ジャン・アレチボルトの冒険

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乃木坂エースの文春スクープ、先の読めない展開も、西野七瀬はファンと正面から向き合うべき [27May18]

2018-05-27 04:00:00 | 芸能

5月19日(土)に、ネット配信サイト「直撃!週刊文春ライブ」が、西野七瀬に関するスクープを報じて以来、乃木坂界隈には重い空気が漂っています。

当初、取り上げられるのはグループ内人気が6〜7番目という情報が流れていたので、選抜常連ながら2列目、3列目に配されることが多いメンバーと予想されていました。

ところが、蓋を開けてみると、乃木坂ツートップの1人であり、現役メンバー中、センター最多経験回数を持つ西野七瀬で、ファンの間に大きな衝撃が走った。


なあちゃんは、福神という以上に、フロント常連メンバーで、毎シングル、センターの有力候補に挙げられ、多数のCMに単独あるいは中心で起用され、主役・ヒロインを務めたドラマ・映画は数多く、音楽番組のステージにおける存在感も抜群に大きい。

白石麻衣と共に、乃木坂の基本イメージを担う「エース」で、彼女に対する文春スクープは、グループの今後を左右しかねない危険を孕んでいる。

やはり、この話題については書かざるを得ないので、今日は、週刊文春が、これから、どういう風にスクープを展開させていくのか、その辺を考えてみます。


5月19日(土)に報じられた内容は、テレビ関係者である30代男性が、2016年4月24日(日)夜、西野七瀬の自宅マンションに二人で入り、翌朝6時頃に、1人で出てきたという「お泊まりデート」を中心に、関連情報を紹介するものでした。

ただ、二人でタクシーに乗って地下駐車場に入り、その後、客が乗っていないタクシーが出てきた場面と、その1週間後の午後8時ごろ、男性が1人で彼女のマンションに入り、深夜1時ごろ二人で外出した場面という、スクープの中心となる画像は披露されず、次回、6月16日(土)に、それらを公開するようです。

いわば、今回の文春ライブは、本編へ向けた予告編で、本当のスクープは来月以降に持ち越されている。


予告と本編の2段階に分けたのは、この1ヶ月で、有料視聴者数を増やすことが、一つの目的かなと思います(笑)。

そして、予告だけを観て、本編の感想を述べるのに限界があるように、次回公開される写真の詳しい中身と、それに対する文春側の説明を吟味するまでは、何とも言えない面があります。

しかし、2014年秋に出た、松村沙友理の文春記事以降、乃木坂メンバーの恋愛系スクープを何度も読んできた経験からすると、この週刊誌の調査力と「証拠」を押さえる力には相当なものがある。

とくに今回のように、文春側が自信を持っている、いつ、どこで、誰と誰がという「事実」部分に反論するのは、かなり難しいと予想され、多くのファンもそれを感じているため、空気が重くなるのだと思います。


もちろん、西野七瀬本人が、相手は単なる男友達、あるいは仕事仲間であり、事情があって、深夜ながら自宅で一緒に過ごしたのだと主張すれば、話は違ってきます。

松村沙友理の場合は、3回、レストラン&居酒屋デートと派手な路上パフォーマンスを撮られましたが(笑)、3回とも、相手を自分のマンションには入れておらず、本人も男女の関係ではなく、相手に家庭があることも知らなかったと、文化放送『レコメン』で主張することになる。

その主張に反論する形で文春が出してきた、焼き鳥屋での会話詳細が、偽名を名乗っている点など、彼女の話と一致する点が多く、結局、さゆりんは本当のことを言っているのではないかと信じる人が増え、騒動が徐々に終息に向かうことになった。

(参考記事)
松村沙友理に関する文春記事はなぜデマを生んだのか?蘇る前田敦子泥酔スキャンダルの記憶 [20Nov14]


しかし、今のところ、ななせまる本人も、乃木坂公式も、この件に一切触れておらず、今後も、いわゆる「スルー」の気配が漂っています。

それが運営の方針なのだと思いますが、今回、文春側は2回の「お泊まりデート」に関して、かなり長期に渡る、立体的な取材を行っている印象を受けます。

というのは、相手男性の西野七瀬との「付き合い」が、いつまでで続いたかに関して、2017年4月に、女性関係のことでひどく落ち込んでいたとの証言があると述べている。


もちろん、それが西野七瀬との別れを意味するのかどうか、また「付き合い」の内容がどんなものかは分かりませんが、この30代男性が誰かを調べる中で、さまざまな周辺取材を行ってきたことが窺えます。

また、文春が撮影した西野七瀬との写真を見た関係者が激怒したとも述べていて、その後の「顛末」を押さえている。

さらに、直撃するため、男性の自宅を1週間張り込んだそうで、「予告編」ながら、相当な時間と労力を掛けて取材を進めてたことを示唆する内容で、本当に、2回の「お泊まりデート」で済むのか、追加情報があるのか、記事化の有無も絡んで、気になるところです。


欅坂46志田愛佳のスクープでは、最初の内容に対して、仲の良い地元の友達とバーベキューをして遊んでいただけという雰囲気がネットに広まったため、文春は、相手男性とのプリクラ写真など、さらに踏み込んだ情報を出している。

とくに相手がタレントではない場合、最初に出す写真はやや抑えめにして、SNSなどで「信ぴょう性」を疑問視する声が相次ぐと、それに対する反論として、より踏み込んだ「証拠」を投入するのが、文春スクープの流れじゃないかと思います。

ただ、志田さんの場合は、そもそも電車の中吊り広告に「熱愛」という文字が出ていたので、それを示す情報を持っている可能性は高かった。


一方、西野七瀬の場合は、「お泊まり」ながら、今のところ、あくまで「デート」という表現に留まっていて、大々的に「熱」とか「愛」が踊っているわけではない。

松村沙友理のように、会話内容を入手していれば、相手の素性を含め、二人の関係を早期に推測できた可能性があるけど、男性の仕事や名前を特定するのに2年も掛かっていることから、そういった情報はないんじゃないかと思います。

とはいえ、西野七瀬の文春スクープはまだまだ「予告編」を披露した段階で、今なお取材を続けているかもしれず、さらに乃木坂欅坂とも、別のメンバーに広がっていく可能性も否定できないので、2014年の晩秋と同じく、坂道ファンは、これから数ヶ月ほど、重たい空気を覚悟した方がいいかもしれない。


川村真洋が文春にスクープされたとき、完全に「スルー」しても、何ヶ月か経てば、ほとぼりが冷めて、以前と変わらず進めるだろうと、個人的には楽観視していました。

ところが、本人が何らかのコメントを出さない限り、ファンの心には、文春側の提示したイメージがいつまでも残って、なかなか払拭することが出来ないことが分かった。

能條愛未も、西野七瀬も、言いづらいことを言う必要はないけど、「ファンの方々にはご心配をお掛けして申し訳ありません」と一言述べるだけで、人々の心の中にある、週刊誌が作った虚像を壊して、現実の姿に目を向けて貰える可能性がある。

そして何より、本人の気持ちが少し軽くなるでしょう。


文春にスクープされた乃木坂の現役メンバーで、唯一、松村沙友理だけが本当の意味でそれを乗り越えられたのは、彼女が、自分の気持ちを、自分の言葉で、ファンに向かって、勇気を持って語ったからじゃないでしょうか。

何を語るかは、自分の判断で、自分が決めればよく、むしろ語る内容より、ファンと正面から向き合う姿勢が大事かと思います

箝口令という名の「地獄」にメンバーを閉じ込め、グループとファンを窒息させる今のやり方は、乃木坂の未来を奪っている気がします。


(関連サイト)

週刊文春デジタル


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// 最近のツイート抜粋

アレチボルト@sabakunonezumi のツイッターアカウント

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23:51 - 2018年5月17日

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22:45 - 2018年5月18日

ろってぃやじょーさんの件がそうだったけど、本人が公に説明するとそれ自体がニュースになって、騒ぎが大きくなるので、乃木坂としてはスルーが一番無難なのだと思う。しかし、今の気持ちを発信出来ない、とくにファンに何も言えないのは、本人にとって凄まじい重荷なのではと、本当に心底心配になる
6:55 - 2018年5月19日

今回の文春スクープ、本人と乃木坂公式の反応を見ないと、真偽を含め、まだ何とも言えません。ただ、CMドラマ雑誌に多数出演の現役エースを取り上げる以上、手元の「証拠」には自信があるのでしょう。相手に時間を与えつつ徐々により決定的な映像を出すのが文春パターンで、これは第1段階だと思います
1:47 - 2018年5月20日

スクープされたメンバーは、メンタルの非常に強い人なので、乗り切って行けると思います。超多忙な筈なのに、オフタイムも攻めていたようで笑、どんだけパワフルやねんと、個人的には、さゆりんごの場合と同じく、その人間らしさに却って親近感を覚えます。私も同じ大阪出身だからかもしれませんが笑
1:47 - 2018年5月20日

しかし、今回一つ話が違うのは、乃木坂をCM起用しているスポンサー企業が、このスクープをどう捉えるかが、今後の展開に影響を与えるかもしれない点。福神はCM選抜の面があり、起用する側からすれば、期待するイメージとの乖離は全然嬉しくない。この辺がどう問題になるかは、予断を許さないものがある
1:48 - 2018年5月20日

さらに、乃木坂出演番組のテレビ側スタッフが、本当にメンバーとお泊まりデートをしたのなら、立場としてシャレにならないという問題もある。番組を制作し盛り上げる人が、出演アイドルを危険に晒したことになる。CMスポンサーとテレビ局。本人と公式がスルーした場合何が起きるのか、全く分かりません
1:49 - 2018年5月20日

乃木坂界隈が妙に静か。西野七瀬の文春スクープ、大手メディアが取り上げないのは予想出来たが、多くのファンも迂闊なことは言えないと慎重になっているのかも。しかし、寡黙な空気が却って、与えた衝撃の大きさを物語っている。アイドルの過酷で生々しい現実が、ファンの甘い夢を吹き飛ばした感がある
7:46 - 2018年5月20日

しかし、抱いていた夢が消え、メンバーが直面する現実の一端を知ってからが、応援する本番じゃないかと思う。24時間自分の期待するアイドルであることは誰にも出来ない。実現不可能な幻想を求めるのではなく、間違いもある生身の人間の中に、華やかに輝くものを見出すのが、ファンの醍醐味だと感じる
8:16 - 2018年5月20日

生駒里奈の「卒業」で凹んでいるところに、西野七瀬の文春スクープが来て、不安と緊張が高まる中、斎藤ちはると相楽伊織が「卒業」を発表。95年組はすでに去り、中三トリオは生田絵梨花1人となり、夏以降もさらなる「卒業」の予感が拭えない。乃木坂にとって、今年は結成以来最大の正念場になりそうだ
22:05 - 2018年5月20日

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22:50 - 2018年5月20日


# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています


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