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ジャン・アレチボルトの冒険

ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。

「サヨナラの意味」MVの再生数が爆発的な伸び、絵画的な映像美と交錯する幻想の物語 [22Oct16]

2016-10-22 21:00:00 | 芸能

乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

乃木坂の舞台が上演中!!
10月14日(金) 舞台『墓場、女子高生』。脚本、福原充則、演出、丸尾丸一郎(劇団鹿殺し)で、伊藤万理華、伊藤純奈、井上小百合、斉藤優里、新内眞衣、鈴木絢音、能條愛未、樋口日奈が出演。
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[公演日程] 東京ドームシティ シアターGロッソ
10月14日(金) 01日目 第01公演(19:00)
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10月22日(土) 09日目 第15公演(13:00)&第16最終公演(18:00)
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10月23日(日) 17 : 00 〜 17 : 25 [地デ] 日本テレビ『チカラウタ』に、生田絵梨花が出演。中村雅俊と山下真司を相手に、いくちゃんとHey! Say! JUMP有岡大貴が、「年齢差40歳以上の4人の音楽座談会」を展開するとのこと


乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のリンクをご利用下さい。

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 06Aug16 〜 テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Aug〜Sep]

また、「ブックマーク」内の次のリンクは、乃木坂のスケジュールを、過去分も含めて、まとめたものです。「ブックマーク」は、PCでは左サイドバー、モバイルでは記事の最後に置かれています。

重要日程(Aug~Sep16)
重要日程(Jun~Jul16)
重要日程(Apr~May16)
重要日程(Feb~Mar16)
重要日程(Nov15~Jan16)



16枚目表題曲「サヨナラの意味」のフルバージョンMVが、昨日、公開されました。

水曜深夜の生放送ラジオ番組『オールナイトニッポン』で、センターに初抜擢された橋本奈々未が、誕生日である来年2月20日(月)を目処に、「卒業」することを発表してから、ほとんど間を於かずのMVお披露目です。

ただ、CD発売3週前の金曜日正午公開は、「裸足でSummer」MVとまったく同じタイミングで、個別握手会応募開始は2週、選抜発表に至っては4週も遅かったのに対し、表題曲MVの日程は前作と変わりません。


MVの再生数は、公開から18時間経った、今朝土曜6時の時点で、43.0万回に達しており、17.7万回だった「裸足でSummer」MVと比べて、2.5倍も速いスタートダッシュを実現しています。

(表1) YouTubeに最近公開された、乃木坂と欅坂の表題曲MVの公開後18時間の再生数上昇

凡例
グループ名
シングル番号 : 公開18時間後の再生回数 [24時間換算の再生回数上昇速度] 曲名

#「再生回数」は「万回」単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
#「再生数上昇速度」は「万回/日」単位で、小数点以下2桁目を四捨五入

乃木坂
15枚目 : 17.7万回 [23.6万回/日] 裸足でSummer
16枚目 : 43.0万回 [57.4万回/日] サヨナラの意味

欅坂
01枚目 : 17.7万回 [23.6万回/日] サイレントマジョリティー
02枚目 : 20.5万回 [27.3万回/日] 世界には愛しかない

# 上記4曲のMVは、すべて正午に公開されているので、翌日朝6時が18時間後に相当する


メディアとネットを介して、ななみん卒業の知らせが一気に広まり、乃木坂に大きな注目が集まる中、彼女がセンターを務める楽曲のMVが公開されたことで、再生数の上昇速度が跳ね上がっているのだと思います。

ただ、MVの累計再生数が、現在、2千9百万回を突破し、近年のアイドルソングとしては、稀に見るヒットとなっている欅坂46の「サイレントマジョリティー」は、公開18時間後の数字が17.7万回で、上昇スピードが俄然勢いを増したのは、CDが発売された後です。

「サヨナラの意味」は、卒業発表の効果によって、公開直後の再生数が爆発的に伸びていますが、楽曲人気を軌道に乗せるには、今後のプロモーションが重要になる。


とくに、ダンス付きで曲をパフォーマンスする、ステージ披露が遅れていて、『MUSIC STATION』への出演は、早くても11月4日(金)で、発売の1週前。

昨年、一昨年の秋曲「今、話したい誰かがいる」と「何度目の青空か?」は、8月末の神宮ライブにおいて、3万人以上のファンが見守る中、初めてパフォーマンスされ、時期としては、それぞれCD発売の9週と6週も前だった。

やはり、MVだけでは、楽曲の全体イメージを掴みにくいので、iTunes Store からの配信に弾みをつけるためにも、出来るだけ早く、テレビを通して、ステージパフォーマンスを披露したいところです。


無機質な数字の話ばかりではつまらなので(笑)、「サヨナラの意味」MVの感想を少し。

光と影が織りなす趣のある日本家屋、文庫本や切り絵などに施されたデザイン、能舞台のようなステージで行われる、色鮮やかな衣装による神秘的な儀式、そして橋本奈々未のビジュアル。

色彩やフォルムの感覚が刺激される、そんなシーンが随所に散りばめられた、絵画的な美しさに溢れた作品という印象を受けました。


一方で、物語としては、何重にも糸が張り巡らされた、複雑な構成になっている。

「棘人」と普通の人々との微妙な関係性、嶋田久作演じる父と、娘である橋本奈々未の間にある親子の葛藤、儀式で男役に選ばれた西野七瀬とななみんの友情、さらには垣間見える橋本さんの都会への憧れ。

楽曲の長さで制限を受ける、MV特有の短い尺の中に、ストーリーを左右する横糸、縦糸、斜め糸など、あまりに多くの軸があり、登場人物の会話と表情、あちこちにヒントや伏線が潜んでいる。


MVは数回観たのですが、こういった細かいポイントを、まだ十分に把握し切れていない気がしていて、ドラマに対して、本格的に感想を述べる気持ちが湧いてきません。

細部の作り込みが強烈過ぎて、エンターテイメント作品というより、文芸作品と向き合っている気分になりますが(笑)、あと何回か鑑賞して、自分なりに全体像を掴んだと思えたら、また、感じたことを書いてみたいと思います。

ただ、現時点で、一つ隔靴掻痒だと感じるのは、おそらく最大のテーマである「サヨナラ」の意味に対して、柳沢翔監督は、どの「サヨナラ」を、あるいは、どの「はじまり」を、もっとも重要だと捉えているのか、作者の「視点」が伝わってこないことです。

若い人々が種族間の対立を乗り越えて友情を育む一方、親子対立は理由も結末もよく分からず、最後に、どこかへ去って行くななみん。

物語を貫く軸は多くてもいいけど、主人公の「感情」変化などを通して、この物語は「何」が語られている物語なのか、その辺に対するヒントが欲しい。

まあ、さらに何度か観れば、自ずと分かってくるのかもしれませんが。


ところで、古代日本の風味が入った、アイヌ風にも見える、首周りに豪華な刺繍のあしらわれた、白ベースの歌衣装は、素晴らしくカッコいいですね。

乃木坂の衣装に外れなし、という法則は、今回も、健在だったと断言出来ます(笑)。

この衣装で踊る乃木坂を、早く、歌番組で観てみたい。


さて、表題曲MVは、やはり富士山の麓、静岡と山梨で撮影されたようですが、公式サイトの記事には、以下のような文章が載っています。

9月下旬に静岡県・山梨県で撮影を行なったものの、台風直撃により撮影は途中で中止、そして延期。
シチュエーションを合わせる為に、快晴の日でも人工雨を降らせて撮影したというエピソードも。

(乃木坂公式サイトの関連記事)

この記述から、撮影ロケの日程が大体分かります。

9月下旬、静岡地方に台風が直撃したのは9月20日(火)で、「お祭りのステージを取り巻く住人役」のエクストラ募集要項に、朝霧高原での撮影があると書かれていた日です。

そして、16th選抜メンバーは全員、非常に朝早く東京を発ち、富士山周辺でMVの撮影を始めたのだけど、あまりに雨が激しくなったため、すぐに途中で止めて、東京に戻った。

その結果、メンバーには自由な時間が出来、堀未央奈は、

今日は部屋着にめがねで1日まったり。
ご飯作ったり掃除をしたり、

(堀未央奈の2016/09/20_20:42ブログ)

と家で過ごし、中元日芽香は、妹さんの東京ドームコンサートに行くことが可能となり、

BABYMETAL WORLD TOUR 2016
LEGEND-METAL RESISTANCE-
TOUR FINAL AT TOKYO DOME

行ってきました〜

(中元日芽香の2016/09/20_23:36ブログ)

と、ブログに綴ることになった。


多くの住人が見守る「儀式」のシーンを撮影したのは、おそらく、台風が温帯低気圧に変わった翌日の9月21日(水)だと思います。

募集要項には、雨で中止なら翌日に延期されると書かれていて、それでもダメなら、再度、募集がある筈ですが、そういった話は流れていない。

エキストラの集合は17時30分とあるので、9月21日(水)の夕方から夜に掛けて、朝霧高原で、あの能舞台のようなステージを使ったシーンが撮影されたのでしょう。

そして、撤収した後、メンバーを乗せたバスは、おそらく、東名高速の「海老名SA上り」に立ち寄り、フードコートで遅めの晩ご飯を食べた。

そこで、北野日奈子は「海鮮丼」を選び、誰かが食べていた「担々麺」も一口もらって、あまりの辛さに唸ってしまい(笑)、その日のブログにこんなことを書いた。

夜ごはんに海鮮丼食べて
担々麺一口もらってヒーヒーして

(北野日奈子の2016/09/21_22:54ブログ)


きいちゃんは、9月24日(土)のブログに、最近、「まぐろづくし」丼を食べたことを、写真付きで記し、

この時の相席は
まいちゅんと井上さんと未央奈!

(北野日奈子の2016/09/24_21:19ブログ)

と添えている。

写真から判断して、これは、新東名「駿河湾沼津SA上り」のフードコートにおいて、「沼津港海鮮食堂サマサ水産」が提供している「マグロづくし丼」に間違いなく、静岡におけるMV撮影からの帰りだった可能性が高い。

しかし、一つ、朝霧高原のエキストラ参加ロケとは、矛盾する点があった。

というのは、「サマサ水産」の営業時間は21時迄で、朝霧高原において、夕方5時半以降から撮影を始め、その時刻に間に合うように、「駿河湾沼津SA上り」に入るのは、かなり難しい。


ただ、もし、台風が直撃した9月20日(火)にも、静岡に行き、早い時刻に帰途に着いたのであれば、話の辻褄が合ってくる。

つまり、大雨でさっさと撮影を切り上げた乃木坂は、バスで帰るとき、お昼頃に、新東名「駿河湾沼津SA上り」に入り、そこで、きいちゃんは、「マグロづくし丼」を食べたんじゃないでしょうか。

そして、翌日、朝霧高原でエキストラ参加ロケを終え、かなり遅くなってから、東名「海老名SA上り」に入り、「海鮮丼」を食べた。


実は、「海老名SA上り」のフードコートは24時間営業で、かつ、「海鮮丼」というメニューがあり、「担々麺」もある。

一方、「駿河湾沼津SA上り」のフードコートは、21時で閉まる店が多く、「担々麺」というメニューはない。

この説が正しければ、きいちゃんは、二日連続で刺身系どんぶりを選んだことになりますが、「マグロづくし丼」が抜群に美味しかったのか、無類の魚好きなのか、そんなに不思議なことではありません。


そして、相席した新内眞衣と井上小百合は、ドンピシャで、16th選抜のアンダー抜擢メンバーだった。

何か、色んな意味で、ありがとうね、きいちゃん、本当に(笑)。

16th選抜の発表が遅れるにつれ、ブログから情報を得ようと、北野日奈子が、いつ、どこで、何を食べたのか、あれこれ考えることが多くなって、うっかり、きいちゃんの熱烈なファンになりそうで怖いです(笑)。


「サヨナラの意味」MVの撮影が、9月20日(火)と21日(水)の二日に渡って行われ、一日目の昼に、きいちゃんは「マグロづくし丼」を食べ、二日目、夜の「儀式」ロケが終わってから、かなり遅く、「海鮮丼」と「担々麺」を食べた。

これが浮かび上がってくるスケジュールですが、乃木坂公式サイトの記事には、「快晴の日でも」と、気になる言葉が入っている。

21日(水)は、雨はほとんど降らなかったけど、曇天だった筈で、実際、富士山をバックにメンバーがフォーメーションを組んで踊るシーンでは、五合目くらいまで雲がたれ込め、初めて観たとき、一瞬、「これ、どこ?」と思った(笑)。


ところが、MVを観ていると、確かに、陽光が感じられて、晴れているように見えるシーンもある。

あるいは、20日(火)21日(水)以外の別日に、主役級メンバーだけで、ロケを行い、幾つかのシーンを撮影したのかもしれません。

ちなみに、9月下旬で、静岡地方が快晴だったのは、26日(月)、27日(火)、29日(木)で、この3日間のどれかで追加ロケがあったとすれば、記述と一致することになる。

もちろん、21日(水)、一時的に晴れ間が出た可能性はありますが。


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