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ジャン・アレチボルトの冒険

ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。

乃木坂の風 02Jun13 ~ 千秋楽、「Queen」は生田絵梨花、そして「MVP」は衛藤美彩

2013-06-02 22:56:55 | 芸能
大阪公演3日目千秋楽、昼に4番公演と夜に5番最終公演。

これで「16人のプリンシパル deux」は、すべての日程を終了。

高山一実が唯一、5公演連続で10役に選出され、大阪での第二幕出演スコアで首位となった。

千葉県出身のかずみんだが、演技の実力は当然ながら、おもしろオーラが受けたのかもしれない。

お笑い担当的なイメージがあるけど、高山さん、よく見ると(笑)、びっくりするほどの美人で、「可愛くておもろい」のは大阪人の大好物ですから。

今後、乃木坂が大阪で活動する際に、高山キャラは案外、人気が出るような気がする。

一方、最終公演で「栄」役に立候補した生田絵梨花が、橋本奈々未との一騎打ちに敗れ、10役連続選出は11回で止まった。

しかし、生田さんは「女中2」に選出され、東京大阪全公演での第二幕出演を唯一人達成。

さらに、総合スコアでも単独首位となった。

20公演中、第二幕出演が20回、10役選出が17回。

言うまでもなく、これは目を見張る成績で、今回の舞台劇においては、生田絵梨花こそが主役中の主役「Queen of Principals」だったと、断言することが出来る。

彼女の素晴らしさ、活躍ぶりについては、東京公演千秋楽直後の記事「乃木坂の風 12May13 ~ フィナーレ、そして生田絵梨花は伝説を作った」などで取り上げていますので、さらに詳しい話は、そちらをご覧頂ければと思います。

さて、総合2位は橋本奈々未、3位は能條愛未、白石麻衣、高山一実、6位は衛藤美彩だった。

この辺りのレベルは、もう「神々の戯れ」といったところ(笑)。

ただ、第二幕出演回数を見ると、能條は選抜経験が2回ながら、20公演中18回で、これは17回白石、16回高山を上回る成績で、20回生田、19回橋本に続く、衛藤と並んでの第3位。

この公演を通してもっとも頭角を現したメンバーの一人で、今後の活躍が楽しみである。

若月佑美は昼公演で、「北嶋文目」役に選ばれ、西野七瀬についで二人目の10役全制覇。

深川麻衣は、夜に、白石麻衣と競って、次女「野木芙咲子」に選出。昼は、長女「野木緋咲子」に選ばれており、東京と同じく、終盤に強さを発揮。

また、秋元真夏が、昼に三女「美咲子」、夜は一番人気の「今和洋子」に選出。

舞台どころか、バレエなどの芸能経験がほとんどなく、慣れない演劇に苦戦が続いていたが、最後で巻き返してくるあたりは、さすがに美人生徒会長まなったん(笑)。頭の良さと高い潜在能力を感じさせた。

松村沙友理は、昼公演で、念願だった「今和誠一」役を、生駒里奈らを抑えて獲得。

川村真洋も、昼、「いつみ」役に選出。

大阪初日で10役を全制覇した西野と共に、地元出身の3人が存在感を見せて、千秋楽を終えた。

// 「MVP」は衛藤

衛藤美彩は、昼に初めて「沢村小坊主」役に挑戦し、見事に選出。夜は当たり役である長女「野木緋咲子」を獲得して、自らのパフォーマンスを出し切った。

新フロントの一人、橋本奈々未を破って長女「野木緋咲子」役を獲得し、衝撃を与えた初日以来、衛藤は、全20公演の内、10回も八福神メンバーと激突。

橋本にはその後3敗と分が悪かったが、西野七瀬には2勝1分け、松村沙友理には2勝1敗と勝ち越して、互角以上の戦いを展開していった。

八福神との対決は、女性役に絞って立候補したのが原因と思われるが、激戦が予想される役に、ひるむことなく飛び込んでいく姿勢が、数々の名勝負を生み出したと言える。

しかも、これだけ厳しい対決をこなしてきたにも関わらず、20公演中18回の第二幕出演を果たし、これは生田、橋本についで第3位の成績で、さらに10役選出も11回を数え、総合6位の素晴らしい結果を残した。

「下克上」が大きな魅力となった今回のプリンシパルだったが、彼女がいなければ、人気メンバーであってもいつ落とされるか分からないという、ここまで緊張感のある公演は実現しなかっただろう。

間違いなく、「16人のプリンパル deux」の最大の功労者と言える。最高の成績を収めた生田絵梨花が「Queen of Principals」 であるならば、イベントを成功に導いた「MVP」は衛藤美彩をおいて他にいない。

当ブログは最高の敬意を込めて、「MVP」という称号を衛藤さんに贈りたいと思います。

ご活躍おめでとうござます!

これほどの人物が、今まで一度も選抜に選ばれていないのは、どういう観点から考えても、理解出来ないし、納得出来ることではない。

運営が6枚目の新曲を本気で売りたいのであれば、今すぐ衛藤さんを選抜に加えて、橋本、白石、松村の新トップ3と共に、メディアキャンペーンを行って貰うべきである。

そして、秋元康氏を含めて、乃木坂の選抜を決定しているひとたちは、自分たちが大きなミスを犯し続けていることを、そろそろ認めて、その誤りを直ちに正すべきだろう。


最後に、メンバーのみなさん、

本当に、本当に、お疲れさまでした。

成績が振るわず、苦しんだひとも多かったと思いますが、

20公演やりきったことは、間違いなく、自分の様々なスキルを向上させていますので、

それを大きな自信に変えて、前へ進んで行かれることを願っています。

ただ、取り敢えずは、心と体をゆっくり休めて下さい。

では、お疲れっす!


# 記事の最後部分に、全公演を通した総合スコアの順位表と、大阪公演と東京公演それぞれでの順位表を載せています。


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乃木坂46を扱った記事について、以下のような目次ページを作りましたので、よろしければどうぞご覧下さい。

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 15May13 ~ 関連記事の目次 (2013/04/19 ~)


<< 第二幕出演スコア表>>

スコアは、立候補した役に選出された場合は2点、敗者復活で女中役に選出されて第二幕へ進んだ場合は1点、第二幕に出られなかった場合は0点として、それを合計したものです。立候補者がゼロの役への選出は2点としています。

== 凡例 ==
出演スコア
[第二幕への出演回数 / 立候補した役または候補者ゼロの役への選出回数] 名前(CD選抜の回数)
** 6th 八福神 * 6th 通常選抜
=========

// 20公演(東京15大阪5)40点満点

1位 37点
[20/17] 生田 絵梨花(6)**
Queen of Principals

2位 33点
[19/14] 橋本 奈々未(6)**

3位 30点
[18/12] 能條 愛未(2)
[17/13] 白石 麻衣(6)**
[16/14] 高山 一実(6)**

6位 29点
[18/11] 衛藤 美彩(0)
MVP

7位 28点
[17/11] 西野 七瀬(6)**
[15/13] 若月 佑美(4)*

9位 24点
[16/8] 桜井 玲香(6)**
[14/10] 深川 麻衣(4)*

11位 22点
[13/9] 生駒 里奈(6)*

12位 21点
[13/8] 井上 小百合(6)*

13位 19点
[13/6] 齋藤 飛鳥(2)

14位 18点
[12/6] 松村 沙友理(6)**

15位 17点
[11/6] 伊藤 万理華(2)*

16位 16点
[9/7] 永島 聖羅(1)

17位 15点
[9/6] 斉藤 優里(4)*、中元 日芽香(0)

19位 14点
[10/4] 川村 真洋(1)

20位 13点
[9/4] 秋元 真夏(3)*

21位 11点
[8/3] 樋口 日奈(0)

22位 9点
[8/1] 中田 花奈(5)*

23位 8点
[6/2] 斎藤 ちはる(0)

24位 7点
[5/2] 大和 里菜(0)
[4/3] 和田 まあや(0)

26位 6点
[4/2] 川後 陽菜(0)

27位 5点
[4/1] 畠中 清羅(1)

28位 4点
[3/1] 伊藤 寧々(1)

// 大阪5公演10点満点

10点
[5/5] 高山 一実(6)**

9点
[5/4] 生田 絵梨花(6)**、白石 麻衣(6)**、橋本 奈々未(6)**、能條 愛未(2)、衛藤 美彩(0)

7点
[5/2] 西野 七瀬(6)**

6点
[5/1] 齋藤 飛鳥(2)
[4/2] 桜井 玲香(6)**、井上 小百合(6)*、川村 真洋(1)
[3/3] 生駒 里奈(6)**、若月 佑美(4)*

5点
[3/2] 松村 沙友理(6)**、秋元 真夏(3)*、深川 麻衣(4)*

4点
[2/2] 斉藤 優里(4)*

3点
[2/1] 伊藤 万理華(2)*、樋口 日奈(0)

2点
[2/0] 中田 花奈(5)*、中元 日芽香(0)

1点
[1/0] 、斎藤 ちはる(0)、大和 里菜(0)、和田 まあや(0)

0点
[0/0] 伊藤 寧々(1)、永島 聖羅(1)、畠中 清羅(1)、川後 陽菜(0)

// 東京15公演30点満点

28点
[15/13] 生田 絵梨花(6)**
Queen of Principals

24点
[14/10] 橋本 奈々未(6)**

22点
[12/10] 若月 佑美(4)*

21点
[13/8] 能條 愛未(2)
[12/9] 白石 麻衣(6)**、西野 七瀬(6)**

20点
[13/7] 衛藤 美彩(0)
[11/9] 高山 一実(6)**

19点
[11/8] 深川 麻衣(4)*

18点
[12/6] 桜井 玲香(6)**

16点
[10/6] 生駒 里奈(6)**
[9/7] 永島 聖羅(1)

15点
[9/6] 井上 小百合(6)*

14点
[9/5] 伊藤 万理華(2)*

13点
[9/4] 松村 沙友理(6)**
[8/5] 齋藤 飛鳥(2)
[7/6] 中元 日芽香(0)

11点
[7/4] 斉藤 優里(4)*

8点
[6/2] 秋元 真夏(3)*、川村 真洋(1)、樋口 日奈(0)

7点
[6/1] 中田 花奈(5)*
[5/2] 斎藤 ちはる(0)

6点
[4/2] 川後 陽菜(0)、大和 里菜(0)
[3/3] 和田 まあや(0)

5点
[4/1] 畠中 清羅(1)

4点
[3/1] 伊藤 寧々(1)







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乃木坂の風 01Jun13#2 ~ 生田強し!トップ確定、能條快進撃、若月10役制覇へリーチ

2013-06-01 23:32:49 | 芸能
「16人のプリンシパル deux」大阪2日目の昼、夜公演が終了。

夜公演では、「栄」役に、生田絵梨花、橋本奈々未、桜井玲香、伊藤万理華、永島聖羅、斎藤ちはるの6人が立候補して、このプリンシパルで最高レベルの激戦区が出現。

結局、生田が選出され、橋本がかろうじて「女中6」に残った。

これで生田は東京公演から10連勝、第二幕出演の総合スコアで2位の橋本奈々未に5点差をつけて首位が確定した。

桜井玲香は「栄」に8回目の挑戦ながら、今回も選出されず、涙を飲んだ。

夜公演で「北嶋文目」を獲得した能條愛未は、八福神以外では、唯一の大阪公演ここまで全勝。

総合順位も3位に上昇して、快進撃を見せている。

若月佑美は大阪初日に第二幕出演を逃したものの、2日目は昼は長女「野木緋咲子」、夜は次女「野木芙咲子」を獲得。

「北嶋文目」以外の9役選出で、10役制覇に王手をかけた。

いや~、生田さん、もう強すぎです。組み合わせも、劇場も、東京も大阪も、一切関係ありません。

やはり何かが、いやあらゆるものが、図抜けてるんでしょうね。

キャプテンは実力があるのが分かるだけに、見ているこちらまで、悶々としてきます。

もう、「お題」に関係なく、

「ホップ、ステップからのジャンプじゃ~、選んでくれよ~!」

と叫びながら、床に飛び込んだらどうでしょう(笑)。

結果はどうであれ、何か吹っ切れて、スッキリしませんかね。

泣いても笑っても、明日は千秋楽。

皆さん、あと一息で終了です!


6枚目新曲は「ガールズルール」とのこと。

まだ詳細は分かりませんが、夏らしいアップテンポな曲のようですね。


乃木坂46を扱った記事について、以下のような目次ページを作りましたので、よろしければどうぞご覧下さい。

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 15May13 ~ 関連記事の目次 (2013/04/19 ~)


<< 第二幕出演スコア表>>

スコアは、立候補した役に選出された場合は2点、敗者復活で女中役に選出されて第二幕へ進んだ場合は1点、第二幕に出られなかった場合は0点として、それを合計したものです。立候補者がゼロの役への選出は2点としています。

== 凡例 ==
出演スコア
[第二幕への出演回数 / 立候補した役または候補者ゼロの役への選出回数] 名前(CD選抜の回数)
** 6th 八福神 * 6th 通常選抜
=========

// 大阪3公演6点満点

6点
[3/3] 生田 絵梨花(6)**、白石 麻衣(6)**、高山 一実(6)**、能條 愛未(2)

5点
[3/2] 橋本 奈々未(6)**、西野 七瀬(6)**、衛藤 美彩(0)

4点
[3/1] 井上 小百合(6)*、齋藤 飛鳥(2)
[2/2] 生駒 里奈(6)**、若月 佑美(4)*

3点
[2/1] 松村 沙友理(6)**、桜井 玲香(6)**、川村 真洋(1)、樋口 日奈(0)

2点
[2/0] 中田 花奈(5)*
[1/1] 斉藤 優里(4)*、伊藤 万理華(2)*

1点
[1/0] 深川 麻衣(4)*、秋元 真夏(3)*、斎藤 ちはる(0)、中元 日芽香(0)、大和 里菜(0)

0点
[0/0] 伊藤 寧々(1)、永島 聖羅(1)、畠中 清羅(1)、川後 陽菜(0)、和田 まあや(0)


// 総合スコア、18公演(東京15大阪3)36点満点

34点
[18/16] 生田 絵梨花(6)**
Queen of Principals

29点
[17/12] 橋本 奈々未(6)**

27点
[16/11] 能條 愛未(2)
[15/12] 白石 麻衣(6)**

26点
[15/11] 西野 七瀬(6)**
[14/12] 高山 一実(6)**、若月 佑美(4)*

25点
[16/9] 衛藤 美彩(0)

21点
[14/7] 桜井 玲香(6)**

20点
[12/8] 生駒 里奈(6)**、深川 麻衣(4)*

19点
[12/7] 井上 小百合(6)*

17点
[11/6] 齋藤 飛鳥(2)

16点
[11/5] 松村 沙友理(6)**
[10/6] 伊藤 万理華(2)*
[9/7] 永島 聖羅(1)

14点
[8/6] 中元 日芽香(0)

13点
[8/5] 斉藤 優里(4)*

11点
[8/3] 川村 真洋(1)、樋口 日奈(0)

9点
[8/1] 中田 花奈(5)*
[7/2] 秋元 真夏(3)*

8点
[6/2] 斎藤 ちはる(0)

7点
[5/2] 大和 里菜(0)

6点
[4/2] 川後 陽菜(0)
[3/3] 和田 まあや(0)

5点
[4/1] 畠中 清羅(1)

4点
[3/1] 伊藤 寧々(1)

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乃木坂の風 01Jun13 ~ 6th新曲、トップ3は「和音」を奏でるか?星野みなみの物語2

2013-06-01 08:10:19 | 芸能
いよいよ今日、6枚目シングルの表題曲が、「16人のプリンシパル deux」大阪公演において、ライブという形で一般公開される。

4月20日、京都での選抜発表以来、生駒から白石へのセンター交代を中心に、賛否両論、さまざまな議論を巻き起こしてきた、まさにその曲が、全容を見せることになる。

4th「制服のマネキン」と5th「君の名は希望」が、歌、ダンス、そして詞において、高い評価を得てきただけに、トップ3の完全交代が楽曲をどのような方向に導いたのか、多くのファンが、期待と不安の入り交じったまなざしで見つめている。

個人的には、新トップ3のダンスに注目している。

「制服のマネキン」では、左翼の生田が力強い重厚な踊り、センターの生駒が風のように軽やかで素早い踊りを、そして、右翼の星野みなみが柔らかく可愛い少女的な踊りを展開。

ほぼ同じ振り付けなのに、三者三様の印象を与え、それが全体として気持ちのよいバランスとなって、まるで「ダンスの和音」とでも言うべきハーモニーが形成されていた。

このダンスハーモニーは、楽曲全体に三つの異なった色の光を照射し、それが三原色のように作用して、さまざまな美しい色彩をキラキラと放つ魅力的なダンスナンバーが完成することになった。

正直、初めて「制服のマネキン」のダンスを見たとき、黄金期モーニング娘。の複雑な全体フォーメーション以来の衝撃を受けた。

だからこそ、これほどまで素晴らしいトップ3を、6枚目で交代させる意味がまったく理解出来なかった。

しかし、「和音」の種類は一つだけではないだろう。

さまざまなバリエーションが存在するはずで、橋本、白石、松村の新トップ3が、新しい「和音」を提供する可能性も十分にある。

そうなれば、新センター白石麻衣が、ブログで語った「新しいレール」がはっきり見えてくるし、それが上手く機能すれば、生田、生駒、星野のトライアングルと併せて、乃木坂は強力な切り札を二つも手に入れることになる。

ただ、「新しいレール」を作るのは、簡単なことではない。

実は、生田、生駒、星野のダンスの「和音」で最も難しいのは、星野みなみのパートである。

キレをしっかりと保持しつつ、一方では、柔らかく力を抜いて、ほんの少しだけテンポが遅い感じの、一瞬たりとも可愛さを失わないダンス。

スポーツでも、一番難しいのは、力を抜くことだと言われるが、これほど表情豊かなダンスをこなす人物は、そうそういないだろう。

そして、星野みなみという、それをやってのける希有な少女がいたからこそ、「和音」が完成して、「制服のマネキン」を始めとする魅力的なダンスナンバーが次々に出現したと言っても過言ではない。

おそらく星野さんは、天性の優れたリズム感と運動神経を頼りに、踊り込みを重ねて、試行錯誤の上に、そのダンススタイルを見つけたのだと思う。

なんと言っても、自分を可愛く見せることに関して、この人ほど、すさまじい執念を持っているひとは滅多にいない。それ自体がすでに才能と言ってもいいくらいだ(笑)。

5th「君の名は希望」初回限定版DVD収録の個人PV「私の中のモンスター」において、星野みなみは、「お願いマイハート」というオリジナル曲をダンス付きで歌っている。

このミュージックビデオを見れば、星野みなみという少女がいかに非凡な才能を持っているかが、よく分かる。

仕草やダンスにおいて、キレと柔らかさが絶妙のコラボを見せていて、一瞬たりとも「可愛いい」を逃さない。

ごく自然に可愛い仕草や動きを見せるが、同じような動作は誰にもできない。簡単に軽く踊っているように見えるが、誰も同じようには踊れない。ぬるいダンスの筈なのに、見ていると、ぐいぐい気持ちが引き込まれていく。

激しく複雑な振り付けをこなすダンサーの才能は分かり易いが、こういった一見簡単に見える、ユルいダンスを魅力的に踊ることも大変に難しく、並大抵の才能の持ち主ではない。

そもそも、シングルカットしても良いほどの完成度を持つ、これだけの曲を、なぜ星野の担当クリエーターはわざわざ作ろうと思ったのか。なぜ、彼女の歌やダンスをPVに入れたいと思ったのか、それこそが星野みなみの才能に対する答えである。

ところで、AKB総選挙の影響で大売れしている31st「さよならクロール」をYouTubeで視聴してみた。

可愛らしい振り付けのユルいダンスそれ自体は良いと思うが、ユルいダンスをユルく踊っては、ただユルいだけで、全然可愛くないし、魅力的にもならない。

とくに、ぱるる島崎遥香や「ハステとワステ」の川栄李奈は、可愛いビジュアルを持っているのだから、星野みなみのダンスを参考にしたらどうかと思った。

この二人が、ユルいながらキレがあり、キレがありながらユルく、一瞬たりとも可愛いいを手放さない、といったダンスを見せれば、高橋みなみや大島優子の力強い男性的な踊りとの対比が出てきて、格段に魅力的で楽しい曲に変化するのではないだろうか。

星野みなみは一種の天才なので、そのやり方を簡単に取り込めるものではないかもしれないが、ぱるるも川栄さんも、AKB48のトップグループに抜擢されるほどのメンバーなのだから、彼女のビデオを見るだけで、方向性は分かると思う。一度考えてみてはどうだろう。

いかんな、大きなお世話だな。しかも、乃木坂ファンがAKB48にアドバイスする余裕などない(笑)。

乃木坂の新トップ3の皆さん、もし今回、万が一「新しいレール」を上手く見せられなかったとしても大丈夫ですよ。

キャンペーンで取り返せばいい。

ただ、センター交代とかあれこれ世間を煽ってしまったので、セールス目標のハードルが若干上がって、

初動40万くらいが責任ライン、カナ?ぜひ頑張って下さい(笑)。

もちろん、ジョークです、責任を取るのは運営の仕事なので、

メンバーは、全員で、楽しく元気なパフォーマンスを見せて下さい。

さあ、今日からスタートです、応援してますよ!


以下は関連する記事です。

乃木坂の風 30May13 ~ 6枚目、初動40万、最終60万が最低ラインか

乃木坂の風 06May13 ~ 白石麻衣、決意表明のブログは真摯でグッド

乃木坂総論 ~ 6枚目シングル、楽曲の方向性

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乃木坂46を扱った記事について、以下のような目次ページを作りましたので、よろしければどうぞご覧下さい。

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 15May13 ~ 関連記事の目次 (2013/04/19 ~)


大阪公演を見る参考として、東京公演でのデータを以下に載せておきます。

<< 各役の平均立候補者数 (東京15公演) >>

1位 今和洋子 [5.4]
2位 いつみ [4.4]
3位 野木芙咲子(次女) [4.3]
4位 沢村小坊主 [3.8]
5位 野木美咲子(三女)、栄、今和誠一 [3.6]
8位 野木緋咲子(長女)、北嶋文目 [3.3]
10位 明田川太郎 [2.9]

<< 第二幕出演スコア表 (東京15公演30点満点) >>

スコアは、立候補した役に選出された場合は2点、敗者復活で女中役に選出されて第二幕へ進んだ場合は1点、第二幕に出られなかった場合は0点として、それを合計したものです。立候補者がゼロの役への選出は2点としています。

== 凡例 ==
出演スコア
[第二幕への出演回数 / 立候補した役または候補者ゼロの役への選出回数] 名前(CD選抜の回数)
** 6th 八福神 * 6th 通常選抜
=========

28点
[15/13] 生田 絵梨花(6)**
Queen of Principals

24点
[14/10] 橋本 奈々未(6)**

22点
[12/10] 若月 佑美(4)*

21点
[13/8] 能條 愛未(2)
[12/9] 白石 麻衣(6)**、西野 七瀬(6)**

20点
[13/7] 衛藤 美彩(0)
[11/9] 高山 一実(6)**

19点
[11/8] 深川 麻衣(4)*

18点
[12/6] 桜井 玲香(6)**

16点
[10/6] 生駒 里奈(6)**
[9/7] 永島 聖羅(1)

15点
[9/6] 井上 小百合(6)*

14点
[9/5] 伊藤 万理華(2)*

13点
[9/4] 松村 沙友理(6)**
[8/5] 齋藤 飛鳥(2)
[7/6] 中元 日芽香(0)

11点
[7/4] 斉藤 優里(4)*

8点
[6/2] 秋元 真夏(3)*、川村 真洋(1)、樋口 日奈(0)

7点
[6/1] 中田 花奈(5)*
[5/2] 斎藤 ちはる(0)

6点
[4/2] 川後 陽菜(0)、大和 里菜(0)
[3/3] 和田 まあや(0)

5点
[4/1] 畠中 清羅(1)

4点
[3/1] 伊藤 寧々(1)

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