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ジャン・アレチボルトの冒険

ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。

乃木坂「裸足でSummer」は近年最大のヒットだった可能性、練習が支える欅坂の圧倒的な楽曲人気 [13Nov17]

2017-11-13 03:30:00 | 芸能

乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

(テレビ・ラジオ・イベント・リリース)

11月13日(月) [イベント] 若月佑美 1st写真集「パレット」出版記念お渡し会 in 福家書店新宿サブナード店 (18:00~)

11月14日(火) [写真集] 新内眞衣 1st「どこにいるの?」写真集発売

11月15日(水) [地デ] 19:00〜20:54 読売テレビ『BEST HITS 2017 ベストヒット歌謡祭』に乃木坂46が出演。テーマは「放送50回!音楽&ニュース&スポーツ総決算」で、フェスティバルホールから生放送。欅坂46、AKB48、MB48も出演
11月15日(水) [舞台] 若月佑美出演の舞台「スマートモテリーマン講座」in 青森・弘前市民会館 大ホール (開演18:30)

11月18日(土) [舞台] 若月佑美出演の舞台「スマートモテリーマン講座」in 北海道・道新ホール (開演13:00&17:00)
11月19日(日) [舞台] 若月佑美出演の舞台「スマートモテリーマン講座」in 北海道・道新ホール (開演13:00&17:00)

11月21日(火) [イベント] 「クリオネの灯り」Blu-ray(上巻)発売記念イベント in 秋葉原・エターナルアミューズメントタワー (開演19:30)。松村沙友理が参加する参加50名限定のトークイベント

11月23日(木祝) [舞台] 若月佑美出演の舞台「スマートモテリーマン講座」in 宮城・仙台電力ホール (開演13:00&17:00)

11月24日(金) [イベント] シンガポールで開催される『C3 Anime Festival Asia Singapore 2017 』、通称『C3 AFA』のコンサートパート「I LOVE ANISONG CONCERT」に乃木坂が参加、「Idol Showcase」としてパフォーマンスする予定
11月24日(金) [写真集] 堀未央奈 1st写真集「君らしさ」発売

11月26日(日) [CS] 23:30~24:00 TBSチャンネル1『乃木坂46えいご(のぎえいご)#23』。乃木坂の出演メンバーは、レギュラーで川後陽菜、能條愛未、和田まあや、ゲストは井上小百合。再放送:12月02日(土) 10:30~11:00
11月26日(日) [舞台] 若月佑美出演の舞台「スマートモテリーマン講座」 in 福岡・福岡国際会議場 メインホール (開演13:00&17:00)

11月28日(火) 19:00〜 日本テレビ『ベストアーティスト2017』。出演アーティスト未発表

11月30日(木) [舞台] 若月佑美出演の舞台「スマートモテリーマン講座」 in 大阪・シアター・ドラマシティ (開演14:00&19:00)
12月01日(金) [舞台] 若月佑美出演の舞台「スマートモテリーマン講座」 in 大阪・シアター・ドラマシティ (開演19:00)
12月02日(土) [舞台] 若月佑美出演の舞台「スマートモテリーマン講座」 in 大阪・シアター・ドラマシティ (開演13:00&17:00)
12月03日(日) [舞台] 若月佑美出演の舞台「スマートモテリーマン講座」 in 大阪・シアター・ドラマシティ (開演13:00)



11月7日(火)、8日(水)に東京ドームで開催された『乃木坂46 真夏の全国ツアー2017 FINAL!』、メンバーの皆さん、そして観覧された方々、お疲れ様でした。

CDデビュー6年目にして、遂にドームライブを実現したわけですが、テレビ報道によると、55万人の応募があり、2日間で10万人が参加したそうで、間違いなく大盛況だったと言えるでしょう。

とくに「卒業」する伊藤万理華と中元日芽香にとっては、乃木坂時代の大きな想い出になったと思います。


中元日芽香は、昨年秋、BABYMETALが東京ドーム2daysライブを行ったとき、「サヨナラの意味」MVの静岡撮影ロケが台風の影響で中止となり、時間が空いたため、急遽会場に駆けつけて、妹さんである中元すず香の歌うステージを、観客として見守っていた。

BABYMETAL WORLD TOUR 2016
LEGEND-METAL RESISTANCE-
TOUR FINAL AT TOKYO DOME

行ってきました~

元気になった(^o^)
ジャンルは違えど同じ表現者、
凄いな~と改めて思いました。

(中元日芽香の2016/09/20_23:36ブログ)

あれから1年、今度は、自分自身がパフォーマーとしてステージに立ち、そこから観客席を眺めたわけで、感慨深いものがあったんじゃないでしょうか。

まりっかとひめたんは、二人とも「表現者」として図抜けた才能を持っていて、将来、どういう方面で活動するかはともかく、2017年11月7日(火)、8日(水)に見た景色は、今後、様々な場面で生きてくる気がします。


桜井玲香の言うように、東京ドームでのライブは、ゴールというより、むしろスタートであって、参加したメンバーは、それぞれ何かしらステップアップへのヒントを得たんじゃないでしょうか。

ただ、ライブ全体を振り返ると、地上6メートルに吊るされていた重さ40キロのカメラが観客席に落ちたり、会場の外で「音漏れ」を聴こうとファンが大勢集まって問題になったり、宜しくないことも幾つか起こっている。

とくに落下事件では、お客さんが怪我をしたそうで、一部報道は、警察が「業務上過失致傷」での立件を視野に捜査していると伝えている。

かりに送検、起訴となると対象が誰であれ、乃木坂のライブ開催が、少なからぬ影響を受ける可能性があって、その行方が気懸りです。


乃木坂の東京ドーム2daysで一つ気になっていたのは、これほどの大型ライブなのに、日程発表があまりに遅かった点です。

のべ10万人のキャパに55万の応募があるようなコンサートなので、全国の映画館などでライブビューイングを行うのが普通で、そうであれば「音漏れ」を求めて、チケットの取れなかったファンが東京ドームに多数来るような事態は避けられたかもしれない。

また、コンサート会場の設営やリハーサルに十分時間が取れたかどうかも心配なところで、万が一、そういった内部日程に無理があると、カメラ落下の件でも、法的責任を問われる危険が出てくる。

まあ、運営はプロですから、その辺は抜かりなくやっているとは思いますが、乃木坂のライブにおいて、一歩間違えば死者が出るような不測の事態が発生し、観客が怪我を負ったのは事実で、警察・検察がどう判断するかは別にして、スケジュール設定を含め、安全面での再チェックは避けられないでしょう。


ところで、NHK紅白歌合戦の出場歌手発表が、徐々に近づいてきました。

去年は11月24日(木)でしたが、ここ数年、11月下旬の平日に発表されていて、今年もそれに従うなら、11月20日(月)、21(火)、22日(水)、24日(金)あたりが、怪しいことになります。

ただ、来年秋の「引退」を表明した安室奈美恵さんを巡って、紅白にぜひ出て欲しいNHKと本人サイドとの交渉が難航しているという噂が、ネットに流れている。

安室奈美恵ほどの大物アーティストが出場するかしないかは、紅白のセットリストを根本的に左右する筈で、それが本当であれば、初出場や出場回数の少ない歌手の絞り込みが従来より遅れるかもしれない。

そうなると、出場歌手発表は11月27日(月)以降、場合によっては12月に入る可能性もある。


今年は「内定」報道が未だにほとんどなく、やはり、安室奈美恵のような、「目玉」となるアーティストが決まっていないのかなという気もします。

しかし、坂道が出られるかどうか、ファンの間であまり紅白が話題にならないのは、欅坂と乃木坂、今年は大丈夫でしょうと、少なからぬ人が密かに思っているからじゃないでしょうか。

まさに私もその一人で(笑)、2017年の活躍を考えると、欅坂と乃木坂は、まあ選ばれるんじゃないかと、確固たる根拠はないですが、何となく期待しています。


敢えて根拠を挙げるなら、欅坂の場合は、デビュー曲「サイレントマジョリティー」がヒットした勢いを、2年目も維持して、4枚目「不協和音」、5枚目「風に吹かれても」が、MVと配信を中心に、J-POP界全体を見渡しても、稀なくらい、ハイレベルな人気を見せている。

さらに、NHK『SONGS』に、グループとして、表題全曲披露の特集出演を果たし、平手友梨奈は個人として、別の回にも出演している。

どうやら『SONGS』は、NHKの音楽番組の中で、かなり格上のようで、毎年、紅白出場歌手を推測するメディア記事で、この番組への出演を理由に挙げるものが少なくない。

女性アイドルで『SONGS』に2回も出演したグループは多分初めてだと思うので、NHKの欅坂に寄せる強い期待を感じさせるものがあります。


一方、乃木坂は、17枚目「インフルエンサー」、18枚目「逃げ水」が、いずれもオリコンのミリオンセラーとなり、ライブにおける観客動員も女性グループトップというデータがあり、確かに東京ドーム2daysを実現している。

また、広告CMへの出演本数、写真集を始めとする紙媒体の売れ行き、『乃木恋』といったネットゲームの人気などを見ても、今、一番大きなセールスを叩き出している女性アイドルであるのは間違いなく、まあ、余程のことがない限り、今年も出場歌手に選んでくれるんじゃないかと(笑)。

欅坂について、観客動員数を云々する声があるけど、それはデビュー2年目のグループを計る物差しでなく、問題にならないと思います。


むしろ、AKB48の動員力こそ問題で、今年の紅白は選ばれると思いますが、渡辺麻友「卒業」後の来年は、人気の反転上昇へ何か有効な手を打たないと、いよいよ予断を許さない展開になる危険がある。

ということで、今年の紅白は、昨年と同じく、欅坂、乃木坂、AKB48の3枠かなと予想しています。

48姉妹Gは、抜きん出たグループがない上に、それぞれのトップメンバーがAKB48本体に入ることもあって、蓋を開けてみないと分かりませんが、今回も単独枠はどうかなと。


紅白出場歌手に選ばれた場合、どの曲を歌うのかが、大きな注目点になります。

また、紅白だけでなく、次々と開催される年末大型歌謡祭で、どの曲を披露するかも、興味深いところです。

日本レコード大賞は乃木坂「インフルエンサー」という、もう決まってるんかい!と突っ込みたくなる記事も出ていて(笑)、ならば、そのステージでは「いつかできるから今日できる」ではなく、前々作の表題曲を2回パフォーマンスすることになる。


グループの楽曲を振り返るには、ちょうど良い機会なので、乃木坂の音楽指標をまとめてみました。

まずは、CDセールスから。

(表1) 乃木坂シングル&アルバムのオリコン売り上げとランクイン回数

オリコン初動 (累計) 発売週順位 200位以内ランクイン回数(率) @ 発売経過週 シングル番号_タイトル

#「初動」は、CD発売日を含む週のオリコン週間ランキングの売り上げ枚数
#「累計」は、集計対象が10/30(月)〜11/05(日)の2017/11/13付チャートまでの合計売り上げ枚数
#「発売経過週」は、CD発売日を含む、月曜から日曜区切りの1週を「1週目」として、次の月曜から日曜を「2週目」と順に数えたもの
# アルバムの「ランクイン回数」は300位以内へ入った回数

85.1万枚 (092.4) 1位 04回(1.00) @ 004週目 19_いつかできるから今日できる
88.0万枚 (103.1) 1位 13回(1.00) @ 013週目 18_逃げ水
87.5万枚 (102.7) 1位 33回(1.00) @ 033週目 17_インフルエンサー
82.8万枚 (097.2) 1位 41回(0.79) @ 052週目 16_サヨナラの意味
72.8万枚 (086.1) 1位 54回(0.81) @ 067週目 15_裸足でSummer
75.0万枚 (083.2) 1位 38回(0.45) @ 085週目 14_ハルジオンが咲く頃
62.7万枚 (074.1) 1位 30回(0.28) @ 106週目 13_今、話したい誰かがいる
60.9万枚 (068.0) 1位 22回(0.18) @ 120週目 12_太陽ノック
50.0万枚 (062.2) 1位 33回(0.24) @ 138週目 11_命は美しい
47.9万枚 (063.6) 1位 31回(0.19) @ 161週目 10_何度目の青空か?
42.2万枚 (052.7) 1位 16回(0.09) @ 174週目 09_夏のFree&Easy
45.8万枚 (054.7) 1位 20回(0.11) @ 188週目 08_気づいたら片想い
39.5万枚 (051.7) 1位 32回(0.16) @ 206週目 07_バレッタ
33.7万枚 (046.0) 1位 49回(0.22) @ 226週目 06_ガールズルール
24.2万枚 (031.9) 1位 77回(0.32) @ 243週目 05_君の名は希望
23.3万枚 (031.3) 1位 57回(0.22) @ 255週目 04_制服のマネキン
18.7万枚 (024.5) 1位 24回(0.09) @ 272週目 03_走れ!Bicycle
15.6万枚 (022.5) 1位 34回(0.12) @ 288週目 02_おいでシャンプー
13.6万枚 (021.4) 2位 34回(0.11) @ 298週目 01_ぐるぐるカーテン
========== アルバム ==========
34.2万枚 (41.0) 1位 024回(1.00) @ 024週目 03_生まれてから初めて見た夢
27.5万枚 (34.5) 1位 069回(0.91) @ 076週目 02_それぞれの椅子
22.2万枚 (32.8) 1位 105回(0.71) @ 148週目 01_透明な色


2017年に発売された3枚のシングル、17枚目「インフルエンサー」、18枚目「逃げ水」、19枚目「いつかできるから今日できる」は、いずれも200位以内へのランクインを続けていて、まだ、一度も圏外に去ったことはありません。

19枚目は初動が前作、前々作を下回っており、記事で指摘したように、握手会人気のメンバー間格差と店頭セールスの動向が気になります。

ただ、数字としては80万枚を優に越え、100万枚に届くかというレベルで、一般的な意味では順調なCDセールスと言えるでしょう。


ところで、最近のシングルで、目立ってランクイン回数が多いのは、15枚目「裸足でSummer」の54回です。

発売14週目に、全国握手会開催、スペシャルイベント応募、個別握手会応募がすべて終了しているので、随分と長期間に渡って、特典なしでCDが売れ続けたことになる。

週に数百枚というレベルですが、純粋に収録コンテンツの魅力によるセールスで、かなりヒットしていると言って良い。

齋藤飛鳥が中心となって出演するMVの人気が明らかに高く、それを目当てにシングルを購入した人が多いのかもしれない。


15枚目は歴代2作目の初動前作割れシングルなんですが、初動や累計は音楽的人気とは別の理屈で決まってしまうので、その数字だけを眺めても、ヒットしているかどうかは全然分かりません。

例えば、9枚目「夏のFree&Easy」は、最初の前作割れシングルですが、ランクイン回数が歴代でもっとも少ない16回に留まっている。

さらに、その前作である8枚目「気づいたら片想い」のランクイン回数は、歴代で2番目に少ない20回。


逆に、5枚目「君の名は希望」は歴代最多の77回ランクインで、前作である4枚目「制服のマネキン」は2番目に多い57回を記録している。

4枚目、5枚目で大きく高まった乃木坂の音楽への期待が、その後、徐々に低下していき、8枚目、9枚目で底に当たったという感じです。

楽曲に魅力を感じていたライトファンが、この時期、大量に離脱したのだと思います。


10枚目「何度目の青空か?」で、ランクイン回数は31回まで回復しますが、5枚目「君の名は希望」が叩き出した77回を越えるシングルは、未だに現れていません。

ちなみに、「サイレントマジョリティー」は、以下のように83回ランクインで、乃木坂は、欅坂にデビューシングルであっさり抜かれてしまっています。

(表2) 欅坂シングル&アルバムのオリコン売り上げとランクイン回数

# 表記法は(表1)と同じ

64.3万枚 (68.2) 1位 02回(1.00) @ 02週目 05_風に吹かれても
63.3万枚 (76.6) 1位 31回(1.00) @ 31週目 04_不協和音
44.2万枚 (60.8) 1位 49回(1.00) @ 49週目 03_二人セゾン
32.3万枚 (43.9) 1位 65回(1.00) @ 65週目 02_世界には愛しかない
26.2万枚 (43.2) 1位 83回(1.00) @ 83週目 01_サイレントマジョリティー
========== アルバム ==========
27.9万枚 (36.1) 1位 16回(1.00) @ 16週目 01_真っ白なものは汚したくなる


欅坂のCDセールスで一番凄いなと思うのは、今までにリリースした5枚のシングルすべてが、まだ一度も200位圏外に落ちていないこと。

しかも、200位ギリギリにいるのではなく、未だに100位前後を維持して、毎週毎週、ランクイン回数を伸ばし続けている。

最新作「風に吹かれても」以外は、握手会などの特典イベントがすべて終わっているので、間違いなく、収録楽曲やMVの魅力で売れ続けていて、欅坂の音楽的人気を実感せざるを得ないわけです。

本当に、姉が困惑するくらい、優秀な妹です(笑)。


次に、AKB48Gの最近のシングルについて、データを載せておきます。

(表3) 欅坂シングル&アルバムのオリコン売り上げとランクイン回数

# 表記法は(表1)と同じ

AKB48
109.0万枚 (112.0) 1位 10回(1.00) @ 010週目 49_#好きなんだ
130.6万枚 (139.1) 1位 15回(0.65) @ 023週目 48_願いごとの持ち腐れ
102.5万枚 (108.6) 1位 23回(0.68) @ 034週目 47_シュートサイン
118.0万枚 (122.2) 1位 35回(0.69) @ 051週目 46_ハイテンション
117.8万枚 (121.7) 1位 25回(0.40) @ 062週目 45_LOVE TRIP / しあわせを分けなさい
144.1万枚 (151.9) 1位 14回(0.19) @ 075週目 44_翼はいらない
123.8万枚 (129.7) 1位 35回(0.40) @ 087週目 43_君はメロディー
090.5万枚 (109.4) 1位 72回(0.72) @ 100週目 42_唇にBe My Baby
========== アルバム ==========
061.0万枚 (063.3) 1位 15回(0.37) @ 041週目 05_サムネイル

NMB48
26.7万枚 (32.0) 1位 15回(0.33) @ 45週目 16_僕以外の誰か
30.4万枚 (36.4) 1位 17回(0.26) @ 66週目 15_僕はいない
23.0万枚 (29.7) 1位 20回(0.25) @ 80週目 14_甘噛み姫
========== アルバム ==========
15.9万枚 (19.7) 1位 14回(1.00) @ 14週目 03_難波愛〜今、思うこと〜

SKE48
27.3万枚 (33.8) 1位 16回(1.00) @ 16週目 21_意外にマンゴー
25.2万枚 (32.8) 1位 23回(0.36) @ 64週目 20_金の愛、銀の愛
25.7万枚 (36.5) 1位 23回(0.27) @ 84週目 19_チキンLINE
========== アルバム ==========
10.0万枚 (12.7) 2位 13回(0.35) @ 37週目 02_革命の丘

HKT48
20.0万枚 (23.1) 1位 13回(0.93) @ 14週目 10_キスは待つしかないのでしょうか?
21.0万枚 (27.2) 1位 22回(0.58) @ 38週目 09_バグっていいじゃん
27.0万枚 (34.5) 1位 22回(0.36) @ 61週目 08_最高かよ
23.9万枚 (30.5) 1位 14回(0.17) @ 82週目 07_74億分の1の君へ

NGT48
16.0万枚 (20.8) 1位 19回(0.63) @ 30週目 01_青春時計


AKB48のシングルは、100万枚を越える売り上げを挙げながら、ランクイン日数が少ないという印象がある。

とくに、「総選挙」投票券付きシングルは、その傾向が顕著で、48枚目「願いごとの持ち腐れ」は初動130.6万枚でランクイン15回、44枚目「翼はいらない」は初動144.1万枚で、ランクイン14回。

収録コンテンツ以外のものを目当てに売り上げ枚数を伸ばしたシングルは、ランクイン回数が極端に少なくなってしまう。


逆に、42枚目「唇にBe My Baby」は、72回とランクイン回数が際立って多い。

「365日の紙飛行機」を聴きたくて、シングルを購入した人が多かったのだと思います。

音楽的に人気の高い曲が入っていると、ランクイン回数は伸びていくわけで、結構、良好なヒット指標じゃないでしょうか。


姉妹グループに関しては、初動や累計の数字はともかく、ランクインが30回を越えるシングルが、近年、ほとんど出ていないのが厳しい。

表題曲のMVと音楽番組で披露するパフォーマンスを、時間と労力をしっかり投入して、観客や視聴者の心を揺さぶるものに仕上げないと、人気回復の切っ掛けが掴めなくなっていきます。

各グループを眺めていると、HKT48の松岡はな、NMB48の太田夢莉など、センスと素質を感じさせるメンバーは何人もいて、人材が払底しているなんてことは決してない。


しかし、乃木坂も反省するべきなんだけど、欅坂のように音楽的人気を高めるには、まず練習量が全然足りないのだと思います。

欅坂のメンバーは、TAKAHIRO氏の指導のもと、本当によく練習を積んでいるようで、同じ曲のパフォーマンスが、音楽番組でステージを見る度に、ぐいぐい音を立てて上手くなっていくのが分かる。

良い楽曲は全部、欅坂が持っていくという声があるけど(笑)、ダンスの完成度を見ていると、練習に注ぐ時間と労力が、このグループは突出している気がします。


乃木坂、AKB48、48姉妹G、どのグループも才能のあるメンバーを擁していて、適切な選抜を組み、しっかり練習すれば、もっともっとパフォーマンスが良くなって、楽曲指標が伸びていくと思います。

おそらく、昔のSKE48は、そういった練習に打ち込んでいて、だからこそ、48Gの時代を築けたのでしょう。

結局、欅坂と他グループの本質的な違いは、パフォーマンスに傾ける熱量だけで、平手友梨奈のスター性や、TAKAHIRO氏の振り付け、あるいは楽曲の良さで片付けていると、目の前にあるチャンスをミスミス逃すことになってしまう。


アイドルになりたい人は多いけど、本当にテレビの音楽番組に出演して、ステージで踊ったり、歌ったりできるのはごく少数しかいない。

その段階で、「スター」や「ヒット」へ大きな一歩を踏み出しているけど、折角手に入れた晴れ舞台で、観ている人に向かって、良いものを届けなければ、道はそこで終わってしまう。

歌であれ、ダンスであれ、とことん練習して、その結果をステージにぶつけていけば、才能のある人が集まっているのだから、違う世界が見えてくると思う。

まあ、音楽より、握手会や「総選挙」を優先させる人々が運営をやっている限り、事態は変わらないという話もありますが(笑)。


CDセールスの次に、配信の成績、さらにはMV人気を吟味しようと思ってましたが、あまりに長くなってしまうので、今回は、この辺で終わりにして、次の記事に持ち越すことにします。


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