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ジャン・アレチボルトの冒険

ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。

SKE48「意外にマンゴー」楽曲指標に一部改善の兆し、欅坂1stアルバム快調も新曲過飽和の46&48 [28Jul17]

2017-07-28 04:30:00 | 芸能

乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

(テレビ・ラジオ・イベント・リリース)

07月29日(土) [TV_地デ] 21:00〜 TBS「世界ふしぎ発見」に、斎藤ちはるがミステリーハンターとして出演。「子供の頃からの夢」が実現!
斎藤ちはるの2017/07/22_22:01ブログ

(演劇)

生駒里奈の主演舞台『モマの火星探検記』
====================
08/09(水)〜08/13(日) 東京公演 in 天王洲 銀河劇場
08/19(土)〜08/20(日) 大阪公演 in サンケイホールブリーゼ
[出演メンバー] 生駒里奈
[公式サイト] 舞台『モマの火星探検記』

「ブックマーク」内にある「定期日程」と「重要日程」のリンクは、乃木坂のスケジュールをまとめたものです。「ブックマーク」は、PCでは左サイドバー、モバイルでは記事の最後に置かれています。


乃木坂18枚目「逃げ水」に収録されたカップリング曲「女は一人じゃ眠れない」のフルバージョンMVが、7月26日(水)の正午から公開されています。

公式サイトの記事には、「6月下旬に長野県の廃工場にて撮影」とあり、「7月上旬に福島県会津若松市で撮影」された「逃げ水」MVより、時期が早いことになる。

カップリング曲のMVを表題曲のそれより、先に撮影するのは、珍しいように思えますが、8月25日(金)に日本公開が始まる、大型娯楽映画『ワンダーウーマン』のテーマソングなので、特別に力が入っているのかもしれません。


ただ、公開するタイミングとしては、以下のように、今回も、乃木坂の通例パターンを踏襲しています。

(表1) 乃木坂46シングル収録MVのYouTube公開タイミング

凡例
===== シングル番号「タイトル」=====
CD発売日午前零時を原点として、その何日前にMVが公開されたかを示す数字 [公開期間の長さ : 公開開始日時〜公開終了日時] 曲名

# MVはすべてフルバージョン
# 現在も公開が続いている場合は、「公開期間の長さ」として07/27(木)12:00までの期間を載せている

===== 18枚目「逃げ水」=====
18.5日前 [05.9日間 : 07/21(金)12:00〜公開中] 逃げ水
13.5日前 [01.0日間 : 07/26(水)12:00〜公開中] 女は一人じゃ眠れない

===== 17枚目「インフルエンサー」=====
19.5日前 [146.9日間 : 03/02(木)12:00〜公開中] インフルエンサー
13.5日前 [14.0日間 : 03/08(水)12:00〜03/22(水)12:00] Another Ghost
13.5日前 [14.0日間 : 03/08(水)12:00〜03/22(水)12:00] 意外BREAK
06.5日前 [07.0日間 : 03/15(水)12:00〜03/22(水)12:00] 三番目の風
06.5日前 [07.0日間 : 03/15(水)12:00〜03/22(水)12:00] 風船は生きている

===== 16枚目「サヨナラの意味」=====
18.5日前 [278.9日間 : 10/21(金)12:00〜公開中] サヨナラの意味
13.5日前 [14.0日間 : 10/26(水)12:00〜11/09(水)12:00] あの教室
07.0日前 [07.5日間 : 11/02(水)00:00〜11/09(水)12:00] 2度目のキスから
05.5日前 [06.0日間 : 11/03(木)12:00〜11/09(水)12:00] 君に贈る花がない
05.5日前 [06.0日間 : 11/03(木)12:00〜11/09(水)12:00] ブランコ

===== 15枚目「裸足でSummer」 =====
18.5日前 [383.9日間 : 07/08(金)12:00〜公開中] 裸足でSummer
12.5日前 [13.0日間 : 07/14(木)12:00〜07/27(水)12:00] オフショアガール
12.5日前 [13.0日間 : 07/14(木)12:00〜07/27(水)12:00] 命の真実 ミュージカル「林檎売りとカメムシ」
05.5日前 [06.0日間 : 07/21(木)12:00〜07/27(水)12:00] シークレットグラフィティー
05.5日前 [06.0日間 : 07/21(木)12:00〜07/27(水)12:00] 白米様


CD発売日の午前0時に原点を置くと、乃木坂のシングル表題曲MVは、18.5〜19.5日前にYouTubeで公開されるパターンが、ここ数シングル、続いている。

さらに、一番早く公開されるカップリング曲MVは、CD発売の12.5〜13.5日前で、「女は一人じゃ眠れない」も、この範囲に入っていました。


17枚目「インフルエンサー」と15枚目「裸足でSummer」は、同時に二つのMVがお披露目されましたが、18枚目は違っていたので、CD発売の1週間ほど前に、残り3つのMVが、相次いで公開されると予想したくなります(笑)。

何にせよ、乃木坂のカップリング曲MVは、CDリリースを境に、フルバージョンをショートに差し替えるため、あまり公開時期が遅くなると、フルを鑑賞する時間がびっくりするほど短くなってしまうので、出来るだけ早くアップして欲しいですね。

ただ、「女は一人じゃ眠れない」MVは、映画『ワンダーウーマン』を盛り上げる、宣伝の一つとも言えるので、カップリングながら、CD発売後もフルを流し続けるかもしれません。


さて、肝心の視聴人気ですが、初日の再生回数が出ているので、前作、前々作のカップリング曲MVと比較してみましょう。

(表2) 乃木坂シングルC/W曲に関する、公開初期におけるMV再生回数増加速度

凡例
「曲名」MV形態 グループ名_収録シングルと曲の種別
対象日の再生回数増加速度 (日終わりの累計回数) @ 対象日の日番号 : 期間
========== 01wの週単位変化 ==========
対象週の再生回数増加速度 (週終わりの累計回数 / +対象週に積み上げた回数)@ 対象週の週番号 : 期間

#「回数」は「万回」単位
#「対象週の日番号」は、公開開始から翌日同時刻までの24時間を「1d」、翌々日同時刻までの24時間を「2d」と順に数えたもの
#「対象週の週番号」は、公開開始から翌週同曜日同時刻までの7日間を「1w」、翌々週同曜日同時刻までの7日間を「2w」と順に数えたもの
#「07/26(水)27(木)12:00」は7月26日(水)12:00から7月27日(木)12:00までの「期間」

「女は一人じゃ眠れない」full ver. MV 乃木坂46_18枚目C/W曲
38.5万回/日 (38.5) @ 01d : 07/26(水)27(木)12:00

「意外BREAK」full ver. MV 乃木坂46_17枚目C/W曲
37.2万回/日 (37.2) @ 01d : 03/08(水)09(木)12:00
13.5万回/日 (50.7) @ 02d : 03/09(木)10(金)12:00
07.8万回/日 (58.5) @ 03d : 03/10(金)11(土)12:00
07.7万回/日 (66.2) @ 04d : 03/11(土)12(日)12:00
05.1万回/日 (71.2) @ 05d : 03/12(日)13(月)12:00
08.4万回/日 (79.6) @ 06d : 03/13(月)14(火)12:00
05.0万回/日 (84.6) @ 07d : 03/14(火)15(水)12:00
========== 01wの週単位変化 ==========
12.1万回/日 (84.6/+084.6) @ 01w : 03/08(水)15(水)12:00

「Another Ghost」full ver. MV 乃木坂46_17枚目C/W曲
32.6万回/日 (32.6) @ 01d : 03/08(水)09(木)12:00
12.6万回/日 (45.2) @ 02d : 03/09(木)10(金)12:00
07.9万回/日 (53.1) @ 03d : 03/10(金)11(土)12:00
07.5万回/日 (60.6) @ 04d : 03/11(土)12(日)12:00
04.9万回/日 (65.5) @ 05d : 03/12(日)13(月)12:00
08.9万回/日 (74.4) @ 06d : 03/13(月)14(火)12:00
05.4万回/日 (79.7) @ 07d : 03/14(火)15(水)12:00
========== 01wの週単位変化 ==========
11.4万回/日 (79.7/+079.7) @ 01w : 03/08(水)15(水)12:00

「三番目の風」full ver. MV 乃木坂46_17枚目C/W曲
27.9万回/日 (27.9) @ 01d : 03/15(水)16(木)12:00
08.3万回/日 (36.2) @ 02d : 03/16(木)17(金)12:00
04.7万回/日 (40.9) @ 03d : 03/17(金)18(土)12:00
04.4万回/日 (45.2) @ 04d : 03/18(土)19(日)12:00
03.2万回/日 (48.4) @ 05d : 03/19(日)20(月)12:00
02.2万回/日 (50.6) @ 06d : 03/20(月)21(火)12:00
02.2万回/日 (52.8) @ 07d : 03/21(火)22(水)12:00
========== 01wの週単位変化 ==========
07.5万回/日 (052.8/+052.8) @ 01w : 03/15(水)22(水)12:00

「風船は生きている」full ver. MV 乃木坂46_17枚目C/W曲
23.3万回/日 (23.3) @ 01d : 03/15(水)16(木)12:00
07.2万回/日 (30.5) @ 02d : 03/16(木)17(金)12:00
04.4万回/日 (34.9) @ 03d : 03/17(金)18(土)12:00
04.5万回/日 (39.4) @ 04d : 03/18(土)19(日)12:00
02.5万回/日 (41.9) @ 05d : 03/19(日)20(月)12:00
01.8万回/日 (43.7) @ 06d : 03/20(月)21(火)12:00
01.9万回/日 (45.6) @ 07d : 03/21(火)22(水)12:00
========== 01wの週単位変化 ==========
06.5万回/日 (045.6/+045.6) @ 01w : 03/15(水)22(水)12:00

「あの教室」full ver. MV 乃木坂46_16枚目C/W曲
24.2万回/日 (24.2) @ 01d : 10/26(水)27(木)12:00
07.1万回/日 (31.3) @ 02d : 10/27(木)28(金)12:00
07.1万回/日 (38.4) @ 03d : 10/28(金)29(土)12:00
05.3万回/日 (43.7) @ 04d : 10/29(土)30(日)12:00
04.0万回/日 (47.7) @ 05d : 10/30(日)31(月)12:00
03.2万回/日 (50.9) @ 06d : 10/31(月)01(火)12:00
03.0万回/日 (53.9) @ 07d : 11/01(火)02(水)12:00
========== 01wの週単位変化 ==========
07.7万回/日 (053.9/+053.9) @ 01w : 10/26(水)02(水)12:00

「オフショアガール」full ver. MV 乃木坂46_15枚目C/W曲
17.0万回/日 (17.0) @ 01d : 07/14(木)15(金)12:00
09.5万回/日 (26.5) @ 02d : 07/15(金)16(土)12:00
06.5万回/日 (33.1) @ 03d : 07/16(土)17(日)12:00
04.0万回/日 (37.1) @ 04d : 07/17(日)18(月)12:00
03.2万回/日 (40.3) @ 05d : 07/18(月)19(火)12:00
03.1万回/日 (43.4) @ 06d : 07/19(火)20(水)12:00
03.1万回/日 (46.5) @ 07d : 07/20(水)21(木)12:00
========== 01wの週単位変化 ==========
06.6万回/日 (046.5/+046.5) : 01w : 07/14(木)21(木)12:00


乃木坂のC/W曲MVは、15枚目「オフショアガール」、16枚目「あの教室」、17枚目「意外BREAK」と、一番早く公開された作品が、各シングルにおいて、もっとも勢いよく再生数を伸ばしています。

そして、初日のスピードと初週終わりの累計は、上表が示すように、「オフショアガール」が17.0万回/日の46.5万回、「あの教室」が24.2万回/日の53.9万回、「意外BREAK」は37.2万回/日の84.6万回と、シングルが進むごとに、数字がアップしている。

乃木坂のMV人気は、ここ1年で、上昇気流に乗り始めたようで、例えば、遅く公開された17枚目「三番目の風」「風船は生きている」のMV再生数増加速度は、16枚目「あの教室」と、あまり変わらない水準にまで達しています。


18枚目C/W曲の中で、最初にMVが公開された「女は一人じゃ眠れない」は、初日スピードが38.5万回/日と、前作一番手「意外BREAK」の37.2万回/日を上回り、MV人気の上昇傾向を維持しています。

しかし、MVへの注目が集まっているのは、乃木坂だけではない。

(表3) 欅坂4枚目C/W曲に関する、公開初期におけるMV再生回数増加速度

# 表記法は(表2)と同じ

「エキセントリック」full ver. MV 欅坂46_04枚目C/W曲
92.1万回/日 (092.1) @ 01d : 07/06(木)07(金)12:00
44.8万回/日 (137.0) @ 02d : 07/07(金)08(土)12:00
36.1万回/日 (173.1) @ 03d : 07/08(土)09(日)12:00
29.9万回/日 (203.0) @ 04d : 07/09(日)10(月)12:00
17.9万回/日 (220.9) @ 05d : 07/10(月)11(火)12:00
16.8万回/日 (237.7) @ 06d : 07/11(火)12(水)12:00
15.1万回/日 (252.9) @ 07d : 07/12(水)13(木)12:00
========== 01wの週単位変化 ==========
36.1万回/日 (252.9/+252.9) @ 01w : 07/06(木)13(木)12:00

「W-KEYAKIZAKAの詩」full ver. MV 欅坂46_04枚目C/W曲
50.5万回/日 (050.5) @ 01d : 03/28(火)29(水)12:00
22.8万回/日 (073.3) @ 02d : 03/29(水)30(木)12:00
14.6万回/日 (087.9) @ 03d : 03/30(木)31(金)12:00
12.8万回/日 (100.7) @ 04d : 03/31(金)01(土)12:00
10.3万回/日 (111.0) @ 05d : 04/01(土)02(日)12:00
07.7万回/日 (118.7) @ 06d : 04/02(日)03(月)12:00
06.1万回/日 (124.8) @ 07d : 04/03(月)04(火)12:00
========== 01wの週単位変化 ==========
17.8万回/日 (124.8/+124.8) @ 01w : 03/28(火)04(火)12:00


「エキセントリック」と「W-KEYAKIZAKAの詩」は、MVが最近公開された欅坂4枚目のC/W曲ですが、初日スピードと初週終わり累計は、それぞれ92.1万回/日の252.9万回、50.5万回/日の124.8万回と、高い数字を示しています。

また、欅坂だけでなく、8月2日(水)に発売されるNMB48の3rdアルバム「難波愛~今、思うこと~」に収録のリード曲「まさかシンガポール」MVは、初日43.5万回/日の累計104.4万回で、40万回/日を越えるスタートを切っている。

「女は一人じゃ眠れない」は映画『ワンダーウーマン』のテーマソングと発表された瞬間から、その曲名は物語の世界観と真逆では?といった、賛否が渦巻いていたので、話題性は高いんじゃないかと密かに期待していたんですが(笑)、初期スピードが60〜70万回/日に届くといった弾け方はしていないようです。

しかし、乃木坂ファンではなく、映画から出発して「女は一人じゃ眠れない」MVに辿り着くには、ある程度、時間が掛かるだろうから、今後の再生数に注目したいところです。


「女は一人じゃ眠れない」MVに対する感想を少し述べると、衣装や大道具小道具が作り込まれていて、カッコいいです。

但し、内容に関しては、何をどう受け取っていいのか、よく分からなかった(笑)。

ひょっとすると、アメコミである「ワンダーウーマン」を読めば、合点の行くポイントが随所にあるのかもしれないけど、原作に関して一切知識がないので、きっと何か込み入ったバックグランドストーリーがあるんだろうなあ、と蚊帳の外で観ている感じです。

それでも、一つ残念だったのは、戦闘シーンの描写がないこと。

殺陣が大変なのだろうけど、バトルの雰囲気をあれだけ盛り上げておいて、肝心なアクションを一切見せないのは、アペリティフの後に、デザートが出てきて終わるディナーのようで、さすがに「もしもし?」と突っ込みたくなった(笑)。

あるいは、それを観たければ、ぜひ劇場へ足をお運び下さい!という、高度な映画宣伝なのかもしれない。


先週の7月19日(水)、SKE48の21枚目「意外にマンゴー」と欅坂48の1stアルバム「真っ白なものは汚したくなる」がリリースされました。

発売第1週の様々なセールス指標が出ていて、中には、新しい流れを予感させるものも含まれている。

今日は、それらを整理しながら、46&48Gが直面する現状を眺めてみたいと思います。


まずは、SKE48「意外にマンゴー」のオリコン初動から。

(表4) オリコン週間シングルTOP200における、SKE48の直近3シングルの売り上げ枚数とランクイン回数

凡例
オリコン初動売り上げ枚数 (累計枚数) 50位以内に入った回数(率) / 200位以内に入った回数(率) @ 最新集計週の週番号 シングル番号タイトル

#「枚数」はすべて万枚単位
#「週番号」は、CD発売日から週終わりの日曜までを「1W」、翌週の月曜から日曜を「2W」、翌々週の月曜から日曜を「3W」と数えたもの
# 以下に示したシングルはすべて、CD発売週「1W」に1位を獲得している

27.3万枚 (27.3) 01回(1.00)/01回(1.00) @ 01W 2017/07/19 21st 意外にマンゴー
25.2万枚 (32.8) 13回(0.27)/23回(0.47) @ 49W 2016/08/17 20th 金の愛、銀の愛
25.7万枚 (36.5) 18回(0.26)/23回(0.33) @ 69W 2016/03/30 19th チキンLINE


「意外にマンゴー」は初動27.3万枚で、前作「金の愛、銀の愛」、前々作「チキンLINE」と比べ、1.5〜2万枚ほどのアップでした。

しかし、大規模な特典イベントによるCD売り上げは、設定する握手会の部数や日程によって左右されるので、初動前作越えとは言っても、コアファン人気が上がったかどうか、この数字だけでは、何とも判断できません。

約1年ぶりのシングルCD発売という点が、枚数を押し上げた可能性もあって、とにかく、変動が小幅なので、握手会の完売状況を、メンバーごとに細かく調べない限り、分析するのは難しいと思います。


一方、ビルボードのランキングでは、あれこれ考えたくなる、興味深いデータが出ています。

(表5) Billboard JAPAN Hot100 における、SKE48の直近3シングル表題曲のCD発売週ランキング

凡例
(総合) Hot100総合順位 各項目の順位 : 対象週の週番号 発売日 曲名

#「各項目」の意味は、「S」ストリーミング数、「R」ラジオ放送回数、「L」PCによる読み取り数 (ルックアップ)、「T」 ツイート数、「M」国内動画再生回数、「F」ランクイン回数
#「各項目の順位」における「00」は、100位圏外
#「対象週の週番号」は、CD発売日から週終わりの日曜までを「1週目」、翌週の月曜から日曜を「2週目」と順に数えたもの
# CD発売週より前の週は、前週の月曜から日曜を「1週前」、前々週の月曜から日曜を「2週前」と順に数えてる

(総合)001位 S01/R68/L06/T02/M00/F06 : 01週目 07/17(月)23(日) 意外にマンゴー
(総合)001位 S01/R27/L20/T07/M00/F04 : 01週目 08/15(月)21(日) 金の愛、銀の愛
(総合)001位 S01/R00/L07/T03/M00/F01 : 01週目 03/28(月)03(日) チキンLINE


19、20、21枚目と、SKE48のシングル表題曲は、CD発売週にHot100総合1位を獲得していますが、今回の「意外にマンゴー」、意外に楽曲指標が改善されています。

まず、「金の愛、銀の愛」で20位と低迷した「ルックアップ」が、6位まで上昇し、「チキンLINE」のレベルまで回復している。

発売第1週に27万枚も売りながら、依然として、6位というのは、ブラボー!と拍手できる順位ではないけど(笑)、それでも前作より良くなったのは間違いない。


さらに、「ツイート数」が2位となり、前作で逃したベスト3に再び、ランクインを果たしています。

「意外にマンゴー」は、15歳の小畑優奈が、初選抜、初センターだそうで、人事面での新しい動きも、ツイート数を伸ばした要因かもしれません。

CDの売り上げ枚数は、前作とあまり変わらないけど、収録されている音楽を聴こうと、PCに取り込む人が増え、ネット上で曲が話題にされる頻度が多くなった。


SKE48の音楽に対する関心度が、前作より少し上昇しつつある雰囲気が、「意外にマンゴー」の発売週ビルボードランキングに漂っています。

それを裏付けるように、MV人気にも改善の兆候が出ている。

(表6) SKE48の直近4シングル表題曲MVの公開3週間の再生回数積み上げ

凡例
MV公開開始から3週間で積み上げた再生回数 (1wの積み上げ / 2wの積み上げ / 3wの積み上げ) 曲名 [MV形態]

# MV公開開始の翌週同曜日同時刻までをの1週間を「1w」、翌々週同曜日同時刻までの1週間を「2w」と順に数える
# 「積み上げ」は「万回」単位

51.7万回 (30.4 / 12.5 / 08.8) 意外にマンゴー [special edit ver.]
14.7万回 (10.3 / 02.2 / 02.2) 夏よ、急げ! [special edit ver.]
14.1万回 (07.9 / 03.5 / 02.6) 金の愛、銀の愛 [special edit ver.]
17.6万回 (05.9 / 05.9 / 05.9) チキンLINE [special edit ver.]


「意外にマンゴー」MVは、すでに公開4週目(4w)に入っているので、(表2)や(表3)と異なり、3w終わりでの累計再生数を、1w、2w、3wそれぞれの積み上げと共に示しています。

1w終わりが30.4万回、3w終わりの51.7万回は、乃木坂、欅坂の表題曲MVと比べると、決して大きな数字ではないものの、アルバムリード曲「夏よ、急げ!」を含め、直近の表題曲MVとしては、明らかに上昇傾向を示しています。

南国のビーチでビキニというのが、鉄板なんだと言われれば、間違いなくそうだと思います(笑)。

ただ、ビルボードの発売週ランキングで、「ルックアップ」と「ツイート数」の順位に改善が見られることと併せると、人気回復への「兆しの兆し」くらいは、感じ取ってもいいような気がします。


もちろん、「1年ぶり」「15歳の新センター」「南国で水着」「マンゴー?」といった話題性が、一時的な注目を集めているだけ、というシビアな見方も出来る。

実際、以下のように、iTunes Store トップソングの順位成績を眺めると、「意外でマンゴー」は「金の愛、銀の愛」より、ランクイン日数が半減しています。

(表7) iTunes Store トップソングにおける、SKE48の21、20枚目表題曲の配信全期間に渡る順位帯分布

凡例
A-B-C-D-E / F-G-H [Z] (200位以内にランクインした日数 / 配信日数; 確認できた最高順位) 曲名 (収録されている配信パッケージ)
========== 週単位の推移 ==========
A-B-C-D-E / F-G-H [Z] : 対象週の週番号 期間

# 上記 A〜H と Z は、それぞれ以下の順位帯にランクインした日数を表す
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(151〜200位)、Z(200位圏外)
#「対象週の週番号」は、配信開始日から週終わりの日曜までを「1W」、翌週の月曜から日曜を「2W」、翌々週の月曜から日曜を「3W」と数える
# 配信開始から2017年7月26日(水)までのデータを示している

0-0-0-0-1 / 3-0-1 [003] (005/008日; 47位) 意外にマンゴー (TypeA)
========== 週単位の推移 ==========
0-0-0-0-1 / 3-0-1 [0] : 01W 07/19(水)23(日)※ CD発売
0-0-0-0-0 / 0-0-0 [3] : 02W 07/24(月)26(水)

0-0-0-1-0 / 3-1-7 [332] (012/344日; 40位) 金の愛、銀の愛 (TypeA)
========== 週単位の推移 ==========
0-0-0-1-0 / 3-1-0 [0] : 01W 08/17(水)21(日)※ CD発売
0-0-0-0-0 / 0-0-5 [2] : 02W 08/22(月)28(日)
0-0-0-0-0 / 0-0-2 [5] : 03W 08/29(月)04(日)
0-0-0-0-0 / 0-0-0 [7] : 04W 09/05(月)11(日)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
0-0-0-0-0 / 0-0-0 [7] : 49W 07/17(月)23(日)
0-0-0-0-0 / 0-0-0 [3] : 50W 07/24(月)26(水)


「金の愛、銀の愛」は、配信開始の週だけでなく、翌週、翌々週も、200位以内に留まって、12日間のランクインを稼いでいます。

一方、「意外にマンゴー」のランクインは、第1週の5日間だけで、翌週には、姿を消してしまった。

様々な「企画」によって注目されても、それを有料ダウンロードなどの楽曲セールスに結びつけるのは、大変なことのようです。

乃木坂にも言えることですが、グループの音楽を気に入ってくれるファンを増やすのは、簡単なことではなく、それが難しいから、個々メンバーの握手会人気や音楽と無関係な「企画」に頼り、結果として、音楽ファンの離脱が加速し、さらに楽曲セールスを落とすという、負のスパイラルに陥っていく危険がある。


さて、次は、その楽曲人気を、現在、アイドルながら、奇跡的に、分厚く獲得していると思われる、欅坂46の1stアルバムの話です。

まずは、オリコンの売り上げ枚数を。

(表8) オリコン週間アルバムTOP300における、乃木坂、欅坂、AKB48Gアルバムの売り上げ枚数とランクイン回数

凡例
オリコン初動売り上げ枚数 (累計枚数) 最高順位 50位以内に入った回数(率) / 300位以内に入った回数(率) @ 最新集計週の週番号 タイトル

#「枚数」はすべて万枚単位
#「週番号」は、CD発売日から週終わりの日曜までを「1W」、翌週の月曜から日曜を「2W」、翌々週の月曜から日曜を「3W」と数えたもの
# 最新集計週は、2017/07/17(月)〜07/23(日)の2017/07/31付
# タイトル名に「*」の付いたもの、最近でも頻繁にランクインしているアルバム

欅坂
27.9万枚 (27.9) 1位 01回(1.00)/01回(1.00) @ 01週目 2017/07/19 真っ白なものは汚したくなる*

乃木坂
34.2万枚 (40.0) 1位 09回(1.00)/09回(1.00) @ 09週目 2017/05/24 生まれてから初めて見た夢*
27.5万枚 (34.3) 1位 08回(0.13)/60回(0.98) @ 61週目 2016/05/25 それぞれの椅子*
22.2万枚 (32.6) 1位 12回(0.09)/100回(0.75) @ 133週目 2015/01/07 透明な色*

AKB48G
61.0万枚 (63.3) 1位 04回(0.15)/15回(0.58) @ 26週目 2017/01/25 サムネイル AKB48
10.0万枚 (12.7) 2位 08回(0.36)/13回(0.59) @ 22週目 2017/02/22 革命の丘 SKE48


アルバムは、グループによって価格や楽曲構成が大きく異なり、特典イベントの種類や規模もまちまちなので、オリコンの数字を比べても、あまり意味がないと思います。

しかし、発売から133週目の「透明な色」が、100回の300位圏内ランクインを果たし、さらに回数を伸ばす勢いなのは素晴らしいことで、おそらく、乃木坂でもっとも売れ続けている音楽商品は、1stアルバムじゃないでしょうか。

例えば、AKB48の「サムネイル」は、売り上げ枚数こそ初動61.0万枚とべらぼうに大きいですが、300位以内へのランクインは15回に止まり、再度復活して、数字が伸びていきそうな気配がない。

典型的な特典売りのパターンで、実際、「サムネイル」に収録された新曲は、ファンにとっても馴染みの薄いものが多い。

欅坂の「真っ白なものは汚したくなる」の音楽的な真価が問われるのは、今後、どれくらいランクイン回数を伸ばせるかだと思います。


次は、リード曲である「月曜日の朝、スカートを切られた」MVの再生数推移です。

(表9) 46&48Gの最近のアルバムリード曲に関する、公開初期におけるMV再生回数増加速度

# 表記法は(表2)と同じ

「月曜日の朝、スカートを切られた」full ver. MV 欅坂46_1stアルバム・リード曲
68.9万回/日 (068.9) @ 01d : 07/19(水)20(木)12:00
21.8万回/日 (090.7) @ 02d : 07/20(木)21(金)12:00
17.1万回/日 (107.8) @ 03d : 07/21(金)22(土)12:00
07.3万回/日 (115.1) @ 04d : 07/22(土)23(日)12:00
12.2万回/日 (127.3) @ 05d : 07/23(日)24(月)12:00
08.5万回/日 (135.8) @ 06d : 07/24(月)25(火)12:00
10.6万回/日 (146.4) @ 07d : 07/25(火)26(水)12:00
========== 01wの週単位変化 ==========
20.9万回/日 (146.4/+146.4) @ 01w : 07/19(水)26(水)12:00

「まさかシンガポール」full ver. MV NMB48_3rdアルバム・リード曲
43.5万回/日 (043.5) @ 01d : 07/06(木)07(金)21:00
25.4万回/日 (069.0) @ 02d : 07/07(金)08(土)21:00
12.3万回/日 (081.3) @ 03d : 07/08(土)09(日)21:00
08.0万回/日 (089.3) @ 04d : 07/09(日)10(月)21:00
05.9万回/日 (095.1) @ 05d : 07/10(月)11(火)21:00
05.2万回/日 (100.4) @ 06d : 07/11(火)12(水)21:00
04.1万回/日 (104.4) @ 07d : 07/12(水)13(木)21:00
========== 01wの週単位変化 ==========
14.9万回/日 (104.4/+104.4) @ 01w : 07/06(木)13(木)21:00

「きっかけ」full ver. MV 乃木坂46_2ndアルバム・リード曲
20.0万回/日 (20.0) @ 001d : 2016/07/07(木)08(金)21:00
13.0万回/日 (33.0) @ 002d : 07/08(金)09(土)21:00
08.2万回/日 (41.2) @ 003d : 07/09(土)10(日)21:00
05.7万回/日 (46.9) @ 004d : 07/10(日)11(月)21:00
04.4万回/日 (51.3) @ 005d : 07/11(月)12(火)21:00
05.3万回/日 (56.7) @ 006d : 07/12(火)13(水)21:00
04.7万回/日 (61.3) @ 007d : 07/13(水)14(木)21:00
========== 01wの週単位変化 ==========
8.8万回/日 (061.3/+61.3) @ 01w : 07/07(木)14(木)21:00


「月曜日の朝、スカートを切られた」MVは、公開後2wに入っていますが、初日68.9万回/日、初週終わり累計146.4万回と、アルバム収録曲としては、かなりのスタートダッシュを見せています。

一方、すでに指摘したように、NMB48の3rdアルバムリード曲である「まさかシンガポール」MVも、初日43.5万回/日、初週終わり累計が104.4万回で、勢いのある出だしとなっている。

ただ、問題は、こういったMV人気が、実際の楽曲セールスにつながるかどうかです。


ということで、「真っ白なものは汚したくなる」に収録された新曲すべての iTunes Store トップソング順位成績を、以下に載せておきます。

(表10) iTunes Store トップソングにおける、欅坂、乃木坂のアルバムに収録された新曲の配信全期間に渡る順位帯分布

凡例
A-B-C-D-E / F-G-H [Z] (200位以内にランクインした日数 / 配信日数; 確認できた最高順位) 曲名

# 上記 A〜H と Z は、それぞれ以下の順位帯にランクインした日数を表す
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(151〜200位)、Z(200位圏外)
# 配信開始から2017年7月26日(水)までのデータを示している

「真っ白なものは汚したくなる」欅坂46_1stアルバム 2017/7/19(水)発売
0-2-2-1-1 / 1-1-0 [0] (8/8日; 12位) 夏の花は向日葵だけじゃない*
0-1-3-2-0 / 2-0-0 [0] (8/8日; 14位) 月曜日の朝、スカートを切られた* (L)
0-0-0-2-0 / 1-1-1 [3] (5/8日; 31位) 1行だけのエアメール
0-0-0-1-1 / 1-0-2 [3] (5/8日; 32位) 太陽は見上げる人を選ばない
0-0-0-1-0 / 1-1-2 [3] (5/8日; 36位) 危なっかしい計画
0-0-0-0-1 / 1-1-2 [3] (5/8日; 45位) Overture
0-0-0-1-0 / 1-1-1 [4] (4/8日; 35位) ここにない足跡
0-0-0-1-0 / 1-1-1 [4] (4/8日; 37位) AM1:27
0-0-0-1-0 / 1-1-1 [4] (4/8日; 37位) 沈黙した恋人よ
0-0-0-0-1 / 1-1-1 [4] (4/8日; 41位) 君をもう探さない
0-0-0-0-1 / 1-1-0 [5] (3/8日; 43位) 東京タワーはどこから見える?
0-0-0-0-1 / 1-1-0 [5] (3/8日; 44位) 永遠の白線
0-0-0-0-0 / 2-0-1 [5] (3/8日; 52位) 少女には戻れない
0-0-0-0-0 / 2-0-1 [5] (3/8日; 53位) 100年待てば
0-0-0-0-0 / 2-0-1 [5] (3/8日; 56位) バレエと少年
0-0-0-0-0 / 2-0-1 [5] (3/8日; 58位) 自分の棺
#「Complete Edition」収録曲

「生まれてから初めて見た夢」乃木坂46_3rdアルバム 2017/05/24(水)発売
0-0-1-2-7 / 3-7-9 [35] (29/64日; 25位) スカイダイビング (L)
0-0-2-1-1 / 3-1-2 [54] (10/64日; 21位) 硬い殻のように抱きしめたい
0-0-0-1-1 / 2-2-1 [57] (07/64日; 40位) Rewindあの日
0-0-0-0-1 / 3-2-1 [57] (07/64日; 41位) 忘却と美学
0-0-0-0-1 / 2-1-1 [59] (05/64日; 50位) 設定温度
0-0-0-0-1 / 2-3-0 [58] (06/64日; 43位) 流星ディスコティック
0-0-0-0-0 / 3-1-2 [58] (06/64日; 54位) 醜い私
0-0-0-0-0 / 2-1-2 [59] (05/64日; 62位) ごめんね、スムージー
0-0-0-0-0 / 2-1-2 [59] (05/64日; 59位) 満月が消えた
0-0-0-0-0 / 2-1-2 [59] (05/64日; 58位) ワタボコリ
0-0-0-0-0 / 2-1-2 [59] (05/64日; 60位) 思い出ファースト
0-0-0-0-0 / 2-0-1 [61] (03/64日; 69位) 君が扇いでくれた
#「Complete Edition」収録曲

「それぞれの椅子」乃木坂46_2ndアルバム 2016/05/25(水)発売
0-0-1-3-3 / 21-22-17 [361] (67/428日; 26位) きっかけ (L)
0-0-1-0-1 / 2-3-0 [421] (7/428日; 30位) 低体温のキス
0-0-0-1-1 / 2-3-0 [421] (7/428日; 31位) 光合成希望
0-0-0-1-1 / 1-3-1 [421] (7/428日; 36位) Threefold choice
0-0-0-0-1 / 2-2-1 [422] (6/428日; 43位) かき氷の片想い
0-0-0-0-1 / 1-2-2 [422] (6/428日; 48位) 失恋したら、顔を洗え!
0-0-0-0-1 / 2-1-1 [423] (5/428日; 49位) 空気感
0-0-0-0-0 / 2-2-1 [423] (5/428日; 55位) 口約束
0-0-0-0-0 / 2-2-1 [423] (5/428日; 57位) 環状六号線
0-0-0-0-0 / 1-2-0 [425] (3/428日; 69位) 太陽に口説かれて
0-0-0-0-0 / 1-1-0 [426] (2/428日; 93位) 欲望のリインカーネーション
#「Special Edition」収録曲


欅坂1stアルバムの収録曲は、今泉佑唯のソロ曲「夏の花は向日葵だけじゃない」が最高12位、リード曲「月曜日の朝、スカートを切られた」は最高14位をマークし、その後も、200位圏内に留まって、ランクインを続けています。

この二曲は、乃木坂3rdアルバムの「スカイダイビング」や2ndアルバムの「きっかけ」が記録したランクイン日数を越える潜在力を秘めていて、今後が楽しみです。

ただ、それ以外の収録曲については、乃木坂のアルバムとさほど変わらない成績で、46&48Gにおいて、アルバム新曲の飽和状態が発生しつつある印象を受けます。

今年に入って、AKB48、乃木坂46、SKE48、NMB48、欅坂46、がアルバムを出し、さらに、乃木坂はアンダーアルバムもリリースするそうなので、MVがなく、音楽番組で披露されない新曲が溢れ返るのは、当然っちゃあ、当然ですよね(笑)。


最後に、iTunes Store トップアルバムを見ておきましょう。

(表11) iTunes Store トップアルバムにおける、欅坂、乃木坂のアルバム配信パッケージの配信全期間に渡る順位帯分布

凡例
A-B-C-D-E / F-G-H [Z] (200位以内にランクインした日数 / 配信日数; 確認できた最高順位) タイトル又は配信パッケージ名

# 上記 A〜H と Z は、それぞれ以下の順位帯にランクインした日数を表す
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(151〜200位)、Z(200位圏外)
# 配信開始から2017年7月26日(水)までのデータを示している

真っ白なものは汚したくなる
08-00-00-00-00 / 00-00-00 [00] (08/08日; 001位) Complete Edition*
00-01-00-00-01 / 01-02-01 [02] (06/08日; 019位) TypeA
00-00-00-00-00 / 01-01-00 [06] (02/08日; 071位) TypeB
00-00-00-01-00 / 01-06-00 [00] (08/08日; 036位) 通常盤*

生まれてから初めて見た夢
12-03-07-17-12 / 13-00-00 [00] (64/64日; 001位) Complete Edition*
00-00-00-00-00 / 00-01-00 [63] (01/64日; 126位) 通常盤
00-00-00-00-00 / 00-00-00 [64] (00/64日; 200外) TypeA、B、生産限定盤

それぞれの椅子
18-02-02-07-06 / 24-52-59 [258] (170/428日; 1位) Special Edition*

透明な色
00-00-00-00-00 / 15-128-143 [163] (286/449日; ?位) Special Edition*

# 「透明な色」は、配信開始500日目から順位を記録し始めたので、最初の499日分は上記データに入っていない


「真っ白なものは汚したくなる」は、「サイレントマジョリティー」「二人セゾン」「不協和音」など、欅坂の人気曲が詰め込まれているので、配信パッケージがトップアルバムにおいて、かなりの成績を挙げることを期待できます。

実際、上表のように、「Complete Edition」「TypeA」「TypeB」「通常盤」の全4種配信パッケージが、200位以内に入り、現在でも、「Complete Edition」と「通常盤」が、ランクインを続けるという、一種の「快挙」を成し遂げています。

乃木坂の3rdアルバム「生まれてから初めて見た夢」は、全部で5種類の配信パッケージがありますが、「Complete Edition」以外で、トップアルバムにリスト入りしたのは、通常盤のみで、しかも最高126位の滞在1日だった。


やはり、これまでリリースしたシングル4作の魅力が、ダウンロードを呼び込んでいるのだと思います。

ただ、乃木坂は、「それぞれの椅子」と「透明な色」が、未だに、しょっちゅうトップアルバム200位以内に登場し、それが延々と続いている。

これは「制服のマネキン」「君の名は希望」「ガールズルール」「何度目の青空か?」「今、話したい誰かがいる」などなど、乃木坂が発信した様々な曲が、今尚、少なからぬ人を惹きつけているからじゃないでしょうか。


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