ジャン・アレチボルトの冒険

ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。

欅坂「風に吹かれても」オリコン初動はなぜ薄氷の前作越えか?膨張する坂道が直面する重たい閉塞感 [03Nov17]

2017-11-03 04:45:00 | 芸能

乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

(テレビ・ラジオ・イベント・リリース)

11月03日(金) [AM] 13:05〜15:55 NHKラジオ第1「ラジプロ2017」に、新内眞衣が出演

11月04日(土) [特典] 18枚目シングル「逃げ水」第5回個別握手会 in 京都・京都パルスプラザ
11月04日(土) [舞台] 若月佑美出演の舞台『スマートモテリーマン講座』初日 in 西条市総合文化会館 大ホール (愛媛)
11月04日(土) [地デ] 22:20~22:54 NHK総合『バナナ♪ゼロミュージック』に、秋元真夏が出演

11月07日(火) [LIVE] 『乃木坂46 真夏の全国ツアー2017 FINAL!』 in 東京ドーム 1日目第1番公演(18:00)
11月07日(火) [写真集] 若月佑美 1st写真集「パレット」発売

11月08日(水) [LIVE] 『乃木坂46 真夏の全国ツアー2017 FINAL!』 in 東京ドーム2日目第2番最終公演(18:00)

11月09日(木) [地デ] 21:00〜 日本テレビ『秘密のケンミンSHOW』に、衛藤美彩が出演

11月10日(金) [地デ] 20:54〜21:54 テレビ東京系『所さんのそこんトコロ!』に、生駒里奈が出演との情報



欅坂46の5枚目シングル「風に吹かれても」が先週発売され、第1週のオリコン週間ランキングは64.3万枚の1位でした。

(表1) 欅坂46シングルの発売週におけるオリコン売り上げ枚数

凡例
[シングル番号] オリコンデイリーランキング初日の売り上げ →(初日と初動の差)→ オリコン週間ランキング初週の売り上げ 前作からの初動増減 [CD発売日] タイトル

#「売り上げ」「初日と初動の差」「増減」はすべて「万枚」単位
#「前作からの増減」は、初動の前作越えは「↑」、前作割れは「↓」を数字の前に付けている

[01] 初日19.1 →(07.0)→ 初動26.2 [2016/04/06] サイレントマジョリティー
[02] 初日25.1 →(07.3)→ 初動32.3 前作↑06.1 [2016/08/10] 世界には愛しかない
[03] 初日35.4 →(08.9)→ 初動44.2 前作↑11.9 [2016/11/30] 二人セゾン
[04] 初日45.7 →(17.6)→ 初動63.3 前作↑19.0 [2017/04/05] 不協和音
[05] 初日48.4 →(15.9)→ 初動64.3 前作↑01.0 [2017/10/25] 風に吹かれても


欅坂のシングル初動は、2枚目「世界には愛しかない」から、4作連続の前作越えとなっています。

また、オリコンデイリー初日も、同じく4作連続の上昇で、欅坂のCDセールスは順調に「坂を上っている」と言えます。


ただ、初動の増加幅を見ると、2枚目から3枚目「二人セゾン」が11.9万枚、3枚目から4枚目「不協和音」は19.0万枚と、大きくアップしてきました。

それに比べると、4枚目から5枚目「風に吹かれても」の上昇は1.0万枚と、過去最小に止まっている。

もちろん、個別握手会の部数や全国握手会の日程を、意図的、あるいは余儀なく「調整的」な設定にすることがあって、CDセールスがやや伸び悩んだからと言って、イコール人気停滞とは限りません。


しかし、秋シングルは、NHK紅白歌合戦を筆頭に、大型歌謡祭が目白押しの時期に発売されるので、セールス指標を上げて、グループの音楽的存在感を一番示しておきたい筈です。

にも関わらず、一歩間違えば、前作割れしかねない初動になってしまったのは、乃木坂19枚目と同じく、どこかに「誤算」があったんじゃないかと考えたくなる。

欅坂のシングルは、サウンドスキャンが盤種別店頭CDセールスの公表を止めた後に、最初の「サイレントマジョリティー」が発売されたので、個別握手会セールスを推定する際に基本となる握手時間、つまりCD1枚あたりの平均割り当て時間について、数字を絞り込む情報がほとんどなく、完売状況から売り上げ枚数をシミュレーションするのは、難しいんですね。

とはいえ、握手時間が同じ場合、あるいは変えた場合のセールス「増減」であれば、ある程度推測が可能なので、そこに焦点を当てて、「風に吹かれても」のCDセールスで何が起こったのか分析してみようと思います。


CDが発売される前の週に行われる、個別握手会応募は4枚目が7次、5枚目は4次でした。

これらの応募分が、オリコン初動へほぼ確実に流し込まれる最後の個別握手会セールスで、受付終了時点の売り上げ枚数を推定することが重要になります。

以下のシミュレーションは、4、5枚目とも、握手時間を8.0秒に据え置いて計算したものです。

(表2A) 欅坂4、5枚目シングルのCD発売前週における漢字・平仮名別の個別握手会セールス

凡例
グループの完売部数/担当部数 (完売率) 推定売り上げ枚数_寄与率 : グループ名 握手会参加人数 [計算に使ったCD1枚あたりの平均割り当て時間_完売1部あたりの売り上げ枚数]

#「推定売り上げ枚数」は、完売1部あたりのCD売り上げ枚数を、記載された「CD1枚あたりの平均割り当て時間」を使って求めている
#「寄与率」は、全体売り上げ枚数に対する、グループ売り上げ枚数の比を、百分率で示したもの

4枚目個別握手会7次応募終了時点
460/504部 (0.913) 33.8万枚_74.8% : 欅坂21人[8.0秒_675枚]
123/173部 (0.711) 11.4万枚_25.2% : けやき坂1期11人[8.0秒_675枚]
====================
583/677部 (0.861) 45.2万枚_100.0% : 全体32人

5枚目個別握手会4次応募終了時点
421/455部 (0.925) 30.6万枚_69.3% : 欅坂21人[8.0秒_675枚]
166/204部 (0.814) 13.5万枚_30.7% : けやき坂1期11人[8.0秒_675枚]
====================
587/659部 (0.891) 44.1万枚_100.0% : 全体32人

4th7次から5th4次への変化
39部減/49部減 3.2万枚減 : 欅坂0人同
43部増/31部増 2.2万枚増 : けやき坂1期0人同
====================
4部増/18部減 1.1万枚減 : 全体0人同


「風に吹かれても」個別握手会は4次応募終了時点、漢字21人が455部、平仮名11人が204部を担当し、それぞれ421部と166部を完売しています。

前作と比べると、担当部数は、漢字49部減少、平仮名31部増加、全体で18部減となり、この減部が効いて個別握手会セールスは1.1万枚減と推定されます。

(表2A)の計算に使った握手時間8.0秒は、とくに根拠のない差し当たっての数字ですが(笑)、これを乃木坂並みの7.2秒に縮めても、あるいは、9.0秒、10.0秒と伸ばしても、前作と今作で同じ値を使う限り、個別握手会全体のセールス変動は、1.0万枚前後の減少と出てきます。

(表3A) 握手時間を据え置いた場合の欅坂4枚目から5枚目への個別握手会セールス増減

凡例
個別握手会4枚目7次から5枚目第4次への推定増減:4枚目→5枚目のCD1枚あたりの平均割り当て時間_完売1部あたりの売り上げ枚数

1.2万枚減 : 7.2秒_750枚 → 7.2秒_750枚
1.1万枚減 : 8.0秒_675枚 → 8.0秒_675枚
1.0万枚減 : 9.0秒_600枚 → 9.0秒_600枚
0.9万枚減 : 10.0秒_540枚 → 10.0秒_540枚


理由は簡単です。

4枚目7次も、5枚目4次も、応募終了後の枚数ベース販売率は99%に達し、用意した握手会券を、ほぼ全部売り切った状態になっている。

従って、総部数の18部減が、そのまま全体セールスの低下を生み出し、例えば、握手時間が10.0秒であば、540枚掛ける18部の9千720枚、7.2秒なら750枚掛ける18部の1万2千960枚、前作より少ないという結果が得られ、大体1.0万枚前後の減少になるわけです。


問題なのは、実際のところ、今作の個別握手会セールスは、前作より1.0万枚低かったのか、という点ですが、その可能性は小さいと思います。

5枚目シングルの部数を設定するとき、4枚目は初動算入時点で99%売り切れているので、総部数を18部減と決めた段階で、どんなに頑張って売っても、今作は前作より1.0万枚ほど少ない個別握手会セールスにならざるを得ません。

余程、店頭セールスに自信があれば別ですが、全国握手会の開催は来年1月で、通常より随分と先の予定になっている。


例えば、乃木坂12枚目「太陽ノック」のように、「羽根の記憶」とそのMVを収録し、さらにライブ参加券を付けたセブン-イレブン限定盤を4万枚用意するといった、大規模な仕掛けがあるなら、個別握手会セールスの1万減も気にならないかもしれません。

しかし、欅坂5枚目に関しては、そういった店頭セールスに対する強力なブーストは見当たらない。

そんな状況の中、とくに前作割れを避けたい秋シングルですから、個別握手会セールスが1.0万枚減少するなんてシナリオは、描かないんじゃないかと。


やはり、4枚目個別握手会で採用した握手時間を、5枚目でより短くして、最高セールスが出れば、前作を上回る設定にしておくのが、通常の発想でしょう。

以下は、4枚目で8.0秒だった握手時間を、5枚目で乃木坂並みの7.2秒に縮めた場合のセールス増減を、シミュレーション計算したものです。

(表2B) 欅坂4、5枚目シングルのCD発売前週における漢字・平仮名別の個別握手会セールス

# 表示法は(表2A)と同じ

4枚目個別握手会7次応募終了時点
460/504部 (0.913) 33.8万枚_74.8% : 欅坂21人[8.0秒_675枚]
123/173部 (0.711) 11.4万枚_25.2% : けやき坂1期11人[8.0秒_675枚]
====================
583/677部 (0.861) 45.2万枚_100.0% : 全体32人

5枚目個別握手会4次応募終了時点
421/455部 (0.925) 34.0万枚_69.3% : 欅坂21人[7.2秒_750枚]
166/204部 (0.814) 15.0万枚_30.7% : けやき坂1期11人[7.2秒_750枚]
====================
587/659部 (0.891) 49.0万枚_100.0% : 全体32人

4th7次から5th4次への変化
39部減/49部減 0.2万枚増 : 欅坂0人同
43部増/31部増 3.7万枚増 : けやき坂1期0人同
====================
04部増/18部減 3.8万枚増 : 全体0人同


4枚目の8.0秒を5枚目で7.2秒にすれば、個別握手会セールス全体で3.8万枚増加という勘定です。

そして、他の握手時間でも、1秒ほど短くすると、3万枚以上のアップを見込める。

(表3B) 握手時間を短縮した場合の欅坂4枚目から5枚目への個別握手会セールス増減

凡例
個別握手会4枚目7次から5枚目4次への推定増減:4枚目→5枚目のCD1枚あたりの平均割り当て時間_完売1部あたりの売り上げ枚数

3.8万枚増 : 8.0秒_675枚 → 7.2秒_750枚
3.9万枚増 : 9.0秒_600枚 → 8.0秒_675枚
3.0万枚増 : 10.0秒_540枚 → 9.0秒_600枚


もちろん、握手時間を圧縮して、完売1部の枚数を多くしても、売れなければ元も子もありません(笑)。

しかし、現在の欅坂人気を考えると、十分に対応可能と判断するのは、まったく妥当なことだと思います。


握手時間を据え置いたのか、それとも短縮したのか、それによって5枚目「風に吹かれても」の初動セールスに対する見方が変わってきます。

(表4) 欅坂4、5枚目シングルのCD発売前週における漢字・平仮名別の個別握手会セールス

凡例
シングル番号初動
個別握手会セールス 確実に算入された最大応募次数:CD1枚割り当て時間_完売1部売り上げ枚数
店頭セールス
==========
オリコン初動

4枚目初動
個別 45.2万枚 07次 : 8.0秒_675枚
店頭 18.0万枚
==========
初動 63.3万枚

5枚目初動 (A:握手時間不変の場合)
個別 44.1万枚 [1.1万枚減] 05次 : 8.0秒_675枚
店頭 20.2万枚 [2.1万枚増]
==========
初動 64.3万枚 [1.0万枚増]

5枚目初動 (B:握手時間短縮の場合)
個別 49.0万枚 [3.8万枚増] 05次 : 7.2秒_750枚
店頭 15.3万枚 [2.8万枚減]
==========
初動 64.3万枚 [1.0万枚増]


握手時間が不変であれば、個別握手会セールスの1万枚減少を、店頭セールスの2万枚増加で補い、初動1.0万枚アップに持ち込んだことになる。

一方、握手時間を短縮したのであれば、握手会セールスが大幅に増えたのに、店頭セールスが下がって、結局、初動1.0万枚アップに止まった形になる。

上述したように、99%の売り切れで勝負する中、個別握手会の部数が、前作を割り込む設定になっていて、にも関わらず、握手時間を変えずに、そのまま突っ込むとはちょっと思えない。

やはり、ケースBのように、握手時間を短くして、握手会セールスには余裕を持たせ、実際にも、シナリオ通り上手く売れたのだけど、店頭セールスが想像以上に振るわず、期せずして、薄氷の前作越えになってしまった、という可能性が高いんじゃないでしょうか。


もし、この見方が正しければ、乃木坂19枚目「いつかできるから今日できる」のオリコン初動が前作割れしたのと同じく、店頭販売CDの伸び悩みが背景に存在することになります。

欅坂ほど楽曲指標が好調で、人気上昇に勢いがあるアイドルグループは、今の日本には見当たりませんが、その欅坂でさえ、個別握手会以外のCDセールスが足踏みし始めたのだとすれば、CD時代の終焉が、いよいよ近づいてきたのかなと考えたくなります。

「風に吹かれても」が1位を獲得した11月6日付オリコン週間ランキングで、2位はGENERATIONS from EXILE TRIBE「BIG CITY RODEO」、3位はAqours「未来の僕らは知ってるよ」でしたが、売り上げ枚数は、いずれも初動ながら、7.3万枚と6.3万枚で、欅坂の64.3万枚とは9〜10倍の開きがある。

未だに大規模な握手会商法を維持し、ここまで巨大な売り上げ枚数を稼いでいるのは、もはや坂道とAKB48Gだけという印象で、CDセールスへのあまりの拘りには、かえって不安を感じるものがあります。


さて、欅坂5枚目シングル「風に吹かれても」の楽曲指標を、いくつか紹介しておきます。

先に結論を述べると、依然として、欅坂の楽曲人気は好調だけど、気になる部分がある、といったところです。

まずは、表題曲の配信成績から。

(表5) iTunes Store トップソングにおける、欅坂乃木坂シングル表題曲の配信全期間に渡る順位帯分布

凡例
A-B-C-D-E / F-G-H [Z] (200位以内ランクイン日数 / 配信日数_F50位以内のランクイン日数; 確認できた最高順位) 曲名

# 上記 A〜H と Z は、それぞれ以下の順位帯にランクインした日数を表す
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(151〜200位)、Z(200位圏外)
# 配信開始から2017/11/01(水)までのデータを示している
# ランキング対象の配信源は、すべてSpecial Edition に収録されたもの
#「*」は、現在も200位以内ランクイン中で日数を伸ばしつつある曲

欅坂46表題曲
08-00-00-00-00 / 00-00-00 [000] (008日/008_F008; 1位)* 風に吹かれても
14-04-04-05-12 / 65-47-36 [024] (187日/211_F039; 1位) 不協和音
12-16-22-19-09 / 64-43-40 [112] (225日/337_F078; 2位) 二人セゾン
06-02-04-01-01 / 29-67-33 [306] (143日/449_F014; 3位) 世界には愛しかない
47-40-46-53-81 / 256-52-00 [00] (575日/575_F267; 1位)* サイレントマジョリティー

乃木坂46表題曲
14-11-02-05-01 / 08-00-00 [000] (041日/041_F33; 3位)* いつかできるから今日できる
08-02-06-05-02 / 24-31-13 [001] (091日/092_F23; 4位) 逃げ水
09-07-14-13-10 / 49-56-35 [039] (193日/232_F53; 4位) インフルエンサー
07-09-14-18-22 / 53-39-10 [193] (172日/365_F70; 3位) サヨナラの意味
05-09-05-04-03 / 13-18-21 [392] (078日/470_F26; 8位) 裸足でSummer
02-03-04-06-04 / 12-11-09 [538] (051日/589_F19; 5位) ハルジオンが咲く頃


「風に吹かれても」は、まだ配信8日目なので、本格的な評価はこれからですが、今のところ、連続6日間のTOP3入りなど、前作「不協和音」に匹敵する上位への食い込みを見せています。

乃木坂「いつかできるから今日できる」は、オリコン初動が前作を下回りながら、TOP10、TOP20のランクイン日数記録を次々と塗り替える、絶好調の初期セールスを展開して、iTunes トップソングに、何かいつもとは違う雰囲気が漂っている(笑)。

欅坂の最新表題曲がどういう動きをするのか、興味深いといころです。


次に、カップリング曲を。

(表6) iTunes Store トップソングにおける、欅坂シングルCW曲の配信全期間に渡る順位帯分布

凡例
A-B-C-D-E / F-G-H (200位以内ランクイン日数; 確認できた最高順位) 曲名

# 上記 A〜H と Z は、それぞれ以下の順位帯にランクインした日数を表す
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(151〜200位)
# 配信開始から2017/11/01(水)までのデータを示している
# ランキング対象の配信源は、すべてSpecial Edition に収録されたもの
# 200位以内ランクイン日数のより長い方を上に、同じであれば、最高順位がより高い方を上に載せている
#「*」は、現在も200位以内ランクイン中で日数を伸ばしつつある曲
#「^」はMVのある曲、「C」は共通曲、「けやき坂」は平仮名けやき坂の曲

欅坂46_05枚目「風に吹かれても」CW
2-1-1-2-0 / 2-0-0 (08日; 04位)* 避雷針^
0-1-1-0-1 / 1-2-1 (07日; 17位) 再生する細胞
0-0-1-0-1 / 1-1-2 (06日; 24位) 波打ち際を走らないか?^
0-0-0-0-0 / 2-2-1 (05日; 42位) NO WAR in the future (けやき坂)
0-0-0-0-1 / 2-0-1 (04日; 35位) 結局、じゃあねしか言えない
0-0-0-0-0 / 1-1-1 (03日; 74位) それでも歩いてる^ (C, けやき坂)

欅坂46_04枚目「不協和音」CW
1-3-6-3-6 / 7-11-12 (49日; 07位) エキセントリック^
2-0-1-0-1 / 4-1-2 (11日; 05位) W-KEYAKIZAKAの詩^ (C)
0-1-0-1-0 / 2-2-3 (09日; 17位) 割れたスマホ^
0-1-0-1-1 / 2-1-1 (07日; 14位) チューニング^
0-0-0-1-0 / 2-1-2 (06日; 32位) 僕たちは付き合っている^ (けやき坂)
0-0-0-1-0 / 1-1-1 (04日; 36位) 微笑みが悲しい

欅坂46_03枚目「二人セゾン」CW
0-0-0-1-0 / 1-2-1 (5日; 39位) 夕陽1/3
0-0-0-0-1 / 1-2-0 (4日; 44位) 僕たちの戦争^
0-0-0-0-0 / 1-1-2 (4日; 66位) 大人は信じてくれない^ (C)
0-0-0-0-0 / 1-0-1 (2日; 86位) 誰よりも高く跳べ!^ (けやき坂)
0-0-0-0-0 / 1-1-0 (2日; 88位) 制服と太陽

欅坂46_02枚目「世界には愛しかない」CW
0-1-1-0-1 / 4-3-6 (16日; 17位) 語るなら未来を…^ (C)
0-0-0-0-1 / 1-1-8 (11日; 50位) 青空が違う
0-0-0-0-0 / 1-1-6 (08日; 58位) また会ってください^
0-0-0-0-0 / 1-1-5 (07日; 69位) ひらがなけやき (けやき坂)
0-0-0-0-0 / 1-1-5 (07日; 75位) ボブディランは返さない
0-0-0-0-0 / 1-1-4 (06日; 86位) 渋谷からPARCOが消えた日^

欅坂46_01枚目「サイレントマジョリティー」CW
0-0-1-1-0 / 3-8-4 (17日; 25位) 渋谷川^
0-0-2-0-0 / 1-2-1 (06日; 26位) キミガイナイ
0-0-0-1-0 / 1-1-1 (04日; 39位) 手を繫いで帰ろうか^ (C)
0-0-0-0-0 / 2-0-1 (03日; 53位) 乗り遅れたバス
0-0-0-0-0 / 2-1-0 (03日; 55位) 山手線^

#「最高順位」は、配信直後の急上昇期に、一瞬でもランクインが確認できれば、その順位を記述しています。一方、順位帯への最初のランクインは、1日経って落ち着いた状況でチェックしたもので、両者は食い違っていることがあります。


配信8日目現在、「避雷針」が200位以内に留まっている唯一のCW曲で、まだ少しランクイン日数を伸ばしそうです。

前作「不協和音」CWに比べて、ランクイン日数、最高順位ともに、大きく下がっている印象はありません。

ただ、一つ気になるのは、平仮名「けやき坂」の「それでも歩いてる」が、欅坂のCW曲から、やや引き離されている点です。


「それでも歩いてる」は、「けやき坂」の主演ドラマ『Re:Mind』主題歌であり、MV付きのシングル共通曲でもあって、かつてないほど好条件が揃っているのに、欅坂の曲より、成績が明らかに振るっていない。

こういった状況は、2枚目「世界には愛しかない」に、「ひらがなけやき」という平仮名の担当曲が収録されて以来、初めてのことです。

また、もう一つの曲である「NO WAR in the future」も最高順位が42位と、「それでも歩いている」の74位に次いで2番目に低く、欅坂の曲に比べて、上位への食い込みが弱い。

懸念されるのは、平仮名「けやき坂」が、最近、独自路線を明確にしたことの影響です。


もし、漢字「欅坂」への合流がなく、「けやき坂」のシングルをリリースする話も出てこなければ、どうしても存在感は薄くなり、ファンの離脱が起こって、まず最初に楽曲人気が低下する危険がある。

(表2)に示したように、個別握手会セールスにおける「けやき坂」の寄与率は、4枚目の25.2 %から、5枚目は30.7%まで上がり、2期が参加するだろう6枚目では、さらにアップするでしょう。

握手会セールスにおいて大きな役割を果たしている「けやき坂」を、音楽アイドルとして、どのようにフィーチャーしていくのか、見通しが立たないまま、時間だけが過ぎていくとすれば、それはグループ全体にとっての停滞感、閉塞感につながるおそれがある。


乃木坂の場合は、まさに2期がそういった状況に置かれ、未だに、十分な解決をみていない。

2013年夏に発売された、6枚目「ガールズルール」のときに加入し、4年以上経った今、2期11人で個別握手会セールス30%の寄与率を持ちながら、まだ選抜入りしたことのないメンバーが過半数の6人もいるのは、グループとして異様な光景で、乃木坂に重たい閉塞感が漂う原因の一つになっています。

一方、乃木坂3期は、18枚目「逃げ水」で大園桃子と与田祐希を選抜センターに「大抜擢」し、合流の可能性を示しつつ、独自のテレビ番組、舞台、雑誌など、徹底したフィーチャーが行われている。


それが功を奏して、19枚目「いつかできるから今日できる」CWでは、3期生曲「僕の衝動」がiTunes トップソングでトップの順位推移を見せています。

しかし、今後の選抜入りとなると、1期年長メンバーの優先を続ける限り、空席はあまりなく、2期もいるので、3期抜擢は、簡単に進みそうにない。

かと言って、いつまでも「独自路線」を続けていると、やがて3期人気が低落に転じる可能性がある。


握手会商法は、差し当たって握手という仕事があるので、タレントしての育成や活動に伴う、採用する側が本来負うべき時間と投資のリスクを考えず、多人数の少女を一気に加入させることが出来る。

しかし、採用した一人一人に対して、必要な教育を行い、きちんとしたプロモーションを仕掛け、アイドルとして売り出そうとすると、人数があまりに多過ぎて、にっちもさっちも行かない状況が出現する。

そのため、握手人気の出たメンバーだけを選んで、集中的に売り出すのだけど、何と言ってもグループアイドルなので、ベンチウォーマーが多いと、全体に閉塞感が漂い、それが人気の足枷になっていく。


多人数アイドルだから、やっていくのに握手会が必要なのではなく、握手会があるから、オーディションで、育成し売り出せる数にまでメンバーを絞り込まず、取り敢えず多人数を合格させてしまい、際限なく、グループが膨張していくのだと思います。

平仮名「けやき坂」や乃木坂2期3期が、本体の選抜に入れず、グループとして、あるいはアンダーとして「独自路線」を取らざるを得えず、いたずらに過ぎ去る時間の経過に苦しんでいるのは、オリコン2位に10倍の差を付けてトップに立っていることの、最大のマイナス面じゃないでしょうか。

握手会商法がなければ、これほど短期間での坂道拡大はなかった筈で、今後、多すぎる人数が、さらにグループの負担になっていくでしょう。

と言いながら、ほどなく乃木坂4期なんて話が出てくる可能性もあって(笑)、このアイドル膨張ゲーム、いつまで続くんでしょうか。


次に、「風に吹かれても」MVの再生数推移を載せておきます。

(表7) 欅坂・乃木坂・AKB48G表題曲MVの公開4週目(w)までのYouTube再生回数推移

凡例
累計再生回数 (1→2→3→4w増加速度) 曲名 [MV形態]

# この表では、公開開始から翌週同曜日同時刻までの7日間を「1週目(1w)」、翌々週同曜日同時刻までの7日間を「2週目(2w)」と順に数えている
#「累計再生回数」は4週目(4w)終わり時点の再生回数。「万回」単位
#「増加速度」は、1週目(1w)から4週目(4w)までの各週における、再生回数の平均増加速度。「万回/日」単位
#「意外にマンゴー」は special edit ver. MVで、それ以外はすべて full ver. MVを対象にしている
#「まさかシンガポール」は、NMB48の3枚目アルバムのリード曲

欅坂46
732万回 (50.0→22.0→17.6→15.1) 風に吹かれても
918万回 (56.8→27.7→25.3→21.4) 不協和音
545万回 (31.1→17.4→15.6→13.8) 二人セゾン
302万回 (18.7→10.7→07.0→06.7) 世界には愛しかない
462万回 (17.4→14.1→14.4→20.1) サイレントマジョリティー

乃木坂46
445万回 (30.4→12.4→11.6→09.1) いつかできるから今日できる
326万回 (25.1→08.3→07.3→05.9) 逃げ水
627万回 (39.9→17.0→15.4→17.2) インフルエンサー
380万回 (27.5→12.6→08.3→05.9) サヨナラの意味
329万回 (17.3→12.8→08.8→08.1) 裸足でSummer

AKB48
235万回 (20.0→05.4→04.3→04.0) #好きなんだ
097万回 (06.0→01.5→01.2→05.3) 願いごとの持ち腐れ
375万回 (27.9→09.4→06.9→09.3) ハイテンション

AKB48姉妹G
173万回 (14.9→02.9→03.7→03.2) まさかシンガポール (NMB48)
058万回 (04.3→01.8→01.3→00.9) 意外にマンゴー (SKE48)
077万回 (04.6→03.5→01.7→01.2) キスは待つしかないのでしょうか? (HKT48)
088万回 (06.2→02.2→01.7→02.5) 青春時計 (NGT48)


「風に吹かれても」MVは、公開5週目(5w)の途中ですが、4週目終わりの累計は732万回で、「不協和音」918万回に次ぐ歴代2位に付けています。

これは、乃木坂トップである「インフルエンサー」の627万回を越える数字で、非常に高い人気を博していると言えます。

しかし、4週目の再生数増加速度は、15.1万回/日と、やや低下傾向にあり、年末音楽祭でのステージを通して、反転上昇させたいところです。


「風に吹かれても」のMV人気は好調なんですが、一つ気になるのは、Billboard JAPAN Hot100「国内動画再生回数」ランキングにおける、発売週の順位上昇がないことです。

(表8) 欅坂シングル表題曲のMV公開6週目(W)までのYouTube再生回数とBillboard JAPAN Hot100「国内動画再生回数」順位の推移

凡例
グループ名_シングル番号表題曲「曲名」MV_形態
対象週における増加速度 (週終わりの累計再生回数/+その週での積み上げ再生回数) [M] Hot100「国内動画再生回数」順位 @ 対象週番号 : 期間

# この表では、MV公開日から次の日曜までを「1週目(1W)」、翌月曜から日曜までの7日間を「2週目(2W)」、さらに次の月曜から日曜までの7日間を「3週目(3W)」と順に数えている
#「増加速度」は「万回/日」、「累計再生回数」と「積み上げ再生回数」は「万回」単位
#「風に吹かれても」MVは、現在5週目(5W)の途中で、4Wまでのデータを示している
#「発売週」はシングルCDが発売された週
#「国内動画再生回数」順位が前週より上がった場合を、青色で示している

欅坂46_5枚目表題曲「風に吹かれても」MV_full ver.
54.4万回/日 (0313/+312.5) [M]02位 @ 01W : 2017/10/03(火)08(日)
24.0万回/日 (0480/+167.8) [M]04位 @ 02W : 10/09(月)15(日)
17.6万回/日 (0603/+123.0) [M]09位 @ 03W : 10/16(月)22(日)
16.1万回/日 (0716/+112.8) [M]09位 @ 04W : 10/23(月)29(日) 発売週

欅坂46_4枚目表題曲「不協和音」MV_full ver.
75.9万回/日 (0285/+284.6) [M]10位 @ 01W : 2017/03/23(木)26(日)
31.3万回/日 (0504/+219.3) [M]02位 @ 02W : 03/27(月)02(日)
28.1万回/日 (0701/+196.8) [M]04位 @ 03W : 04/03(月)09(日) 発売週
22.4万回/日 (0857/+156.5) [M]03位 @ 04W : 04/10(月)16(日)
18.5万回/日 (0987/+129.3) [M]05位 @ 05W : 04/17(月)23(日)
15.5万回/日 (1095/+108.2) [M]06位 @ 06W : 04/24(月)30(日)

欅坂46_3枚目表題曲「二人セゾン」MV_full ver.
40.4万回/日 (0151/+151.4) [M]09位 @ 01W : 2016/11/17(木)20(日)
19.9万回/日 (0291/+139.6) [M]10位 @ 02W : 11/21(月)27(日)
15.8万回/日 (0402/+110.6) [M]07位 @ 03W : 11/28(月)04(日) 発売週
15.8万回/日 (0512/+110.5) [M]05位 @ 04W : 12/05(月)11(日)
11.8万回/日 (0595/+082.4) [M]07位 @ 05W : 12/12(月)18(日)
11.5万回/日 (0675/+080.7) [M]15位 @ 06W : 12/19(月)25(日)

欅坂46_2枚目表題曲「世界には愛しかない」MV_full ver.
20.5万回/日 (0118/+117.8) [M]15位 @ 01W : 2016/07/12(火)17(日)
11.2万回/日 (0196/+078.3) [M]08位 @ 02W : 07/18(月)24(日)
07.3万回/日 (0247/+051.1) [M]21位 @ 03W : 07/25(月)31(日)
06.7万回/日 (0294/+047.1) [M]32位 @ 04W : 08/01(月)07(日)
07.0万回/日 (0344/+049.3) [M]16位 @ 05W : 08/08(月)14(日) 発売週
06.5万回/日 (0389/+045.8) [M]21位 @ 06W : 08/15(月)21(日)

欅坂46_1枚目表題曲「サイレントマジョリティー」MV_full ver.
18.8万回/日 (0089/+089.3) [M]12位 @ 01W : 2016/03/16(水)20(日)
14.3万回/日 (0190/+100.3) [M]04位 @ 02W : 03/21(月)27(日)
13.9万回/日 (0287/+097.4) [M]08位 @ 03W : 03/28(月)03(日)
18.1万回/日 (0413/+126.5) [M]03位 @ 04W : 04/04(月)10(日) 発売週
24.1万回/日 (0582/+168.5) [M]01位 @ 05W : 04/11(月)17(日)
25.8万回/日 (0763/+180.9) [M]02位 @ 06W : 04/18(月)24(日)
32.5万回/日 (0990/+227.2) [M]01位 @ 07W : 04/25(月)01(日)
26.4万回/日 (1175/+184.5) [M]02位 @ 08W : 05/02(月)08(日)
19.6万回/日 (1312/+137.0) [M]02位 @ 09W : 05/09(月)15(日)
17.4万回/日 (1433/+121.8) [M]02位 @ 10W : 05/16(月)22(日)


欅坂の表題曲MVは、「サイレントマジョリティー」が典型例ですが、CD発売週、またはその翌週に、Hot100「国内動画再生回数」順位とYouTube再生回数の増加速度が反転上昇することが恒例化しています。

「サイレントマジョリティー」は、この「発売週ブースト」を足掛かりに、Hot100「国内動画再生回数」の1位、2位に連続でランクインを果たし、再生数は30万回/日を越えるスピードで伸び、アイドルソングとしては、近年最大のロングヒットとなっていきます。

その他の表題曲MVにも、デビュー曲ほど顕著でなくとも、似たような特徴があるんですが、「風に吹かれても」は、発売週の順位が、前作の4位、前々作の7位に比べ、9位と低い上に、再生数の伸びに加速感がなく、今のところ、「発売週ブースト」の気配がない。

欅坂のMV人気は依然として高いものの、発売週を越えても、次々と新規を取り込んでいく、持続的な発展性には、やや陰りが見え始めたかな、という印象を受けます。


実は、乃木坂の「いつもできるから今日できる」MVも、同じような展開になっている。

(表9) 乃木坂シングル表題曲のMV公開6週目(W)までのYouTube再生回数とBillboard JAPAN Hot100「国内動画再生回数」順位の推移

# 表記法は(表?)と同じ
#「いつかできるから今日できる」MVは、現在7週目(7W)の途中
#「発売週」はシングルCDが発売された週

乃木坂46_19枚目表題曲「いつかできるから今日できる」MV_full ver.
43.1万回/日 (161.5/+161.5) [M]10位 @ 01W : 2017/09/21(木)24(日)
13.9万回/日 (258.6/+097.1) [M]11位 @ 02W : 09/25(月)01(日)
12.2万回/日 (344.3/+085.7) [M]21位 @ 03W : 10/02(月)08(日)
10.6万回/日 (418.1/+073.9) [M]28位 @ 04W : 10/09(月)15(日) 発売週
08.0万回/日 (474.1/+055.9) [M]41位 @ 05W : 10/16(月)22(日)
07.1万回/日 (523.5/+049.4) [M]69位 @ 06W : 10/23(月)29(日)

乃木坂46_18枚目表題曲「逃げ水」MV_full ver.
45.7万回/日 (0126/+125.8) [M]32位 @ 01W : 2017/07/21(金)23(日)
10.2万回/日 (0197/+071.6) [M]17位 @ 02W : 07/24(月)30(日)
07.8万回/日 (0252/+054.9) [M]46位 @ 03W : 07/31(月)06(日)
07.0万回/日 (0301/+049.1) [M]57位 @ 04W : 08/07(月)13(日) 発売週
05.8万回/日 (0342/+040.5) [M]55位 @ 05W : 08/14(月)20(日)
05.6万回/日 (0381/+039.0) [M]56位 @ 06W : 08/21(月)27(日)

乃木坂46_17枚目表題曲「インフルエンサー」MV_full ver.
52.7万回/日 (0198/+197.7) [M]07位 @ 01W : 2017/03/02(木)05(日)
21.2万回/日 (0346/+148.2) [M]07位 @ 02W : 03/06(月)12(日)
15.8万回/日 (0457/+110.9) [M]10位 @ 03W : 03/13(月)19(日)
16.9万回/日 (0575/+118.6) [M]09位 @ 04W : 03/20(月)26(日) 発売週
16.1万回/日 (0688/+112.4) [M]09位 @ 05W : 03/27(月)02(日)
13.7万回/日 (0783/+095.7) [M]11位 @ 06W : 04/03(月)09(日)

乃木坂46_16枚目表題曲「サヨナラの意味」MV_full ver.
43.3万回/日 (0119/+119.1) [M]24位 @ 01W : 2016/10/21(金)23(日)
16.4万回/日 (0234/+114.9) [M]05位 @ 02W : 10/24(月)30(日)
10.6万回/日 (0308/+074.3) [M]15位 @ 03W : 10/31(月)06(日)
07.0万回/日 (0357/+048.9) [M]34位 @ 04W : 11/07(月)13(日) 発売週
05.8万回/日 (0398/+040.8) [M]50位 @ 05W : 11/14(月)20(日)
04.9万回/日 (0433/+034.6) [M]96位 @ 06W : 11/21(月)27(日)

乃木坂46_15枚目表題曲「裸足でSummer」MV_full ver.
24.0万回/日 (0066/+066.1) [M]100外 @ 01W : 2016/07/08(金)10(日)
12.5万回/日 (0154/+087.7) [M]03位 @ 02W : 07/11(月)17(日)
12.3万回/日 (0240/+085.8) [M]06位 @ 03W : 07/18(月)24(日)
08.1万回/日 (0296/+056.6) [M]17位 @ 04W : 07/25(月)31(日) 発売週
07.8万回/日 (0351/+054.3) [M]18位 @ 05W : 08/01(月)07(日)
06.3万回/日 (0394/+043.8) [M]31位 @ 06W : 08/08(月)14(日)


乃木坂における「発売週ブースト」は、「インフルエンサー」MVで初めて起こり、「逃げ水」でも、微かではあるけど(笑)、一応、動きがあった。

しかし、「いつかできるから今日できる」MVは、順位、速度ともに、漸減を続けていて、引っ掛かりがなく、今のところ反転上昇の気配がない。

10月13日(金)『MUSIC STATION 2時間SP』や10月25日(水)『CDTVスペシャル!ハロウィン音楽祭』など、大きなステージで披露しているんですが、なかなか効果が出ていません。


「サヨナラの意味」MVは、『MステSUPERLIVE』と『NHK紅白歌合戦』のステージによって、順位と速度が明らかに上昇しました。

「いつかできるから今日できる」MVも、同じことを期待できますが、そもそも曲目を19枚目表題にするとは限らないので、捕らぬ狸の皮算用は止めておきます。

大箱での生歌は厳しくて(笑)、ダンス曲の方がやり易いので、最近一番のヒットである「インフルエンサー」が選曲される可能性は十分あるでしょう。


店頭CDセールス、MV人気の持続性、選抜の固定化とグループ内グループの独自路線。

CD時代の終わりに、膨張を続ける握手会アイドル。

欅坂「風に吹かれても」と乃木坂「いつもできるから今日できる」は、似たような問題に直面しているようで、坂道は今、重要な分岐点に差し掛かっているのかもしれません。


関連記事

『CDTVスペシャル』の乃木坂生歌はなぜ批判されるのか、歌えない、出られない選抜からの脱却を [27Oct17]

乃木坂19枚目オリコン初動分析、前作割れ主因は店頭セールスの大幅低下か、顕在化するCD時代の終焉 [20Oct17]

秋元真夏はセンター適性が高いのか?上昇するユニット曲MV人気と閉塞する乃木坂選抜アンダー制度 [30Sep17]

忘れられた若手育成、乃木坂19枚目は舞台映画均衡型あさひなぐ選抜も、偏った年齢層と期別枠数 [04Sep17]

乃木坂「逃げ水」オリコン初動の分析、2期の躍進と失速が示す危うい未来、選抜「冷遇」の解消を [24Aug17]



// 過去の記事を読みたい方へ

アレチの素敵な乃木坂業務連絡10Jan17 〜 関連記事の目次 (03Dec16 〜)

「ブックマーク」内に、時期別に分けた目次記事へのリンクを掲載しています。 「ブックマーク」は、PCでは左サイドバー、モバイルでは記事の最後に置かれています。

記事目次(Dec16~)
記事目次(Sep15~Nov16)
記事目次(Jul14~Aug15)
記事目次(Nov13~Jun14)
記事目次(Apr13~Oct13)


// 特集ページ

「ブックマーク」内に、以下の特集記事へのリンクを掲載しています。

プリンシパルtrois
プリンシパルdeux
星野みなみ!
楽曲情報(11th~)
楽曲情報(1st~10th)
6thガールズルール
7thバレッタ
和田まあや!
えくせれんとブログ


# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『CDTVスペシャル』の乃木坂... | トップ | 乃木坂「裸足でSummer」は近... »
最新の画像もっと見る

芸能」カテゴリの最新記事