今日5月17日(水)の午後、Billboard JAPAN Hot100の2023/05/17公開チャートが発表され、1項目でも100位圏内に入った坂道曲は3曲、NiziU曲は1曲でした。

集計対象期間は5月8日(月)から14日(日)までで、CD発売4週目(W)に当たる日向坂46・9thシングル表題曲「One choice」は、「CDセールス(P)」で13位に入ったものの、その他の項目は100位圏外で、総合Hot100も圏外でした。
また、CD発売7Wの乃木坂46・32ndシングル表題曲「人は夢を二度見る」も、P項のみ39位で100位圏内入りしたものの、総合は圏外となっています。
一方、集計期間中の木曜午後9時に、YouTubeでMVがフルサイズ公開された乃木坂46「Route 246」が、「国内動画再生回数(M)」で70位にランクイン。
2020年7月23日(木)正午にTeaserが公開され、該当週である2020/08/03付チャートのM項で69位を記録して以来となる、2度目のM項100位圏内入りを果たしています。
坂道は2023年に入って、櫻坂46・5th「桜月」、乃木坂46・32nd「人は夢を二度見る」、日向坂46・9th「One choice」と3つのシングルをリリースしましたが、上記の表から分かるように、それら表題曲がビルボードHot100に入らなくなり、「総合」の順位成績がほぼ固まってきた感があります。
現時点で数字を過去作と比較すると、3曲ともに、前作シングルの表題曲から「総合」のRanking指数を落としているのですが、さらに踏み込んで言えば、3曲全てが、2016年以降のグループ歴代ワーストに止まっています。
✿✿✿✿✿ 15th以降乃木坂46シングル表題曲の「総合」順位の全期間Ranking指数比較 ✿✿✿✿✿


✿✿✿✿✿ 櫻坂46&欅坂46シングル表題曲の「総合」順位の全期間Ranking指数比較 ✿✿✿✿✿


✿✿✿✿✿ 日向坂46シングル表題曲の「総合」順位の全期間Ranking指数比較 ✿✿✿✿✿


アルバムリード曲は、「総合」ランキングの評価において、CDセールスの扱い方がシングル表題曲と異なるようで、上記グラフの「摩擦係数」と「アザトカワイイ」は他の曲と比較する意味がなく、あくまで参考として載せています。
今後、最新3曲のどれかが「総合」100位圏内に再登場して、Ranking指数を積み上げる可能性を完全否定はできませんが、2023年に入って、坂道が楽曲人気をさらに落としたのは間違いないと思います。
直接の原因としては、CD関連項目で、坂道が得意としていた「ルックアップ(L)」と「ツイート数(T)」が廃止されたことが挙げられます。
ただ、ビルボードがこの2項を外したのは、今の時代により合った適切なヒットチャートを作るためで、坂道はそういった新しい流れに対応できていないと言えます。
坂道と対照的に、NiziUは、2023年に入ってリリースした5thシングル「Paradise」の表題曲が、ビルボードHot100の各項目で、前作を大きく上回り、「総合」Ranking指数の歴代比較でも好調な数字を出しています。
✿✿✿✿✿ NiziU主要曲の「総合」順位の全期間Ranking指数比較 ✿✿✿✿✿



とくに伸びたのが「ストリーミング数(S)」で、まさに今の時代にもっとも重視される指標で、人気を反転上昇させている。


『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』の主題歌に採用されたことが、「Paradise」の楽曲指標にとって大きな追い風となったのは間違いないですが、そういった強力なタイアップをきちんと数字に結びつけることができたのは、NiziUの実力と言えるでしょう。
今の時代、お茶の間が音楽に何を求めているのか、少なくとも坂道より、そのニーズに応えることが出来ているのだと思います。
✿✿✿✿✿ Billboard JAPAN Hot100 各項順位成績に関する坂道グループ別の最新ページ (Direct Link) ✿✿✿✿✿ ⬅︎NEW!
坂道楽曲Data ~ Billboard JAPAN Hot100・05/17公開チャート @ 乃木坂46シングル表題曲 [17May23]
坂道楽曲Data ~ Billboard JAPAN Hot100・05/17公開チャート @ 櫻坂46&欅坂46表題リード曲 [17May23]
坂道楽曲Data ~ Billboard JAPAN Hot100・05/17公開チャート @ 日向坂46シングル表題曲 [17May23]
坂道楽曲Data ~ Billboard JAPAN Hot100・05/17公開チャート @ 坂道近年主要曲 [17May23]
NiziU楽曲Data ~ Billboard JAPAN Hot100・05/17公開チャート @ NiziU主要曲 [17May23]
◉ 坂道3グループのビルボードHot100「総合」100位圏内入り曲 @ 05/17公開(05/22付)チャート

◉ 坂道3グループのオリコン週間シングルランキング200位圏内入り作品 @ 05/15付チャート

✿✿✿✿✿ 週単位データ及び日単位のデータに関する坂道グループ別及びNiziUの最新ページ ✿✿✿✿✿
乃木坂の海 ~ 乃木坂46楽曲の動画・配信指標 [16May23]
櫻坂の風 ~ 櫻坂46&欅坂46楽曲の動画・配信指標 [16May23]
日向坂の空 ~ 日向坂46楽曲の動画・配信指標 [16May23]
坂道近年楽曲の動画・配信指標 [16May23]
蒼空のNiziU ~ NiziU楽曲の動画・配信指標 [16May23]
✿✿✿✿✿ 今日の配信ランキング ✿✿✿✿✿
2023/05/16(火)付
凡例
順位 曲名 / アーティスト名 : 収録元 [配信開始日] 配信後経過日数
# TOP10曲は「収録元」以降を省略
【Apple Music デイリーTOP100】
◉ 坂道曲 : 該当なし
◉ NiziU曲 : 該当なし
◉ TOP10
001位 アイドル/YOASOBI
002位 美しい鰭/スピッツ
003位 怪獣の花唄/Vaundy
004位 Subtitle/Official髭男dism
005位 ケセラセラ/Mrs. GREEN APPLE
006位 TATOO/Official髭男dism
007位 君のまま/百足 & 韻マン
008位 UNFORGIVEN/LE SSERAFIM、ナイル・ロジャース
009位 そんなbitterな話/Vaundy
010位 絆ノ奇跡/MAN WITH A MISSION、 milet
✿✿✿✿✿ 凡例 ✿✿✿✿✿
記事の構成、使われている記号や用語について、以下の記事で説明しています
⬅︎ 坂道の夜明け ~ 記事の読み方と用語の説明 [05Sep22]
アレチボルトのツイッター
https://twitter.com/sabakunonezumi

集計対象期間は5月8日(月)から14日(日)までで、CD発売4週目(W)に当たる日向坂46・9thシングル表題曲「One choice」は、「CDセールス(P)」で13位に入ったものの、その他の項目は100位圏外で、総合Hot100も圏外でした。
また、CD発売7Wの乃木坂46・32ndシングル表題曲「人は夢を二度見る」も、P項のみ39位で100位圏内入りしたものの、総合は圏外となっています。
一方、集計期間中の木曜午後9時に、YouTubeでMVがフルサイズ公開された乃木坂46「Route 246」が、「国内動画再生回数(M)」で70位にランクイン。
2020年7月23日(木)正午にTeaserが公開され、該当週である2020/08/03付チャートのM項で69位を記録して以来となる、2度目のM項100位圏内入りを果たしています。
坂道は2023年に入って、櫻坂46・5th「桜月」、乃木坂46・32nd「人は夢を二度見る」、日向坂46・9th「One choice」と3つのシングルをリリースしましたが、上記の表から分かるように、それら表題曲がビルボードHot100に入らなくなり、「総合」の順位成績がほぼ固まってきた感があります。
現時点で数字を過去作と比較すると、3曲ともに、前作シングルの表題曲から「総合」のRanking指数を落としているのですが、さらに踏み込んで言えば、3曲全てが、2016年以降のグループ歴代ワーストに止まっています。
✿✿✿✿✿ 15th以降乃木坂46シングル表題曲の「総合」順位の全期間Ranking指数比較 ✿✿✿✿✿


✿✿✿✿✿ 櫻坂46&欅坂46シングル表題曲の「総合」順位の全期間Ranking指数比較 ✿✿✿✿✿


✿✿✿✿✿ 日向坂46シングル表題曲の「総合」順位の全期間Ranking指数比較 ✿✿✿✿✿


アルバムリード曲は、「総合」ランキングの評価において、CDセールスの扱い方がシングル表題曲と異なるようで、上記グラフの「摩擦係数」と「アザトカワイイ」は他の曲と比較する意味がなく、あくまで参考として載せています。
今後、最新3曲のどれかが「総合」100位圏内に再登場して、Ranking指数を積み上げる可能性を完全否定はできませんが、2023年に入って、坂道が楽曲人気をさらに落としたのは間違いないと思います。
直接の原因としては、CD関連項目で、坂道が得意としていた「ルックアップ(L)」と「ツイート数(T)」が廃止されたことが挙げられます。
ただ、ビルボードがこの2項を外したのは、今の時代により合った適切なヒットチャートを作るためで、坂道はそういった新しい流れに対応できていないと言えます。
坂道と対照的に、NiziUは、2023年に入ってリリースした5thシングル「Paradise」の表題曲が、ビルボードHot100の各項目で、前作を大きく上回り、「総合」Ranking指数の歴代比較でも好調な数字を出しています。
✿✿✿✿✿ NiziU主要曲の「総合」順位の全期間Ranking指数比較 ✿✿✿✿✿



とくに伸びたのが「ストリーミング数(S)」で、まさに今の時代にもっとも重視される指標で、人気を反転上昇させている。


『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』の主題歌に採用されたことが、「Paradise」の楽曲指標にとって大きな追い風となったのは間違いないですが、そういった強力なタイアップをきちんと数字に結びつけることができたのは、NiziUの実力と言えるでしょう。
今の時代、お茶の間が音楽に何を求めているのか、少なくとも坂道より、そのニーズに応えることが出来ているのだと思います。
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坂道楽曲Data ~ Billboard JAPAN Hot100・05/17公開チャート @ 乃木坂46シングル表題曲 [17May23]
坂道楽曲Data ~ Billboard JAPAN Hot100・05/17公開チャート @ 櫻坂46&欅坂46表題リード曲 [17May23]
坂道楽曲Data ~ Billboard JAPAN Hot100・05/17公開チャート @ 日向坂46シングル表題曲 [17May23]
坂道楽曲Data ~ Billboard JAPAN Hot100・05/17公開チャート @ 坂道近年主要曲 [17May23]
NiziU楽曲Data ~ Billboard JAPAN Hot100・05/17公開チャート @ NiziU主要曲 [17May23]
◉ 坂道3グループのビルボードHot100「総合」100位圏内入り曲 @ 05/17公開(05/22付)チャート

◉ 坂道3グループのオリコン週間シングルランキング200位圏内入り作品 @ 05/15付チャート

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乃木坂の海 ~ 乃木坂46楽曲の動画・配信指標 [16May23]
櫻坂の風 ~ 櫻坂46&欅坂46楽曲の動画・配信指標 [16May23]
日向坂の空 ~ 日向坂46楽曲の動画・配信指標 [16May23]
坂道近年楽曲の動画・配信指標 [16May23]
蒼空のNiziU ~ NiziU楽曲の動画・配信指標 [16May23]
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順位 曲名 / アーティスト名 : 収録元 [配信開始日] 配信後経過日数
# TOP10曲は「収録元」以降を省略
【Apple Music デイリーTOP100】
◉ 坂道曲 : 該当なし
◉ NiziU曲 : 該当なし
◉ TOP10
001位 アイドル/YOASOBI
002位 美しい鰭/スピッツ
003位 怪獣の花唄/Vaundy
004位 Subtitle/Official髭男dism
005位 ケセラセラ/Mrs. GREEN APPLE
006位 TATOO/Official髭男dism
007位 君のまま/百足 & 韻マン
008位 UNFORGIVEN/LE SSERAFIM、ナイル・ロジャース
009位 そんなbitterな話/Vaundy
010位 絆ノ奇跡/MAN WITH A MISSION、 milet
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