシャルHPを見たら、7月1日(土)さいたまスーパーアリーナで開催される『無差別級グランプリ2nd ROUND』の対戦カードが発表されていた。「見てぇ~」。そう叫びたくなるものばかりだ。
“こんな時だからこそ、最高のものを!”という姿勢がうかがえるカードの数々に胸が躍った。主催のドリーム・ステージ・エンターテイメント(DSE)の英断には拍手を送りたい。中でも、吉田秀彦VSミルコ・クロコップ、藤田和之VSヴァンダレイ・シイウバの2つは泣かせる。これを知ったら、ますますスカパー!の放映続行という決断に期待がかかる。心の底から言おう。「お願い、スカパー!」。

22時から『医龍』(フジテレビ)を見る。ストーリー展開も、北村一輝が絡み出したら一段と面白くなた。主演の坂口憲二の演技も、朝田龍太郎という役柄ではいつもの甘ったるさが消えている。怪人クンは、坂口が出演したドラマを過去何本か見たことがあるが、そのたびに思った。彼の顔はワイルドなのに声がどうも子供っぽいなぁ、と。この番組ではそれがない。トーンを落しクールにキメている。やるじゃん、坂口だ。今後も期待しよう。父・“世界の荒鷲”坂口征二も、息子が主演するドラマを見て「おぉ、やっちょるのう」と言ったのだろうか?(笑)
今回もっとも目を惹くのはこの人、阿部サダヲである。彼は抜群だ。北村もそうだが、演技派はどんな役をやっても際立つ。あの麻酔医は彼にうってつけだ。脚本家もよく選ぶよなぁ。
それともうひとつ。このドラマを見ていると、大学病院というところは実にドロドロした場所なんだなぁ、と思えてしまう。それはこの男のせいかもしれない。嫌味タラタラな男、岸部一徳演じる野口教授。彼のセリフが耳にこびりついて離れないのだ。第何話なのかは忘れた。
野口教授の部屋。助教授の加藤(稲森いずみ)を呼び寄せ、彼女を系列の京都の病院へ飛ばそうと脅すシーン。加藤の顔は見ない。熱帯魚が泳ぐ水槽を見ながらねちっこく、いかにも陰気臭い口調で言うのだ。決して声を荒げることなく、ゆっくりと諭すように…。
「加藤ちゃん?君、生八橋、好きだったよねぇ?」
鵜飼(うがい)教授=伊武雅刀(白い巨塔)に続く怪人クンの“教授ものまねシリーズ”第2弾。レパートリーにこのシーンを加えよう。ムフフフ…。

23時から『弁護士のくず』(TBS)をビデオで見たあとは、30分ほど読書タイム。『黒い太陽』(新藤冬樹・著)の次は?かなり前に買ったが、なかなか読まずにいた本。『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』(リリー・フランキー)をついに読み始めた。ページをめくる。ペースが遅い。う~ん、なぜだろう?


※夢追い人たち(写真)。「ダービー」より。