2022年7月7日(木)
吉備真備の墓は、大仙山(岡山県美作市鳥渕)。
3日(日)ホテルを8:30にチェックアウトを済ませ、少しくつろいでから出発した。
ホテルからは武部さんの車で、大仙山を目指した。 10分ほどで登る地点へと着いた。
着くと、多くの村人たちが共同作業を終えたところなのか、これから始まるのか道路に大勢の人達がスイカを食べながら居てたので、武部さんが山への登り口を聞いた。
そして車をターンさせて山へと続くコンクリートの階段の下にあるスペースに車を停めた。
山へ入る準備をしていたら、村人の集団からこちらへ1人の男性が近づいて来られたので私が、「会長さんですか」と尋ねると「そうです」と言われます。
それで、私の名刺を渡して、山へ登る目的を話して山へ登る道があるのかなど様子を教えてもらった。
「30分ほどでのぼれるでしょう」と聞きましたが、まぁ道らしい道も神社から上は無くて、ただ稜線らしきところをひたすら頂点を目指すだけでした。
ゆっくりゆっくり歩いて言われた倍ほどの時間を要しました。とにかく蒸し暑く、頂上に着いたときはもう全身がビショビショ汗だらけの状態でした。
昔、城があったとのことですが、私の思いは1200年前の状況を確かめるのが目的でしたから、雨が降り出したら地中探査ができなくなるので急いでコアロッドを取り出して、先ずは金探査を試みました。
早速ヒットしました。5m×7mほど金の反応がありました。そしてチェーンを取り換えて空洞探査を行うと、金より1mほど外へ空洞は広がっていました。
これでこの大仙山が普通の山でないことが分かりました。この大仙山の意味と場所を教える空海コードは、奈良の海龍王寺の五重塔から手を合わす先に造営された岡山の熊山遺跡や光明皇后の地下神殿や光明山などから吉備真備の埋め墓であるということで、確かめに登った次第でした。
そして間違いなく円仁もこの場所に立って祈ったと私は思います。
天気予報では昼頃に向かって雨模様となる予測でしたから、武部さんのいつもの祈りの歌を歌ってもらって急いで山を下りることにしました。
いつも体験することですが、歌い終わった後にその時も清らかな風が吹いてくるのが分かりました。いつも見えない世界の何者かが見ている、聞いているというのが私の実感です。
仕事が忙しい武部さんに無理を聞いてもらって、日程を決めましたが、当日の天気予報は、「雨模様ですから雨具を忘れないように・・」と武部さんのアドバイスに私は、「向こうの世界とこちらの世界の約束事ですから、粗相がないような神計らいとなるでしょう」と下山して車に乗り込むまでは大丈夫だと思いつつも、急いで下山しました。
実際に朝方は打ち水がされた状態で、季節が狂ったようなそれまでの真夏日和の太陽も遮られた状態の日和に雨にも祟られることなく無事に下りて来れました。
丁度12時前には車に無事に戻れました。さぁ~ここから1時間ほどかかって目指す山は、光明山です! ・・つづく
沼さん、よくもまぁ1人で上られましたねぇ!恐れ入りました。