散文的で抒情的な、わたくしの意見

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稲川さんの怪談 話芸の極み 帰れお前は!

2017年08月25日 | 日記
ナイナイの岡村さんが稲川さんの真似をしていて、「そうするってえと」という言葉を使っていました。

そういえば言います。

それから「帰れお前は」

誰もいない空間に向かって言うのです。この間もバラエティでやっていました。

やられた女性タレントさんは半泣きというか全泣きです。「そもそも急に大声が怖い」とも言ってました。ごもっともです。

落語が好きな人がいますが、私はどうもよく分からなくて、落語は味わえない。

その代わり、話芸としては稲川さんの怪談は超一流だと思っています。たぶん多くの方の評価も同じでしょうが。

怪談なんて、正直そんなに怖くはありません。

「生き人形」

最初に聴いたときは怖かったですね。たぶん「オールナイトフジ」。深夜だし、一人で聴いているし、怖かった。

でも今は全部筋が分かっています。なんなら私が語れます。

だから怖くはない。

でも「話芸として味わう」には最高です。同じ「生き人形」でも少しずつ違うのです。

短編で好きなのは「深夜に自分の頭で毬つきをする少女」。これも最初に聴いたときは怖かった。

今は話芸として味わっています。ちなみに「怖いな怖いな」とか「やだな、怖いな」とか、こういうセリフは実は稲川さんは滅多に使いません。


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