乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント
(テレビ・ラジオ・イベント・リリース)
12月15日(金) [LIVE] 『乃木坂46 アンダーライブ全国ツアー2017 ~近畿・四国シリーズ~』3日目 in 兵庫・神戸国際会館 こくさいホール [開演18:30]
12月15日(金) [舞台] 若月佑美出演の舞台『スマートモテリーマン講座』東京公演初日 in 天王洲 銀河劇場 (開演19:00)。16日間19公演
12月15日(金) [LIVE] 日本カバヤ・オハヨー presents 村井邦彦 作曲活動50周年記念コンサート『LA meets TOKYO』in Bunkamuraオーチャードホール(開演18:30)に生田絵梨花が出演
12月15日(金) [舞台] 井上小百合出演の音楽劇『夜曲』in 東京芸術劇場プレイハウスの2日目。第2公演(19:00)
12月16日(土) [舞台] 井上小百合出演の音楽劇『夜曲』in 東京芸術劇場プレイハウスの3日目。第3公演(14:00)&第4公演(19:00)
12月16日(土) [舞台] 若月佑美出演の舞台「スマートモテリーマン講座」東京公演 in 天王洲 銀河劇場 (開演13:00&17:00貸切)
12月17日(日) [LIVE] 『乃木坂46 アンダーライブ全国ツアー2017 ~近畿・四国シリーズ~』4日目 in 徳島・鳴門市文化会館 [開演18:30]
12月17日(日) [舞台] 井上小百合出演の音楽劇『夜曲』in 東京芸術劇場プレイハウスの4日目。第5公演(13:00)&第6公演(18:00)
12月17日(日) [舞台] 若月佑美出演の舞台「スマートモテリーマン講座」東京公演 in 天王洲 銀河劇場 (開演13:00)
12月17日(日) [AM] 22:00~22:30 TBSラジオ『井上芳雄 by MYSELF』に、生田絵梨花が出演
12月17日(日) [AM] 21:05~23:00 NHKラジオ第1『らじらー!サンデー』に、星野みなみがゲスト出演。番組MCはオリエンタルラジオと井上小百合
12月18日(月) [LIVE] 『乃木坂46 アンダーライブ全国ツアー2017 ~近畿・四国シリーズ~』5日目千秋楽 in 香川・サンポートホール高松・大ホール [開演18:30]
12月18日(月) [舞台] 井上小百合出演の音楽劇『夜曲』in 東京芸術劇場プレイハウスの5日目千秋楽。第7公演(14:00)
12月18日(月) [地デ] 19:30〜20:43 NHK総合『第3回明石家紅白!』に、乃木坂が出演。おそらく「逃げ水」を披露
12月19日(火) [舞台] 若月佑美出演の舞台「スマートモテリーマン講座」東京公演 in 天王洲 銀河劇場 (開演14:00)
12月20日(水) [舞台] 若月佑美出演の舞台「スマートモテリーマン講座」東京公演 in 天王洲 銀河劇場 (開演14:00&19:00)
12月20日(水) [地デ] 21:30~21:55 NHK Eテレ『趣味どきっ!簡単!極上!ヘルシー!わたしにご褒美スープ』に、樋口日奈がレギュラー出演
12月21日(木) [舞台] 若月佑美出演の舞台「スマートモテリーマン講座」東京公演 in 天王洲 銀河劇場 (開演14:00)
12月22日(金) [地デ] 19:00〜23:10 テレビ朝日『MUSIC STATION SUPERLIVE』in 幕張メッセ・イベントホール。乃木坂が欅坂、AKB48と共に出演
12月22日(金) [舞台] 若月佑美出演の舞台「スマートモテリーマン講座」東京公演 in 天王洲 銀河劇場 (開演19:00)
12月23日(土祝) [特典] 18枚目シングル「逃げ水」第6回個別握手会 in 宮城・夢メッセみやぎ
12月23日(土祝) [舞台] 若月佑美出演の舞台「スマートモテリーマン講座」東京公演 in 天王洲 銀河劇場 (開演13:00&17:00)
12月23日(土祝) [CS] 17:00〜18:00 日テレプラス『乃木坂46×日テレ HALLOWEEN LIVE』。2015、16年に開催された『HALLOWEEN LIVE』の乃木坂出演シーンを抜粋放送
12月24日(日) [舞台] 若月佑美出演の舞台「スマートモテリーマン講座」東京公演 in 天王洲 銀河劇場 (開演17:00貸切)
12月13日(水)に開催された『FNS歌謡祭第2夜』、結局、乃木坂は持ち歌ステージはありませんでしたね。
しかし、他アーティストとのコラボが多数あり、その中で、山あり谷あり、今回もまあ、胸焼けがするほど、こってり盛りだくさんな内容でした(笑)。
まずは、乃木坂が関わったステージを中心に、曲目と演奏時間を載せておきます。
(表)フジテレビ『FNS歌謡祭第2夜』における乃木坂・欅坂・AKB48Gのステージ
凡例
[ステージ番号 演奏開始の録画時刻_実時刻] 演奏時間 曲名 / オリジナル歌手or出典作品:歌唱or演奏アーティスト
#「演奏開始の録画時刻」は番組開始時刻を「00:00:00」とした場合の演奏開始時刻。予約録画のHDを再生するときに役立つ時間表現
#「実時刻」は、開催日午前零時を「00:00:00」とした場合の演奏開始時刻
# 乃木坂46、欅坂46、AKB48Gのメンバー出演ステージをすべて表記
番組開始 2017/12/13(水)19:00:00
乃木坂46
[02番00:02:12_19:02:12] 2分12秒 めざせポケモンマスター -20th Anniversary- / アニメ『ポケットモンスター』:松本梨香×乃木坂46
[33番01:55:09_20:55:09] 2分45秒 世界が終わる夜のように / ミュージカル『ミス・サイゴン』:井上芳雄×生田絵梨花×山崎育三郎×昆夏美
[34番01:57:56_20:57:56] 1分21秒 愛していれば分かり合える / ミュージカル『モーツァルト!』:井上芳雄×昆夏美×山崎育三郎×生田絵梨花
[36番02:02:09_21:02:09] 2分17秒 民衆の歌 / ミュージカル『レ・ミゼラブル』:井上芳雄×生田絵梨花×山崎育三郎×昆夏美×石丸幹二×知念里奈×新妻聖子
[39番02:13:56_21:13:56] 2分30秒 生まれてはじめて / 映画『アナと雪の女王』:昆夏美×生田絵梨花
[56番03:03:14_22:03:14] 2分36秒 ハレ晴レユカイ / アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』:平野綾×山本彩(NMB48)×松村沙友理
[68番03:50:01_22:50:01] 2分14秒 Congratulations:山崎育三郎×乃木坂46
#出演メンバー
[02番] 大園、桜井、飛鳥、白石、堀、秋元、久保、西野、理々杏、与田、向井、若月
[68番] 男役-女役:梅澤-新内、高山-優里、中田-衛藤、生駒-星野
欅坂46
[30番01:40:50_20:40:50] 2分27秒 風に吹かれても:欅坂46
[52番02:55:12_21:55:12] 2分25秒 ようこそジャパリパークへ / けものフレンズ:どうぶつビスケッツ×PPP×欅坂46
#出演メンバー
[52番] 長濱、原田、上村、小池
AKB48G
[01番00:00:05_19:00:05] 2分03秒 サザエさん / アニメ『サザエさん』:宇野ゆう子×AKB48
[15番00:53:21_19:53:21] 2分13秒 世界はどこまで青空なのか?:NGT48
[16番00:55:39_19:55:39] 1分54秒 ワロタピーポー:NMB48
[41番02:18:15_21:18:15] 2分44秒 ホール・ニュー・ワールド(新しい世界) / 映画『アラジン』:井上芳雄×渡辺麻友(AKB48)
[53番02:57:41_21:57:41] 1分24秒 お料理行進曲 / アニメ『キテレツ大百科』:YUKA(村石有香)×指原莉乃 (HKT48)×柏木由紀 (AKB48)
[56番目03:03:14_12/13(水)22:03:14] 2分36秒 ハレ晴レユカイ / アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』:平野綾×山本彩 (NMB48)×松村沙友理
[71番03:58:14_22:58:14] 2分35秒 Hungry Spider:槇原敬之×miwa×鷲尾伶菜 (E-girls)×山本彩 (NMB48)
#出演メンバー
[01番] 柏木、横山、指原、宮脇、渡辺、松井、小栗
他アーティストのステージを幾つかピックアップ
[05番目00:12:48_19:12:48] 2分48秒 The Phantom of the Opera:新妻聖子×藤澤ノリマサ
[06番目00:15:38_19:15:38] 1分30秒 SEASONS OF LOVE:Little Glee Monster
[11番目00:33:16_19:33:16] 2分10秒 ジェラシー ジェラシー:モーニング娘。'17
[13番目00:45:09_19:45:09] 2分10秒 明日も:SHISHAMO
[14番目00:47:24_19:47:24] 2分17秒 ほら、笑ってる:SHISHAMO
[17番目00:57:40_19:57:40] 2分34秒 だから、ひとりじゃない:Little Glee Monster
[24番目01:17:15_20:17:15] 2分15秒 Love ☆ Queen:E-girls
[25番目01:19:35_20:19:35] 3分13秒 The Last Letter:吉川晃司
[28番目01:32:32_20:32:32] 2分38秒 TESTAMENT:水樹奈々
[29番目01:35:15_20:35:15] 2分31秒 手をつなぐ理由:西野カナ
[42番目02:23:07_21:23:07] 2分12秒 ともに:WANIMA
[43番目02:25:26_21:25:26] 2分05秒 ヒューマン:WANIMA
[58番目03:09:44_22:09:44] 4分00秒 愛の種 (20th Anniversary Ver.):モーニング娘。1期メンバー
[61番目03:23:37_22:23:37] 2分39秒 予告:aiko
[63番目03:29:37_22:29:37] 2分21秒 We are the light:miwa
[64番目03:32:03_22:32:03] 2分33秒 CRYSTAL MEMORIES:Toshl
[66番目03:45:36_22:45:36] 1分52秒 HEY HEY ~Light Me Up~:フェアリーズ
[67番目03:47:32_22:47:32] 2分24秒 ダンシング・ヒーロー (Eat You Up):荻野目洋子×フェアリーズ
[69番目03:54:22_22:54:22] 2分31秒 どんなときも。:槇原敬之井上苑子
[70番目03:56:58_22:56:58] 1分12秒 FLASH :Perfume
[71番目03:58:14_22:58:14] 2分35秒 Hungry Spider:槇原敬之×miwa×鷲尾伶菜 (E-girls)×山本彩 (NMB48)
[72番目04:00:54_23:00:54] 2分35秒 If you wanna:Perfume
[73番目04:06:00_23:06:00] 4分31秒 トモエ学園:福山雅治
[74番目04:11:02_23:11:02] 2分39秒 HELLO:福山雅治
(参考)
フジテレビ『FNS歌謡祭第1夜』
番組開始 2017/12/06(水)19:00
[11番 00:25:37_19:25:37] 2分43秒 逃げ水:乃木坂46
[40番 02:20:06_21:20:06] 2分37秒 11月のアンクレット:AKB48
第2夜で、乃木坂は7つのコラボステージを貰っています。
内訳は複数メンバーによるステージが2つ、生田絵梨花のミュージカルとディズニー映画の歌唱ステージが4つ、さらに松村沙友理が「ハレ晴レユカイ」を踊るコラボステージ。
いくちゃんは第1夜で個人参加したステージが2つあり、FNS歌謡祭全体では、彼女一人で計6ステージを稼いでいる。
NMB48の山本彩も1、2夜併せて、4つのステージに参加していて、現在の音楽祭において、歌唱力の高いメンバーの存在が、グループの知名度向上のため、如何に重要かが分かります。
AKB48Gが関わったステージも乃木坂と同じ7つですが、NGT48とNMB48の新曲披露が入っているのでコラボは5つで、複数メンバーのステージが2つ、個人参加は、山本彩が2つ、渡辺麻友が1つ。
まゆゆのステージは、第1夜で生田絵梨花が「歌のおにいさん」横山だいすけとデュエットした映画『アラジン』の「ホール・ニュー・ワールド(新しい世界) 」を、ミュージカル俳優の井上芳雄と歌っていて、演奏時間も全く同じ2分44秒だったので、同一の内容だったのだと思います。
渡辺さんがミュージカルを歌っているのを観たことがないので、歌唱力があるとはいえ大丈夫なんだろうか?とやや心配でしたが、出だしは緊張が窺えたものの、さすがに場数を踏んでいるだけあって、きちんと音を取って、彼女らしいステージにまとめていました。
J-POPが専門なので、音域によって裏声を入れるなど、ミュージカル女優の歌唱とはやや違う面があるけど、それも味わいがあって、良い歌唱ステージだったと思います。
いやいや、さすがです。
ちなみに、井上芳雄さんの奥様は、今回の歌謡祭でも数多くのステージに出演されたミュージカル女優の知念里奈さんだそうです。
それとは全然関係ない話ですが、長期に及ぶミュージカル公演、体調維持の至上命題もあり、自宅と劇場の往復が続き、出会いが少ない中、生田絵梨花のハートを射留める確率が高いのは・・・、おっと余計なことを考察しそうになりました(笑)。
さて、乃木坂が登場する最初のステージは「アニメソング名曲メドレーPart1」の、松本梨香が歌う「めざせポケモンマスター -20th Anniversary-」です。
この夏公開された映画『劇場版ポケットモンスター キミにきめた!』のオープニング主題歌だそうですが、乃木坂としての見所は、何と言っても、伊藤理々杏が随所に入れる「ピカチュウ!」の鳴き声?でしょう(笑)。
声が可愛く、張りがあるだけでなく、入りのタイミングが上手くて、思い切りが良い。
これほど大きな音楽祭のステージで、ソロで歌う、というか発声するのは初めてだと思いますが、緊張で声が掠れたりすることなく、表情まで作りながら、リズミカルに「ピカピカピカア〜」と叫んでいる。
かなりの舞台度胸で、結構、歌が上手いんじゃないかと思わせるものがあります。
合の手に関しては、桜井玲香の「待ってる」が、メロディーに乗っていて、さすがに音程の確かさを感じさせた。
若月佑美の「そりゃそうじゃ!」は、「ダンケシェーン」の「やっぱ乃木坂だな!」と同じく若様節炸裂で(笑)、好き嫌いはあるかもしれないど、個人的には「らしさ」が出ていて良いんじゃないかと。
あと、秋元真夏が、伊藤理々杏と押しのけて、隙あらば「ピカチュウ」を頂こうとする「真夏さん劇場」は、もう安定の茶番で(笑)、きっちりやりきっていたのはさすがです。
ところで、秋元真夏のスカートだけ丈が短く、カメラ前でターンした時、案の定、中が見えそうになったんですが、これは、いわゆる一つの「サービスショット」ってやつでしょうか?
需要があるのかないのか、微妙な気もしますが(笑)、終始の盛り上げ、お疲れ様でした。
乃木坂では数少ない「いじれる」メンバーとして真夏さんがいるお陰で、ステージ上にちょっとした物語を作れますね。
これらの合の手は、松本梨香が歌うステージの主軸を彩る、サイドストーリーですが、今回は、二箇所、乃木坂メンバーが本線の歌詞をうたうシーンがあった。
一つ目は、「キャ〜!」と合の手を入れた秋元真夏に対して、白石麻衣と堀未央奈が「引っ込んでなさい!」と牽制して、次のパートをユニゾンで歌います。
なかなか なかなか なかなか なかなか 大変だけど
かならずGETだぜ! ポケモンGETだ
ぜいえいえいえいえいやー
完全な生歌ですが、音程がもう壮絶な具合になっていて、聴きながら呆然としました(笑)。
まいやんは例によって音が定まらず彷徨い、堀ちゃんは盤石の「ホリリズム」をぶち込んでいて、二人でどこに行こうとしてるのか、時空の裂け目が出現しそうな、不思議な世界になっていた。
二人が共に、正確に音とリズムを取らないと、ユニゾンはズレを拡大させるので、せめて、前半と後半を、それぞれがソロで歌う形にして欲しかった。
FNS歌謡祭第2夜が始まって、3分くらしか経っていないのに、乃木坂の生歌、破壊力ありすぎでしょう(笑)。
AKB48の「サザエさん」も、オリジナル歌手の宇野ゆう子に代わって、メンバーが所々生歌を入れていて、柏木由紀を除いて、上手いという印象は受けなかったけど、それでも、まあ無難にこなしたと言える範疇には収めている。
受け持つパートを短く区切って、誰かが音を外しても、すぐ次に移るという歌割り上の工夫が効いている。
それに比べて、乃木坂の「めざせポケモンマスター」は、もともと音程に不安のあるまいやんと堀ちゃんに、長い歌詞を割り振り、しかもユニゾンという、高度なスキルを求められる形式を強いていて、ヨレヨレになるよう万全の布陣を敷いている感がある(笑)。
19thフロントということで、二人に生歌を任せるにしても、歌唱レベルを考慮した歌割りにすれば、ここまでパンチの効いたステージは避けられた筈で、乃木坂の演出担当は何をしているんだろうと、毎度のことながら、首を傾げたくなりました。
そして、二つ目の生歌パートが、
きたえたワザで勝ちまくり
仲間をふやして次の町へ
ですが、ここで意外なことが起こります。
西野七瀬と齋藤飛鳥が歌うのかと思いきや、あしゅの代わりに3期の久保史緒里が入ってくる。
さらに意外なことに、何とかかんとか、収まる範囲の歌唱になっていた(笑)。
ななせまるの歌は、低音の方が安定するんですが、前半の低音パートだけを歌って、後半は久保ちゃんに任せて、声を落とした節がある。
つまり自主的に難しいユニゾンを回避したわけで、これが歌をスッキリさせます。
また、久保史緒里が結構、音を取れるようで、後半をきっちり歌い上げていて、良い印象でパートを終えることが出来ていた。
自主的にユニゾンをソロにするのは、橋本奈々未がよくやっていた「手法」ですが(笑)、声を入れることで却って歌唱がヨレてしまうのであえれば、賢い選択だと思います。
とくに、久保史緒里は、3期生ライブで歌っているシーンを観ても、かなり歌唱力があるようで、実際、19枚目シングル収録の「新しい花粉 ~ミュージカル「見知らぬ世界」より~」というカップリング曲には、彼女といくちゃんの二人が起用されていて、運営からも歌唱力を期待されていることが分かります。
西野七瀬が、自分が歌えるパートに専念して、あとは歌の上手い久保ちゃんに任せたことで、この部分の歌唱がまとまったわけで、良い判断だと思います。
また、本来フロントメンバーとして歌唱参加する筈の齋藤飛鳥が、歌わなかったのも、本人の意思かもしれない。
あしゅは、ななみんの薫陶を色濃く受けているだろうし(笑)、『Best Artist 2017』における嵐とのコラボでは、生歌ラップを巡って、相手ファンからかなり色々言われたので、そういう仕事は久保ちゃんでという、彼女らしい現実主義的な判断をしたような気がします。
だとすれば、これは素晴らしいことで、結局、歌が上手いメンバーが歌をうたうという、ごく当たり前の形に、近づけたわけです。
松本梨香さんとの「めざせポケモンマスター」コラボは、一つ目の生歌パートが衝撃的にヨレたけど、伊藤理々杏が絶妙の「ピカチュウ」を連発、久保史緒里が歌唱力の片鱗を見せたことで、3期メンバーの能力が発揮されるという、大きな収穫があった。
『FNS歌謡祭』という大舞台で、きちんと合の手を入れたり、歌えるというのは、誰にでも出来ることではなく、しかも、この二人は初挑戦で成功させたわけで、本当に楽しみなメンバーが出てきました。
また、他にも実力のあるメンバーがいるだろうから、20枚目以降の選抜には、2期と併せて、3期をどんどん起用するべきだと思います。
生田絵梨花が個人参加した、ミュージカルソングのステージは、いつも通りの素晴らしい出来で、安定感が出てきました。
ただ、今回は、これまで以上に緊張したと思います。
というのは、4つのステージで、さまざまなパートを任され、その中に、低音を歌う役がいくつか入っていた。
ミュージカル女優にとって、低音がこなせるのは、長くやっていくための必須条件で、新妻聖子さんが、押しも押されぬ存在なのは、「生まれてはじめて」の後半パートのような低音から、「The Phantom of the Opera」の終盤に見せたもの凄い高音まで、隙なく歌いこなせることが大きい。
いくちゃんのような若い女性歌手にとって、低音は乗り越えるべき課題であることが多く、デュエットした昆夏美さんも、苦労している感じだった。
高音に比べると苦戦しがちな低音を含む、さまざまなパートを、テレビの生放送番組で歌いこなすのは、尋常ではないプレッシャーの筈で、大変だったと思います。
しかし、さすがは生田絵梨花、ミスなく歌い切っていて、また一つ階段を上ったんじゃないでしょうか。
全体を眺めたとき、とくに心に残ったミュージカルソングは、Little Glee Monsterの「SEASONS OF LOVE」。
ミュージカル「RENT」の曲で、以前、「MUSIC FAIR」のミュージカル特集で、いくちゃんを含めたミュージカル歌手5人で披露したことがありますが、普段から緻密なハーモニーを歌い込んでいるリトグリは、この歌の持つ魅力を極限まで引き出していて、素晴らしかった。
今年の紅白歌合戦に初出場しますが、自分たちの持ち歌以外に、何か歌唱ステージがあるだろうから、非常に楽しみにしています。
それから、これもリトグリとの共演ですが、ディズニー映画『リトル・マーメイド』の「アンダー・ザ・シー」を最初にソロで歌った西野カナも良かった。
歌が上手いのは当然なんだけど、英語の発音とリズム感が抜群に心地よくて、彼女の甘い歌声が生き生きと躍動している。
やはり、西野カナって、只ものじゃないってことを、再確認しました(笑)。
松村沙友理の「ハレ晴レユカイ」は、もう考え方次第です(笑)。
私は乃木坂ファンで、さゆりんごが好きなので、可愛いし、スタイル抜群で、ステージを堪能しましたが、『涼宮ハルヒの憂鬱』ファンがどう受け止めるかは、さっぱり分かりません。
あと、松村さんの歌唱は、もし生歌であれば、さゆりんご史上、最高レベルの出来と断言できます。
ただ、乃木坂でも屈指の音程不安メンバーなのに(笑)、あれだけ踊っても、キレイに音が取れていて、音量の外しもなかったので、多分、加工音源を流しているんじゃないかと思います。
松村さんは、アニメ声の持ち主だけど、幾ら何でも、アニメ感が強すぎで、修正が入っている感じだった。
まあ、歌を聴かせる役割ではないので、生歌唱であろうが、音源であろうが、私は気になりませんでしたが。
そして、乃木坂最後のステージで、星野みなみの魅力が爆発するわけです(笑)。
「めざせポケモンマスター」のコラボに出ていなかったので、「あれ、第2夜は出番がないのかな?」と半ば諦めていたんですが、番組終盤、山崎育三郎の「Congratulations」でいきなり登場して、不意打ちと、あまりの可愛さに、瞳孔が開きました。
メンバー8人が、白いタキシードを着た男役とドイツ民族衣装のようなファッションの女役の4組に分かれ、ステージを華やかに彩るダンスを展開。
女役の衣装が、白いブラウスに、白いシースルーの布を纏った豪華な茶系柄スカートで、腰の青いリボン風帯と胸元のカメオが、最高におしゃれで、みなみの雰囲気に抜群に合っている。
とくに、帯の青さが、フェルメールの絵画に出てくるような、淡いブルーで、絶妙に可愛くて、全体を柔らかく引き立てている。
相手の男役は生駒里奈で、彼女はこういう格好をさせると、何とも言えない中性的な魅力を炸裂させて、魅入ってしまいますね。
この「シャキイズム」コンビが、相性ばっちりで、物語の一場面を観ているようなワクワク感があった。
あと、3期の梅澤美波が男役で出ていましたが、背が高いのに、顔が小さく、色白の超美形ルックスで、何とも言えない、妖しい色気があって良かったです(笑)。
歌唱の方は、ステージ後半、メンバーがマイクを持ちますが、メンバーの声は聴こえなかったので、多分、電池が入ってないのでしょう(笑)。
でも、乃木坂の関与をダンスに留めたのは、大正解だと思います。
「Congratulations」は、山崎育三郎さんの初のオリジナルシングルだそうで、彼の得意な声域に合わせて作られている。
しかも、めちゃめちゃ歌の上手い人ですから、もうスラスラと完璧な歌唱で、最初の数フレーズを聴いた段階で、乃木坂メンバーが入り込む余地はゼロで、生田絵梨花ですら、女性なので止めた方がいいレベルだった。
音源には、女性のバックコーラスが入っていますが、もの凄い高音ソプラノで、あれを歌えるメンバーがいたら、すでにレミゼに出ているでしょう。
まあ、コラボの歌割りは、音楽的な因子だけで決まるわけじゃないけど、無理無理、乃木坂の生歌を挟んだら、「旦那の大事なステージに、なにするんじゃ!」と、奥様の安倍なつみが激怒しかねないので、これで良かったと思います。
来てますからね、なっち、「愛の種」を歌いに(笑)。
FNS歌謡祭第2夜、コラボの歌割りに、選抜序列を持ち込むのは相変わらずで、頭の痛いことだけど、それでも伊藤理々杏と久保史緒里が歌唱において良い仕事をし、梅澤美波が存在感を発揮して、3期が活躍できたのは、大きな収穫だったと思います。
とにかく若いメンバーをどんどん育てていかないと、乃木坂の未来が危ないですから。
そして、個人的には、星野みなみが一番輝いていたんじゃないかと、かように考えている次第です(笑)。
みなみは、日曜日のNHKラジオ第1『らじらー!SUNDAY』に出演するので、時間のある方は、是非、ご視聴下さい。
乃木坂一の美声との呼び声が高いみなみのラジオは、超お薦めです。
// 最近のツイート抜粋
アレチボルト@sabakunonezumi のツイッターアカウント
NHK『シブヤノオト紅白SP』の「いつかできるから今日できる」は、欠席の西野に代わり堀が初センターポジ。飛鳥と並んでの締めは二人のイメージが上手く融合して良かった。歌唱は事前収録で、男声コーラスに対してメンバーの声を大きくする改善。堀ポジに桜井が入るも、生きたマイクはなかったと思う
17:04 - 2017年12月11日
欅坂46「エキセントリック」MV再生回数が今日午後3時頃に1千万到達。公開初日を1Dとして159Dでの達成。グループ7曲目、CW2曲目で、「世界には愛しかない」195Dより速い、歴代5位のスピード。次の坂道MV1千万は、乃木坂46「いつかできるから今日できる」の来年2月も、3万回/日を割ると3月以降の可能性
17:12 - 2017年12月11日
『シブヤノオト』の乃木坂46「いつかできるから今日できる」は、出だしソロの堀・白石・飛鳥・桜井のマイクが他と違う。しかし、ダンス中4人の歌声がブレず、音量の外しがなく、山崎怜奈も同じマイクで、生きたマイクか疑問が残る。本番生歌なら過去最高の出来だけど、「最高!」と書く勇気が出ない笑
18:06 - 2017年12月11日
乃木坂が大型音楽祭で躍進する方法は二つ。ヒットを飛ばし最新曲との長尺メドレー、又は単独&コラボの2ステージを貰う。もう一つは、生田以外の歌唱メンバーを育て、数多くのコラボに個人参加する。いづれにせよ、衛藤、桜井、川村あたりに場数を踏ませないと前に進まない。明日は注目のFNS歌謡祭第2夜
19:19 - 2017年12月12日
NGT48のCDセールス苦戦は、「総選挙」躍進メンバーを選抜上位抜擢する48Gの「定石」が機能しなかった点が深刻。新潟拠点も、握手会を含め活動が全国に及ぶ、初期投資の大きな「メジャー地方アイドル」なので、定石崩壊は大手スポンサーの意欲減退を招く危険。STUは戦略練り直しを迫られるかもしれない
20:33 - 2017年12月12日
欅坂は、オリコン初動の前作割れは一度もありませんよ。それどころか、5枚目まで、1作ごとの平均積み上げ9.5万枚、平均伸び率26%で、同時期乃木坂の2.6万枚、16%を遥かに越える、姉が困るほどの超優良グループです。ちなみに、乃木坂の最新19枚目「いつでき」は通算3回目の前作割れでございます笑
20:16 - 2017年12月13日
FNS歌謡祭における星野みなみの可愛さ爆発で、今日のネットは、平井堅&平手友梨奈以上の賞賛の嵐が吹き荒れるかもと、ドキドキしてたけど、微風すら吹いてないじゃないですか?みなみを褒めるのは、かえって勇気が要るけど、もはや自分で絶賛するしかないっす笑。日曜はらじらー出演、お聴き逃しなく!
13:31 - 2017年12月14日
NGT48「青春時計」は、48姉妹Gとしては近年稀なほど高い楽曲人気を獲得している。成功を評価し、そのまま音楽を発展させず、なぜ2作目で「総選挙」重視の青春捧げます的な物語にのめり込んだのか不可解。その結果、楽曲指標は大幅低下し、CDセールスも伸びなかった。運営の致命的な判断ミスだと思う
1:04 - 2017年12月15日
平手友梨奈に対する「甘えてる」的な批判を見るにつけ、坂道運営に本当に腹が立つ。てちの活躍で給料を貰い家族を養っている大人は大勢いるはずなのに、誰も身を呈して彼女を守らない。過酷な日程、容赦ない週刊誌。司令官が弾の届かない場所にいて、士気の上がる筈がない。ソニーは腰抜けだらけか?
5:34 - 2017年12月15日
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